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  確定申告に行きました。

  最終日の今日やっと確定申告に行ってきました。私はいわゆるＳＯＨＯですが、大した収入もなく控除項目も少ないので簡単なものです。なぜ遅くなったか？私のようなＳＯＨＯの場合、個人事業者として扱われるケースと税金を引かれて支払いをされるケース（給与）があります。その場合は源泉徴収をもらわなくてはいけません。昨年はじめてお仕事をさせていただいた会社から源泉徴収をいただいたのが一週間前。その後、普段はヒマなのに急に仕事が忙しくなり、結局今日まで提出できませんでした。というのは言い訳で、いつもギリギリなんです。ゆとりをもって行動したいって思うのですが、面倒なことはつい先延ばしにしてしまう。なんとかしたいこの性格。学生でなくなって、とても長～い時間が過ぎましたが、「時間割」がわからなくて体育着や教科書を用意していない夢を見ます。テスト期間も今日は何のテストか知らない時もあるくらい、いい加減でしたから。でも夢の中にでてくるのだからどこかでマズイと思っているのでしょう。小心者だからなぁ。だから熊楠みたいな人に憧れるのでしょう。話は変わりますが、図書館で借りた本の中に死んだ蚊がいました。随分とマヌケな（蚊からすれば不幸な）タイミングでそこにいたものです。ページをめくった時点で挟まれたのならそれほどの圧力はかからないと思いますしそれほど潰れてはいないですが、圧死でしょうか。飢え死にでしょうか。この本は倉庫にあるので借り手がそんなにいると思いませんが、蚊の死体はそう時間がたっているようにも見えません。いずれにしてもそこにいる限り決して琥珀にはなれません。この写真をとって土に戻しました。

  2005/03/15

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• マクロの目、ミクロの目

  地球自身が起こしたことが原因で自転が早まったとの事（スマトラ地震）にロマンチックだよなぁ、と或る方の日記に書いてあった。本質的に優しい方の日記なので、あくまで客観的に見た場合の感想だ。（と思う）ある意味そうだと私も思った。ずっとずっとズームアウトして、遠い星から見たような状態になった時、そのように考えるんじゃないかな。遠くの星が大爆発した様子を望遠鏡で発見したら「宇宙のロマン」とか感じるような気がする。その星に生命体がいるとかいないとか、酷い目にあっているとか考えなくって。しかしズームインして顕微鏡で見たら、そこに住む生命の苦しみがよく見えるはずだ。本当に小さな頃、西部劇を見ると「インディアン」は悪い人に思えた。「アンネの日記」を読んだりや「紳士協定」を見ればユダヤ人に気持ちがいく。「アラビアのロレンス」を読めば、アラブの人の不遇に少し心が痛む。遠い見知らぬ国の人がたとえば戦争で何万人亡くなろうと実感として悲しみはない。多くの報道などで近くに感じる国の惨劇は悲しく感じる。身近な人の死は見知らぬ人の何万人の死よりも重い。いつでも主観的な目と客観的な目を持ち続けたいと思う。上手く表現できないけど。

  2005/03/14

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• 「日々の暮し方」追加

  「小便」についての追加。こういう下世話な話題が好きなのだ。前の日記で書き忘れたが、「連れしょう」ではなく「連れション」って言うしね。確か、男性用小便器にハエのシールが貼ってあるヨーロッパの国の空港がある。ハエのシールはキャラクターのように可愛いものではなく、リアルだ。シールを貼ってから掃除にかかるコストが大幅に削減されたそうだ。テレビ番組で見た事がある。男性は的に向かって用を足すらしい。殿方は生まれながらに獲物を狙うハンターかまたは消防士？子供の頃、羨ましかったな。

