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2010.12.08
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カテゴリ:網膜剥離、裂孔
強度近視なのでコンタクトレンズの度の調整の為など
フランスに来てから眼科受診は何度もしていますが、
今回は網膜裂孔の経過観察です。

過去をさかのぼり、優しい印象を受けた眼科医を選んで予約しました。

フランスの眼科医は他の医師同様、個人プレーです。
というかフランス人全体が個人プレー?

日本の眼科では受付を済ませると看護士か助手に呼ばれ検眼をし、医師の診察、そして受付で会計となりますが、

フランスの眼科では受付はいるものの、検眼も医師が行い、そのまま診察、そして医師に会計します。
(会計を医師に行うのはどの科でも同様)

分業をしないので、いざ呼ばれるまでは本当に待たせられます。(一応予約してるんですが?)

そこでフランスの眼科医に必ず見かける、ターンテーブル。
これ、すごいです。

ターンテーブルの上に、検眼、眼圧、診察台がすべて組み込まれていて、
医師はターンテーブルを回し、座ったまますべてをこなすことができます。

レンズ調整もウィーン、カシャっと、ボタンを押せば希望の度の入ったレンズが挿入されるという仕組みです。

そして、この機械は当然ながらかなり高いらしいです。

日本の眼科は人件費にお金がかかりそうですが、
フランスの眼科は機械にお金をかけるんですね。


では肝心の診察。

まったくもって残念な感想を抱いて帰ってきました。

問診してから診察に移り、眼底検査をして。

「うん、いいよ、よくできてるよ。大丈夫、問題なし」

えーーと。
もっと説明とか。

「じゃ、これで」

と切り上げられそうになり、

「あのう、次はいつ来れば・・・?」

には

「1年後かな!」

…日本の先生は月1の診察を、と言っていたのに~。

つまりですね。

私の目はもう手術済み=用済みなので、もう治療費が取れない、という態度がありありなのです。

なんてドライ。

網膜裂孔についても、
「近視の裂孔はよくあることだからそんなにドラマチックに落ち込まないで!」

なんて軽い。

また、ひどい飛蚊症については、日本の眼科医は
「そのうち薄くなりますから」
と言ってくれたのに対し、

フランスの眼科医は
「あ、それはもう消えないね!」

ガーーーーーン。。。

ま、フランス人に今更何を望もう。

早々に切り上げたい様子の眼科医に
今後の生活についてなんとかしがみついて聞いてみたのが下記。

向こう6ヶ月避けた方が良いこと:

-転ぶこと。
…誰も好き好んで転んだりしないし・笑
でも転ぶ率の高いスキーやスケートは避けるべき。
…この間しちゃったけど・てへっ

-頭部に衝撃を受けること。
…これも不意打ちだなぁ。

-頭部に振動を受けることーバイクや荒地のマウンテンバイク、トラクターの操縦、ジェットコースターなど。
…ジェットコースターはともかく、どれも元々しないし・笑

-球技。
…目に当たる危険性があるため。

-登山。
…高度による気圧変化が良くないらしい。
…って去年はスイスの標高3000メートル登っちゃったし、
今年は富士山五合目(2500メートル)行っちゃったんですが?もしやそれも原因の一つ?なんてこった。。。
ちなみに飛行機は気圧が安定されてるから問題ないんですって。

さてさて。
この町にはまだまだ眼科医はいるし、毎月転々としているうちにいくらかましな先生に出会えるさ。(本当?)

来月に続く。





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Last updated  2011.01.08 08:12:58



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