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テーマ:映画館で観た映画(8527)
カテゴリ:TV・映画・DVD・本
I'M NOT THERE
ボブ・ディランの人生の転換点を映し出す映画。 詩人、無法者(アウトロー)、映画スター、革命家、放浪者、ロックスター 実在のボブ・ディランのさまざまな人格を投影した「6人のディラン」が登場した。 音楽だけで満足せずに その人生の一握りを知りたいと洗礼を受けに映画観へと行く。 久しぶりのスクリーン DVD観賞の勝手気ままにボタンを押せる映像とはやっぱり違う。 ボブ・ディランの歌はその時代背景と共に音楽の方向性を変え進んでいく。 戦争,貧困,ブルジョア,欲望,愛・・ 共感されていた音楽の心地良さがアーチストの思いの変化と共に異質なモノに変わると その神格化されていたその歓声は罵声に変わる。 マスコミの重圧を受け 自分を弁護し歌い続けていく 大量の薬や幻想やめまい 画面からくるその圧迫で自分も過度にストレスを感じ途中何度か気分が悪くなった。 それらはボブ・ディランの激動の人生の一部だった。 何だか分からないままで観終わってしまった二時間。 この映画を観て良かったのは ボブ・ディランの音楽がずっと流されていた事。 ギターの音が鳴り止まない。 (但し,本人の歌声ではない,本人は過去の映像で一度のみ) ロックスターのジュード役( ケイト・ブランシェット)が ボブ・ディランそっくりにそして美しく演じてくれていた事。 そして安心して観終えられたのは ボブ・ディランが"まだ今も走り続けている。まだ終わっていない。" そう言っているかのように感じられ事。 それが判っただけでもこの映画を観て良かったのかもしれない。 映画に勇気を?もらった為か 以前から気になっていた職場での理不尽な出来事に遭遇 ついに・・・物申してしまいました。 陰口は嫌い。 相手の前でいい子ぶって何食わぬ顔をするのが苦手。 昔から相手に面と向かって言ってしまい,いつもこれで失敗する自分。 この職場にあとどの位居れるのだろうか? 6ヶ月過ぎた,近況報告でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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