ベネッセ社長「不倫」で辞任
政治家の世界のような「居直り」が許されない、民間企業の厳しさを感じます。モーニングの「島耕作」でこの事件とそっくりなストーリーが最近ありましたが、結末は全く逆でした。漫画の世界と現実は違いますね。かっこいいですよね、森本氏。ベネッセをやめたあと、どうなるのかは分かりませんが、氏をほしいという企業は、数多くあるでしょう。森本氏の経歴などは次の記事。『ただ、森本氏の経歴を見てみると、実はなかなかの「敏腕社長」だったことがわかる。 森本氏は39年大阪市生まれ。府立北野高、東大法学部を経て62年にソニー入社、95年から97年まで取締役を務めた。ソニー時代は25年にわたって南北アメリカで活躍。米サンディエゴ工場のテレビ工場の立ち上げに携わった後、経営危機に陥っていたブラジルの現地法人を、社長として立て直しに成功した。 帰国後の01年には業績が悪化していた子会社・アイワに社長として送り込まれ、国内の全工場を閉鎖、数千人の人員削減という大リストラを断行した(アイワは02年にソニーに吸収合併される)。 02年末には顧問としてベネッセに移り、03年6月には、ソニーに「執行役員制」を導入した手腕を買われ、社長に就任した。日経ビジネス03年2月24日号では、この人事を「創業家の福武一族以外からの初めての社長。しかも異業種からの抜擢と異例尽くし」 と評している。 同じく日経ビジネス06年12月4日号によると、就任当時のベネッセは、「社員はまじめにコツコツと、決められた枠の中でよく働く、学校の教師のようなタイプが多い」「ベネッセの社員は教師以上の世間知らずだった」 という状態だったといい(いずれも記事中に登場した同社幹部の声)、時代の変化に同社が乗り遅れている状況だったという。改革を進め、業績は「V字回復」 森本氏は(1)基本的に1つのレベルに合わせていた教材を、レベル別・進路別に展開するようにする(2)これまで郵送のみだった「進研ゼミ」の添削サービスをファクスやメールでも行う(3)ダイレクトメールを大量送付する広告戦略を、イベントを活用するなど多角化する、などの改革を進め、03年には160億円にまで落ち込んでいた経常利益を06年には約294億円にするなど、「V字回復」をもたらすという功績を残している。 確かに森本氏自身も、自身の業績については自信があったようで、「週刊新潮」に「不倫現場」の写真を撮られた後の同誌取材に、「不徳の致すところですが、ここまで全身全霊かけて業績も回復させたのに、僕のことをそういうふうに見るなんて悲しいなあ」 と、自らの行為を悔やんでみせている。 ちなみに日経ビジネス06年6月27日号では、森本氏は「よく言われることだが、上に立つ者ほど自分に厳しくあらねばならない。そして、それこそが企業全体の倫理観の維持につながっていくのだ」 とも語っている。(ライブドアニュースより)』うちの学校でも、3,4年前に、進研模試の質が落ちてきたので、河合塾の模試に切り替えた時期がありました。やはりその頃は業績が悪くなっていたんですね。↓読み終わった方は、クリックお願いします。↓人気blogランキングへ楽天ブログランキング