カテゴリ:モールトンレストア
おはこんばんちは。
自宅の洗濯機が壊れた。 原因は、衣類の詰め込み過ぎ。 縦型の洗濯機なのだが、蓋周囲の樹脂部品がモノコック構造部品になっている。 これが脱水時の応力に負けて歪む。 すると操作パネル基板を取り付け樹脂製ボスが割れた。 基板がぷらんぷらんなので、操作できなかった・・・ というわけだ。 家人が詰め込むので制止するのだが、その度に鼻の穴を全開バリバリにして「洗わなきゃなならないんだから」と押し込んで洗濯する。 もちろん詰め込み過ぎた衣類が洗濯機のなかで洗われるわけないのだが、洗濯した事実が大事らしい。 結果、自分で破壊の道を突き進んだわけなのだが。 で、近所の電気屋さんで同じサイズの洗濯機を買ってきた。 一番小さい5kgサイズである。 10kgを買っても15kg詰め込んで壊される未来が見えるので、一番安価な5kgにした。 えらい静かでスムーズなのに驚いた。 古い洗濯機は振動であちこちダメになっていたらしい。 閑話休題。 モールトンのフロントサスペンションを調整した。 サスペンションはスプリングとスプリングを押す黒い部品(赤丸)の構成になっている。 黒い部品はゴム製だと思っていたが、古いグリスを拭うとゴムの硬さではない。 これはナイロン製じゃないかな? というのも、ナイロンは吸水性がある。 雨で浸水し、ナイロンが水を吸って膨張。 シリンダ内径よりナイロン外径が大きくなり固着に至るって推理。 ナイロンを採用するなら、膨張を見込んだ径に設計するんだけれどね。 もしくはジュラコンなど別の似たような膨張しにくい素材を採用すると思うが。 過去の設計を蒸し返してもしかたないのがレストア。 現状できる簡単な解決手段は黒いナイロン部品の外径を小さくすること。 ちょっとずつ小さくしてはシリンダにあてがって具合を確かめるを何度も繰り返した。 横浜の自宅に戻ってきたもんだから工作機械がない。なので紙やすりで削ったよ。 キチキチピッタリくらいのところで削りを終了。(もっと削りたいが疲れた) ゴム部品だとばかり思っていたので、シリコングリースを購入しておいた。 ゴム部品に対して、リチウムグリースなどは使えないためである。 シリコングリスを塗布して組み立てて完成。 久しぶりにスムーズに動くフロントサスペンションに戻った。 洗濯機も自転車もスムーズに動くと気持ちよい。 ほいじゃーの。 自転車に限らずパッキンに塗布すると長持ちしてええよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.23 06:56:21
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