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テーマ:詩&物語の或る風景(1048)
カテゴリ:TV・映画・DVD・本
先回ワクワクしながら手に触れた文庫本のご紹介をしたいなと思いました。
まさかとは思いますが みなさん私が高尚な文学本を手に取って選んだと思ったりされてはいませんよね。 ワクワクですからそれなりの理由があって・・ 実は手にした一冊の本は漫画"月間りぼん"の文庫本 いつも愛読していた 田淵由美子さんの「林檎ものがたり」という本です。 田淵さんが描く女の子はいつも緩やかなパーマが掛かったフワァ~とした髪。 瞳がいつも海を見ているかのように澄んでいた。 自分には到底マネできそうもないその雰囲気に いつも憧れの女の子像を漫画本の中に見ていたんですよね。 知っている人はこの言葉にみんな頷くはずでしょ・・ そんな30年前位の漫画本 自分から探す事もせずに本屋で偶然み見つけられたのだから 「あらららら・・・っ」と記憶が一片に遡りました。 子供の頃,月間りぼんやなかよしの漫画本を走りに買いに行っていたのは・・ 「○ちゃん○○市場にお買い物に行ってね」の 親が留守の時にテーブルに置いてある伝言を読んでから・・ 今のスーパーの様なバーコードレジじゃなくて 大きなボタンを押して数字がアナログ式にクルクル回転して表示するお店で 歩いて100メートル位で一周できるそんな町の市場の中にある 小さな本屋さん。 いつも愛想のあまり良くないおばちゃんが 本を差し出すと「500円よ!」とボソっと言って本を手渡してくれた。 愛想なんてどうでも良かった・・ 月に一度,続きのストーリーを待ち焦がれながら 夢見る少女の楽しみでしたから・・ ちなみに・・私は田淵由美子のカワイイ雰囲気ではなく 陸奥A子さんのアイビーカジュアル派でしたがね・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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