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カテゴリ:memories
秋晴れの気持ちのいい1日。 お昼にグルーミングに出していたシェルティーズを夕方 お迎えに行った。 ラッシュアワーに巻き込まれながら、ふと思った。 「1年前の今頃はどこだったっけ?」 1年前の今日、4月27日、私達はノエルとヴェルデを連れて 日本を旅立った。 私には、こちらでの生活に思いを馳せる時間などなかった。 25日の明け渡しまでに家を空っぽにすることと、荷物作りで 何日も徹夜状態が続いた。 全く予定を入れずにおいた出発前日の26日、空港に隣接した ホテルの部屋でお昼近くまで眠った。(のえぱぱは出勤。) 25日の夜から27日の朝まで、シェルティーズは空港と 提携している動物病院で預かってもらっていた。 出発の日の朝、空港の手荷物預かり所で、病院のスタッフから シェルティーズと3枚のコピー用紙を受け取った。 「ノエルちゃんとヴェルデくんに楽しませていただきました。」と その方がくださったのは、病院にいる間のシェルティーズの 様子が書かれたレポートと写真のコピーだった。 レポートには、排泄の状態、食事の様子、お散歩時の 様子などが詳しく書かれていた。 お散歩と食事の様子は読んでいて思わず噴出しそうになった。 ノエルさん 「ヴェルデくんのごはんを食べようとしてたけど、ちゃんと自分の ごはんを食べました。完食です!!」 「自分からお部屋に入っていくおりこうさんです」 「お昼頃、大雨&雷で興奮してワンワン吠えてました。」 ヴェルデくん 「勢いよく食べました。自分のごはんがなくなるとノエルちゃんの ごはんを食べようとしてました。完食です。」 「スタッフの顔を見ながらお散歩します。”走ろっ!”と言えば 喜んで走ってくれます。とてもかわいいです」 「(ごはんを)3粒だけ残してしまい、ノエルちゃんが食べました。」 「(お散歩)絶好調に元気です!!口のヒモ(ジェントル)が 気になるのか、時々変な顔をします(笑)」 祖母が亡くなって帰省することになった時、あまりに急で かかりつけの動物病院に預けられず、紹介された近所の病院に シェルティーズを4日間ほど預かってもらったことがある。 それがペットホテル初体験のヴェルデは、「ハンガーストライキ& お散歩完全拒否」を決行。 そんなことがあった為、渡航前のお泊りに関しても、随分と 心配していた。 が、「心配ご無用♪」だったらしい。 ほんと、若いお姉さん好き・・・┐(-。ー;)┌ (ノエルさんは宿泊経験が豊富だからなのか、どこにいっても マイペース。) 国内最終検疫を済ませ、国内便搭乗手続き中、検疫済みの 証であるワイヤーを係り員に切られそうになり、「ちょっと 待ったぁ~!」とのえぱぱが叫ぶというハプニングも起きたが、 何とか無事に成田でシェルティーズを日本通運の担当者の方に 引き渡すことができた。 そして、ノエル家一同、カンガルーマークの飛行機に搭乗した。 この時間、どこの空の上を飛んでいたのかわからないが、 国内の引越しを終えた安堵感、空港内&引越し荷物の検疫に 対する不安、そして何より、シェルティーズとともにAUの地に 降り立つことができ、彼らは検疫所まで無事到着できるのか、 30日の係留に耐えてくれるのかという不安でいっぱいだったという ことだけは確かである。 (到着してから先のことは、この段階になっても考えることは できなかった。苦笑) そして、この3枚のコピー用紙を何度となく読み返し、眺めて いたのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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