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• 今週末からツアー？

  相方がツアー・オブ・ジャパン（ＴＯＪ）に出ることになった。昨年は市民レースだったが今年は国際自転車レースの方での出場だ。二度とない！？滅多にない機会。完走できれば18日～25日のうち七日間がレースとなる。当初、最初のステージの大阪は観戦しないつもりだったが大阪まで新幹線の移動で荷物も多い為、荷物持ちのマネージャとして同行することになるだろう。本来所属しているチームではなく実業団選抜チームとしての出場なので私の行動は、相方とは異なる。宿泊先・移動など基本的に一人で動く事になる予定。それはそれで楽しみ。のんびり鈍行に揺られたり、駅弁買ったり、名物食べたり。自由に動けるのは楽しい。前半は、大阪～奈良～美濃～飯田。後半は、一日休みを挟み富士山～修善寺～大井（東京）。前半戦にはずっと同行して応援するかもしれない。後半は富士山は行かず、修善寺・東京は日帰りかな。どうぞ東京まで戻ってきてください。ところで前半のコースの移動、車を使わないで移動するのは結構大変そう。奈良～美濃、美濃～飯田は交通の便が悪そう･･･。時間があればのんびり飯田線で移動も良いのだけれども。青春１８きっぷ使える時期で時間があればとても楽しかっただろう。電車は不便そうなので高速バスを駆使しての移動も考慮にいれよう。いずれの場所も時間が限られているため観光は出来ないだろう。奈良ステージは東大寺がスタートだというのに！だが近辺をちょっと散策するだけでも少しは楽しめそうだ。ＧＷに美濃のコースを下見に行った。岐阜は飛騨牛目的で高山に言った事があるくらいでほとんど馴染みがなかった。宿をとった各務原市は初めて聞いたので新しい市かと思ったら45年もの歴史を持つ市だった。各務原市も私の住む街も、中山道の宿場町でありながら全然知らずにいた。美濃の市街地はうだつのあがる町並みとして有名。そこから程近くに小高い山の公園があり、その展望台からは長良川などが一望できる。近くには道の駅や和紙の里もあり、コンパクトに観光ができた。うだつのあがる町並みのお店は、高山と違って観光地観光地しておらず好感が持てた。岐阜って派手さは無いけれども素敵な場所だと感じた。

  2008/05/12

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  ベトナム雑記

  ■建物など飛行機でホーチミン上空に来ると模型のような可愛い建物が並んでいる。色とりどり。と言っても中華っぽい原色使いではなく全て『あいまい』な色ばかり。到着して建物を見るとどれも間口が狭く、奥行きがある。ウナギの寝床、京長屋のようだ。京都は間口で税金が決まっていたと言うがここもそうなのかしら。大きな通りに面している土地は1000万円することもあるらしくベトナムにしては破格。やはり道路に多く面しているとお金がかかるのかも。建物の色はクリーム・ピンク・水色など。パステルなどが主流。と言っても小淵沢辺りにあるメルヘンチックな色見ではなくスモーク掛かったヨーロッパっぽいもの。私が家を作ったときに外壁に悩んだ色ばかり。窓・格子・シャッターなど建具関係もカッコイイデザイン＋ｽ的な色見。グリーンや水色など外壁とのコーディネートもばっちりだ。日本で鎧戸探したらほとんどなかったのにこの街には溢れている。アイアン物も同様。羨ましい。しかし電線が多く美観を損ねている。急激に電気使うようになったのかもしれませんね。話は変わるが電力会社のＣＭでアジアの人の全てがエアコンを使ったら･･･とか言っているけれどおおへいに聞こえる。東南アジアの方が日本より熱いのに。家はエアコンは無いが、暖房も今の所ホットカーペットオンリー。この冬は暖かなので。■オーダーメイド街中のブティックには派手な洋服がディスプレーされている。私は最近は洋裁をする気が起こらず、買った布地が沢山残っているのでシャンタンを持参しワンピースに仕立ててもらう。仕立て代2000円ほど。ちょっと脇が緩かったけれど、ホテルから店までは遠いし修正は楽なのでそのまま受け取った。アオザイ欲しいけれど着ていくとこないし体形が･･･。■メコン川クルーズ街のオプションツアーを申し込んでメコン川に行ってきた。日本で頼むより格段に割安。日本語ガイドが付く為17ドル。英語なら7ドル。私は頭悪く英語がわかりません。往復4時間以上のバス＋船＋昼食etc。ジャングルのような中に入っていく小船の船頭さんは女性。街中ではアジアンビューティーを謳ったような黒髪ロングが多いが彼女は違った。昔の日本女優のような控えめな内から出てくるような美しさ。背中も贅肉がなく（当たり前）憧れるばかり。途中でヘビを撒いての記念撮影があった。女性も子供も平気？で撒いていた。相方は蛇年生まれ、怖くないらしい。私は嫌だな、ゴキブリは平気だけれど。記念撮影もお金を取られることもなかった。ベトナムの売り子さんはしつこくなくありがたい。ツアーだとお土産物を無理やり買わされることが多いが、それも無かった。私のような気が小さい人間にはラッキーだった。■料理フォー・ベトナム屋台料理・フランス料理＋ベトナム家庭料理・地元人が行くコムガーの店フエ料理・フランスパンのサンドイッチなど食べた。どれも美味しくヘルシー。沢山食べても帰国時は痩せる人も多いときく。写真はフエ料理。■結婚式皆に見て！と言わんばかりに街中で写真撮影を多数目撃。パーティー会場の入口には新郎新婦の他に白いドレスを着た女性がお出迎え。日本なら白は花嫁の衣装だから他の人が着るのは失礼なのだが所変わればだ。シンプルといっても素敵なドレスの女性たち、花嫁より目立ったらまずいのではと余計な心配をしてみたり。

  2007/01/12

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• ホーチミンの交通事情

  ホーチミンだけでなくベトナムの都市一般だと思いますが。とにかくバイクが多い。噂には聞いていたけれど特にホンダ。親子３人乗りは当たり前だ。信号無視も当たり前。道路は右側通行なので右折車には注意だ。右折車は直進方向の信号が赤でも曲がれる？オートバイも自転車も同じような走り方、自動車だって日本のように幅を利かせられない。どれも対等な立場なように思える。歩行者は走らないで、ゆっくり相手の目を見て渡る。相手は歩く速度を予測して避けて通っていく。慣れると結構安全かも。まず前を見ている、運転に集中しているのだ。一日何時間も歩いていたけれど交差点付近でちょっとだけ余所見をしている人は一人しか確認できなかった。屋台の為か足場が悪いとはいえほとんどの道に歩道があり路地に車が入ってくるは見かけなかった。一時停止線を勢いよく超えてくる日本の自動車の方が怖いかも。日本の自転車は前見ていないことも多いし。

  2007/01/10

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• 表参道

  以前在籍していた会社の野球チームの大会の応援に神宮外苑へ。勿論、神宮球場ではなく、隣の草野球場です。最近みんな全然練習していないし、勝てないだろうとの予想に反し辛くも一勝、おめでとうございます。が次の日も試合、お仕事は大丈夫？それでなくても徹夜続きのお忙しい方々なのに。帰りは呑まずに原宿までブラブラする。夕飯は作って置いたから時間は大丈夫。神宮のイチョウ並木は以前よくデートをした所。ありがち。F.O.B COOPで雑貨を購入する。私はトスカーナやプロバンスっぽいカントリー調が好きなのですがここのモダンなテイストも好き。要するに浮気性。以前勤めていた辺りを歩き、買い物をする。少し前話題だった表参道ヒルズに寄ろう。言われている程、人出は多くないみたい、平日だからか？が、なんと22・23日はお休みとのこと！ま、何も買えないから良いんだけれど目の保養、後学の為にと思ったのに残念。なのでヒルズとは反対側の『オリエンタルバザー』を覗く。客のほとんどは外国の方。西洋から見た日本の怪しいお土産などが沢山ある。でも意外な発見があるし、お値段も手頃です。白人の若いお兄さん、沢山手ぬぐい買い込んでいた。私は和風柄のバンダナと蚊取り線香を縦に置く器とお香を購入。最近夜が暑くて寝苦しかったので、香りで良い睡眠を得られればいいなと。たまに都会は楽しい。

  2006/08/23

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  日光

  毎年お盆後は夜は涼しくなるものだが今年はお盆明けが暑い。寝苦しい夜を過ごしている。先日、日光に行ってきた。比較的行きやすく、ちょっと涼しい所なのだ。二人で予算一万円と決めて出発。自宅～ＪＲ大宮駅まで　190×2＝380円午後の紅茶＋Ikari緑茶　100＋118＝218円東武線　大宮～東武日光 1160×2＝2320円湯葉御膳　1600×2＝3200円味噌だれお団子5本　500円サツマイモと餡子と蜂蜜の団子　150円濃い茶　150円東武線　東武日光～大宮 1160×2＝2320円ＪＲ大宮駅から自宅　190×2＝380円合計　9618円大宮エキュートに入っているスーパーマーケットＩＫＡＲＩは高級な物を扱っているにも関わらず飲み物はお得。自社ブランドの方が高いと言う逆転現象も。東武線は安い。特急を使っても大して時間は変わらないので乗車券のみで移動、ただし車内が寒いので上着やストール持参で。湯葉御膳はなるべく湯葉料理の種類が多いものを選択。美味しかった。神橋（写真）は特別公開中、短い橋を渡るのに500円かかるので外から見ておしまい。東照宮は何度も観ているので世界遺産の山々を散歩していると日光東照宮武徳殿で剣道の大会（写真）がやっていた。ココは入場料無料です。足の運びがダンスのようで動きが美しい。大上段に構える人や奇声？を発する人？観戦するとかなり面白い。駅までの帰り道、行きで気になった団子を食べる。甘い味噌だれで五平餅のような味。団子もご飯を潰したような感じ。八代将軍吉宗の時代から続くお団子やさん。水戸黄門の八兵衛はもっと前の人（って架空）だからここの団子は食べていないはず。

