ラスベガス食事編
ラスベガスの食事は何てったってバフェ。トラマルは今までにベラッジオ、パリス、マンダレイベイ、ルクソール、ミラージュ、トレジャーアイランド、MGM, バリーズ 等で食して来たが、今回ウインのバフェにトライした。バフェレストランに一歩入ると地中海のリゾートホテルのパーティ会場に迷い込んだ様に楽しい気分になってくる。料理は他ホテルと比べるとよりスタイリッシュで洗練されていると感じた。例えば白い磁器のお皿に美しく盛られた前菜やサラダ、ローストされた小ぶりのチキンやビーフ、フレンチのデザートの様な小さめのケーキ類、アイスクリームショップと同じくらい何種類もあるアイスクリーム、シャーベット等、全体に軽めの味で健康を意識しているのかシーフード、野菜料理が多い。マンゴーと貝柱のサラダは新鮮で美味。ラスベガスのバフェと言うと、以前はとにかくドカーンと量が多くアメリカ人好みのポーションが大きい肉類、丸ごとポテト、コーン、一つ食べただけで満腹になるケーキ等、西部開拓時代的料理が主流を占めていたが、ベラッジオ以降シーフードが増えて味も都会的になってきた。肉がなければ生きてはいけぬという若者はこのチョー西部開拓時代的アメリカドカーンバフェの方をお勧め。 バリーズ、ルクソール、エクスカリバー等がこの類、料金もベラッジオ、パリス、ウインより安い。トラマルは原則的に海外では日本料理は食べない。滞在中日本料理が恋しいと思った事がないし、なにより日本料理は日本で食べるのが一番と思っているからだ。しかし中華は違う。特に香港のいたるところにあるような麺、お粥店がベガスのホテルにもここ4、5年の内に出来たのは喜ばしいことである。ベラッジオ、ヴェネチアン、マンダレイベイ等のカジノロビー内にあるので行き易いし味もかなり本格派。3、4品注文するとバフェより高くなるが麺料理かお粥を1品だけなら$8~$15位ですむのでピザやハンバーガーに飽きて少し食べたい時などに良いと思う。トラマルの体険では、ヌードルズ(ベラッジオ ) は お粥 、 海鮮ヌードル、 ヌードルアジア(ヴェネチアン)は 海鮮やきそば、 ヌードルショップ(マンダレーベイ )は ワンタン麺、お粥がおいしかった。最後は、ベガスに来ると絶対はずせないルノートル。ご存じ本場フランスのケーキショップだ。(パリス カジノロビー内) 来る度少しずつ値段が上がってるのは由々しい事だが、そのおいしさに免じて許してあげよう。甘さ控えめだのヘルシーだのと聞こえはよいが、本当は甘みとコクの足りない軽く小さい日本のケーキに慣らされた舌には、本場のケーキの妥協がない甘さは目まいすら感じる。頑張って1度に2個食べようとしてもいつも1個しか食べられないのが残念である。本物のケーキとはどんなものかを教えてくれる店である。ちなみに、2年前行ったパリの本店よりもベガス支店の方がケーキの種類が多いのはなぜ?