超未熟児の孫たちも大きくなった
今日は2015年7月14日に生まれた双子の孫のバースデーパーティーを開催しました。あれからもう9年も経ってしまうのですね。感慨深いものがあります。2015年の春に娘に子供が授かったことが分かり、その当時娘は普通に仕事をしていましたが、5月の定期検診に行った際に、双子のうちの一人の方の成長が思わしくないため大宮の自治医大に入院することになりました。双子でしたし安心して産むためには必要な入院なんだと理解はしていました。その約1ヶ月後の検査でその一人の子の成長が順調でないこと分かり、万一その病院で超未熟児での出産となると、設備面や先生方の面が十分ではないということで、急遽、毛呂山の埼玉医科大学病院へ転院することになりました。毛呂山の埼玉医科大学病院は、超低体重児(1000g未満)の新生児のケアが可能な設備(NICU:新生児治療室)やスタッフが揃っているためです。毛呂山の埼玉医科大学病院へ転院後は、妻が週に3、4回病院に通い娘のフォローをしていました。毛呂山は当時住んでいたさいたま市西区(指扇)からでもそれなりに遠い田舎にあり電車での乗り継ぎに時間がかかりました。休みの日は二人で車に乗って通いました。出産予定日は9月中旬でしたが、7月になった頃、胎児の成長具合をモニターしている中で主治医が、お腹の中で育つのを待つより帝王切開で出産してからNICUで育てた方が良いと判断して、7月14日に帝王切開手術をすることになりました。双子であることは分かっていましたが、性別ははっきりしていませんでした。生まれたのは男の子と女の子の双子で、女の子の方が成長が悪く超低体重児で664g、男の子の方が1250gでした。本当に小さくて小さくて、500mlのペットボトルのような大きさしかなくて、ちゃんと成長してくれるのだとうかととても心配しました。娘は約1週間後に退院しましたが、双子の孫たちはその後も入院していたため、妻はほぼ毎日娘の母乳を届けに毛呂山まで車で通っていたのです。その後、男の子の方は約2ヶ月半入院して退院、女の子の方は最初の自治医大へ転院してその後の入院が続き、最終的に約4ヶ月入院していました。その当時のことを思い出すと、体は小さいものの普通の9歳の子供と同じように健康に成長してくれて、本当に良かったと感無量です。二人のバースデーパーティーは、いつものように手巻き寿司と鰻を中心に手作りの家庭料理で楽しくいただきました。近くのスーパーへ買い出しに行って、中トロと赤身のマグロの柵、帆立の貝柱、真鯛の柵、鯵のたたきなどを買って、マグロの柵は久しぶりに出した刺身包丁で丁寧に切って、食卓に出しました。鰻は浦和の老舗で、事前に予約をしてテイクアウトを取りに行ってきました。今回二人へのプレゼントとして22インチの自転車を購入しました。9歳にしては小柄なので22インチでは少し大き過ぎるかと思っていましたが、子供用の自転車はフレームがコンパクトなものがあって、小柄な二人でも乗れる自転車がありました。5段変速機がついたカッコいい自転車で、二人ともとても喜んでくれました。こうして、家族で一緒に美味しいご飯を食べて、自宅でパーティーができることは、本当にありがたいです。これから中学受験に挑戦するそうで、そのサポートもしていくことになりそうです。いつもタンゴばかり踊っていますが、時には家族との団欒も楽しいですね。二人とも元気に成長して欲しいです。