  2006/08/21

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• 二度目の遠野

  去年に引き続き二度目の遠野。何年か前、釜石線に乗っていた時輪行していた多くの人が遠野で降りた。昨年の日帰り貧乏旅行ではレンタサイクルを借りようと思ったのに結構な雨。仕方が無いので十数キロ歩いて観光した。バスにもちょっと乗ったけれど。一人だと予定変更が容易に出来るところがいい。今年は天気もよくレンタサイクルを借りられた。昨年と同じ道を行くも早い。昨年食べて美味しかった『ひっつみ』と『けいらん』、Naraさんもお気に召したよう。鶏だしで鶏や牛蒡三つ葉ばぢが入っている、薄いすいとんの様なひっつみ、お値段は４７０円。観光地は結構なお値段の多い中良心的だ。河童淵に行くと（私より年上らしき）お姉さま方の集団。Naraさんが集合写真を撮って差し上げたら代わりにこちらも撮りますよと親切に声を掛けていただく。「腕のいいのと、顔のいいのどっちがいい？」と聞かれNaraさんはちょっとなやんで「顔のいい人」と答えたら質問したお姉さま。いずれにしてもその方が撮ってくださるんだろうけれど。「何でそんなにくっ付いてんのよ！」と言われ、私たちのいない所を撮ろうとしたりお茶目な方でした。Naraさんが後で『性格のいい人、とか静かな人って言えば良かったかな』と言ってましたが、多分どれもそのお姉さまという事だろう。でもイヤミになっちゃうから言わなくて良かったけど。昨年は行かなかった道へと走り始める。数キロ過ぎに10％を超える坂道、すぐ終わるかと思いきや結構長い坂。ヒルクライムにきた訳ではないのですが。さすが？のNaraさんもママチャリで辛そう。自転車は通らないで下さいとの標識が途中あった。坂道がきつく下りでコントロールが効かないから危ないとの意味。他もいくつか回ってサイクリングロードを走り駅の反対側の山の方へと向かう。『五百羅漢』は川越の喜多院でも見たけれど、こちらは山の石に彫られた素朴な物。この写真ははっきりわかるが、多くは風化してよく判らない。江戸時代飢饉で多くの犠牲者が出た事を憂いた和尚さんが彫ったものだそうだが当時現在より３℃も平均気温が低かったそう。（地球単位でみれば）少しの間に環境が変わったのだなと思わずにはいられない。予定の電車を諦め、自転車を返してからお土産を物色する。駅のお土産物やさんの隣に語り部さんのコーナーがある。時間が少しだけあったので、『おしら様』と『豆腐とこんにゃく』の話を聞く。語り部さんはボランティアみたい。スキルを磨いているようでありがたい。『おしら様』は馬と結婚したがった娘の話。馬と結婚って･･･。さぞ大変でしょう。『豆腐とこんにゃく』は怪我をした豆腐を見舞ったこんにゃくが言うには『今夜食う』と言われて気が気でないとの話。語り部さんが、東京から来ていた若い男性にこの掛け言葉を説明しても理解してもらえなかったと言っていた。掛け言葉が判るのは、埼玉住まいだからでも、ちょっと年がいっているからでもなくいつも聞かされているからです。というかこれ判らないって。これは決して『ダジャレ』でも『オヤジギャグ』でもありません。

  2006/07/12

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• 『鞭牛和尚』

  昨年ｲ続いて遠野へと向かう。６時に朝食を用意していただけたので、８時の電車に徒歩でも間に合う。これを逃したら電車は夕方まで無い。気温は20度を大きく下回っていたけれど、天気は良く暑く感じるくらいだ。また一両編成の電車に乗り、茂市経由で宮古へと向かう。茂一には『鞭牛和尚』という偉人のがいた。1710年（宝永7年）、和井内村（現在の岩手県宮古市）の農家にて出生。 22歳の時、母が死亡し仏門に入る。それ以前は炭鉱夫などに従事。1748年、32歳の時に栗林村（現在の岩手県釜石市）常楽寺住職、38歳で林宗寺住職になる。1755年、46歳の時に三陸、閉伊地方を襲った飢饉で古来より陸の孤島であったこの地方のあまりの被害の大きさに、内陸との往路を築く事を決意、三陸沿岸の海辺道をはじめ、宮古から盛岡に至る往路（現在の国道106号線の元となる）などの開削に生涯をささげた。ノミや玄翁と言った基本的な道具を使用し、道をふさぐ巨岩に対しては薪で熱し冷水をかけ、脆くしてから破壊するという当時としては画期的な方法を用い、様々な難所を切り開くことに成功する。 始めは不信に思っていた住民らも、朝晩雨天構わず、己が体を省みない和尚の献身さに打たれ次第に協力するようになっていった。1765年（明和4年）、長年の開削の功績を称え、盛岡藩より終身扶持を賜る。宮古（閉伊）街道と呼ばれる往路は、総延長109kmに及ぶ。現在の国道106号線はこの街道を元に整備されたものである。鞭牛が73歳で没する1782年（天明2年）までに鞭牛が携わった道路の総延長は、およそ400kmという驚異的な距離であった。出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』道を造るというのは現在でも大変な事業だ。ましてや陸の孤島の山の中を。当時、平均寿命は50歳以下であっただろう、40歳を過ぎての作業。伊能忠敬などもそうだが、幾つになっても情熱を失わない姿は素晴しい。小学生の時に読んだ偉人の本には無かったけれど、こうした地道な作業をした素晴しい人たちが各地にいるに違いない。

  2006/07/06

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  龍泉洞（岩泉）

  兼ねてからずっと行きたかった龍泉洞。宮古から一両だから列車ではなく、電車に乗り岩泉へと向かう。遠い秋芳洞には二度行った事があるのに、岩泉には行く機会がなかった。電車で岩手には結構来ているのだけれども、岩泉線は一日三往復、それも朝と夕方だけ。ＪＲは電車を廃止してバスにしたいらしいが、バスが通れない山道があるらしい。ゆっくりした旅をしない私としては、工程に組み入れるのが困難だった。が夕方に着く電車で、駅からタクシーを使えば５時前には龍泉洞に着ける！夏は１８時までの営業だからなんとか見られるではないか。岩泉に着くとタクシーは見当たらない。駅の方（JRの方ではないと思う）に聞くと新設にもタクシーを電話で呼んでくださった。タクシーでおよそ３キロ先の山の向こうまで行く。川が流れ龍泉洞が近づいてきた。日本三大鍾乳洞なのに静かな佇まい。秋芳洞は鍾乳洞のずっと前から沢山のお土産物やさんで賑わっていたけど。そこでは小さなフグの唐揚げを食べたっけ。■龍　泉　洞 （りゅうせんどう）龍泉洞は、日本三大鍾乳洞に数えられ、国の天然記念物に指定されています。洞内はすでに知られている所だけでも 2，500m以上あり、その全容は5，000m以上に達すると推定されています。また、その奥から湧き出る清水が数ヵ所にわたって深い地底湖を形成しており、中でも第３地底湖は水深 98m、第4地底湖（未公開）は 12Omと日本－で、世界でも有数の透明度を誇っています。とぎすまされた大自然の息吹を秘める湖水は、洞内の無数の鍾乳石などとともに自然の驚異と神秘を伝え幻想的な別世界へいざないます。鍾乳洞は比較的こじんまりとしていた。が、地底湖の美しさは格別。特に第３地底湖は水深 98mとは思えぬほどの透明度。エメラルド色が神秘的で美しい･･･。急な階段を昇り降りする。この洞窟には４種類のコウモリが生息している。まだまだ先があるらしいので、いつか公開される事を願います。ところでケイビングという洞窟探検があるが、とても面白そう。長靴にヘルメットにヘッドライト、気分は『川口浩探検隊』みたい。岩泉には安家洞という鍾乳洞があるが、こちらは遠く断念。北上山地の北部に位置する安家（あっか）洞は、総延長が日本最長の1万メートルの大スケール。迷宮のダンジョンはいまだに全貌がわかっていません。ほとんどすべての型の鍾乳石が見られる鍾乳石の博物館。『迷宮』楽しそう～。岩手の釜石線の上有住（カミアリス）駅すぐに滝観洞があるがまだ行っていない滝観洞は駅の目の前にある大理石の鍾乳洞。総延長1132mまで確認されている。入口から880mほど奥のドームの天井の裂け目から落ちる落差29mの天の岩戸の滝が見もの。洞内の滝としては落差日本一という。近くには、様相が異なる広い空間のある白蓮洞［びゃくれんどう］があり、入口近くに柳原白蓮の歌碑がある。 ここはヘルメット・長靴貸してくれるらしくケイビングの気分が味わえそうです。『八つ墓村』のロケにも使われたらしくまさに横溝正史の世界。いつか行ってみたい。

  2006/07/04

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  宮古（ウニ丼＆浄土ヶ浜）

  八戸から盛岡まで新幹線で移動。フリー切符だから新幹線も乗り放題。新幹線は全席指定だったので、車内で指定席を取ろうとしたら車掌さんに空いている所に勝手に座ってくださいと言われた。駅に着くたび、座った席の人が乗車するのではないか？とドキドキ。小心者です。盛岡からは季節限定の快速電車に乗る。年代物らしいけれど、ゆったりしていて鉄道の旅を満喫する。鉄道オタクっぽい人が写真取りまくり。「あれは国鉄時代のイーゼルディーゼルだ～！」などと興奮しておりました。列車は車掌さんの説明が入り、景色のいい所で速度を落とす。晴れた日に一瞬見える北上山地最高峰の山は、曇っていて見えないかもとアナウンスしていたが、直前太陽が現れしっかり見えました。駅に着くとバスの関係でまず『浄土ヶ浜』に向かう。素晴しい景色だ。が、まずは腹ごしらえ。目的のウニ丼を食す。Naraさんは海鮮（ホタテ）丼。私はプリン体になりそうなものばかりです。体脂肪は多いけれど、これでも内臓脂肪はちょっと少なめなんです、多分。電車の中で貰ったパンフレットに割引券がついておりウニ丼２３００円が２０００円、海鮮丼は１５００円が１３５０円でした。ウニ食べてあ～幸せ。帰りのバスの時間まで余り無いので浜を船乗り場の方へと戻りつつ歩く。少しは観光しないとね。海に浮かんだ小さな島の木の枝に猛禽類の鳥が一羽、カッコイイ。３泊４日の旅は貰い物のトートーバックのみ。荷物が少ないのが自慢なのです。

  2006/06/30

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  白神

  旅の最初の目的地は、白神山地の十二湖ハイキング。白神はとてもいい！と知人に聞いていた。なにしろ世界遺産なのだ。人気の『リゾートしらかみ』に乗る。座席の間隔は新幹線よりもずっと広くゆったり。展望ラウンジもあります。五能線の海は綺麗だと聞いていたが、本当だった。写真を撮りまくる皆様に混じりつつ写真撮影。秋田から２時間ほどで到着。バスに乗って奥十二湖まで向かう。駅に着いた時には凄い陽射しと暑さだったが、空気はひんやり美味しく気持ちがいい。バス停から直ぐ、十二湖で最も有名な『青池』がある。皆が驚嘆の声をあげている。ナゼこんなに青いのか！と思わずにはいられないほど青いのだ。理由は解明されていないそう。ヒメマスもゆったり泳いでいる。十二湖と言えども、数は12個以上、それに湖ではなく『池』なのだ。沢山の美しい池をハイキングして帰途に着く。都心でないので電車の本数は少なく、遅れは許されない。バスの本数は少ないし、タクシーも見かけない。余裕をみたつもりが、駅までの距離標識ではかなり先。下り坂を走る。と地元の年配の男性に声を掛けられる。残り少なかったが、ご好意に甘えて乗せていただく。青森の人は日本一無口だと聞く。けれどもとても親切な方が多い、との旅の印象。駅で少し時間が出来たので売り物を見ているとホッケが2匹で150円、大きなアジが6匹で100円。あ～、こちらの居酒屋ならいくら取られるだろう。『リゾートしらかみ』で青森、青森から八戸に行こうとしたが、途中弘前で八戸行きの特急待ち合わせがある事を知り急遽乗り換える。駅員さんたちは、お国言葉が混じった優しい口調で丁寧に教えてくれた。旅では人の温かさを感じた。

  2006/06/27

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• ふたりの北東北・函館フリーきっぷ

  青森・秋田・函館などへご旅行される男女ペアのお客さまにお勧めです。往復には、東北・秋田新幹線の普通車指定席がご利用になれるほか、「あけぼの号」のＢ寝台（ソロを含む）がご利用になれます。 男女ふたりが同一行程というのがネックで使用できなかったお得なきっぷ。女同士じゃいけないし、男女同数の友人たちグループでの使用には、住まいがバラバラで同一行程しにくかったのだ。北東北は素敵な場所が沢山あるにも関わらず、アピール下手なのか人が少ない。そこがいいんだけれど。今回は秋田、白神山地の十二湖、八戸のいちご煮、岩泉の龍泉洞、去年に続いて遠野サイクリングと欲張ってみた。ら、正規の値段で一人45000円ほど。二人で47000円ですからかなりお得！！東北は空梅雨らしく全工程お天気に恵まれました。神秘的な水たちとの出会いがありました。

