カテゴリ:モールトンレストア
初めてイチから組み上げた自転車を走らせてみた。
ここまで辿りつくのに 「思った以上に大変」 だったといえよう。 その内容といえば ・部品の仕様 ・価格 であった。 自転車を組み上げるには数々のコンポーネントを用意していくのだが それぞれに仕様がありこのコンポだからといって必ずしも正しく取り付けられるわけではない。 例えばBB一つにしたってあるモデルでも10種類くらいの選択項目が存在したりする。 またそれぞれは型番が書いてあるだけで具体的な寸法が入っている図面があるわけではないので組み上げる側としては見極めるポイントが難しい。 とにかく試行錯誤でやってみて散財もしたが組みあがったので走ってみる。 んだけれども全然ダメ。 まず止まらない。 ブレーキキャリパーが半世紀も前のもんだからブレーキレバーを強く握るとアーチがたわむ・・・ レバーとの相性なのかもしれないが下り坂でストップできないほどだから困ったもんだ。 これについてはキャリパーを交換して様子を見てみたい。 サスペンションがイマイチ。 リアがまだ柔らかいのである。 上り坂でこれでは負けてしまう。 ケツが痛い。 ドロップハンドルのポジションに身体が慣れていないせいもあるだろう。 いつも使っているサドルがやっぱりケツにピッタリフィットして羨ましい。 サドルの高さを調整したら少しだけよくなった。 ブレーキレバーのアーム位置が遠い。 ものすごく遠く感じる。 指がツリそうである。 ワイヤーの調整でうまくケリがつくか心配だ。 ま、それにしても久々にモールトンを漕いだわけであるが 実に久しぶりな感触を味わうことが出来た。 やたらとクイックな挙動などは普通のロードバイクではなかなか感じられないものである。 この既知感は久々にミニ(昔のミニクーパー)のハンドルを握ったあの感覚なのである。 あのクルマも重いハンドルなのに鋭い挙動、小さいのにやたらと速い・・ あのクルマもこの自転車もサスペンションはモールトン博士で共通だからそんなものかもしれない。 江戸川放水路を走ってみると漁船が海に向かっていた。 この街から漁協が消えても釣り客相手に船を動かしている人がまだいる。 とりあえずこの日は2時間ほど走らせてみて様子をみた。 修正点は山ほどあるので一つずつ対応していきたい。
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最終更新日
2011.03.16 04:39:44
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