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カテゴリ:プレイバックシアターで自己発見表現講座
今夜のプレイバックは、
オーセンティックムーブメントから始まった。 静かで、安らかで、ぼ~っとした時間。 自然と内側の動きに従っていると、 その場がひとつの大きなわたしになっていく。 都会の真ん中で、 こんな平日の夜が実現しているのが、嬉しい。 仕事から遅れて入ってくる人も、 この場所に来ると、モードが自然と切り替わっていく。 言葉で多くの説明を必要としない。 どこか、深いところでの意識のつながりが、 わたしたちをゆったりとホールドしている。 輪になって奏でる楽器。 その音色を繊細に感じながら、 ひとりずつ自分の音とリズムを重ねていく。 そのハーモニーは、すべての調和に比例して、 この場の参加者たちをひとつにする。 自ずと目が閉じられ、音の世界で遊ぶ。 ひとしきり音の出るものを使った後は、 音声を使って同様にする。 「ひとの身体は、どんな楽器よりも素晴らしい!」 と驚愕の感想が、漏らされる。 どんな楽器よりも、多種多様で、豊かな音色を奏でる人の声。 声は、息と共に、呼吸と共に、リズムと音程で、この場を振動させる。 共鳴し合い、誰の声とも人の声とも思えぬ響きの中に、どっぷりと浸る。 そんなたっぷりとした、ウォームアップのあとのプレイバック。 今のその状態が、どんなであったとしても、 その存在が、そのまんま愛おしい。 1本目は、 みたいけどみるのが怖いというストーリー。 2本目が、 つつくと動き出しそうだけど、今はまだじっと見ていたいというストーリー。 プレイバックを見終わった後のテラーの感想は、 「みられるのも悪くない。」と笑顔になっていた。 恐怖や不安が、一掃されたかのようだ。 3本目は、 慌しく忙しい毎日で、することは山ほどあるのに、 変に落ち着いているというストーリー。 先ほどのテラーが、テラーズアクターとして、生き生きと穏やかな心境を演じる。 テラー席もアクター席も、ミュージシャン席も、 すべてがその時の共時性と共に、ギフトとしてもたらされる。 もちろん、コンダクターも観客も。 すべてが、オーセンティックであるとき、 プロセスと共に、今この瞬間を祝福されるのだろう。 プレイバックシアターで自己発見表現講座 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.19 02:02:15
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