カテゴリ:モールトンレストア
おはこんばんちは。
フレームの修理に出していたアレックスモールトン GTが帰ってきた。 ろう付けがもげてしまったリアのピボット付近を補強してもらった。 モールトン原理主義者からからしたら「なんてことするんだ!」と噴飯ものだろう。 いや、モールトンのフレームは踏み込むとここが左右に振れるんですよ。普通にろう付けするだけだともげてしまう。 で、補強と相成った。 ところがどっこい。母材のステンレスフレームが只者ではない。 一般のステンレス用ロウが容易に溶け込まないのだそうな。 専用のロウがあるのではないか?というのがビルダーさんの見解。 ろう付けしては磨いて、ろう付けしては磨く。 もう勘弁してください・・ というレベルだそうな。 磨かないとろう付けできないし。 ワタクシのオーダーは、磨きは自分でやります・・ としていたので、これで納品。 普通のロードバイクにはあり得ないカタチだろう。 あとは自分で仕上げる。 そういえばモールトン も値上げだそうな。 このGTというモデルもフレームだけで110万円だが、さらに値上げされるらしい。 高いと思われるが、このヘンテコ(超軽量)なステンレスに綺麗にろう付けして100万円が高いかと問われると、妥当な価格ではないかと思われる。 目の前の価格だけであれこれ言うのもどうかね。 もっともインダストリアルとマニュファクチャリングを同列で比較してもどうかと思うけれど。 本当はろう付けした全箇所をモリモリっとろう付けしてもらうつもりだった。 そのために塗装を剥離した部分もあるのに何でもできず再塗装。 サビが浮いていたので除去してサフを入れる。 続きはまたこんど。 ほいじゃーの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.15 22:18:57
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