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2010.12.06
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カテゴリ:網膜剥離、裂孔
レーザー手術後1日目。

本当にショックを受けたのはこの日でした。

当日はもう暗かったし、散瞳したままの術後は涙目でぼやけており、
1日の疲れもあり帰宅後はすぐに就寝。

ただ、先生の
「きれいに照射できました、これでとりあえずは心配いりません」
という言葉で、悪夢は終わったんだ、的な、かなり楽観視してしまったところがあります。

術後も特にこれといった注意は頂きませんでしたし。

驚くことに、コンタクトも翌日からしてしまっていいとのこと。
目に水を入れてはいけないとかいった事項が無かったことも、
手術自体を軽視してしまった要因です。

しかし翌日目を覚ますと。

朝日に照らされた世界を見て、「悪夢は続いている」と実感しました。

前日に見えていた複数の黒い糸状のものは相変わらず浮遊しているし、
小さな小さな気泡?水泡?のようなものが数え切れないくらい、一面に散らばっています。

これって普通なの?
それとも新たに剥離、裂孔でもしている?

とりあえずこの日は区役所へ行き住民票をおこし、国保に加入する必要があったため外出。

秋晴れのすがすがしい空をこんなフィルターを通して見ることになるとは。
テンション急下降です。

今まで、ごく普通に「目が見える」恩恵を享受してきましたが。
目が見えるって、本当に素晴らしい機能。

何がいけなかったんだろう?
予防はできたのかな?

道々、新しい黒い点を発見する度に背筋が凍りつきます。
この黒点が今後大きくなることもあるのだろう…
もう二度と、以前のようには世界を見れないのだろうか…
いずれは黒点が左眼の視野を覆い尽くしてしまうのだろうか…

などと考え及んで、歩きながら泣いてしまっている自分がいました。

結局区役所へ行ったその足で、再診には1日早かったのですが受診することに。

担当の先生はいなかったので、別の先生から説明を受けました。

レーザー手術は剥離や裂孔の進行を食い止めるもので、
異常な見え方が矯正されるわけではないとのことでした。

また、現在の異常な見え方は眼球内の硝子体が出血で濁っているためで、
1ヶ月程かけて代謝され、薄くなっていくそうです。
しかしそれも100%なくなる訳でもないのでしょうし、
個人差も大いにあるでしょう。

安心には程遠い、覚悟を決めなければ、という気持ちでした。






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Last updated  2010.12.07 01:26:14
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