この卵、なーんだ?
写真の写真なので、わかりにくいかもしれませんが、ベランダに積み上げたプランターにころがっている卵。これ、「ドバト」の卵です。ドバトは伝書鳩が野生化したと言われる、ハトとしてはもっともポピュラーな種類。一昨年の夏、やけにハトがやかましく鳴くな~と思っていたら、ベランダのコーナーに積み上げたプランターに巣を作っていました。巣と言っても、ごらんのとおり枝やわらくずを集めた質素なもの。糞害、そして寄生虫のことを考えて、撤去しようとしましたが、すでに卵が1個産まれており、子供たちは猛反対!仕方がないので、この卵の子がいなくなったら、巣を撤去して、鳩が来られないようにすることにしました。ハトは夫婦で子育てをしますが、本当に、こっちが心配になるほど卵を温めません。夜が明けるとどこかへ行って、間でときどき帰ってくる程度。夫婦でいるんだから、交代で見張っていればいいのに・・・。ある日、ついに卵をカラスにさらわれてしまいました。子供たちはがっかり。でも、次の日には再び新しい卵が・・。しかし、その卵をカラスが放っておくわけがありません。翌朝、「バサバサ~!!」っという羽音がしたかと思うと、カラスが「カァ~」と勝鬨をあげて、再び卵を持っていってしまいました。子供たちは大激怒。でもこれ以上ここに卵を産んでも同じこと。かわいそうなので、卵が産めないように巣を撤去しました。(本当は内心ホットした。ハトの糞は近所迷惑になりますから・・・)「あ~・・ハトの赤ちゃん、見たかったな~」って、娘はしょんぼりしていましたが、実は、ハトの赤ちゃんって、これまたびっくりするほどかわいくないんです。夢のままで終わってよかったかもね。