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2011.02.02
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カテゴリ:慣習行事と料理
Petit Quotidien
プチ・クォティディアン


フランスも子供向け雑誌などの定期購読がたくさんあります。

その中でpidooオススメがコレ。

娘の従兄弟が6歳の頃から読んでいる週刊誌です。
と言ってもたった4ページ、写真やイラストたっぷり、字も大きめなので数分で読めてしまいます。

これに興味を持った娘もお下がりを読んで(眺めて・もしくは読んでもらって・笑)いますが、
読んであげる大人にも非常に勉強になる内容ばかり!
そう言えば故・パピーマミー(祖父母)も愛読者でした。

内容は子供向け新聞で、社会情勢や世界の出来事など非常にわかりやすく説明しており、
「NHK週間子供ニュース」を彷彿させます。
(ちなみにこの番組も大好きです)

で、今日受け取った号の特集は。
「シャンドラーChandeleurになぜクレープを食べるのか」

シャンドラーはキリスト教の宗教行事で毎年2月2日、
なぜかお祝いにクレープを食べる日になっています。

節分に豆を食べる感覚で、
宗教心の薄い一般家庭でも「今日はクレープを食べなきゃ!」となんだか嬉しそうです。

そしてpidooの毎年の小さな疑問、「なぜクレープ?」の謎が今年ようやく解明しました。

プチ・クォティディアン曰く。
「キリストが生まれるよりもっと昔。
シャンドラーの日には春の訪れを祝い、太陽の形に似たクレープを食べる習慣があり、語源はChandelle(ろうそく、あかり)。
その後キリスト教において、”キリスト=(世界の)灯火”として祝うようになった」

のだそうです。

それに付随して、クレープを焼く際の願掛けも後世現れました。
フライパンを持つ手に金貨を握り、クレープを上手にひっくり返すことができたら、
1年金運に困らないのだとか。

クレープを食べる日は他にももう1日あって、マルディ・グラMardi Gras、今年は3月8日です。
辛党のpidooにはあまり感情のない日なのですが…(^^ゞ

皆さんはクレープ食べましたか?
願掛けも一緒に、大勢でワイワイ言いながらクレープパーティをして見るのも楽しいですね。





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Last updated  2011.02.04 23:10:01
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