「Magical Music Train」 RAG FAIR
最初、収録曲を知ったとき絶対好きなアルバムになるって思ったけど、同時にズボがラグに乗っ取られてしまったと正直、思ったんだ。なんか大切なものを奪われたきがしてショックだった。本当は、よりたくさんの人にズボのことを知って、理解してもらえる好きになってもらえるそういうチャンスにも繋がることなのに。そうやって、愛されてる礼央ちゃんの曲が他にもたくさんあるの知ってるのに一度に何曲もだったからかな?逆だったらなんとも思わないのかな?なんだろうねなんでかな未だになんであの時そう思ったのか原因というかがわかんないんだけどでも、ショックだったことを無視することもできないから正直に伝えておくよ。やりすぎたアルバム聴くと疲れるアルバム今回のMMTをそう評してるよねラグは足し算と掛け算のバンドだもんそれで、いいじゃん。大人げなんてなくていいよ。私、いつも思うイチバン大人だったのは実は子供の頃だったって大好きな曲はやっぱり大好きだったよ。それだけでいい気がした。それだけが大切だと思った。広島FMさんに礼央ちゃんがゲスト出演したときDJの方の”朝散歩”の歌詞はどの程度実話ですか?という質問に「ドラえもんを読んでいるなかで、お嬢様に恋をする話があってキューピットの矢で狙うんだけど失敗して~そこから広げてつくりました」という感じのことを言っていたこれもらい!ってことで今回は曲を聴いての感想にプラスして私がイメージした漫画や本を曲の感想と一緒に紹介することにしましたあ、礼央ちゃん、このドラえもんのはなしキューピットの矢がでてくるやつのび太くんの話だったよ。01.welcome aboard!! = 「旅行のガイド本」一番最初に聴いて思い浮かんだのは大きな、手回し式のオルゴールだった荷台みたいなのに乗っててまわすと音楽と人形とかからくりで動くヤツそれを本で喩えるならガイド本かな共通してるのは、ワクワクして、覗き込む感じ。旅行のガイド本って行ったことがなくっても頭の中にばーってその世界が浮かんで別の場所へ連れてってくれるんだ。02.Magical Music Train = 「ボクの音楽武者修行」小澤征爾(新潮文庫)音楽と旅とワクワクする気持ちすぐに浮かんだのがこの本。若い頃、指揮者の勉強をするためにヨーロッパで過ごした日々を家族に向けて書いた手紙や回想をまとめたものです。文章が上手ってわけじゃないんだけどどれみふぁ~の最後に登場するバーンスタインさんとのお話も出てきたり。最初、本当に最初に聴いたときにとある曲を思い出した私の大好きな作曲家の方が提供した曲きっと、王道感があることで似てるんだと感じたんじゃないかな何回も聴いているうちにそう思ったすーっと入ってくるから。03.朝散歩 = 「まっすぐでいこう。」きらマメと花子ちゃんを思い出すのこう、首輪をぶっちぎって逢いに行く感じがね。ストレートにかわいい。ズボのとき英語だった部分が日本語になってより判りやすく、かわいい世界感になったと思う。あと男子オンリーになったことも関係するかもしれない。私、この曲がもともと、とても好きで。で、思った以上の仕上がりになってて嬉しかった。いつも一緒に熱唱する(笑)そして幸せな気分になる。だから大好き。 04.メリミー!! = 「バックトゥーザフューチャー」 いきなり映画ですみません。グダグダなパパとママをなんとかくっつけるみたいなのが思い浮かんじゃって。ドラえもんにもたしかそんな話があった気もするんだけどどっちが先なのかな~とか思いつつ。05.記念日だらけのカレンダー = 「マイブック」毎年、新潮文庫からでている日付だけが入った文庫本つまりは、日記帳なんだけど文庫の形になってるところがいいなぁと思うのです。紙とかもまさに文庫本。ブログとかもそうだけど。日記とか、手帳とかそういうのも含めて見つめなおすことの大切さを教えてくれる。なにかのインタビューでもともとやりたかった雰囲気に近いのはこのver.だと言っていたうん。確かにこっちの方がしっくり来る。ラグが成熟してきたからできるアレンジだと思う。06.生活LIFE = 「13才のハローワーク」村上龍小さいときって、今より情報がなくて仕事って親とか親戚の人のやっている仕事以外判らなくて、なりたいものになるために何が必要でどんなところに進めばいいのかって判らなかった。この本が正しい答えじゃないけど、インパクトはきっかけになる。行き方には「自分のやりたいことをやる」か「やれることを精一杯やる」のどっちかしか結局のところない気がする。”この生活が好きです”そう言えるようになるためのテーマソングだよね。07.ヤレホー!! = 「バケツでごはん」久保キリコ上野原動物園に中途採用になったペンギンのギンペーちゃんが主人公の漫画。