発見、イケメン眼科医
そう言えばフランス語の病名は。網膜裂孔:La dechirure retinienne ラ・デシリュール・レティニエンヌ網膜剥離:Le decollement de la retinne ル・デコルモン・ドゥ・ラ・レティンヌ========================================さて、先月残念な結果に終わった、ドクターRによる網膜裂孔の経過観察。「1年後まで来なくていい」と言われたが、まさか納得できるはずもなく12月のうちに別の眼科医と次の予約を取り付けることに。眼科リストを眺め、吟味。ドクターCはダメ、過去に泣かされてる。ドクターFもダメ、診察料金の高い白内障手術しか興味がなく、手術を希望しなかったマミーを泣かしている。…日本製の検眼機器が良質でとっても満足している、という理由で日本人である私には毎回優しいが。相手によって態度が違う人間は、自分が弱っているときにこそ信用できない。・・・と消去法で、目に留まったドクターD。早速電話すると、受付の女性が、症状は?と。おお~~~~~~!!症状を聞いてくれるなんて、なんとレベルの高い!(いや、日本の眼科でならフツーですけどね・笑)症状を話すと「ドクターDの専門は水晶体及び角膜です。網膜の専門はドクターSなのでそちらの秘書に繋げますね。」おお~~~~~~!!機転が利いてるじゃないですか!(いや、これも日本じゃフツーのことですけどね・笑)秘書の段階で好印象です。コレはもしかして期待できるやも!?はやる気持ちにドキドキしながら名前を伝えると「あら?2008年に受診していますね?」と秘書。そこで思い出した!そう言えば大分前にかかって、超好印象だったのに名前も住所も控えていなかったおかげで(私の中では)行方不明だった(笑)、イケメン眼科医だった!!!!その時はあんまり若いので(多分私と同い年か年下か)研修医か?くらいに思っていたのですが。本日診察を受けたらやっぱり彼でした。で、たまり積もったドクターRへの不満を爆発。イケメン眼科医、見かけも温和ですがしゃべっても温和です。憤る患者の心理をご存知でいらっしゃる、同情をこめて聞いてくれました。で、ドクターRの時は話す余裕も与えられなかったのですが、実は網膜剥離を疑うべき症状、光視症があることも伝えました。※光視症とは、暗闇でまばたきをする折、ピカッと目の端に稲妻のように光って見えることです。いつから見えていたのかな、というか、みんな普通に見えているんだと思っていました「ほら、目をぶつけた時とか、星が見えるでしょ?」と友達の看護士に話したら「それはマンガのハナシでしょ!」と言われました(^^ゞ網膜剥離について調べていてようやく、「飛蚊症+光視症=網膜剥離の可能盛大!」という図式を知ったのでした。ああ、おそろしや。ということで、いざ診察。裂孔には「なかなか大したモノだ!」と敬意?を払っていただきました。…同情が欲しいわけではないけど、前のドクターのように自分では結構大したことを「大したことない!」などといわれるとカチンとくるのが人情というもので。そして、重大点。「眼底にはまだ前回出血した時の血液が残っており、それが原因で裂孔箇所に炎症が見える。炎症は網膜を引っ張り新たな剥離を引き起こすことがあるので、炎症ないし血液がすべて代謝されるまでは6週間に1度の診察が好ましい。」とのことでした。残念ながら、角膜など目の表面の炎症ならともかく、目の奥に位置する網膜の炎症には、抑える薬も目薬もありません。診察結果は、怖くないと言えば嘘ですが。何よりもドクターの誠実な対応と詳細な説明に、感激です。最後まで私の言葉を聞き、尊重し、大丈夫?と確認を怠らず、信頼感を与えてくれました。「レーザー手術はつらくなかったですか?」等も聞いてくれ、「30分ほどかかると言われていましたが10分ほどで終わってしまいました」と答えると、「これだけの照射数で10分とは!ジャポネは優秀だね!そうそう、この検眼機器もジャポネだよ!」とジャポネ心をくすぐるようなことも言ってくれましたもし再び剥離が起こったら、キャビネにレーザー設備もあるし(ドクターRのキャビネにはなかった)、いつでも電話をかけてきて、とのこと。信頼できる、しかも目の保養にもなる(笑)イケメン眼科医のおかげで、この先ももう少しここで生活できるメドが立ちました。新年は幸先がいいような?