カテゴリ:早期英語教育
と一言で言っても、いろいろなケースがあると思うのですが、とりあえず、私が知っているケースについて今日は書いてみたいと思います。
今、幼児期に英語学習をしていて、その後、学童期の6年間、全く英語の勉強をしないで、中学生になって、英語の勉強を再開(?)したというお子さん二人の個人指導をさせてもらっています。 幼児期にどんな英語学習をしていたのかというと、いわゆる「かけ流し+暗唱」といった方法で、単に週に1回英語教室に通うという学習方法ではなく、さわこの一日などは、3分の1くらいは、暗唱して言えていました。 但し、読み書きは一切できない状況でした。 で、その子達が、中1になった時、どの程度英語ができたかというと、、、残念ながら、殆ど全くといっていいほど、英語は忘れていました。 また、実際に英語の勉強を再開してみてどうかというと、初めて英語を勉強する子と比べると、一人目のA君の場合は、初めて英語をやるB君に比べると暗唱するのがとても早く、英語の発音もいいです。(これは、たぶん、幼児期の英語学習のお陰だと言っていいと思います) ただ、二人目のCちゃんについては、中1で初めて英語学習をはじめたDちゃんの方がやる気があるので、暗唱などは、初めてのDちゃんの方が早くできますし、Dちゃんは、CDをとてもよく聞いてくるので、発音もすごくいいです。 ですから、こうして考えてみると、幼児期にやった英語がためになっているかどうかは、とてもわかりにくいものです。 ただ、Cちゃんに関しては、ちょっと物覚えが悪い方なので、逆に、幼児期の英語学習体験がなかったら、もっと英語を覚えるのに時間は掛かっていたかもしれないので、それが役に立っているのか、無駄になってしまったのかは、証明できない状況です。 ということで、比較する分母数が少なすぎて、とても結論は出せないのですが、幼児期にやって、その後、何年もやらないでいると、殆ど英語を忘れてしまうということはあるのかもしれないのですが、それでも、それが、無駄になってしまったという証拠もないので、それなりに、役に立ってはいるのでは? と私は、一応、思っています。 ただし、幼児期に、読み書きまでできるようになっていた場合は、本を読み続ける(学習として意識していかないまでも)ことで、ある程度の英語力の維持はできるような気もするので、乳幼児期の英語教育の一つのポイントは、とりあえず、英語の読み書きができるまでは、続けるということなのではないでしょうか?、、、、、と勝手に思ってもいます。 年齢的なことはよくわかりませんが、娘の英会話の先生には以下のようなことを言われたことがあるので、そのことを少しだけ、書かせていただきます。 娘は、今、アメリカに4~5年住んでいたT君と二人の帰国子女クラスにいるのですが、先生のお話だと、この1年T君の英語力がどんどん落ちているのに対して、娘の英語力はどんどん伸びているそうで、その辺が、娘の場合と帰国子女の場合との大きな違いだそうです。 ただ、これは、お世辞で言われたのかもしれないので、実際のところはわかりませんが、、、。 私からみると、話す力(流暢さ)は、1昨年アメリカから帰国後は、落ちているようにも感じるのですが、読み書きの力はついて来ている気がするので、そういうことなのかなあ?と思ったりもしています。 娘は今9歳なので、まだまだ、英語学習を止めたら英語を忘れてしまう年齢かもしれませんし、まだまだ現段階で、英語力がどうのこうのというレベルではありませんし、今現在、一日、数分の英語のワーク学習しかしていないので、こんなことでどこまで伸ばせるのかはわかりませんが、結局、小学校に入学以降は、学校優先の勉強をするしかないわけで、また、子どもの要望で、お稽古事も増え、英語より大切なものがたくさんあるので(これは、幸せなこと)、英語どころではない生活です。 でも、うちの場合は、乳幼児期に英語をやっていたお陰で、英語の本が読めるので、そうした英語の本を楽しむことで、英語力の維持ができるのでは?、、、と、かすかな期待もしています。(って、こればかりは、現段階では何もわかりませんが、、)。 ということで、乳幼児期にやった英語の維持って、ある意味、英語の読み書きができるかできないかということとも関係しているような気もするのですが、その辺は、どうなのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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