カテゴリ:モールトンレストア
おはこんばんちは。 ワタクシは2台の自転車を6月と12月にオーバーホールする。 小径車モールトンのボトムブラケットが浸水によってサビサビになってしまったので、トーケンTK8691CT ISOに交換。 なんだけれど、ハンガーのタップが半死していて、ベアリングキャップのねじ山を壊してしまった。 リアエンドのタップも死んでいたから、想像するに元々へたったタップでタップを立てたのだろう。 外国製品なんてこんなものだろう。輸入元のダイナベクターも大変だ。 ハンガーのタップと立て直したり、面取りするのにはいまだに意味があるということである。 やっぱり基本を疎かにしてはいけないんだね。 やはり自分の手を動かしてやってみるからこそ得られる知見があるというわけだ。 というわけで早速部品を取り寄せた。 ボトムブラケットのベアリングキャップは通常、単品では入手できない。 しかし、あるところにはある。型番は200130-BSA。 ラベルの文言が英語ではない。出所は聞くなよ。 さらにハンガー用のタップも購入。 ホーザンのC-402。BC1.37×24(JlS)である。 M2からM16までタップは揃えているが、こんなぶっといタップのハンドルは持ち合わせていない。 そこでタップハンドルは、商用車用20mm四角ソケットを介してスライドハンドルに接続している。 インパクト用なのでインダストリアルフィニッシュ(黒)なのはしかたない。 横浜のマンションは、市川のガレージのように切削油がない。 オメガ636Sを全体的に吹きつけてからチェーンオイルをタップとハンガーに塗布。 タップを立てたらブレーキクリーナーで油分を除去。メルセデスのブレクリが小さくて使いやすい。 タップを立て直したらベアリングキャップをインストール。 スムーズに入っていくではないか。 こうだよ。これでいいんだよ。 クランクつけてチェーン張ったら完成。やっとオーバーホール終了。 結構な出費となってしまったが、これでモールトンに乗ることができる。 日本のモールトニアはこんなことしないだろうけれど、手間かかっているんですよ。 ほいじゃーの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.14 18:34:42
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