  2006/06/26

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• 北海道旅行

  ６月の終わりに北海道に行く計画画をたてた。『ぐるり北海道きっぷ』は寝台車北斗星にも乗ることが出来るフリーきっぷ。が７月には一万円も値上がりするのだ。∴６月。梅雨の陰鬱な関東と違い、北海道は花が沢山咲いて綺麗だろう。なんて本当は花より団子、食べ物だ。函館の朝市、釧路の和尚市場！うに、ウニ、雲丹！摩周や阿寒、オンネトーなんかは今回は諦めるとして釧路か網走には行ってみたい。計画を立てよう。数分単位で緻密な計画を立てた。ミーハーだけれど、旭川の『旭山動物園』網走では『モヨロ遺跡』を見学しよう。が、北斗星の指定はもう売り切れていた。前後左右に動かしても駄目。やはり発売初日に買わなければいけないのか。仕事終わって出発、帰ってきて朝から仕事と計画を立てていたので北斗星の寝台車が取れないとこの計画は無効になる。盛り上がっている気持ちを落ち着かせるのは難しい。が、気持ちを切替えてまた新たな計画をたてよっと。

  2006/05/31

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• 柿田川湧水

  以前から行きたかった『柿田川湧水』。新幹線の三島駅から近く、国道１号線の真横にあるとは思えないほど、美しい場所。カワセミも枝に止まっている。がすぐ向こうには民家、工場などなど。ミスマッチです。水のある場所はいいですね。

  2006/04/13

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• 嬉しかったこと

  湯河原に飲み会だけの為に、とある合宿に参加させた貰った。新宿から小田急線の箱根行きに乗り、秦野の友人のお墓参りに寄った。小田急の急行には女子大生くらいの５人組が乗っていた。箱根辺りに一泊旅行でも行くのだろうか。亡くなった友人を含め中学の友人５人とこの時期に旅行に行った事を思い出した。そうあの時、私たちも特急ではなく急行で旅行に向かったのだ。駅を降り、20分ほど歩くいてお寺に着くと何台かの車が駐車してあった。湘南ナンバーに紛れて一台静岡ナンバーのＲＶ車。彼女の家の車もこの車のようだったなと思いながらお墓に向かった。と彼女の旦那さんがいらした。お彼岸の入り？とはいえ、その場には10分しかいないからかなりの偶然だ。静岡に住んでいた彼女とは、しょっちゅうは会えなかったが、旦那さんとも何度か食事などした事がある。私が引き取りたいとまで思ったりしたお子さんは順調に病気もせず育っていて良く食べるとの事。私が会った小さな時は、食も細く病気がちだった。夫婦には色々な事情があったと聞いているが、亡くなって3年近くたつのに彼女の携帯はそのままにしてあるとの事。旦那さんの彼女に対する思いが感じられてとても嬉しかった。夫婦って深いものですね･･･。嬉しくなって仲の良かった友人たちに電話をした。みな喜んでいた。彼女に対する思いを消化出来ずにいたのだ。ひとりの友達は、彼女が心配しないように旦那さんと私を合わせてくれたのだと言ってた。合宿がこの日に会ったのも必然なのだと。普段運命なんか信じない友人なのに。彼女は死とは関係ない病気で薬を飲んでいた。体が異様に浮腫んだりするので美人な彼女は特に嫌だったと思う。その他の副作用？も目立った。伊藤みどりさんをテレビで見かけると、体の具合が悪いのではないか？何か薬を飲んでいるのではないか？と心配になる。

  2006/03/20

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• 富岡八幡宮

  江東区の門前仲町にある富岡八幡宮、近くには深川不動尊もある。以前勤めていた会社が近くにあり、お正月には会社で祈願をしてもらった。倒産しちゃったけれど。ここは何故か相撲と縁がある神社なのだ。その中で「巨人力士身長碑」がある。昭和の人では出羽ヶ嶽 文治だけ。ウィキペディアによると富岡八幡宮の「巨人力士身長碑」に昭和の力士としては唯一人名を残す。曙が登場してきたとき、同碑に名を刻むことが検討されたが、公称身長が出羽ヶ嶽より1センチ低かったために実現しなかった。そうで203cmの曙より1cm高いとのことで204cm？一番高かったのは生力鯨太左エ門、230cmとの事。江戸時代の人なのでちょっと信じがたいほど。普通の大きさの手（男性）と比較した関取の手との比較。大きいっ！

  2006/02/07

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• 鶯歌

  綺麗な名前でしょ。台湾の『景徳鎮』と呼ばれている焼き物の有名な町だ。ここで茶器を購入。台湾茶結構流行っているようだし、茶器可愛いし。ただ、面倒くさがりやの私が続けられるかとうか。器は小さく、効率が非常に悪い。いや、そういうことではなくて香りと味を楽しむ優雅な時間を持つのも悪くない。そういう時間が私のようなせっかちな人間には必要なのだ。何処よりも安く購入できたと満足。白いシリーズの磁器がセットで800元、2960円。他の店で購入した藍染1セット40元の160元を150元（555円）におまけしてくれた。これを収納する飾り棚が欲しくなります。 旅行をクリスマスプレゼントしてくださって、謝謝。

  2006/01/09

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  五色沼

  裏磐梯に市に保養所がある。いつも満室なのかと思いきや今頃は土日でもほとんど泊り客がいないことが判明。五色沼でもトレッキングするか！と思い立ったのだ。裏磐梯観光協会のＨＰを見ると五色沼のトレッキングコースは３.６ｋｍ。1時間10分の高低差もない一般向けのウォーキングコースなのだ。それだけじゃつまんない～、と思い何処を歩くかはその日に決めよう！と思っておりました。甘かった。裏磐梯は湖や沼が点在していてとても美しい場所だ。桧原湖などでもサイクリングコースが充実している。磐梯山の反対側の猪苗代湖もサイクリングコースやキャンプ場があって商売っ気の少ないこのエリアはお勧めだ。宿は簡素、タオル、歯ブラシは持参などあるが、布団は敷いてくれたし温泉は飾り気はないが本物だしこの値段にしては満足。管理人さんもこの雪には驚いていた。いつもならこれほどの雪が積もるのは『クリスマス寒波』といってクリスマス時期だそう（タクシー運転手さん談）周りにはスキー場も沢山あり、宿には乾燥室があったので助かりました。スノボーを積んだ車は見かけたものの、前よりずっと少ないんだろうな。私の青春時代（今も）はみんな休みの日はスキーだったけれどな。そういう私は２度だけ経験。次の朝、起きると横殴りの吹雪、なんとかなるでしょう。と思っていたら、雪も弱まりとりあえず五色沼に向かう。トレッキングコースは雪に埋もれ何処だかわからない。膝上まである雪を掻き分け道を作る。ラッセルっていうそう。道中、私が先頭に立ってラッセルしたのは100ｍほど。コース一番初めに現れるのは毘沙門沼。最大の沼だ。湖面は様々な色に見えるが、一部、入浴剤を入れすぎたお風呂の色のような場所も。なんだかんだで１kmを一時間もかかってしまった。時間的に無理と判断しそうになるも、慣れてきたのでなんとかなるの精神で前進。『川口浩探検隊』気分。雪はサラサラしていて、服は濡れない。靴紐や外した手袋はガチガチに凍っている。歩いていると背中に汗、冷たいのに暑い、矛盾。綺麗で静寂な景色、雪の重みで折れた木をくぐりながら進む。途中、バナナやゆべしの補給をとりつつ、お茶で体を温める。いや体は暑いんだけれど。ペットボトルの普及で使われることの少なくなった魔法瓶だが、やはりこういう時には役に立つ。計画通りバス停に着く。来た道を振り返ると、真っ白く綺麗な雪を蹴散らした後。一部手すりが見えている、深いところは太ももまで。結構積もっています。間もなくバスがやってきて猪苗代へと向かう。猪苗代では湖までは近いように思えたので歩いてみるが遠い。だいぶ前になるが、新千円札の顔になった野口英世の記念館があるのに商売っ気のない為か看板もでいない。途中地元の方に聞くとあと２kmとのこと。目的は猪苗代湖を見て食事をすることだった。記念館は湖畔に建っておらず、湖は良く見えない。喜多方ラーメンは絶対食べたいと思っていたので、ずんだ餅、胡桃もちを食べた後、『喜多方ラーメン』の看板のある店へ。まだ３時だというのに本日は終了しました、の文字。食べられないと思うとますます募るこの思い。諦めてこういう湖によくある『ガラス館』を覗く。とまた喜多方ラーメンの文字が。オーダーストップ20分前に駆け込みセーフでした。猪苗代ビールという地ビールは黒ビールでコンテストなどでも入賞しており美味しそうだったが、寒いし飲む気にはならない。でも隣のオジ様方の４種類のビールとソーセージ盛り合わせは美味しそうだった。お腹いっぱいなのに。

  2005/12/14

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  さざえ堂

  出かける前に、前日のご飯が余っていたのでおむすびをにぎる。朝のお弁当は作る予定はなく、冷蔵庫に何もなかった。高菜で目はり寿司、油味噌をぬって焼きおにぎり、ゆで卵にチーズ・バナナとサンザシの缶詰、魔法瓶にお茶を入れて準備ＯＫ。でもむすびは、笹の葉で包んでもって行ったのです。旅情ＵＰ！今回も行きは定番、青春１８きっぷを使って6時過ぎの電車でいざ出発。ＪＲはこの日からダイヤ改正で、乗り継ぎが悪くなったみたい。青春１８好きの友人によると、以前は東京発で熊本かどこかまで行けたが今は福岡どまりだそう。大宮から宇都宮、黒磯、郡山と乗り継ぎ、会津へ。青春１８きっぷは『印籠』のように駅員さんに見せれば何処でも降りられるのです。乗り継ぎが悪い郡山では、駅を出て暫くふらふら。郡山から１時間も掛からない今夜の宿へ向かう猪苗代では大雪！にびっくり。猪苗代が標高500ｍほど？で宿は800ｍくらいだし、ずんずん雪は降っているし。どれくらい積もるんでしょう。予想外の出来事にワクワク。会津若松は標高が低い為、大雪と言えども関東で経験している程度。市内１日乗り放題30分おきに出発するバスの券を購入後、もっとも効率のよい観光の仕方を模索する。鶴ヶ城、会津武家屋敷、飯盛山を巡ることに決定。『はいからさん』と名のついたレトロなボンネットバスは、ボタンまでもが会津の漆塗り！鶴ヶ城についてすぐ昼ごはん。『ソースカツ丼』を食す。何故市内にはソースカツ丼の文字が。バスの中で、若い女性旅行グループが、ソースカツ丼マップなるものでどこで食べるかを検討中。ソースカツ丼発祥の地、駒ヶ根でこの夏も食べました。群馬あたりでもソースカツ丼が有名なところがあり、何処でも名物なのね。お城は新しく博物館といったところ。松本城のような重厚な感じはしませんが、雪とお城は似合います。茶室なども見て次の武家屋敷まで、バスで移動。武家屋敷は意外と広く、昨年の大河では会津藩主を演じた筒井道隆君（はあと）のサインもありここでもロケが行なわれたそうだ。30分余計に見たので飯盛山は30分減。大雪にも関わらずバスは大した遅れもなく来る。4回乗ったうち、2回は女性ドライバー。白虎隊が自害した飯盛山には有料エスカレータがあるのだが、この日は運転していない。階段を登ると間もなく白虎隊の墓が。一人だけ生き残った方の人生について思いを馳せる。死に切れなかったことに後悔もあっただろうが、歴史を世に伝えその後、生きていて良かったと思えるような人生だったように願う。墓の周りには、イタリアやドイツやらから贈られた彫像などが違和感ありながら設置されている。そして傍に『さざえ堂』があるのだ。寛政８年（1796年）実相寺の僧郁堂により建立されたといわれる仏堂です。六稜三層の形がさざえに似ていることからこの名で親しまれています。会津の人々がはるばる西国に詣でなくてもご利益が受けられるようにと建てられたもので、回廊に沿って西国三十三観音をまつった観音堂となっています。堂内に入ると、上り下りするためのらせん階段があり、参拝者は一度も対向する他の人に出会うことなく、また一度も同じ道を通ることなく、一方通行で堂内を参ることができるという世界的にも珍しい建物です。平成８年６月には、当時の庶民文化を語る貴重な歴史的資料として国の重要文化財に指定されました。時間がなく見学を断念。 江戸時代には結構作られていたようです。凄いな日本の技術。どうやって図面描くのかなあ。

