ブラジル出身のボサノバ音楽のセルジオ・メンデス氏が5日、ロサンジェルスで亡くなられたという。享年83。
私はボサノバについて詳しくはないが、それでもアントニオ・カルロス・ジョビン作曲「イパネマノ娘」は好きだ。そのアントニオ・カルロス・ジョビン氏の影響を受けてセルジオ・メンデス氏はクラシック音楽のピアニストからボサノバ音楽に転向したといわれている。そして名曲「マシュ・ケ・ナダ(Mas Que Nada)」を作曲された。
私はほんとうに時々だけれど、気がつくと絵筆を握りながら、調子よく「♪マッシュ♪ケ♪ナダ (さあ、どうだ!)」と口ずさんでいる。尤も、私が口ずさめるのはここまでである。しかしこのフレイズを口ずさんでいるとき、私の絵はうまく行っているのである。たぶんこれからも私は「♪マッシュ♪ケ♪ナダ !」と口ずさむだろうと思いながら、セルジオ・メンデス氏を追悼いたします。 R.I.P.