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テーマ:今日のこと★☆(105830)
カテゴリ:日々徒然に・・
ハニカミ屋の息子は 小さい頃から母の日になるとそわそわする。 何にも言わないけど その動作だけで気持ちが伝わってくる。 今日も学校のクラブから帰ってくるなり 唐突に・・無愛想に・・ 「お母さん・・母の日だから・・何かする・・何でもいいから言って・・」 でもその気持ちには毎年グッとくる。 何にもしなくて良いのに・・・ 心ではそう思っていても 子供の気持ちを汲んであげるのが母の役目。 「じゃ~ お母さんの苦手な草取りをしてくれる?」 「うん,いいよ。」 30分掛けて汗を掻きながら草がみるみる除かれていった。 「綺麗になったね。有難う。」 その言葉にハニカミ屋の息子は嬉しそうだった。 贈った花が届いたよと恒例の様に母から電話がきた。 これが本当の狙い・・30分アレコレと他愛もない話をして 「今日は有難う・・じゃぁ~ね。」 「うん・・」 そう言って互いの電話を切った。 "有難う"の言葉に頷いてくれる母の役目に感謝する。 そんな・・どこにでもある様な今日の事。 『言葉の贈り物』 写実的自然は俳句の大部分にして 即ち俳句の生命なり。 この趣味を解せずして俳句に入らんとするは 水を汲(ク)まずして月を取らんとするに同じ。 正岡子規『俳諧大要』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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