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テーマ:洋楽(3396)
カテゴリ:70年代洋楽
「M*A*S*H」のサウンドトラック(写真)に収録。 映画は、朝鮮戦争下の移動米軍外科病院を舞台として、人間や戦争を皮肉るという内容であり、オープニング・シーンで流れるのがこの曲である。 「自殺は苦しくない」と歌う、この美しいフォーク・ソングの作者はジョニー・マンデル。 その物悲しいイントロと歌い出しのメロディからしてグッとくるが、シンプルなアレンジとヘタウマ風のヴォーカルが余計に哀感を誘う。 "自殺は苦しい事じゃない それは色々な気分転換にもなる するもしないも僕の自由だ" 歌詞の内容は一見すると暗く絶望的なだけに見えるが、その奥に込められたユーモアや皮肉はかなり深い。 それが憂いと優しさを持つメロディに載せて歌われる所に意味がある。 「人生はくたびれるゲームだ。どうせ負けるに決まってる」というフレーズが、個人的には好きだなあ。 美しくてシニカルな名曲「Suicide Is Painless」を聴くにはここをクリック! "ある時、勇者が僕に訊いた 「大切な質問に答えてほしい。生きるべきか死ぬべきか?」と 僕は答えた「やれやれ、なぜ僕なんだ?」 自殺は苦しい事じゃない それは色々な気分転換にもなる するもしないも僕の自由だ" なお、ロバート・アルトマンは2006年の11月に逝去。 レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説をヘロヘロに料理した「ロング・グッドバイ」(1973)が好きだったなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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