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カテゴリ:網膜剥離、裂孔
術後4日目。
経過は良好らしいが見え方は依然変わらず。 陽の当たるところでは特に黒い糸状のものや気泡のようなもの、 黒点がくっきり見えて気が萎えるので、 暗がりや曇りの日を好むように(笑)。 予定ではそろそろ新潟に移動することになっているので 先生に聞いてみました。 「新潟に移動してそのままフランスへ帰る予定なのですが大丈夫でしょうか?」 「それならフランスへ戻る前にもう1度新潟の眼科で診察を受けて帰ると良いでしょう」 と紹介状を書いていただきました。 新潟では温泉へ行くことになっているのでその点も尋ねると「問題ないでしょう」とのこと。 (焼肉とか温泉とか、シリアスさに欠ける患者と思ったに違いない・笑) 原因については、先生は「起こるべくして起きた」と。 若年層の網膜剥離の原因については、 強度近視の人が重いものを持ち上げたり、 目にボールがぶつかったりとか、 出産時にいきんで発症したケースもあるようですね。 はたまたボクサーだったりといったことが言われます。 (友人からは「君って実はボクサーだったりする?」なんて言われました・笑) しかし強度近視の人全員が重いものを持ったから発症するわけでもなく、 やはり「起こるべくして起きた」としか。 たまたま私の網膜が薄くて、たまたまこのタイミングで穴が開き、剥がれてしまった、 たまたまそういう体質だった、それだけのことです。 それでも、生活態度を振り返ってみると。 日本に来る前から多忙な日が続いて息を付く暇もなかったし、 着いたら着いたで連日、すべての面において段取りの全く異なる主人を相手にイライラし通しっぱなしで、 頭に血が上ってプチッと穴が開いてしまった、とも考えられなくもありません。 先生からは一笑されましたが。 で、以来。 主人にイラッときても、爆発することがなくなりました。 「そんなことでイライラするより、人生もっと大切なことがある」 と思えるようになりました。 日常的に見える、黒い糸やら気泡やら黒点やらが、 イラッとする気持ちに冷や水をかけてくれるようです。 主人と娘の合言葉も、 「イライラしたら目がぴちゃっとしちゃうよ!」 で、効果抜群です。 以来、荷造りはすべて主人任せです。 以前は私がすべてやって、何がどこにあるかすべてを把握していないと気がすみませんでした。 しかし、「そんなことよりももっと大事なことがある」思考で、 基本的なところだけ私がやって、あとはほとんど主人に任せました。 それによって彼も私の今までの苦労をわかってくれたので、ある意味副産物でした。 その後は。 新潟での診察結果も良好で、予定通り飛行機に乗ってフランスに戻ることができました。 明日はフランスで初めての診察が待っています。 緊急だったため左目だけを診てもらっていましたが、右目も見てもらう必要がありそうです。 我が家に戻り、落ち着いたためネットで色々探してみましたが、 私のケースよりももっと深刻な方のブログ等を見つけ、 改めてことの重大さを思い知らされ、今更ながら安静な毎日を過ごしています。 それで思ったのは、やはりあのタイミングで発症したのは不幸中の幸いでした。 担当いただいた横浜スカイビル眼科の林先生、サイコーでした、ぶらぼーですっ 翌日、不安になり受診した時に、丁寧に説明してくださったもうお一方の先生にも感謝です。 みなさん、飛蚊症が進んだかな?と思ったら、早めの受診をお勧めします。 網膜剥離は早期発見、早期治療が肝心です。 その際は是非横浜スカイビル眼科へどうぞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.08 06:08:58
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