|
テーマ:洋楽(3357)
カテゴリ:70年代洋楽
アラン・パーソンズ・プロジェクトのボーカリストとしても有名なクリスは、ブライアン・ウィルソンの信奉者として知られ、その透明感ある歌声をいくつも重ねた一人多重録音コーラスがトレードマークのひとつとなっている。 そんな彼の'79年の3rdアルバム「White Trails」(上写真)は、ポップスマニアの間で語り継がれる名盤で、その楽曲の完成度と偏執狂的なスタジオワーク、ハーモニーの素晴らしさは舌を巻くばかり。 中でもハイライトと言える「Ring Ring」は、ポジティヴな曲調にどキャッチーなメロディ、一人多重録音を駆使したひとりビーチボーイズと呼ぶにふさわしいコーラスワークが見事に融合した一曲で、まさしくブリティッシュ・ポップスとビーチボーイズの幸せな出会いとでもいうべき最高の仕上がりを見せている。 その明快なサウンドと楽しいアレンジも宅録とは思えない躍動感を放つ。 他にも「Love You Eternally」「Be Like A Woman」「Don't Take The Night Away」などの名曲が目白押しな「White Trails」はクリスのシンガー、サウンドメイカー、ソングライターとしての素晴らしさがギッシリ詰まった一枚であり、全ポップスファン必聴というべきエヴァーグリーンな名作だ。 「Ring Ring」を聴くにはここをクリック! ポム・スフレのホームページではクリス・レインボウのアルバムについて取り上げています! ※なお「White Trail」に収録されている大半の曲は「The Best Of Chris Rain Bow 1972-1980」でも聴けます。おそらく在庫わずかなので興味のある方はお早めにどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[70年代洋楽] カテゴリの最新記事
|