つい先日、俳優を観に行くのか、作品を観に行くのか・・・と
ブツブツ申し上げた者でございますが・・・。
本日、ミュージカル界の貴公子(←いいのか?この言い方で)
井上芳雄くん目当てで、舞台を観てまいりました・・・・。
なんて。
ホントは、キャスト全員・
そして井上&栗山ペアとくれば、観に行かないわけにいかなかったんですけどね。
(・・・とはいえ、井上くんの話はのちほど書くといたしますが)
さすがでございました。
井上ひさし作 栗山民也演出 「ロマンス」
出演は、
大竹しのぶ・松たか子・段田安則・生瀬勝久・木場勝己・・・・と芳雄くん。
この6人。
メンバーを見るだけでも、この舞台はすごそうだ・・・と思えるはず。
「桜の園」「三人姉妹」「かもめ」などなど・・・ときけば、そう!チェーホフ
このチェーホフの生涯を、4人の男性陣が 少年・青年・壮年・晩年と演じ次ぎ、
そのまわりの女性たちを2人の女性陣が。
そして、そのほかのあれこれを6人で演じていきます。
さすが、井上舞台。
観客の年齢層が・・・・・・・・・ 高い。
そして、男性人口が・・・・・・・ 結構高い。
芳雄ファンと思える女子高生数人が 浮く浮く・・・。
2階の端っこからの観劇なれど、舞台全体を観ることもでき、息づかいも
十分伝わりました。
きっと、女子高生も芳雄くんじゃなくて、舞台そのものに釘づけになったはず!
ネタばれになるのでアレコレは書きませんが、
いや・・・・みなさま 魅せてくれました。
芸達者な方たちの間といい、そのリズムに、芝居心に・・・
私は、何度でもこの舞台を観たいと思いました。
さすがは大竹しのぶ・・・ ホント この人すごい。
松たか子・・・やっぱうまいのよね。うん。
段田さんだって、生瀬さんだって、木場さんだって
ホント、何をやらせても、どんな場面でも すっとその中に私を引き込ませる。
もちろん、芳雄くんも、十分 その中で頑張ってました。
さすがは歌の名手・・・、
でも、上手だけじゃない感情の部分もちゃんと感じさせてくれました。
いいなぁ~~~~ こういう 質の高い舞台。
実は、チェーホフ 私 苦手でした。
だって・・難しいんだもん。 (←訂正!難しいだろうと思ってあまり観てません・・・の誤り)
ちょっと気になりました。
やっぱり・・・舞台っていいもんですね・・・。
こまつ座&シス・カンパニー公演 「ロマンス」
世田谷パブリックシアター 9月30日(日)まで
※ちなみに、こまつ座サイトで紹介されているあらすじと、ど~も違う気がするのがワタシだけ?
これって・・・やっぱり、もしかして、 井上ひさしならでは?!