  2005/12/13

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  秩父

  先月、夏によく最高気温を記録する『熊谷』からＳＬに乗って秩父ハイキングへと向かった。よく長瀞から見るＳＬだ。ＳＬは『Ｃ』型。ＣとＤの違いは動輪数の違いだ。Ｃ型は動輪数3、Ｄ型は動輪数4らしい。しかし遅い、脇の道を走る自転車が追い抜いていきそうな勢いだ。でもたまには急がない道中もいいものだ。秩父三十四霊場の四箇所ほどと羊山公園秩父ミューズパークを歩く。途中民家で柿が干してある光景を良く目にする。柿って日本の故郷（田舎）を連想する代表的な光景だ。夕方からは、ライトアップされている紅葉を観に長瀞へと移動する。余り広くないけれども紅葉は綺麗、人でなかなか賑わっている。一昨日の土曜。自称『飯能の小天狗』さんの案内で飯能の山にハイキングへと向かった。休憩１時間以上を含む6時間で1055ｍのＵＰ。だそう。今回のハイキングは私の脚の筋肉痛を起す為のものであった。が残念ながら、２日たった今でも筋肉痛はでていない。体動かすことは嫌いなんだけれど、脚は結構丈夫？夕方から秩父へ。１２月３日は『秩父の夜祭』。日本三大夜祭三大曳山祭(三大美祭)の一つで全国的にも有名らしい。今回は土曜日だったこともあり、大変な混雑。秩父に向かう電車も通勤電車のよう。通りは沢山の屋台、まるで浅草の仲見世か年末のアメ横の通りのように前に進めない。今日ネットで見てみたら、統計を取り始めてから過去最高の31万5千人の人だったそう。でもどうやってその数、調べるのかしらん。

  2005/12/05

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  沖縄２

  ホテルからゴール地点までは１kmほど。ホテルの窓からはコースが見えるのだが、そろそろ国際レースのゴール予定時間なのに警備の方々の動く気配はない。取りあえず会場に向かってみる。歩道は応援する人でいっぱい。よい位置が取れなかったが、２列目でゴールするのを待つ。ブリジストンアンカーの井上・田代両選手が先頭を走っているとのアナウンスが流れる。今年もWONG Kam Poが強いと聞いていたが。ＢＳは地元なので取りあえず？応援せねば。お互い遅れそうになると相手を待ったりして２人揃ってゴ～ル！！自転車のレースって難しい。団体競技的な意味もあるし。。。タイムは昨年よりだいぶ遅い。途中スコールのような豪雨があったようだ。もっと良く観戦できる位置を探す。ジュニア国際の選手が次々とゴールしていよいよ市民200km。ドキドキ！大学生の方が一人集団を大きく離して逃げているとのアナウンス。ゼッケンを最初読み違えたので、違う選手の名前をアナウンスしていた。30名ほどのトップ集団の中にいるだろう、、、とは思ったがちょっと不安。トップの選手がゴールして間もなく、大きな塊の集団が突入してきた。前二人は違うとわかったが、その次の瞬間Ｎ氏が見えました！ゴール横で観ていたわけではないので、よく判らないが念願の入賞は果たせたよう。駆け寄っておめでとうと声を掛ける。とにかく良かったです。思い切り泣いてもいいんですよ、えっ、泣かないんですか？暫くして落ち着いてから、頂いた昼食券で『ラグー丼と沖縄そば』のセットを頼む。120kmの方は既にゴールしたと思いきや、いつもと段取りが違うようでお二人がゴール。来年は優勝狙っちゃって下さい。200kmのもう一方はあと少しの所でＤＮＦ。お仕事が激務で最近は自転車に全然乗れなかったとのことで、大健闘です。暫くブラブラしてからホテルへ戻る。今日はツアー５人とも同じホテルです。自転車をバラして梱包する。5：30からの宴会会場にタクシーで向かう途中、賞状などを受け取るついでに、自転車につけていたセンサーを返しに会場に立ち寄る。私が預かっていたはずのセンサーがない！！今日２度目の落し物？？これがないと五千円くらい取られるらしい。他の皆さんがタクシー内で物が落ちる音がしたとおっしゃるので足元を見てみるとそこにセンサーが落ちていた。私は本当におっちょこちょい。宴会は40名以上が集まりました。よくわからないけれど、強い方も沢山いらしたよう。最年長ＢＲ－１レーサーの方とかも。皆さんには色々とお声かけいただきました。変人Ｎ氏は予想以上に世の中で『変人』又は『変態』扱いされており、私は自分が近いものを感じるとはとても言えませんでした。キナンの方も同じ居酒屋で打ち上げ。橋川健選手や三浦選手などがこちらにも来てくださいました。橋川選手のお子さん可愛い！次の日は９時にホテルを出発。予想より天気はよく晴れ間が見えます。帰りは５人で後ろは３人ですが、皆さんスリムなので余裕です。私が一番幅とっている？私のリクエストを聞いていただき、世界遺産の『今帰仁城跡』へ。沖縄へは何度もいらしている皆さんもココには来た事がないらしく良かった。普通なら『沖縄美ら海水族館』に行く所なんだろうけど、私はさほど興味がなく、皆さんも前に行った事があるのでパス。『今帰仁城跡』は万里の長城の小型版のような要塞で小高い場所にあり、綺麗な海を見渡せる絶景の場所。天気は一層良くなり、なかなか皆様にも好評でした、多分。可愛い猫が２匹。ココは前日の海岸と違い、猫が似合います。私は猫の似合う場所が好きらしい。資料館などを見て空港方面へと移動。那覇は車が多い。国際通りの有名な市場にて、熱帯魚のような青い魚等を刺身やあんかけなどに調理してもらう。そこでも昨晩の宴会部長にお会いする。５人でガツガツ食べて、残りの時間はお土産を物色に。紅イモサーターアンダギー等を購入すると、同じものを１つおまけで頂いた。美味しい！こちらで買って食べるサーターアンダギーを特に美味しいと思ったことはない。揚げたてだから？紅イモだから？私は、後からツアーに参加した為に皆様より一便早い違う飛行機で帰宅。私の便に合わせて、慌しくなってしまい申し訳ありませんでした。ほとんど初対面の私に対しても、皆様何の違和感もなく接して頂き本当に感謝しています。楽しかったです、名残惜しいです。ありがとうございました。飛行機も無事羽田に到着。大変楽しめたツアーでした。

  2005/11/16

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• 沖縄１

  沖縄に特に興味がなく今まで行った事がない。土曜日朝。駅に向かう途中、雨は結構降っていた。持ちたくない折りたたみ傘を持ったが、開くのが面倒大変なのと手がふさがるのが嫌なので濡れながら小走りに歩く。自転車に乗った女性に『おはようございます、頑張って』と声をかけられる。頑張って、って。ペルシャ料理屋でも聞いたなあ。その女性自転車をおりて、『傘もっていないんでしょ』と親切に声を掛けてくださる。いえいえ、差していないだけなのです、お気遣いありがとうございます、と答える。始発の電車に乗り、上野から京浜東北を見送り山手線へ乗り換え。マネージャーとして某選手の荷物持ちの重要な役目をおおせつかっているのだ。上野で一番先頭の車両に乗り込む。浜松町で例の小便小僧の横を通り、モノレールに乗り換え羽田へ。他のツアーの皆様と待ち合わせ。変人Ｎ氏の荷物をワザと持って大変さを皆様にアピールする。皆様優しそうな方ばかりで安心いたしました。私、飛行機は５年ぶりかもしれません。アメリカの同時多発テロが2001年、それ以降だいぶ厳しい検査になったようです。ペットボトルの中身も検査するのですねえ。飛行機に乗り込み睡眠は一切せず沖縄に初上陸！噂に聞いてはいたが暑い！！それも蒸しています。お一人は輪行なので名護までレンタカーは４人で動く。途中、普通のスーパーの中のレストランでランチ。『秋の味覚』というがあたりは夏そのもの。でもススキはあるのです。スーパーでおやつの買出し。沖縄の明治乳業が出している『げんまい』という飲み物を買う。玄米や黒糖や生姜など体に良さそうなものが満載です。『の』の字まんじゅうなど初めてみたありました。名護について皆様レースの手続きを済ます。ディスカバリーの別府選手もいます。お二人が200kmで名護から、お二人は120kmでオクマからのスタートになります。名護では三人で宿泊です。ホテルに着いていた自転車を組みたて、試走にお二人は向かいました。他のホテルに泊まっている某自転車屋さんにメカチェックをしていただきこれで安心です。翌日7時に国際レースはスタート、市民200kmは7:15のスタートです。6時少し過ぎに足慣らしがてら出発、追って私も会場にむかいデジカメを預かることになっていたのだが、到着したのは7時少し前。変人N氏のチームメートの奥様が預かって下さっていました。申し訳ありません。スタート前、かつて見たことのない変人Ｎ氏の表情、緊張感が高まっているのでしょう。腰の具合が悪いとのことで、アイシングやテーピング、マッサージなど出来ることはやりました。どうぞ途中で痛みがでませんように。スタート後、フリータイム。私のデジカメは用意周到に電池の予備まで用意したのに、肝心のカードを忘れた。マヌケです。傘といいデジカメといい、余計な荷物を持ってきた事に『負け』を感じる。お預かりしているデジカメを使かわせていただく。まずは会場のある21世紀公園をブラブラ、海が綺麗です。首輪をつけていない、ちょっと貧相な犬が3匹、何となく着いて来る。ここは猫より犬が似合うね。波打ち際に行くと、小さな魚が打ち上げられている。救助すべきなのだろうが、つい写真を撮ろうとしてしまう。報道カメラマンの気持ちです！いや全然違いますが。魚は大きな波が来て波打ち際を幾度か行ったりきたりして海へと戻って行きました。写真は撮れませんでした。なんとなく大きな道を歩いていく。2キロほど歩いて『ガラス館』やテーマパークはまだやっていない。途中でデジカメのカバーを無くしてしまった。どうしよー。引き返しながら一生懸命目を皿にして（ってどんな状態？）探したけど見つからない。どーしよー。ま、いいっか。会場に戻り、沖縄好きの隣家の方に教わった道の駅へお土産を買いに向かう。歩いて5kmほどだろう。足が疲れたのと、少し雨がパラパラ来たのでタクシーに乗る。運転手さんにお一人で観光ですか？と聞かれる。ちょっと変わった運転手さんだった。道の駅に着くと待ちましょうかと言われるが、時間がわからないのでいいですと答える。少し寒くなったので暖かいものを飲んで休む。『道の駅許田』には色々な見たことのないものが売られている。お土産の他、パッションフルーツや島バナナ、スターフルーツなとを試しに買う。その他アミエビ天とジューシーおにぎりを買う。国際レースのゴールが12時前の予想なので30分前には会場に着きたいところ。会場まで歩けばちょうどいい。が1キロも歩かないうちに強い雨が降ってきた。海岸側を歩いているので雨宿りできるところなど見当たらない。タクシーも全然来ない。と一台の車が停まって『乗っていきなさい』と声を掛けてくださった。いつもなら丁重にお断りするのだが、親切な方のようで、こんな雨の中歩いていたら、また声を掛けてくださる方がいそうだし、、、お言葉に甘えて会場まで乗せていただきました。IDカードを首からかけていたのでツールド沖縄のスタッフですか？と聞かれた。いえいえ、昼食券をもらったので失くさない様首にかけているだけです。ありがとうございました、と頭を下げお別れする。沖縄には本当に親切な方がいらして助かります、有難いです。時間が余ったのでホテルに戻り、帽子を置いてカーディガンと傘を取ってくる。(続く)