  2005/03/12

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• ボーヴォワール

  高校生の時だから少し前（ウソ）のこと。同じクラスに無口な女子の同級生がいた。理系クラスだったので、変わり者は多かったが彼女もどことなく不思議な雰囲気を漂わせていた。綺麗な人だが雰囲気は地味、いつもお弁当をお弁当箱ふたで隠しながら食事をしていた。ある時二人で体躯の見学をすることがあり、初めて親しくは話をした、お父さんは自営業で、なんだかんだと饒舌に自分の事を話してくれた。そして突然我に返り、ちょっと芝居がかった口調で「はっ、私はなんでこんなにベラベラと話してしまったのだろう！」と言った。私は変っている人が好きで、さりげなく話を聞きだすのも得意だと思う。それがきっかけで親しく話すようになった。夏休みがあけて暫くして彼女が言った。「この前ね、ボーヴォワールのお墓参りに行ってきたんだけど・・・」ボ、ボーヴォワールってサルトルのパートナーのあの『第二の性』のあの人ですか！まるで田舎のおばあちゃんのお墓参りにでも行った様な口調。私が高校生時代は海外旅行に行くことは少なく、行ってもほとんどがハワイやグアムだった。彼女にとって「フランス」は普通だ。聞くと、ピアノは勿論バレエなどお嬢様の習い事はほとんどしている。彼女と私の住む市は違うが、彼女のお父さんは実は私の家の近くで医院をやっていた。行ったことがある、、、セミヌードを見られているな、大したもんじゃないけど。

  2005/03/06

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  去年の薔薇

  去年はバラが何故か見事に咲いてた。何の手入れも、肥料もあげていないのに。今年も咲いてくれるかどうか。薔薇の文字は‘バラ’より怪しい感じがするのは私だけですね。 去年はクレマチスモンタナも沢山咲きました。蓼科の「バラクラ　イングリッシュガーデン」には何度か行った。植物の間引きがかわいそうでしないくせに、水をあげないで平気で植物を枯らす残酷な私。不精な私にとって地植が一番。そして手入れをしない庭の様子をイングリッシュガーデンとよび自己弁護。ずっと前友人が誕生日にくれたヨーロッパの名園の写真集に興味深い文章があった。１８世紀半ば「自然風庭園」、「風景式庭園」の「英国庭園」はフランス式整形庭園と正反対で自由で伸びやかな政治理念の象徴だった。ルソーなども崇拝者だった。しかし実際は、その庭を作るため、地主は村民たちに地上げのように移住を迫る。どかない住民に対して貯水池の堤防を切って反対住民の家を押し流した。トヨタの工場もある、イギリスのダービーシャー。そこにあるチャッツワースの庭園の管理者でパクリストンという人がいる。ロンドンの博覧会で鉄とガラスのクリスタルパレスを作った人。造園家でエンジニアで鉄道経営、新聞、雑誌の発行者と多彩だった。そういえば２１世紀はじめての博覧会、愛知で開かれますね。庭師といえば、ピーター・セラーズの「チャンス」、いい映画だった。ピーター・セラーズと言えば「何かいいことないか子猫チャン」（いや普通はピンクパンサーだが。）ピーター・セラーズ、美しいピーター・オトゥール、奇才ウディ・アレン、アラン・ドロンと婚約してたロミー・シュナイダー、に初代ボンドガールのウルスラ・アンドレスと豪華。なのにひたすらドタバタの喜劇。美女と６０年代ファッションを見るだけでも楽しい。ピーター・オトゥールは躁鬱のむらが多いらしいが、それが作品に幅を持たせているらしい。映画を観た時は‘pussycat’の意味知りませんでした。

  2005/03/04

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• センス

  今日書いた下の日記「アウトドアでサンドイッチ」から派生。料理の写真、なかなか上手く取れない。ある掲示板で地元のレストランのＨＰの写真が不味そうでＨＰ無いほうがいいと書いてありました。リンク先をのぞくと確かに不味そうな料理の写真が。。。今は閉鎖されました。外食する時、思い切り外観や内装に拘っていないが人が入っているお店。小さめのお皿に山盛り。占有スペースが狭い。でも味で勝負！って感じがする。センスの良いお店は味も良さそう。味覚もセンスだし、盛り付けや器も勉強になるし？運転資金が無くて手作りでもセンスがあるお店は美味しそうな気がする。中途半端なお店、内装とか頑張っているのに手作りでもちょっと違うなってお店には入らないなぁ。

