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カテゴリ:娘。
すみません。
先程の続きです(^^;) ちょっと、仕事が入ってしまったもので 心電図は割とすぐに撮り終えて、先生に話を聞いたところ、 「心臓に雑音が入っているよ。緊急にどうこうって事はないし、雑音があっても普通に生活出来るからね、ただ・・・」 「た、ただ???」 「このお腹ね、気になるんだけど・・・」 先生が指差した先には、娘のパンパンに張ったお腹が・・・。 実は、当時娘は新生児なのに、1日に1回も便をしないことがあって、出産した病院でたびたび浣腸をしてもらっていたのです。 「これね、ちょっと気になるから・・・」 と言われ、訳が分からぬまま、今度は小児外科へ行くことになりました。 一体この子は、どうしちゃったんだろう 小児外科は混んでいました。 予約の中に無理やり割り込んだので、結局診察は午後を大分過ぎて、3時頃だったでしょうか。 娘のお腹を調べていた医師が、 「便は順調に出てるの?」と聞き、 「1回も出ないことがあります。心配なので、病院へは行っています」 と答えると、 なぜか医師は娘のおむつを脱がせ、お尻を念入りに見ています。 「この子は肛門が狭すぎるね。自力で排便することが難しいんでしょう。このお腹は、たまった便とガスだね。かわいそうに・・・」とのこと。 その後に説明されたのが、 「肛門狭窄症です。これから毎日治療を行います。早ければ1年。遅くて2~5年。最悪それでも治らない場合は手術をするか、人工肛門を付けますが、まずそれはないでしょう。」 「・・・。」 こうもんきょうさくしょうなんて、初耳です。 肛門が狭い? 治療って?? 人工肛門??? この治療は、本当に可哀想なものでした 新生児の小さな小さな肛門に、ローションのような薬をたっぷり塗って、ビニール手袋をはめた先生の人差し指がブスッと入れられました!! 瞬間、 「うぎゃ~~」 先生は泣く赤ん坊を無視し、更に奥へ指を入れます。 ち、血が出てる~ 「初めは細い指からはじめてください。最後は男の人の親指くらいを入れますから」 「・・・(--;)」 疲れて訳が分からなくなった私の目に、にゅるにゅると黄色い便がたくさん出て来るのが見えます。 娘はまだ泣いていましたが、お腹が少しへこみました。 「この調子で毎日3回。お腹が張ってつらそうだな、と思ったら、その都度やって貰ってかまいません」 「はい・・・」(こ、これを私が毎日3回以上やるの) 「多分、ミルクは飲んでも吐くからね。お腹が圧迫されているから。しばらく、小児科・小児外科に通いながら、心電図と胸のほうも一緒に経過を見ましょう」 ・・・結局それから丸2年、こちらの大学病院に通った娘。(と、私) 肛門は、一応完治したという事になりました。 今でも便は、2~3日に1回くらいですけど。 心臓は、相変わらず雑音があるものの、 「素晴らしい体力と生命力だね」 と先生から言われるくらい、逞しく生きています。 雑音のある人もいるのだそうです。 そして、この時は判らなかった「ぜーぜー」という胸の音。 やっと一息ついたところで、今度はゼンソクという病気と闘う!?ことになります。 ゼンソク編はまた次の機会に書きたいと思いますが、 いつもおちゃらけている我が娘。 小さな頃から、色々と大変な目にあっています。 生後5ヶ月から保育園に通っていましたが、今の状態でも普通は幼稚園・保育園生活を送るのが難しいのだと言われました。 すごい!! えらい!!! アトピーの日記を書いたときに色々とコメントを頂き、改めて娘の成長過程を思い出し・考えて、つい長々と綴ってしまいました。 本当に今は元気で良かった・・・と心から思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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