  2005/11/15

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• なんか

  寒いところに行きたいなあ。氷の女王が住んでいそうなところ。そんな気分。

  2005/11/10

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  遠野その2

  駅に戻り反対側へ。少しの雨では傘は差さないが、ずっと歩いているのでそうもいかない。面倒だ。駅から5・6kmのところのカッパ淵を目指す。地図を落としてしまったので勘で歩いていく。駅から2キロくらいのところにキツネの関所がある。狐は『遠野物語』で沢山出てくるのだ。この頃には雨もあがる。もうちょっと早く雨がやんでくれたらレンタサイクルを借りたのに！サイクリングロードの標識があり観光スポットに向かう道に違いない。稲穂がこうべを垂れ黄金色に輝いている。遠くに山が見えている。そこからまた3.5キロほど地道に歩くと伝承園に着く。『曲り家』などがあるようだが、昨年北上の民俗村で色々見たのでパス。食事処がそばにあり、そこでお昼にする。バスで来たらしい観光客でいっぱい。お値段は比較的リーズナブル。観光地って、山菜そば800円くらいはする。遠野名物の『ひっつみ』470円と『けいらん』310円を注文する。ひっつみは、すいとんの様なもの。ただ平べったいものをちぎってある感じ。鶏出汁の透明なスープに牛蒡や人参・三つ葉などがに入って美味しかった。けいらんは、中に餡が入った卵の形をしたお団子が白湯の中に浮いている。甘いものなのに漬物がついてくる。いかにも東北らしい。直ぐそばにカッパ淵があるので寄ってみる。近くに牛（食用？遠野牛？）小屋があり、黒い立派な牛が、大きな声で鳴いている。カッパ淵のせせらぎは、雨の為にごっているが、いかにもカッパが出てきそうなところだ。のどかでいいナァ。人が沢山いたのは、食事処とここだけ。あとは静かに観光できました。少し駅側に戻ると左に曲がる道に『福泉寺』と出ているので行ってみる。そこから2キロほど。ちょっと疲れてきた。なんとか歩きつくと山の途中に『五重塔』が見える。平成２年の造塔と新しいもの。福泉寺は小さな山一つを「山内」にした寺で、県内唯一の祈願霊場（って何？）。境内の総面積は６万坪。この中に新四国八十八ヶ所霊場と新西四国三十三番観音霊場が奉安され、参拝するのに２時間をかかる。入口から本堂までぐるっとゆっくりまわって30分。入門料が300円取られた。本堂の中の高さ17mの木造の観音は日本一。ちょっと怪しい雰囲気だが、これだけの敷地をこれだけ綺麗に管理するのは大変だろう。この寺について"面白いサイト"を見つけた。そのサイトに書いてある通り、遠野の昔話や伝説、古いものとは無縁だ。山の上なので景色がよい。池にはカッパも居る。疲れてバスもちょうどいい時間があったので、それで駅まで戻る。遠野から宮守まで快速『義経』号に乗る。今年、岩手は義経ブームだ。快速と言ってもふかふかシート、人は少なめ贅沢の極み。疲れでうとうとすると途中電車の揺れで「地震だ！」と思って目が覚める。宮守では、宮沢賢治の銀河鉄道の夜のモデルになった『めがね橋』を観る。駅では案内がないので、遊んでいた可愛い女の子に聞く。方向さえわかれば、駅から５分の所だから問題は無い。『めがね橋』は宮沢賢治時代のものではないらしいし、ちょっと･･･。電車は一時間後なので、近くにあった道の駅を見てお土産を購入。黒糖の紅葉せんべいがめちゃくちゃ美味しい。沢山買ってくれば良かったと後悔する。電車に乗り花巻まで、花巻から北上までは10分。高速バスの出発まで4時間近くある。本当は友人と食事をする予定でいたので、深夜バスに設定したのだが、ダメになったので、時間をどう過ごすか。この辺りは温泉は駅から遠く、バスは4時には終了。タクシーで行けば往復一万円位するかも。勝手知ったる北上は、駅前にファミレスもなく飲み屋が多い。以前行った焼き鳥屋に一人で行くのもなぁ。デパートやジャスコなどをみて『揚げ麩』を買い、夕飯を食べてなんとか時間を潰す。結局トータル二十キロは歩いたと思う。深夜バスは一番後ろ。他は一列3人なのに、後ろは4人で少し窮屈、音も結構大きい。途中で降りるのに、きっと周りの人を起してしまう。高速バスの運転は２人。微妙に運転の仕方が違う。一人はアクセルもブレーキもちょっと急な感じがした。でもお疲れ様です。朝5時に大宮着。始発まであと30分。

  2005/09/27

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  遠野その1

  新幹線に乗る為大宮へ。遠野へは『東北新幹線』の新花巻駅で下車であるが、朝一番の新幹線は、大宮の次は仙台・盛岡で新花巻には停まらない。仙台で各駅の新幹線に乗り換えるのが最速だ。どの電車に乗れるか判らないし指定席は買っていない、が全席指定席自由席は無い！あわてて指定席を購入、仙台までと告げると特急券も仙台までになってしまった。気がついた時には発車間際、とにかく仙台まで。１時間20分で着くのだから早い！仙台で乗り換え、新花巻に9時頃着く。ここで特急券の清算。大宮～新花巻は自由席特急券4620円、大宮～仙台4100円、仙台～新花巻2520円。仙台～新花巻2520円取られるのか、それとも差額分か･･･。2000円違うし。最初2520円と言われたが、その後差額分だと気がついてくれた。ほっ。釜石線に乗り換える。レールはひとつ、上りも下りも共用のレールなのだ。観光客が１時間に１本の電車の本数に驚く。「もっと本数増やせばいいのにね。」いかにも都心から来たらしい人の言葉。祝日という事もあり、ホームには人が一杯だったがほぼ座れる状態。この電車のシートは座り午後地がよく、快速は特急並みのデラックス感！釜石まで行く道中の景色は、初めて乗ったときには素晴しさに感動した。もやの掛かった山並みも美しい。一昨年の夏休み遠野を通ったときには輪行袋を抱えた人が多かったが、本日はいない、雨。駅に降り立って観光案内を覗き、地図を入手する。レンタサイクルが駅にはああるが、雨の為、徒歩＋路線バスで観光することに。行動範囲が狭くなる・・・。まずは町並みを堪能しながら、五百羅漢へ。2キロほど歩く。プランターやゴミ箱は木製のカバー・歩道までも木で出来ており、街の美化は図られている。『大工町』『材木町』などの地名が並ぶ。日本の民俗学の父『柳田国男』が泊まった旅館の跡地があった。この辺りに来ると今では出来ないようなお洒落なつくりや個性的なディテールをもつ古い家も多くそれを見るのも楽しみだ。人にはほとんど出会わない、他の観光客はこの辺りには来ないようだ。所々にトイレも設けられて、使用したトイレは綺麗だった。山のトイレには付き物の、大きなガは居なかった！舗装道から山道を何百ｍは歩き、五百羅漢に着く。誰も居ない。暫く歩くが長く続きそうなので途中で引き返す。（明日に続く）何か白い物が！心霊写真は信じていません。

  2005/09/26

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• どこかにぶらっと行こう、その2

  長瀞駅について宝登山に向かう。駅を降りるとすぐ宝登神社の大きな鳥居。参道の両側には桜。川の直ぐ横の道も桜並木で、花が咲くと見事だ。「日本さくら名所百選」に選ばれた桜の名所だ。宝登神社まで歩いて10分ほど、そこから宝登山への遊歩道が2.5キロ？ほど。いつもはロープウェイで5分で登るところだが、今日は歩き。人はほとんどいない。かなり疲れて登頂。そこで昼食、誰もいません。ロープウェイの終点でレストハウスがあったり、動物園があったりするので観光の方はそちらに。宝登山の斜面に梅百花園があり、梅も見事な場所である。少し休み、下山（おおげさ）。二人のＴＲＥＫのマウンテンバイクに乗りの男性がいた。遊歩道も勿論未舗装で、石もゴロゴロしたり、普通の自転車では走れない。ここをマウンテンバイクでいくのかと思いきや、山林の中を通って下っている。途中でまた遭遇する。ショートカットしたつもりらしく、残念そう。神社の手前でまた遭遇。「負けた！」とおっしゃっていました。自転車を担いで登ったそうで、下りも結局沢山歩いてしまったそうです。大人の男性がはしゃいでいるのも、いいものです。今度は駅の反対側の荒川に向かう。私の住む市の境界線にも荒川が流れているが、上流の荒川は別物。国指定の名勝天然記念物の隆起した結晶片岩の「長瀞岩畳」文字とおりとなって広がる景勝地。船頭さんによるライン下りが有名だが、最近カヌーの店も増え、ラフティングやカヤックが多く見受けられた。長瀞は日本の地質学発祥の地でもある。埼玉県立自然史博物館では、化石や鉱物など展示。地質時代の埼玉に生息していた全長約１２ｍもの巨大なサメ「カルカロドン・メガロドン」のアゴや、古代動物パレオパラドキシアを展示してある。バリアフリーなど、設備が整っているにも関わらず。入館料が100円と安いのも嬉しい。が今回はそこには寄らず、岩畳を歩き、河原へ。ここでは何度もバーベキューをした場所だ。10年ほど前、元相方が私の誕生日をここで祝ってくれた時のこと。牛・豚・鶏肉の大きめパックに、ホタテ・イカ・エビ、３人分の焼きソバがクーラーボックスの中に一杯用意していた。昼から夕方にかけて、なんとか食べ尽くした。時間は３時少し前。三脚カメラを橋の方向に構えた人が数人。３時にＳＬがココを通ることは私も知っている。私もデジカメを構えて撮影、巧く撮れません。冷たい川の水に足を浸し、刺身コンニャク等を買って帰宅。長瀞には４時間ほどしかいませんでしたが、電車も含めて良い気分転換になります。翌日体重を量ると微増。ナゼ（泣）筋肉痛になってました。沢山歩いても、サイクリングしてもならない筋肉痛。いつも使っていない筋肉が沢山あるのだと実感。