  2005/03/03

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• 昨日は何の日？　旅は一人が一番

  昨日は以前付き合っていた人の誕生日だ。私は数字を覚えるのが得意だった。メモを取らない性質なので、記憶するのは得意だった。最近はめっきり駄目・・･老化？数字と事柄は記憶しやすいが、カタガナはまるで覚えられない。生物の授業で出てくる、意味不明の名前を覚えるのは苦痛だった。最近の映画は邦題をつけない。かといって英語で表記されるわけでもなく、カタガナだ。フランス映画などはまだ素敵な邦題がつけられることも多い。ルコント監督の「仕立て屋の恋」、「髪結いの亭主」などどうですか！邦題に惹かれませんか？実は語学が出来ないというだけだが。電話番号など数字を記憶する時、私の脳のキャパが少ないので２桁ずつ覚えることが多い。１６９、２５６など特別な数字をのぞいて。２桁の数字はさらに分解してイメージする。５４なら６×９。７９とか大きな素数は一番覚えにくい。だが、日付は数字というより、文字の感覚で記憶しているらしい。２７日は３×９とは思っていない。前置きが長くなるのが私のくせだ。話が枝葉に分かれて、結局何が言いたかったのか時々忘れるほどバカな私だが、結論を先に題名にかいてあったので今回は大丈夫。付き合った人とはお互い嫌いになって別れてないので、その後も友人関係が続く場合が多い。だが昼メロ真っ青の人生を過ごしてきた当時バツ２だったその人だけは違った。彼とは最初、遠距離恋愛だった。桜の時期、真中あたりの京都で落ち合った。久しぶりに会えたので嬉しかったが、混雑するその時期交通手段が上手くつかまらず、私は色々見て回りたいのに、彼は「pinokoちゃ～ん、ボク疲れっちゃったよ」言う。はぁ、つくづく一人で来ればよかった、、、と思った。そういえば新婚旅行でイタリアに行った時、当時の夫？も精力的に観光したがらなかった。新婚旅行だけれど、単独行動も多かった。そして式の為に伸ばしていた中途はんぱなウザったい髪をローマで切った。オードリーに憧れはないけれど。結婚願望のない中学生の頃、他にも好きなスターはいたが結婚してもいいなぁと思ったのはグレコリー・ペックだけだ。なんとずうずうしい！やはり旅は一人が一番だね。

  2005/03/02

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• 生まれ変わるとしたら・・・

  と言っても松田聖子ではない。（若い人は知らないか）昨日続くと書いておいて今日続きを書かない、飽き性の私の本領発揮。以前「生まれ変わるとしたら何になりたい？」と聞かれた。私は生まれ変わりを信じてないし、宗教や占いにも興味がない。大槻教授の「超能力ははたしてあるか」という本をもっているくらいだ。自分が絶対正しいと思っているところが宗教家や占い師が苦手な理由。そうでない人もいるかもしれないが、それはそれで宗教家や占い師としては正しくないように思う。人気の霊媒能力者がテレビ番組で回答しているのを見ることがある。霊がまるで見えない私でも同じ答えをもつ。自分はこう考えるが参考にしてね、というスタンスではない。相談者が相手からもらった答えをそのまま信じれば、自分で考えることをしないで済む。でもその力を借りなれば泥沼から這い上がれない沢山の人がいるのだから、有益なのだろう。ただどうしよう無い危機から救われた後、他力でなく自分で解決する能力を持ちたいものだ。話が大きくそれました。私は「深海魚か高い知能をもつ宇宙人」と答えた。今よりずっと大きな世界か、若しくは閉ざされた世界のどちらかがいいと思ったから。自由を多く持てない生活をしているその人は、鯨になりたいと語った。広い海を‘自由’に泳ぎまわって自分の好きな時に私に会いに行くと。私が深海魚なら哺乳類である鯨のその人は一生会うことができないだろう。私が宇宙人ならその人の意思とは関係なく、行動範囲の広い私が気が向いた時に会いに行くことになるだろう。予想外の私の答えに、嬉しそうにやられたな、とその人は言った。そしてスコッチを飲みながら楽しい会話だ、とつぶやいた。

