やすらかな現在
仕事の帰りに
故郷の世田谷にて
止まり木して来ました。
カウンターではなく、
テーブルでしたが。
懐かしい駅や踏み切り
かつての通学路。
落ち着いた街路。
緑の樹木。
故郷を、そう遠くない隣のエリアに引越して数十年。
周囲とあわなかったことが続いたのでした。
今も気が付くと、友人も同じ地域の出身か、
現在住んでいる人々。
この街に来ると、
もとの自然な感覚がよみがえるのでした。
街を離れてから、無理に周囲とあわせよう、
輪に入らなくてはと
いつも外にいたのでした。
しかし、この路面電車の面影を残す
世田谷線のエリアに来ると
昔ながらの、落ち着いた静かな感覚を。
違う世界は、はじめから存在しなかったのだとさえ
思えたのでした。
ふるさとには、
自分本来の世界がありました。
ほかで得た新しい宝も、そこに置きたいですね。
青い鳥は、故郷にいました。
その道を伝えることを
はじめたいと思っています。