  2005/09/05

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• どこかにぶらっと行こう、その1

  先週は、仕事が暇でどこかにふらっと行きたかったが、緊急な仕事があるかもしれず、とりあえず家で待機。土曜日は暑そうだし、お盆以降続いた飲み会などで体重が増えたので山歩きでもしようと思った。前日、天気予報を見ると、次の日の日光の気温は低い。日光は昨年もぶらりと歩いたので、今回は鬼怒川方面へ行こう。滝や川、渓谷などを歩いて、温泉に入ってこよう。家からだと、特急に乗らなければ、鬼怒川まで3000円少し。東武鉄道はＪＲと違って安いです。私鉄の快速、急行などの区分はよく判らない。普通運賃で一番早いのは「快速」、特急より30分くらい時間が掛かるだけ、多分。しかし翌日、目が覚めるのが遅く、鬼怒川は諦めた。なので十回以上行っている長瀞へ変更。長瀞は秩父の近くにある、埼玉の数少ない観光地だ。宝登山（497ｍ）のプチハイキングに変更。ダイエットも兼ねているので、冷蔵庫の中を物色してお弁当を作成。軽く味付けして炊いたご飯に、みょうが、大葉・ゴマ・梅干を混ぜた香味ご飯。ゴーヤチャンプル・かぼちゃのサラダ・温野菜・ゆで卵。熊谷にて秩父鉄道に乗り換え３両編成。中1両の冷房なしに乗った。カワイイ女性４人組。向かいには、黒縁で大きなレンズのちょっと珍しい眼鏡を掛けた若い男性。男性は、何か嬉しそうにデジカメで撮っている。ちらっと見ると「峠の釜飯」。１２時前だが釜飯を食べ始める。それにもうひとつ駅弁が。女性グループは駅弁ではない、お洒落な今っぽいランチボックスだ。男性は時刻表を見始める。私はきっと、この男性に近いだろう。（続）

  2005/09/04

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• 伊良湖岬

  今朝、伊良湖岬から台風中継をしていた。昨年10月初め、伊良湖に遊びに行ったときも、何度か台風の来た後だった。流木が多く海岸に流れ着いており、除去するのが大変だと、船長？さんが言っていた。お土産に持って帰りな、って。それは出来ないにいても、小さな流木はハンズ・ホームセンター等で結構なお値段で売っている。流木を使ったガーデン用の椅子や花台なんか、よく売られている。もって帰れるものならもって帰りたいよ。伊良湖岬は藤村の｢椰子の実｣ゆかりの地だ。岬の恋路ケ浜で拾い上げた椰子の実のは大学生だった柳田国男で、藤村が有名な詩を作ったのみならず、民俗学者柳田国男の原点でもあるという。遠野にずっと行きたいと思っている私は、柳田国男に興味があった。がこの話は知らなかった。好きなものが繋がっている感じがして嬉しく感じた。岬には道の駅があり、鳥羽市・知多半島や三河湾に浮かぶ島々へフェリーや観光船が出ている。そこでは50本500円で色とりどりのバラが売られていた、驚き！三島由紀夫の『潮騒』の舞台、神島から船で戻ったあと、豊橋駅に向かうバスを待つ。先の船長？さんが、話しかけてくる。「今日は土曜日だし、もう一泊したらいいのに。俺んち、高校生の息子は寄宿舎に入って一人だから、何だったら泊まっていきなよ。」それともテレビ東京の『田舎に泊まろう！』のノリ？ただの親切心？？ナンパと思うのは自意識過剰な気もするし。たった一軒開いていた神島の食堂で昼食。タコ飯、伊勢海老？のお味噌汁・刺身・煮付け・フライ・タコの酢の物ともう一品、大満足。１５００円！観光地だったら、この値段では食べられないだろう。一人の食事は美味しくないと言う人もいるが、私は美味しい物はひとりでも美味しい。話は戻って、台風の被害が少ない事を祈ります。

  2005/08/25

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• 高速で出会った女性ライダー

  先日行きの中央道でのこと。運転している友人が叫んだ！皮のショートパンツ、網タイ、ヘルメットから金髪をなびかせた女性が大型バイクで走っていたのだ。胸元も大きく開いている。転んだら痛そうな格好。運転手とは反対側を走っているのだが、よく見ている。他の男友達も、昔のドライブの時に一瞬すれ違った観光バスのバスガイドさんが可愛かった！とか、よく言ってた。女性３人乗せていてもそれはそれ、これはこれ。流石！女性ライダーの顔が見たいと運転手がしきりに言う。助手席に座っていた彼の奥さんは、髪の質や色、網タイツ使用などからかなり年上の人だろうと予測。談合坂のサービスエリアで休憩をとろうとすると、女性ライダーも休憩。彼女は自分をアピールしたいのだろうから、大きなサービスエリアで休むだろうという読みがあたる。車とバイクの駐車位置は違うし、混んでいるので近くには停められない。バイクを降りてからも、トイレや建物になかなか現れない。業を煮やした運転手がさりげなく見に行った。どうやら50歳過ぎの方のよう。あっぱれ！と言えよう。諏訪湖の手前まで走ると凄い豪雨に見舞われた。ワイパーをフル稼働しても追いつかない。「さっきの女の人大丈夫なのかな･･･。」運転手がつぶやいた。

  2005/08/22

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• 夏休み

  一泊のみだった友人が、予定がなくなり二泊出来るようになった。１３日に長野に向かう。途中談合坂のサービスエリアに、カレー、焼きたてのナンがあるとの事でそこで昼食。最近、近所のカレー屋が２件ほどなくなり、本格的なカレーを食べる機会が少なかったので良かった。多少の渋滞はあったものの、無事に着く。お墓参りに行く。家主は夜は飲み会なので、鍵を預かり、勝手に過ごす。伊那名物のローメンは皆食べたことがあるので、駒ヶ根名物のソースカツ丼にする。行ったことのある店のうちチェーン店でない、居酒屋のようなお店が美味しかったとの事。男性も驚くほどのボリューム。肉は厚いが、衣は薄く、たれも甘すぎず、量の割にはもたれない。温泉に寄り、買い物をして帰宅。一番最初にリフレクソロジーを足に施してもらう。お酒を飲んでから施術を受けた友人は、気持ち良さが相まってトロンとしている。１時過ぎに戻ってきた家主とその友人と暫く談笑。なんだかんだで4時頃まで話し込む。明日は遠くに行けなそう。朝、日が昇ると目が覚める。リフレの友人が、犬の散歩に行ってくれた。残りはまだ就寝中、朝ごはんを食べて結局、11時頃出発する。今日は遠くには行かないことにした。長谷村にある、分杭峠に向かう。最近人気のスポットなのだ。途中ロードレーサーの多数遭遇。良く読ませていただいている方の日記にもあったようツールド信州がやっているのだ。こんな、自動車でも辛い道を、自転車で走るなんて！気には興味がないが、なんだかよく判らないが科学的に証明されているらしい。『分杭峠は中央構造線という大断層の上にあります。断層には地表面のズレとしての段差並びにゼロ零磁場があり、人間に例えると皮膚の経絡(けいらく)・経穴(つぼ)と同様に気の通る道並びに気の出口・入口であると考えることが出来ます。』詳しくは長谷村ホームページで。取りあえず、そのスポットに向かう。峠から30ｍくらい下ったところ。線ではなく、点らしい？多くの人が佇んでいる。高所恐怖症の私は斜面が怖いのと、蝶や蛾が沢山いて、足にとまるので私は耐えられずに、すぐその場所を去る。大鹿村に向かう。途中見つけたお休み処に寄る。古い建物を移築した民宿？らしいが、経営者は都会から来た人感じが・・・。そういう人って独特の雰囲気がある。自然派志向なんだけど、妙にお洒落な感じ。やはり横浜から移ってきたそうだ。暫く行くと『塩』を売っている場所に着く。大鹿の塩は有名だ。100ｇくらい？で500円もするので買うのはやめた。皆は鹿肉のハンバーグなどを食べる。鹿の肉はさっぱりしている、たぶんカロリー低そうだ。途中で、地元のご婦人が作っている五平餅を買い、かんてんぱぱ、グリーンファームによりお土産の購入。寒天ブームで、オレンジページか何かで、夏の工場見学と題したページにかんてんぱぱが紹介されていたらしい。そういえば伊那インター出口少し渋滞していた。今までありえないとの事。寒天商品は数の制約があったり、ゼリーの試食が中断されていた。が、購入時、いつものようにお土産がついたので満足。グリーンファーム（市場）はダチョウやヤギ・馬・猿がいるが、今回は『熊野太郎』名づけられたツキノワグマが狭い檻の中にいた。体調150センチとあるが、とても大きい。温泉に寄り、買い物。その夜も結局２時半まで話し込む。

  2005/08/17

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• 去年の乗鞍キャンプ　　一期一会

  ２００４年の夏は記録的な猛暑。上高地に行きたかったので、都合により一泊のキャンプは乗鞍あたり。真夏日の記録更新続きで、前日は涼しい所に行かれるのを楽しみにしていた。朝７時新宿から高速バスに乗り、途中車で拾ってもらう。 肌寒い、その日は記録の途切れた日、東京でさえ昼間２０度少し。勿体無い気がする。乗鞍高原はマイカー規制をしている。ロードレーサーに乗った人たちが沢山いた。 途中、"源五郎の滝”があり、高さが３０ｍほどで程よい大きさだ。私は滝が大好きだが、大きいと近くまで寄れない。滝壺にはいって水遊びをしたり（出来ないけれど）、滝壺の近くて水しぶきを浴びながらお弁当を食べてみたい。キャンプ場の駐車場に着いたが、お盆だというのに案内所？は開いていない。 キャンプ場も見当たらない。管理事務所に問い合わせてみると、駐車場から徒歩２０分かかるとの事。 そんなこととは知らず、キャリアも用意していない。しかしこの辺りでキャンプ場はここだけ。まわりはキャンプ禁止区域だ。 多くの荷物を手でもち、キャンプ場まで歩いた。荷物がなければ徒歩１５分は掛からない。小川のせせらぎ、放牧された馬や牛たち、白樺の高原は気持ちがいい。 夜空は何もさえぎるものがないため、星が信じられないほど多く見えた。 "一ノ瀬キャンプ場"は、国民休暇村が運営している。 標高１５００ｍ程のキャンプ場は、夜は息が白くなった。近くの１０００ｍくらいのところで気温１０度を下回っていたから、５度近くだったかもしれない。 そのキャンプ場で、さくらちゃんという広島から来た小学６年生の女の子と知り合った。小柄でとてもかわいい女の子だった。お父さんと二人で来ており、お手伝いもしっかりする偉い子だ。炊事場でお話しをした。彼女には大学生のお姉さんと赤ちゃんの妹がいる。頑張っているな、ご両親。人見知りの激しそうな彼女は、少しづつ心を開いてくれたようで不平不満をナゼだか私に沢山話した。彼女の中に何か爆発しそうになっている。彼女はオバサンの私を、オバサン扱いはしなかった。「ミルモ知っている」と聞かれ、知らないと答えると、「ダメだなぁ」と言われた。同じ年の子に話すような感じ。でもそれが嬉しい。そういえば隣の家の男の子の私の呼び名も「○○（苗字）さん」から「○○ちゃん」に代わった。まぁ、子供と同じレベルってことなのだろう。彼女が自分の荷物から、匂い付きのかわいいペンをもってきた。私にくれるという。 大切なものだろうから、と断ったが、どうしてもと言われたので有難く貰った。何色が好き？と聞かれ、青と答えると、ケースの中から大事そうな２本の青いペンをくれた。大事にするね。あとから、蒟蒻ゼリーまで持ってきてくれた。お父さんに知らない人と話してはいけません、と言われているのか、お父さんが車から戻ってくると自分のキャンプサイトから出てこなくなった。私の方は持ち合わせのお菓子もなく、貰いっぱなしだった事、帰るときもタイミングを逸してさよならが言えなかったのが心残り。会うこともないだろう、さくらちゃん、今頃元気で楽しい中学生活を送って欲しいと願う。写真は上高地・河童橋。

