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2007.03.27
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カテゴリ:KokoroほぐしWS
「kokoroほぐしワークショップ」では、
毎回どんな展開になるのか、ファシリテーターであるわたしも楽しみだ。
その場にいる人と、プロセスに信頼を置いて、
起こるべく流れとともにある時、
全宇宙が全面的に協力して、わたしたちのこの場を滋味溢れるものへと促してくれる。

今日の後半は、
繰り返し脳裏に浮かぶ、ある風景が意味しているものを、
再現する形で進行していった。

その時の少年の姿勢、歩き方、眼に映っているものを、
丁寧に再現しながら感じていく。
その時感じていた、少年の心の内側が、
はっきりと表出し、増幅される。

ポケットの中に突っ込んだ、手を取り出すと、
片方の手は、怒りと防衛のための握りこぶしだった。
怒りの正体に入っていくと、そこには守りたい大切なものがあったのだ。

もう片方の手は、
愛する家族と手をつなげずに、丸めてポケットの中にしまわれていた。

両方の手は、表現される事なく、ポケットの中に閉じ込められて、
ただ無力さの中にあるしかなかった少年。

大人になった今の彼が、少年と対話する。
対話の中で、現在の自分が未だに少年と同じ状態だと気づき、
授ける智慧など全くないかのように、抵抗があらわれる。
根気よく対話していると、少年がどんなに揶揄しようと、抵抗しようと、
彼にしかできない、彼独自の方法で、
否定的な態度から肯定的な力強さへと変容させていくのだった。

他の誰も、その少年を変えることなど出来なかったとしても、
大人になった彼自身が、少年にポケットから手を出して、
愛する家族と手をつなぐ事は、可能なんだと示唆する。

いつまでも、その時の少年のままでいる必要がないことを、
彼自身の言葉で伝え始める。

ウソっぽい大人の言葉を使ったときには、すぐさま少年として抵抗するので、
ごまかせない。
安易に、強引に、などは、できようもなく、
丁寧に、本心の望む方向へと、少ぉ~しずつ一致していく。

長年馴染んだその少年とのお別れを、充分に名残り惜しんだら、
いつの間にか少年の方から、あっさり過ぎるくらい、
さわやかに、さよならと手を振っていた。

遠ざかって小さくなる少年を、愛情いっぱいのまなざしで見送った。





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Last updated  2007.04.02 15:03:32
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