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テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:邦楽
享年75歳。 ピーナッツの「ウナ・セラ・ディ・東京」「恋のバカンス」や、「ズームイン!朝」「午後は○○おもいッきりテレビ」などのテーマ曲などを手掛け、「宇宙戦艦ヤマト」の作曲でも有名な宮川氏だが、僕の場合なんといっても印象に残っているのが、1974年から'78年まで日テレで放送されていた子供番組「カリキュラマシーン」のテーマソングだ。 弾けるようなブラスが炸裂するイントロ、簡潔でキャッチーなフレーズが強烈な印象を与える一曲で、演奏のパンキッシュな疾走感は今聴いてもムチャクチャカッコいい。 「シュビドゥバタラタンタラ」というナンセンスな言葉を繰り返すだけの歌詞もコミカルかつアナーキーなもの。 この「カリキュラマシーン」は僕がまだ物心つく前に終わってしまったのだが、このテーマ曲のカッコ良さはヘンテコなロボットと共に鮮烈に覚えている。 このテーマ曲のみならず、「カリキュラマシーン」の音楽はジャズ、ロック、ファンク、ボサノヴァ、ソフト・ロックなど幅広い要素を内包した非常に質の高いもので、宮川氏のモダンでカラフルなセンスが爆発するそれらの楽曲は今の耳で聴いても天下一品だ。 ひらがなシリーズ(?)で聴けるBGMのフレーズがエアロスミスの「Walk This Way」のイントロと全く同じなのもビックリ! 子供番組であっても決して手を抜かず、アグレシッシヴな姿勢を持って作品作りに臨んだそのプロ根性には頭が下がる。 宮川氏の冥福を謹んでお祈りしたい。 …で今日は事情があって2本立てです。 ↓下に続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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