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 真理の御霊 (三輪山より)

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2017.02.22
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神から人。神から人に、多くの恵みと多くの導き。そにて人を救い、人を富ませ、

人を助けて養い、育み、神の慈愛の限りをもちて、創りしものが人間なるを。

いつしか人は、神から離れ、神のご意図に最も遠く、最も汚れし存在となる。

何故かくも汚れて堕ちぬる。何故かくして魂汚す。汚れも見えぬほど汚れ、

雲りし目には何も見えぬか。禊(みそ)ぎをもちて気付かせん。苦難与えて

悟らせん。さなる願いと祈りの行も、人には恨み深めるのみ。神は、人さえ

汚れなくば、この世の立て替え立て直し、この世の終末、始められぬを。

今この時に、ようやくに、神は始めの経綸よりも、はるかに厳しき立て分けを、

はるかに激しき天変地異を、起こして成就、全うせん。なれども一縷(いちる)の

望みあり。一条の光、希望の灯火。そは人の、目覚めて神に帰依(きえ)、

奉(まつ)り、神に戻りて、委(ゆだ)ねんことを。厳しき洗礼、苦しき禊ぎ、

辛き修行は、神は求めぬ。ただ安らかに穏やかに、素直な真の感謝の思い。

それのみ求めん、それのみ欲せん。人よ助けよ、神の願いを。助けて手伝え。

力を貸せよ。神は今こそ、人に助けを、乞いて願わん、心の奥より。人の真の

改心と、神に戻らん魂の、清き祈りのことばこそ、神は望みて、願わるる。 

 

 

今の地球の窮状に、神は心を傷めたり。病みぬる人の心と魂。疲れ衰え、

輝きなくし、道失いて、迷える魂。光を与えん、受け取れと、神は今日まで

呼び掛けて、励まし、光を与えたり。なれど、気付かぬ、感謝せぬ。

おのが目先の苦しみばかり、不足ばかりに目を眩ませて、人自らの努力は皆無。

気付けよ、人よ。目覚めよ、人よ。同じことばを繰り返せども、人には聞こえず、

悟られず。なれば最期の機会を与えん。神の万策、力も尽きぬ。人に任せん。

預けて委ねん。神も今しばらくは、控えて眺めん。人の力でいかほどまでに、

人自らを救えるものか。神の望みは、まだ終わらぬぞ。たとえ手を引き、

傍観すとも、心は、思いは、人の側にて。人を離れず、寄り添うように、

目覚めし人の魂に、思いを送るぞ。受け取れよ。ことばを、力を、光を、恵みを。

全て託すぞ、神の子だちよ。神の心とことばを解する、清き魂、尊き魂よ。

神の願いはまだ衰えぬ。さらに強まり、高まりぬるぞ。 人類創生、何億年。

光の一点現れて、神は命と定めたり。全ての素なる光の点よ。神の祈りを表す

命よ。神の祈りを込めて創らる、一つ一つの光の点に、魂分けて、命吹き込み、

人や動物植物と、神は次々形を定めり。一つ一つの生き物に、一つ一つの役目

あり。人はこの世の頂点に立ち、全生物を治めるように。なれど、この世を

汚さぬように。この世の秩序や、自然摂理を、乱さぬように、壊さぬように。

かくも大きな期待を込めて、神は人に最も多くの、恵みを与えり、備わせたり。

なれども人はあやまちて、いつか恵みを誤り使う。自然万物のためになく、

己の利益のためにのみ、神の恵みを浪費乱用。 人の欲望限りなし。いつか地球を

滅ぼさん。やがては生きとし生ける物、全てを破壊し、絶滅させん。神は恐れて、

今ようやくに、腰上げ、立ちて、采配振るわる。 

 

 

なれど再び、人に預けん。頂け託して、任せてみなん。人の最期の努力を試さん。

神の心に残れる希望を、最期の祈りを、人に伝えん。信じよ、受け取れ。

読み解き、興せ。人に広げて、暗きを照らせ。光の速さで、伝えゆけ。

人の全ての救済を、思う祈りを高めゆけ。光の速さも、力の強さも、神は与えん、

思いのままに。祈り念じよ。日々に行じよ。なれど己が一人にては、何も興らぬ、

何も変わらぬ。先ずは家族へ、隣人へ、光を伝えて、書記を広めよ。

急ぐなかれよ、慌てるなかれ。なれど怠(おこた)り、怠(なまけ)るなかれ。  

神の仕組みは図らずも、最適の時を選びて起こらん。ただ積み重ねよ、日々の

精進。奇跡は起こりて、人を救わん。あせり慌てて騒ぐ者ほど、思いは軽く

行い足らぬ。先ずは構えて、対峙(たいじ)せよ。何があろうと引くことなく、

恐れず向かえよ、泰然と。神の光に守らるるを、信じて待てよ、悠然と。

この先幾つの試練困難、あれど乗り越え、打ち勝てよ。神のご守護と導きを、

賜(たまわ)ることへの感謝深めよ。神の願いを預けて託さん。さなる尊き魂に、

高めて浄めよ。自ら禊ぎて。全ての祈りは人へと通じん。   

神から人への願いは一つ。今この時を無事に越え、新しき世まで生きて残れよ。

次なる御世を担うるような、汚れぬ魂を取り戻せ。日々に欠かさぬ祈りと感謝を。

み役賜る喜びを、神に捧げよ。人の信仰、宗教問わず、人は集まれ、まとまれ、

手を組め。くだらぬ己の信念に、こだわり狭めば、力は萎えん。今なればこそ、

境を取れよ。些末な違いにいがみ合うより、正しき道のみ追究せよ。

いずれも人知の浅はかさ、愚かさ表す、争いなれば。神の真理を、宇宙の原理を、

心に観じ、知る者は、何も恐れず、うろたえず。ただ任せるのみ、委ねるのみ。

心は寛く、穏やかに、終日変わらぬ大河の如し。さなる魂まで、磨けよ、人よ。

さにて終わる。

    

 

 

 

神の声を伝える人
ひふみともこさん著書  「神から人へ(下)」より抜粋
ひふみともこさんHP
http://hifumitomoko.cocolog-nifty.com/blog/






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最終更新日  2017.02.22 10:55:08


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