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カテゴリ:普通の日記
新しい住居「時代国際」への引越しが昨日(15日)、完全に終わりました。
前の住居「富力城」からはわずか徒歩10分(建設中の道路が近く開通するので、近々徒歩5分に)なのですが、一応、引越し会社を利用しました。引越し会社の料金は180元プラスαで400元支払いました。 北京では何度か引越し会社を使ったことがありますが、運転手1人とスタッフ1人を含むトラックを手配するのにだいたい180元から200元くらいですかねぇ。トラックが住居の軒下に停車できれば本当に200元だけで済みますが、荷物をトラックに運ぶまでに距離がある場合、1メートルにつき1元が加算されるシステムのようです。 あと、エレベーターがない住宅の場合は1階ごとに料金がプラスされます。 今回、私の場合は富力城内で100メートルくらいの荷物運搬距離があったので、ひとまず100元をプラスしたわけですが、それとは別に、思わぬトラブルに遭遇しました。 富力城のエリアの内部と外部には門番(保安)が立っていて、大量の荷物を運び出す状況を見かけ、まずここでストップがかかりました。どうやら「管理部(物業部)で荷物搬出許可を取ってきてください」ということだったのですが、トラブルというのはここで発生しました。 搬出許可を出してくれ、ということで管理部の窓口で話をしたところ、まずは搬出する荷物が何か、と問われました。事実をそのまま伝え、ここは問題なくクリアしましたが、「大家の同意」で苦労しました。 前の契約は大家本人ではなく、委託人の劉さんと結びました。大家本人の張さんは香港にいるらしく、私は今まで一度も連絡をしたことがありません。これまで、3カ月ごとの家賃の支払いも劉さんに手渡ししていました。 ただ、マンション管理部の大家名簿のなかでは、大家は住宅購入者の張さんになっています。そこで、この張さん本人の同意が必要だ、となったのです。 私のなかでは大家=劉さんだったのですが、管理部としては名簿上の大家と連絡が取れないので、大家の同意が得らない、という状況ですね。。それで荷物搬出許可をなかなか出してもらえませんでした。 管理部はひとまず劉さんと連絡したのですが、名簿上、劉さんは赤の他人ですから、管理部はいつまでたっても搬出許可をくれませんでした。 劉さんも当然、そのときは何度も電話して管理部に事情を説明してもらったのですが、管理部としては「大家は張さん」「張さんの同意がなければ駄目だ」との一点張りで。。 引越し業者が荷物を住宅エリアの門番のところに置きながら待っている状態だったので、香港在住の張さんと連絡が取れるのを延々と待ち続けるわけにはいきません。 結局最後は大声で怒鳴る、つくえを叩く、椅子をける、などの手段を駆使しました。迷惑行為を恐れた管理部は、あっさりと搬出許可を出してくれました。とはいえ、最初の温和な態度での話し合いと、劉さんとの電話のやり取り、待ち時間などを加えて1時間以上が経過していました。 この1時間くらい外で待たせ続けた引越し業者に対して申し訳なかったので、トラック手配料金の180元+運搬距離プラス料金100元+待たせ時間代金100元の、合計400元で引越しが終わりました。 こうして引越しが終わり、昨日は前の住宅の各料金の清算と、敷金の払い戻しをするため、人生最後となりますが、富力城A1楼1811室で劉さん(大家)と会ってきました。 一人暮らしの私は部屋の掃除をしない方だったので、予想以上に汚い状態の部屋を見た劉さんは悲しそうな表情をしていました。自分が大家だったら、こんな状態で部屋を戻されたら賠償を請求するレベルです。 ちょっと気まずい雰囲気でしたが、ひとまず清掃代金として、敷金の3800元から200元が差し引かれました。 その後は熱水や冷水、ガス、電気、電話代などの未納分を順に差し引き、合計で1800元が戻ってきました。 私は部屋は汚いですが、毎日風呂に入って、大量の熱水を使用するので、この数ヶ月の熱水料金の未納分がなんと850元にもなっていました。 テレビのリモコンと空調のリモコンは、電池を入れるところのフタを紛失してしまっていて、これがどういう形で賠償問題になるかが心配だったのですが、あまりの部屋の汚さに驚愕したと見え、劉さんからは特に何も指摘されずに済みました。 引越しの際のトラブルに加え、昨日の敷金清算大会と、緊張するシーンが続いて疲れました。 まあ、とりあえずこれで完全に引越しが終了したので、時代国際での快適生活が本格的に始まります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月16日 08時10分25秒
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