  2005/08/03

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  飛騨高山

  旅行２日目は飛騨高山に行くことになっていたのだがやはり夜２時まで歓談。朝７時に起き柴犬を散歩に連れて行く。８時に家を出る。快晴。ルートは３つ。一番近くて混雑していないが悪路の道を選ぶも、道路閉鎖。木曽馬のいる開田高原には寄れない。遠回りだが渋滞はしていないだろう道を選ぶ。途中、道の駅『花街道付知』に寄る。森林(モリ)の市　～木のゴールデンウィーク～　・木工素材、木工品の展示即売　・木工実習、実演、木工作品コンテストがやっていて、欲しい木材が沢山ある、ＤＩＹ好きです。大工や設計士の友人はこの木はいい、安い、買ったほうがいいを連発。一枚板など到底ホームセンターでは手に入らない本物のよい木が安かった。昨晩、自作の収納ベッドを作りたいと思っている（構想３年目）との話をしたのでヒノキで出来た強度がしっかりしている釘やビスを使わずにサネ加工してあるスノコを見つけこれをベッドの上の部分にすればいいという話に。１枚１５００円。設計図が或るわけでもないので、無駄に終わるのも嫌だしと思っていると、テーブルに出来そうな気がしてきた。来客が多い時にテーブルが不足する、その時の補助テーブルになりそうだ。ホームセンターにあるスノコのように間は開いていないのだ。ほとんど１枚の板。１枚１０００円におまけしてもらう、美人は得（大嘘です！）そこで一時間以上を費やす。欲しいものは沢山あれど諦める。途中下呂温泉を通り、下呂温泉合掌村により世界遺産の白川郷の気分を味わう。時間もなく入場しない、、、近くに『トマト丼』の看板多数。私はテレビ東京の旅番組で知るも皆は知らない様子。岐阜の名物丼です。高山市に着き直ぐに飛騨牛をいただく。（昨日の日記）その後、高山市の町中を歩く。 産婦人科の病院川越と同じで人力車が町を闊歩している。外国の観光客の方も多し。日本通なのだろう。町並みを保全するのは大変だろう。高山はからくり人形の山車が有名。またお土産は赤カブなど。『赤カブ検事』で知っている。赤いお人形の『猿ぼぼ』も沢山売られていた。店に寄っては、ご利益が違うとの売りで、各色のさるぼぼを売っていた。金色はお値段が高く、全てにご利益がある欲張りな人向け。ピンクは恋愛運アップ、一番売れていた。商売上手。可愛いオブジェを沢山見かけた。高山は標高が高いので寒いかと思ったがその日は２８度くらいあり、ノースリーブでちょうどいい。夕方帰途に着く。帰りはもう混んでいないだろうということで安房トンネルを通る。途中、『飛騨大鍾乳洞』を通るも営業時間５時五分前ということで涙をのんで諦める。白骨温泉は間に合わなさそうなので、トンネル手前の平湯温泉に寄っていく。山の上の神の湯。神の湯は平湯発祥の温泉といわれている。秘湯といった雰囲気で、人里から離れた山の中の温泉だが今はメジャーだそう。入り口に番小屋がありそこで料金を払う。小屋から少し登ると男湯、さらにその上に女湯の露天風呂。洗い場はない。硫黄の匂いがいかにも温泉らしい温泉。

  2005/05/08

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• 薪ストーブと暖炉とペチカ

  ４～６日は別荘と化している長野の友人宅。多摩で午前中、友人夫婦の車に拾ってもらい、出発。まだ下りは混んでいるようだ。八王子で高速に乗るのをやめ、相模湖から乗ることに。途中、高尾大垂水峠？で沢山の自転車乗りに出くわす。辛そうーだが、よい練習場所なのだろう。相模湖からは渋滞もなく無事到着。飼い主が不精で散歩に連れて行ってもらえない柴犬が毎回異常に喜んで飛びついて、お出迎えしてくれる。男やもめの友人は仕事も忙しいので部屋を片付けていない。彼が設計し、実家の優秀な工務店が施工したとてもよい家なのに。私の友達の奥さんが健在な時はピカピカだった。さすがの私も我慢ならず、思わず掃除。夕方、彼の友人が訪ねてきた。一緒に来た大工の友達がネット検索して、薪ストーブの会社がこの土地にあると知り、友達に聞いたところ同級生がその会社で働いているとの事。カタログを開きながらかれこれ４時間ほどの説明を聞く。薪ストーブと暖炉とペチカ色々あるのですね。鍋がおきたいんです。煮込み料理がしたい！ついでにオーブンも良いなど、デザイナーの友人が言う。２０年後くらいに家を建て替える時のお話。薪ストーブを欲しがっている施主は骨董好きらしい。ストーブ本体と同じ位煙突の価格が掛かってしまう事を知り驚き！屋外にでた部分の煙突は断熱してあるため二重構造になっている。屋根からの出が６０センチ程度らしいが、家の構造上、煙突を曲げたり、壁からの離れの問題などで屋外の煙突が長くなることがあるのだ。いやあ、勉強になりました。その会社の方は若い頃教習所の先生をやっていたことがあり、その時は大変モテたとの事。車の中の空間で頼れる先生が素敵な人ならその気になるのだろうと納得。

  2005/05/06

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  根津神社

  昨日は日暮里で打合せ。先方が京成線の出先から戻るので乗り換えの日暮里で待ち合わせ。打合せに出向く時は、買い物やどこかを見てくる。日暮里でいいの？と相手の方は言うけれど、生地問屋や谷中墓地や朝倉彫塑館のあるこの街は好きな場所だ。この日は１キロちょっと先の文京区にある根津神社に行く予定。ツツジが有名だ。４月８日～５月５日までツツジ祭りが行なわれている。３時前から雷と豪雨。やっと小降りになった頃打合せが終了、根津に向かう。ツツジはどちらかというと好きではない。多分、咲き終わった後のイメージがイヤなのだ。なのに「館林」のツツジも見に行っている。根津神社は　ツツジと神社の趣がマッチしていい。多くの坂や猫がいそうな狭い路地があり風情がある。 今年はまだこんなに咲いていない。日暮里の駅から夕焼けだんだんと言う階段をおり商店街へ。肉屋さんの美味しいメンチカツを我慢しながら通過し、不忍通りへでる。夏目漱石や森鴎外も根津神社のすぐ傍に住んでいたこともあり、文豪の街だ。神社の坂の上には、以前『下見板張り』の大正モダン風の洋館？があったが、今はない。その代わり、下見板張り風のサイディングを使った家があり雰囲気は残している。すぐ近くに谷中があり、帰りぶらっと好き勝手に歩いてみた。友人に銭湯を現代美術のギャラリースペースにした『SCAI THE BATHHOUSE』がいいよと聞いていた。もともとは柏湯という天明7年（1787）に開業した約200年の歴史をもつ銭湯だそうで川端康成、池波正太郎など多くの文化人に愛されていた。ここはテレビドラマ『時間ですよ』のモデルにもなった場所だ。不意に思い出したので場所はよくわからない、結局通り道には見当たらなかった。今度また行って見よう。

  2005/04/27

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  石戸蒲桜と渡辺崋山

  天気が良いのは今日までらしいので、２時間ほど自転車で走った。川沿いのサイクリングロードは走りやすいが風が強いので適当に道を行く。埼玉県の北本にある東光寺の石戸蒲サクラ見るのが今日の目的。東光寺の石戸蒲サクラは日本五大桜の１つのひとつだ。推定樹齢８００年の国指定天然記念物。福島県・三春の滝桜山梨県・山高神代桜　　岐阜県・根尾谷の淡墨桜　の三大桜に静岡県・狩宿の下馬桜と埼玉の石戸蒲桜を足して日本五大桜という。三大っていうのは良く聞くけれど五大っていうのもあるんだ。日本三大桜名所は長野の高遠、奈良の吉野山、青森の弘前城。高遠は去年見たし、三春の桜も十数年前に見た。一昨年は北上の桜（東北三大桜名所のひとつ）もみた。別に桜好きっ！って言うわけではないけれど。で、今回の石戸蒲桜を見に行ったのには理由がある。この桜、江戸時代には大変な人気だったようで、滝沢馬琴の「玄同方言」にある挿絵「東光寺ノ蒲桜並ニ古碑圖」はかの渡辺崋山が江戸からやってきてスケッチしたものだ。かのって誰だか知らない人多いだろうな。小学生低学年の頃、よく伝記を読んだ。一冊の江戸時代の偉人について書かれた伝記があった。「解体新書」の杉田玄白や間宮林蔵や平賀源内・伊能忠敬の事が書いてあった（と思う）。その中で渡辺崋山とは初めて出会ったはずだ。昨年のこと、お気に入りのＴＶ番組テレビ東京の「美の巨人」を見ていた。渡辺崋山の「鷹見泉石像」（東京国立博物館所蔵）、西洋画の技法を取り入れた国宝だ。崋山は有能な政治家で学者で画家のスゴイ人だ。一万二千石、小さな田原藩の家老となって藩政改革を行い全国を襲った天保の大飢饉の際にも、田原藩では一人の餓死者もださなかったそうで翌年幕府から田原藩のみが表彰された。｢報民倉｣は崋山の指導の功績だ。長男の崋山は父は病気がちで兄弟も多く、絵を描いて生計を立てていた。時は黒船到来の時、崋山は32才頃から外国事情に関心をもち、蘭学や兵学の研究を始めた。その思想によって幕府にとらえられた。多くの人の声により厳罰は免れ田原へ蟄居となった。崋山一家の家計の為、門人が絵を売ったのが悪評となり（「罪人身を慎まず」）藩主に災いの及ぶ事をおそれた崋山は自害した。惜しい人を亡くしたと思う。渡辺崋山に興味を覚えた私は去年の秋、田原を旅した。

