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ポムブログ~ポム・スフレの名曲大百科

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2008.06.03
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テーマ:洋楽(3357)
カテゴリ:70年代洋楽
スティーヴ・マリオットは、ブリティシュ・ロック史上最高のヴォーカリストのひとりだ。
そんな彼が、Small Facesに続いて結成したグループがハンブル・パイである。
パイというと自分の場合、ピーター・フランプトンとの双頭バンドだった前期ももちろん好きだが、どちらかといえば、後続ギタリストであるクレム・クレンプソンを据えた後期の作品を聴くことが多い。
『Smokin'』('72年)、『Eat It』('73年※)などは、70年代ロックの名盤としてそのテのファンにはおなじみだろう。

「Tunderbox」は、'74年のアルバム(上ジャケット)のタイトル・ナンバーで、マリオットとクレム・クレンプソンの共作。
数多いパイの名曲の中でもとびっきりの一曲だ。

キャッチーで歯切れのよいギター・リフは、有無を言わせぬカッコよさ
リズム隊も負けじとグルーヴ感たっぷりに突き進む。
黒人女性シンガーによるコーラスもとても色っぽい。
クレンプソンによる豪快なギター・ワークは、ピーター・フランプトンに劣らぬ素晴らしさだ。

そしてスティーヴ・マリオットのシャウトである。
小柄な体からしぼり出される、しわがれたハイトーン・ヴォイスが全篇にわたって炸裂する。
ソウル・フレイヴァーと熱さがほとばしるその歌声は、いつ聴いても鳥肌が立つ思いだ。
ハーモニカの音色も、煙が立ち込めてきそうなくらいブルージーである。

これしかないぜ!ぐー、とでも言いたくなるカッコよさ。
黒人音楽とハード・ロックの美点を見事に融合したこの曲は、ある意味、白人ロックのひとつの到達点かもしれない。
これでメロディがもっとポップだったら、もっと知名度があっただろうが、マリオットのヴォーカルにはそんなタワゴトを言わせぬパワーがある。
これを聴くと、寝タバコで焼死('91年)してしまうという彼の最期がことさら悔やまれる。
それもまた人生かわからん


つーコトで「Thunderbox」を聴くにはここをクリック。
マリオットのハード&ソウルな歌声に燃えろ!炎

※ポム・スフレのメインHPでは、ハンブル・パイの名作「Eat It」について取り上げています。





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Last updated  2008.06.03 07:05:51
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