  2005/03/01

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  ニャン子の思い出

  １０年以上前、まだ実家にいた頃シャム混血の猫がやってきた。名古屋の言葉ではないが「みゃぁ、みゃぁ」と掃出し窓の曇りガラスの向こうから控え目に鳴いていた。母がかっぱえびせんをあげた。体には悪そうだが。お腹が空いているのか猫はがむしゃらに食べた。飼うつもりはなかったので安易に「にゃんにゃん」と呼んでいた。後に病院に行った時、にゃんにゃんでは変だから公式の名前をニャン子にした。ある日家の裏でか細い、子猫の鳴き声がした。にゃんにゃんが子猫を生んだのだ。３匹。オス２匹とメス１匹。その時は性別もわからず、男の子は「ミー」「タマ」と女の子は「クロ」と名づけて飼うことにした。相変わらず安易な名前の付け方だ。「ミー」は母親似、タナは黒白、クロはその名の通り真っ黒。父親は黒い猫だったのだろうか？野良猫だったにゃんにゃんは触ろうとすると、「ギィー」という声を出し、爪を立て、睨む。彼女との間のパーソナルスペース？は狭くなることはあっても結局は無くならなかった。だから家の中では飼えなかった。家の外にお家を作ってあげて４匹は暫くそこで暮らした。にゃんにゃんを無理やり網で捕まえ動物病院で避妊手術をした。その時、私の母は腕に傷をおった。にゃんにゃんは、ますます人間に対して不信感を持ったに違いない。避妊手術についてはにゃんにゃんにとって良かったのかどうかはわからない。これ以上猫が増えたら困るのはこちらの問題だ。もし飼わないとして、子猫たちが死んでしまったら可愛そうと思うのも人間側の感情だ。もしかしたら子猫が死んでしまおうとバンバン生む事が猫の幸せかもしれない。動物にとって自分の遺伝子を残すのが大きな仕事だろうから。にゃんにゃんは、食べ物の心配をしないかわりに生殖本能を無くした。 続く

  2005/02/28

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  初めての・・・

  初めての日記。実は２６日に開設したので、これは後から昨日の分として追加しています。楽天広場の方々の日記にコメントをかかせていただいています。琴線？に触れる話題があると自分のページでもないのに長々と書きたくなることや、たまには料理の写真など載せようかと思い始めました。タイトルの写真は永代橋辺りから撮ったもの。天気が良くなかったのでモノクロームにしました。以前会社がこの辺りにありました。倒産しちゃいましたが。山一証券さんじゃありません。下町を８キロ！ほど散歩した時に撮ったものです。永代橋近くに「食糧会館」というレトロな日本では珍しい中庭を持つビルがありました。昭和初期の建物でよくロケにも使われていました。それが取り壊しになり、マンションが建ちました。食糧会館のオマージュという意味かアーチ型のエントランスになっていました。タイトル右写真 在りし日の食糧会館代官山アドレスにも同潤会代官山アパートの記憶をとどめるものがあったように思います。代官山といえばヒルサイドテラスを設計した槇文彦氏に関してですが好きか嫌いかはっきり別れるように思います。鶯谷や表参道の同潤会アパートも大分前に取り壊されてしまいました。仕方がないのですが寂しい気もします。

  2005/02/25

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