  2005/04/10

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  上野公園

  ＳＯＨＯの私は元上司に仕事をもらうことが多い。今日はいつもと違って上野で打合せ。元上司は花見がすきなのだ。が決してどんちゃん騒ぎが好きなのではなく、純粋に花を見るのが好きらしい。打合せ前に上野公園を散策。今日は軽く一杯飲みながらの打合せ。上野公園は大好きな場所だ。国立科学博物館、東京国立博物館、国立西洋美術館、東京都美術館、上野の森美術館、台東区下町風俗資料館、東京文化会館、旧東京音楽学校奏楽堂、上野動物園に、遊園地。動物園は大きなシロクマと爬虫類がお気に入り。また、お寺や五重塔があったり、弁天堂や池があったり私にとってはワンダーランド。日本一の入場者数を誇る上野動物園が、昨年入場者数(月間集計？)を抜かれたことがあった。旭川の旭山動物園だ。規模や人口密集具合から言っても快挙だ。旭山動物園の展示の工夫によってリピーターを増やしたことに勝因があった。予算ではない、アイデアって大事だなぁ。所で今日の東京は一気に暖かくなったが、桜は５分咲きといったところ。上野公園のちょっと小高い所に「大仏山パゴダ」がある。上野大仏の顔の部分だけ。不忍池にはめがね碑、かなりや碑、長唄碑、ふぐ供養碑、スッポン感謝塔等沢山の石碑がある。西郷隆盛の像は有名だが、今をときめく試験管をもった野口英世の像だってある。探すと色々なものに巡りあえるのも楽しみのひとつ。

  2005/04/06

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• 伊勢神宮と出雲大社

  以前、伊勢神宮と出雲大社に行った事がある。別の時にだが。信仰心はまるでない。昔から神社の境内とかが好きで、子供の頃は「八合神社の祟り」「散粒種の祟り（神社に無関係）」とか小説風に書いてた。神社の裏の大きな穴に武者人形とかが捨てられていて、姫の呪いとか祟りとかの話だった。横溝正史の小説が映画になるくらいの時か。伊勢神宮は初めての一人旅だった。名古屋で近鉄に乗り換えて伊勢神宮に付く。関東に住んでいる私は近鉄も阪神も南海も阪急電鉄も何処を走っているのかわからない。伊勢神宮に着き、玉砂利の道を歩く。川が流れ太鼓橋がかかっていて趣がある。神明造りの社殿も荘厳だ。森の静けさがいい。気分だけは「いい女一人旅」。と後ろのカップルに声を掛けられた。「あの～、後ろのボタンが外れていますよ」ワンピースの後ろのボタンが外れていたのだ、、、トホホ。赤福を食べ、鳥羽に向かう。鳥羽の旅館では、伊勢海老の夕食を頂き大満足。最近は、おひとり様ブームのようだが、私はそれとは違うと言いたいが、これを機に旅館も一人を大いに受け入れて欲しいものだ。鳥羽では水族館を見学する。関西弁の人が多く、ここは関西圏なのだと実感する。クジラがいると聞き見にきたのだが、とても小さい。鴨川シーワールドのシャチの方がよっぽど迫力がある。でもオームガイがいるんです。サンシャイン水族館にもいるか。。。日本人ってイルカとかクジラにに特別な感情を持っているよね。日本人だけじゃないかな。何かあるとかわいそーとか。ゴキブリとか滅亡しろー！って感じなのに。で時は流れて出雲大社。木曜日仕事を終えて渋谷から夜行バスで行く。隣にいる同伴者がうるさく、眠れない。疲れた状態で朝早く出雲大社に付く。まずは腹ごしらえ。名物「割り子そば」を荒木屋という蕎麦屋で食べる。薬味が色々楽しめて、疲れた体にはとてもおいしい！出雲大社は大社造であるが、敷地はさほど広くなく高低差がないので変化に乏しい。しかし行った日は、大きなしめ縄を交換する日だった。１０月は普通は神無月にだが出雲だけ神在月なんだからスゴイ。日本海のどんよりしたウミネコの沢山いる海を見て松江で宿泊。この旅行での食事は蕎麦しか記憶が無い。あと宍道湖のシジミ汁？大したもの食べてないんだろうな。次の日は松江城、小泉八雲記念館、などの見学。松江城は本物（現存する天守閣）。本物は太い柱、黒光りした床、天井の低さが全然違う。お城の建具いいなぁ、鎧戸みたいなの。犬山城、彦根城、姫路城、桜の季節に弘前城にも行きたい。小泉八雲記念館は当時の普通の家。日本家屋は徒然草にもあるように夏使用に出来ているから寒そう。山陰って結構寒いし。小泉八雲といえば松江だが、そこに住んだ期間はたいして長くない。私は何でもただ陽だけのものには興味がない。陰とか訳がわからないようなものに惹かれる。帰りは特急と新幹線を使って帰りました。

  2005/03/24

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  富士山

  元夫じゃなくて前夫が正しいのかな。議員でも一期前の議員は「前」でそれ以前は「元」だし。私は結婚したのは１度未満だし。籍を入れないで、すぐ結婚解消したので（周りの皆さんには大迷惑をおかけして）前夫は未婚としているだろう。私はこの年になると色々聞かれ、面倒なのでバツイチで～す！と言ってる。昨日、いつもは見ないニュースを見ていると特集の中で前夫（彼）が取り上げられていた。本も出しているし、新聞テレビも出たことはあるが、前もっては教えてくれない。一応まだ交流はあるのです。或る意味親友みたいなとこは残っている。インテリア関係やパンフレット、簡単なデータベースなど仕事もらってたし。知り合った時１９歳だった彼は「週休３日は欲しいな」と生意気な事を言ってた。今は仕事に熱が入りすぎて月１日も休めない状態。お金より時間が欲しいと嘆いている。めったに弱音は吐かないけれど、かなり疲れているみたい。私はお金はないけれど自由でよかった。話はがらっとかわって本題の富士山。１０年ほど前に一度登ったことがある。夏の暑い日、日が昇ると同時くらいに登りはじめた。頂上に行くにつれ、下界では考えられないような寒さだ。脚は大丈夫だが、空気が薄いのが辛い。。。秋葉原のニッピンで酸素買っておいてよかった・・・。とにかく頭が痛いです。その時に一緒に行った長野の友人が昨年また登りにいった。私を誘うかとも思ったが、自分だけではなく、私の知らない方と行くので足手まといになるといけないからやめたとのこと。そうですね。その時に送ってくれた写真。富士山の大きな影、スゴイ！パソコン整理して出てきたので日記にのせようっ！と思った。 近くの朝霧高原やダイヤモンド富士が見られる田貫湖はお気に入りの場所。

  2005/03/23

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• 北海道旅行

  北海道は２度だけ行ったことがある。２度とも「北海道ぐるりきっぷ」とかいうＪＲのフリー切符で。大人の女性（おばさん？）にはリッチな旅がいいのだろうけれど、若い男の子がするような旅が好きだ。２０台の知人が昨年２ヶ月バイクで日本一周してたけど羨ましかった。３連休＋１日の有給。最近は３連休増えた。仕事を終え（私は荷物がとても少ない）、午後７時の寝台特急北斗星に乗り込む。職場は上野だったのでちょうどいい。食堂車はあるが値段に見合わないのでパス。ロビーカーで連れが買ってきた食事を広げる。本人が好きなまい泉のカツサンドにデパ地下で購入したお弁当など５人前はくだらない。デザートだって沢山。隣のカップルはサンドイッチ１ケースだよ。食べ物で繋がっている仲だからしょうがないか。北斗星にはシャワーもちゃんと付いている。２段ベッドの上は私。備え付けの浴衣に着替え今頃はどの辺りかと思いを馳せながら眠りに付く。６時頃、青函トンネルを抜け函館に。にわかに車内がざわざわしてくる。通路側の大きな窓から海と朝日が見える、感激！北海道は植物も建物も本州（内地）とは違う。雨樋がみえない、青森もそういえば雨樋無かったな。長万部で予定通り「かにめし」を買う。毛がにのほぐし身が入ったもの。停車時間が短い、頑張れ連れ！電車を乗り継ぎ、トマムに向かう。安藤忠雄設計の水の教会を見学。富良野によってソフトクリームを食べ、美瑛に宿泊。朝、起きて外の風景に感激。夕方暗くてわからなかったが、イギリスの丘のよう（行ったこと無いけど。）日本とは思えない風景と思ったのは美瑛と白馬。故前田真三氏の拓真館で美しい風景写真を見て感動する。旭川の山頭火でとろ肉ラーメンを食べる。チャーシューは別皿で、どんぶりの上に乗せると少し硬くなる。好みの硬さでどうぞ。美味しかった・・・。札幌の市場の食堂で時知らずの定食を食べ、小樽に宿泊。小樽にて寿司を食べる。函館に向かうのに特急に乗るがかなり長時間。連れは気持ちが悪そう。函館に着き人気の民宿に泊まる。決してお洒落ではないがおいしそうな食卓。連れは先ほどまで具合が悪かったのが嘘のように、夕飯食べおかわりまでする。函館の夜景を見に行く。世界三大夜景というが本当だろうか・・・。世界的な観光地とまでは思えないし。そういえばナポリも行きたいな。タイ料理のお店に行くとトムヤムクンに必ず世界三大スープの説明。残りはフカヒレスープとかブイヤベースとか、ボルシチって言われているけど。他では世界三大スープの説明は見たこと無いなぁ。少し前までトムヤムクンの知名度が低かったから説明書きがあったのかな。次の朝の食事も美味しい。函館朝市に出かけ、蟹汁、ホタテ焼きなど食べる。ウニ丼をテイクアウトして帰途に着く。青森で買いたい駅弁があったので私の意見でウニ丼は１つにした。しかし！ウニ丼はあまりに美味しかった。連れはやはりもっと買えばよかったと文句を言う。その通りです。盛岡からの新幹線はあっという間。ひたすら食べた旅でした。このきっぷは寝台特急北斗星のソロという個室も使えるようになった。一人旅も安心。東北海道に行きたいけれど、あまり電車通ってないんだよね。釧路の「和商市場」の勝手丼食べたいっ。北海道三大秘湖のオンネトー行きたい、神の子池も。

  2005/03/10

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  かんてんぱぱとグリーンファーム

  長野の伊那に別荘（友人宅）がある。年に３・４回遊びに行くが、そこで必ず寄るのがかんてんぱぱとグリーンファームだ。かんてんぱぱ（伊那食品工業）は、その名の通り寒天を作っている中小企業。平成大不況にあっても50年近く連続増収増益。メディアでも取り上げられている。工場には社員の方が手入れしている庭のあるレストランやショップがあり寒天商品とともに必ず買うのがゴマのドレッシング。海のない長野で「寒天」は、海の無い山梨で「あわびの煮貝」くらい不思議。でも名の通り寒冷地でしか出来ないものだという。寒天はゼリーにより固まる温度が高いし早い。グリーンファームの牧場？にはダチョウやヤギなどがいる。簡易な建物の中の市場で農産品や花やあらゆるものが安く売っている。それに何故か、普通のスーパーでは手に入らない変わった食材がある。肉は馬、羊、ダチョウなど。蜂の子は名物だし、色々な国の特産品もある。探していた商品がここで見つかることも少なくない。また市場の中では檻の中に入った小猿やカメレオンがいる。食品屋さんの「カルディコーヒーファーム」で売っているものに近い。長野は男性長寿ＮＯ1だ。特に伊那地方は長生きが多いという。寝たきりの人が少ないというのも羨ましい。北長野の人は几帳面らしいが、南長野はおおらかで気質が違うと聞いているし、そう感じる。長野の中央に位置する、松本が好きだ。川が流れている都市は風情があっていい。松本城は堅牢で歴史があるし、民藝家具、音楽ホールなど文化も充実している。温泉もあるし、足を伸ばせば南、北、中央アルプスも近い。ちょうど２年前の松本城

  2005/03/08

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