激動の週末
今、私は、ぼお~っとしております。うまく思考できません。疲れたな・・・。何があったかというと、我が家の長男高3のシレンが入院しました。過去2回入院した時と全く同じ症状で。ソレは、土曜日の朝、始まりました。土曜の朝は雪が降っていました。前夜から降っていた様で、道路にもかなり積もっていました。高1のナツは、英語検定の筆記試験が学校であるというので、支度をしていました。が、開始時間を勘違いして覚えていた彼女は電車では間に合わず、私が車で送って行きました。その帰りに、実家の母を拾い、母のかかりつけの病院まで送りました。そんなふうに私が走り回っているときに、家では、シレンが腹痛でのた打ち回っていたのです。いつもの腹痛、でもいつもより激しい痛み。過去2回入院した時のような。とりあえず、お昼に前回の腹痛の時に診てもらった精神科クリニックに連れて行き、痛み止めと精神安定剤、整腸剤を処方してもらいました。自律神経の失調。ここ最近の医師の見立ては、内科でも精神科でも同じでした。ところが、痛み止めを飲んでも、3,40分は少し治まるのですが、すぐに激しい痛みの波がシレンを襲ってくるのです。ものも食べられず、胃液と粘膜だけの嘔吐を何度か繰り返し、5時間おきの痛み止めの3回目を飲んで一時間後の夜中の1時、過呼吸と腹痛で息が出来ずに苦しがるシレンを見て、とうとう119番に電話しました。翌日の救急当番病院は調べてありましたが、このまま長い夜を我慢させるのは、私が我慢できなかったのです。119で消防署の専門回線の電話を教えてもらい、そこにかけなおして、シレンの状態を説明し、夜診てもらえる病院がないか聞きました。内科の当番医がいるのは、隣町です。夫が車を運転し、私は後部座席でシレンを毛布で包み膝枕で寝かせながら出発、病院に着いたのは午前2時くらい。それから、わざわざレントゲン技師や検査技師を呼び出して検査してもらい。結果、体温38度で白血球の数値も高めということで、入院して様子をみようということになりました。丸一日痛みと闘って憔悴しきったシレンを病院に残して、私と夫が家に帰りついたのは朝の5時でした。帰りの道路はツルツルに凍っていました。徹夜したのは、何十年ぶりでしょう。気持ちが悪くて、まっすぐ布団に直行。3時間ほど寝て起きて、今度は娘達も連れて病院に必要なものを持っていきました。入院には全く不承知のシレン。イライラと怖い顔をしてました。でも、微熱はあるものの、痛みは大分和らいできた様子。月曜日に再度検査して、異常がなければ退院も早いかもしれません。なんというか、空き巣騒ぎ以来、まるで違う時間軸に迷い込んだよう。次から次へとなんなんだろう。シレンもあの事件の時は一番冷静に見えたけれど、本人も意識しないところで大きなダメージを受けていたのだと思います。(私が一番パニックを起こして、子供たちを困らせたんですよね・・・)徹夜のせいで、カラダの中の時間感覚が少し狂ったようです。ここで私が倒れたら情けないので、しっかり休んでみんなを支えないと。ですネ。