カテゴリ:モールトンレストア
おはこんばんちは。
アレックスモールトンを購入し、自分で全部バラし、再塗装し、好きな部品を組み付けて走れるようになった。 ここまでやって得られた組み付け要点を書いておく。 モールトンを組み立てる際、参考になれば嬉しい。 泥除け付でもロードバイク用ブレーキキャリパーを使用できる。 ただし、オフセットシューを利用する。 1ペア3000円くらい。これでロード用のブレーキシューを利用できる。 キャリパーが泥除けに接触する。その際に、タイヤに泥除けが接触しないように。 シートステーが細すぎて、キャットアイのテールランプブラケットがそのまま取り付けられない。 そこで、スポンジやゴムを巻きつけた上にブラケットを取り付ける。 右側(チェーン側)は、テールランプがチェーンやブレーキシューに接触しない位置に取り付ける。 高価だが、雨に濡れても浸水せず、衝撃でバラバラにならないコレがおすすめ。単三電池駆動なので、ほぼ一生使えるから実質タダ。 シートポストのヤグラは二本締め。 革サドルなどのように”しなる”タイプは前側のナットがサドルに接触する。 ライダーの体重やサドルの特性により異なるが、乗ってみて確認だ。 リアサスの付け根。ピボットと呼ぶ。M8のワッシャーをかまし、Uナットにネジロック剤を塗布して組み付ける。 ぎちぎちに締め込むとサスペンションが可動しない。 直付フロントディレイラーを取り付ける際に、アダプタを噛ませる。 アダプタなしでも変速できるが、変速でもたつく。 17インチモールトンの場合、フロントチェーンリングは60Tくらいがいい。しかし、カンパニョーロ用 PCD135mmで60Tはほぼない。シマノを勧めるがどうしてもカンパニョーロを使いたい場合は、チェコのGEBHARD製チェーンリングを用いる。スパイクピンがないため、写真のように穴を開けてアルミリベットを打っておくとOK。 フロントディレイラーのワイヤルーチンおかしいが、これで正解。普通に変速できる。 トンチンカンな位置なのが不思議。 気になる人は、フレームビルダーのところへ持ち込んでケーブル受けを付け直してもらうとよい。 フロントサスペンションのプレートはこの向きで組み付ける。 ナイロンナットが使われているが、そのままだと緩むため、中強度以上のネジロック剤を塗布する。 このナットの締め込み具合で乗り心地が変わる。 ギチギチに締め込まず、かといってゆるくてもダメ。難しい。 BB(ボトムブラケット)のシャフト長は、フロント2枚の場合、110mm付近にする。 これは102mmなので、チェーンリングがフレームに寄りすぎている。 フレーム側にチェーン落ちすると、フレームとチェーンリングに挟まり外せなくなる。 リアディレイラーを取り付ける際にワッシャーを一枚かます。(レンチで指し示している部分) リアディレイラーの取り付けネジ先端が飛び出て、チェーンに接触するのを避けるため。 リアディレイラーはカンパニョーロのレコードもしくはヴェローチェ、シマノのデュラエースで試したが、ワッシャーが必要だった。これがモールトン。 カンパニョーロのクイックリリースを使う場合は、クイックリリースとフレーム間にワッシャーをかます。(レンチで指し示している箇所) HOPEのハブだが、このようにフレームから多少はハブが飛び出る(これで正常)。 クイックリリース側のハブ出っ張りを逃す凹み深さがカンパニョーロとシマノで異なる。 左がカンパニョーロ、右がシマノ。 シマノを使うとワッシャー不要。 クイックリリースまでカンパニョーロを自慢して走ると、タイヤが外れる。 コネクタの位置決めは難しい。 この写真は、リアブレーキを引き、リアはトップ、フロントはインナー。これでフレームやコネクタ同士が接触しないようにする。 インナーワイヤー通しには、アウターケーブルからインナースリーブを引き抜いて適当な長さにカットして両端を開いておく。 フレームを分割するために、結合部分を緩めるが、無理にレンチを回さない。 フレームのロウ付がもげる。 こんなところ。 ほいじゃーの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.10 13:45:38
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