弟指
こんばんは。図書館で「指の魔法」という本を借りました。「きくち体操」ってご存知ですか?体と心、脳のつながりに着目した体操で菊池和子さんという元体育講師の方が考えたものなんです。年齢に関わらず自らの体への働きかけで「体を育てる」ことができるんですって。 東京と神奈川にはお教室があるらしいのですが残念ながら私の家の近所にはありません。なので、とりあえずこの体操の本を借りました。人気があるようで、1ヶ月くらい待ちました。 その体操のなかで、手足の指を動かすというのがあるのですが、これが意外と難しい。手でさえおもいっきりグーパーすることって普段ないですよね。これが足となると、難しい・・・。 学生の頃から足の指を開くことができなかったので、「スチュワーデスの採用試験に『足の指が開けるかどうか』っていう項目があるらしいよ」という噂を聞いて、「えー!じゃあ私無理だ~!」なんていってるくらい足の指を動かすことに若かりし頃から絶望感?がありました。・・・と、足の指が動いたとしても、スチュワーデス試験に合格するわけないんですけどね 話は戻って、足の指をパー状態にするのは難しい。特に小指を動かすのが難しい!左はなんとか動くのですが、右が全くといっていいほど動かない!「ひょっとして神経通ってない??」と思うくらい。でもつねると痛いのでどうやら神経は通っているらしい。よく観察していると、この右の小指は完全に薬指と行動をともにしている。お姉さんに頼りきっている弟、という感じ。しかも!小指を開こうと力をいれると「そんなことなら私がやります!」といわんばかりにお姉さん指がしゃしゃりでて、弟指を押して動くんです。そのときも弟指はボケーっとして当然の如く身をゆだねているんですよ。自分の指ながら、自分の意志で動かないこの右の弟指(小指)くんに苛立ちと同時に、情けなさを感じました。何度も何度もやっても、一向に自立する意志なし・・・。何度やってもけなげに弟を助けるお姉さん指。星飛馬のお姉さん(あきこさん)に見えてきました・・・。 しかし、不思議なもので「できの悪い子ほど可愛い」といいますか、なんともいえない愛着を感じてしまい、ブログのネタにまでしてしまいました。おほほ。今後も一生懸命働きかけをしてみますね。この弟君が動くようになりましたら、またご報告いたします。お楽しみに! (どうでもいい??) 体が変わる!「きくち体操」 50歳からのきくち体操