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 真理の御霊 (三輪山より)

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2016.11.17
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神から人へ。神から人へ、この後なすべきことは、これよりさらに多かれば、

怠けて休むは適わぬことと、心し覚悟しさらに精進。次に伝える二つのことは、

これより後に人類に、与えて残す神から人への、最後に伝える最大の、神の

慈愛の証(あかし)なれば、よく聞き取りて書き写されよ。 

一つは、地球人類のこと。迫り来る日、今からに、構えて備え、心を決めよ。 

次に残すは、神の御心、秤にかけられ、裁かれて、罪を問われて潔白なるを、

正真正銘示せし者のみ。一点罪の汚れもあらば、神は禊(みそ)ぎて罪を消し、

清らにならねば残されぬ。神の裁きは厳しからん。この世の罪をあの世にて、

禊ぐは許さず、今度ばかりは。神を冒涜、侮辱せる者、今すぐ詫びて許しを

乞えよ。脅しすかしにあらざれば、素直に聞ける者のみ救わん。神の怒りも

悲しみも、幾度越えぬる、山谷を。峠も越えなん、ようやくに、心は凪いで、

風もなし。今の決意の固かることを、侮(あなど)り、嗤(わら)う低き御魂よ。

哀れな末路を送るなよ。神なき世界の、真の辛苦を、知りなんときには、

既に遅かる。今ある内に、光ある内、神の恩愛大愛に、心の底より感謝捧げよ。 

 

  

今や何千何万回、同しことばの繰り返し。なれどさにても、改めず、少しの

向上進歩もなきを、神も訝(いぶか)り怪しまる。人の心の疎(うと)さ鈍さよ。

神の作りし人間が、最も恵みを備えし命が、何ゆえかくも、不足の多きか。

神の心を素直に解し、素直に行う魂ならば、神の思いもすぐ通らんを。

神の心に壁作り、扉を閉ざせる意固地な魂よ。ことばも通らず、光も入らぬ。

汚れし魂覆われて、殼の固さを強めゆく。神の心を知りぬる者は、神を手伝い、

助けて捧げよ。神の力になせぬ業、神の力の及ばぬことを、人よ代わりて、

働けよ。人には多くの恩恵が、返せぬほどの恩愛が、注がれ賜(たまわ)り、

与えらる。いつかは報恩報いよと、返さんときは今なれば、お返しするも

神仕組み。この世に受けし光と恵みを、さらに増やしてお返しせん。

さらに強めて、感謝の思いで、自ら禊ぎ、浄めを広げ、神に代わりて、行い

顕(あらわ)せ。神の思いを顕す者よ。神の願いを叶うる者よ。神の祈りの

聞こえなば、神に応えよ、行いで。形に顕せ。音にせよ。文字に記して広め

ゆけ。神のことばも残り少なく、最期の祈りの切なるままに、人に伝えて、

終わらんとせん。残り少なく時迫り、種人増やすも難かるを。

よく働きて、神に仕えよ。今生(こんじょう)世界の短さになき、遥かな時を、

神に仕えよ。神に使われ守られて、生を終えなば、何よりの、真の幸なり、

至福なり。神の望まる魂を、素直に顕し、範となれ。 

 

 

理屈理論で人負かす、幼稚な小細工、神は嫌わる。人には幾多の不条理が、

説明し得ぬ不可思議が、あるを認めぬ頑迷さ。人の作りし学問技術も、

一つの神の恵みなり。人の科学はそれのみの、神の許さる器の中なり。

広大無辺の宇宙を超える、神の力を信じぬ者よ。後に悔やみて神を恨むな。

己の蒔きし種なれば、己が刈り取り始末せよ。神の力に頼らずに、独りで

何でも行わん。神に祈るも口先のみの、魂抜けし、呪文呪詛。神を讚える

心もあらず。神に捧げる感謝もなきを。

救えど救えず、自ら離れ、去り行く魂よ、恵みあれ。願い望むは、再びの、

最期の最期の、悟りの機会を。改悛悔悟の猶予を与えよ。悟りの意味に、

気付き改め、救わる魂も多からん。神は見放し、匙を投げ、見捨てて見えども、

さにあらず。心の奥には、決断を鈍らす迷い、苦悩あり。神の心の深奥を、

覗いて見よや、懊悩を。人を救えぬ悲しみは、怒りとなりて、火の如し。

燃える草原、剣で祓(はら)い、浄めし後に、神は舞う。神世の神話、作り事。

さも賢しらに、嗤わん者よ。 話の底には真実あり。真実真理はことばの裏に、

ことばの奥こそ秘められたるを。そを読み解けよ、心のことばで。言霊解せよ、

魂で。古代人らの労苦を量れよ。後の今世、現世のために、ことばに託して

伝える意味を、心で推せよ、慮れよ。古代の人の伝えたきこと、残したきことの

一つ一つを、自ら明かして解いてみよ。古代に伝わる神話民話の、故郷に問え。

真の意味を。思いも深く、厚さ、願いの、こもれる話の奥底に、脈々と打つ

魂感じよ。昔の神々忘れられ、打ち捨てられし神々の、思いを顕す民話伝承。

自ずと今に語りかけん。   

 

 

今の狂いし世相、趨勢(すうせい)。くさびを打ちて、勢い止めよ。腐れる恨には、

腐れる果実が。さらに広げん、腐敗悪臭。今のこの世の根本を、正して、

立て替え直さんと、思いも高く、集える者よ。神に近づく方途を授けん。ただ

いたずらに、働くになく、心を高める修練を、体を鍛える鍛錬を、自ら求めて、

さらに高まれ。その後心に余裕のあらば、人のためにと行えよ。今なすべきは

己の錬成。一夜の嵐に飛ばされて、息絶え果てなば、朽ちて甲斐なし。

風にも雨にも尚耐えて、寒さを乗り切り花と咲け。自然の恵みと楽しみを、

生ある間に、満喫し尽くせ。命の喜び、それなくば、この世を残す意味もなし。

ただ謙遜に、幸を祝えよ。神の匠の業(わざ)を言祝(ことほ)げ。今ようやくに、

旅立ちのとき。人の船出を、神も祝わん。無事に荒波、高波越えて、

健やかなまま戻り来よ。嵐の中にも神を思えよ。祈りは通じん、雷雲貫き。   

 


 

 

神の声を伝える人
ひふみともこさん著書 「神から人へ(下)」より抜粋
ひふみともこさんHP
http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/






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最終更新日  2016.12.24 21:09:11


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