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カテゴリ:慣習行事と料理
Petit Quotidien
プチ・クォティディアン フランスも子供向け雑誌などの定期購読がたくさんあります。 その中でpidooオススメがコレ。 娘の従兄弟が6歳の頃から読んでいる週刊誌です。 と言ってもたった4ページ、写真やイラストたっぷり、字も大きめなので数分で読めてしまいます。 これに興味を持った娘もお下がりを読んで(眺めて・もしくは読んでもらって・笑)いますが、 読んであげる大人にも非常に勉強になる内容ばかり! そう言えば故・パピーマミー(祖父母)も愛読者でした。 内容は子供向け新聞で、社会情勢や世界の出来事など非常にわかりやすく説明しており、 「NHK週間子供ニュース」を彷彿させます。 (ちなみにこの番組も大好きです) で、今日受け取った号の特集は。 「シャンドラーChandeleurになぜクレープを食べるのか」 シャンドラーはキリスト教の宗教行事で毎年2月2日、 なぜかお祝いにクレープを食べる日になっています。 節分に豆を食べる感覚で、 宗教心の薄い一般家庭でも「今日はクレープを食べなきゃ!」となんだか嬉しそうです。 そしてpidooの毎年の小さな疑問、「なぜクレープ?」の謎が今年ようやく解明しました。 プチ・クォティディアン曰く。 「キリストが生まれるよりもっと昔。 シャンドラーの日には春の訪れを祝い、太陽の形に似たクレープを食べる習慣があり、語源はChandelle(ろうそく、あかり)。 その後キリスト教において、”キリスト=(世界の)灯火”として祝うようになった」 のだそうです。 それに付随して、クレープを焼く際の願掛けも後世現れました。 フライパンを持つ手に金貨を握り、クレープを上手にひっくり返すことができたら、 1年金運に困らないのだとか。 クレープを食べる日は他にももう1日あって、マルディ・グラMardi Gras、今年は3月8日です。 辛党のpidooにはあまり感情のない日なのですが…(^^ゞ 皆さんはクレープ食べましたか? 願掛けも一緒に、大勢でワイワイ言いながらクレープパーティをして見るのも楽しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.04 23:10:01
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