人間社会と同じくいろいろなことがあってけっこうくだ巻いたり、愚痴ったりするのです。特に、自分が中途採用なことを気にしてる最初のあたりが思い出されます。どれみふぁ~で「労働歌」として披露されたときは彬良さんの歌をうたわせてもらってるって感じをうけたのですが「ヤレホー!」になったらラグの歌になったなぁと思いました。最初、始まりを聴いても何の曲かわからなかったよ。08.フラっとしちゃってゴメンなさい = 「うる星ヤツら」高橋留美子ラムちゃんでおなじみ、新潟の誇る漫画家高橋留美子さんの漫画です。基本、あたるくんって浮気キャラじゃないですか。で、まぁラムちゃんに”お仕置きだっちゃ!ってヤラレるわけですよ。(この作品の捉え方が正しいかは別としてください)結局、痛い目にあいそうなところが似てるな~って。歌詞と歌う人のマッチングが素晴らしい。かとさんにあんな説得されたら・・・ねぇ。あの部分引地氏だったら、張り倒す(笑)曲をきくと絵がコマ割りされたライブ映像が浮かぶぜったいライブで楽しいよ!1月のFCRイベントでの寸劇曲の数々が満を持してグレードアップした感がありありのこれぞ引地!って世界だと思います。09.全員がヒーロー = 「スラムダンクな友情論」齋藤孝(文集文庫) 「声に出して読みたい日本語」で有名な齋藤孝さんの本難点が一個あって、ルビがいっぱいあり過ぎて読みづらい。本当の友情とはなにかということをスラムダンクとか他の漫画とか実在の人物を例にして語ってるんだけどその中のひとつに”向上心を刺激しあう関係”ということを言っていてラグにも繋がるなぁと思うんだ。 ソロの時はライオンズの曲って感じたんだけどラグで歌うとラグのことを歌ってるようにいつも感じるんだ6人みんながフラットで大切で欠かせない存在で蜂の巣の六角形といっしょ。イチバン安定してる形。10.Knock!Knock! = 「青空エール」河原和音(集英社マーガレットコミックス)ひっこみじあんで初心者の女の子が憧れの名門吹奏楽部で奮闘するという現在連載中の作品でいろんなことに悩みながら、一歩踏み出して乗り越えていこうとする姿が歌詞の世界観と通じるなぁと。自分の実力と周りとの兼ね合いとか、歴史とかねこんなにファンキーな感じになるとは思ってなかった1曲。けんいっちゃんのラップが効いてる11.Let'sハーモニー = 「LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん」飯島奈美(東京糸井重里事務所)持っているわけではなくて、本屋さんで見かけただけなんですけどほぼ日からでている料理本です。はじめに書かれている、糸井さんの言葉がとても素敵で。消耗していくと、いちばん最初の一番大事なところがおろそかになってしまうから。ひとりぼっちみたいでもほんとうに一人だったら生きていけない大切なことを大切といえる落ち着いた気持ちを思い出させてくれる曲だよね。密かにハモネプver.の歌詞も好きだったりします。 12.Fall in Love(DANCE☆MAN REMIX)= 「ハッピーマニア」安野モヨコ(祥伝社コミック文庫)もとのリミックスが入ってない曲だと別なのになるんだけどいろんなものを越えてきたがために根っこは同じなんだけど表現方法が特殊になっちゃった・・・みたいな。なんだかんだで、振り回されてでもど真ん中に居るタカハシの歌って感じがしたのです。リミックスされてちょっと大人になった感じ。前のが中学・高校ぐらいだとすると大学生から社会人みたいなね。13.Good Good Day! = 「ママはテンパリスト」東村アキコもともと”きせかえゆかちゃん”が好きでその途中でちょうど始まったのがこれなんだけど歌詞事態は恋愛のことを前提にして礼央ちゃんが書いたんだけど「あなたが居るからGGD!」これって別に恋愛だけじゃなくて当てはまることもあるよな~と周りの友達を見ていても思うけど新しい世界が一気に広がってもちろん大変だけど楽しいだろうから選んでみました。でもってやっぱりこの曲楽しいよ。流れてくるとウキウキする。14.ちょっとだけ byebye = 「天使なんかじゃない」矢沢あい(集英社文庫)これ、基本の翠と晃の恋物語の部分じゃなくて聖学園の生徒会とかの感じが思い出されて実際、この曲聴いたあと全巻読んだりしたんだけど(笑) 最後の方の卒業が近くなった頃のお話でマミリンが留学するときに”あんたみたいな友達二度とできないかもしれない” って躊躇するとことかね。翠が白紙の答辞を読むシーンとかねそれを思い出したのです。ゴスペル風というよりも学校の合唱祭みたいだな~って思ったのもあるかも礼央ちゃんの声がイチバン素敵温かいけど、熱すぎなくて