心の感じるままに・・

予期せぬ事に今日の夜は
私一人ぽっちになりました。
上のお兄ちゃんがお友達の所に
お泊りに行く事になり


熊本遠征の二人も留守をしてて
完全に一人きりの夜を迎え
きっと・・佐賀に越して来て初めての事。



・・なので少し不安な夜でもあるかも。
鍵は二度見直してっと・・






"ふきのとう"の歌に
女心とも男心とも言える様な
そんな切実な想いを歌った歌があります。


『一人ぽっち』
アルバム011/1983年



恋人との別れた後
自分がどうやって
生きてゆけば良いのか・・
相手への未練や・・寂しさを
言葉で伝えられる限りに
織り込めて歌っています。



一人ぽっちは嫌いだよ
寂しいよ・・
行かないで・・


今日だけ側にいて・・
もう一度振り向いてよ・・



そういう言葉を相手に向けて綴る
そんな女性的である様な
絵で書くとしたなら一人涙にむせび
古典的なしなだれを見せる
そんな光景を想像してしまう。



作詞者が男女どちらに対して作られた歌かは
分かりませんが・・
別れを経験した直後は
誰しもこんな想いを胸に秘めて
生きているのかなと・・




最近は別れなんて経験する事もなく
そんな夢の中の話として
考える事しかできなくなったけれど




きっと幾つになっても
別れを経験して
一人ぽっちになったら
この歌の気分で
涙を流してしまうのだろうなと・・。
そんな事を考えてしまう
一人きりの夜でした。

『言葉の贈り物』



武力によって敵を制する者は
その半ばを制するにすぎない。


ミルトン
『失楽園』（上）平井正穂訳