なんか、三菱っぽい
Audi 『Quattro Concept』エンジンは、2.5L 5気筒、402馬力。 『TTRS』と同じですTTRSTT車体はアルミとカーボンで作られていて、1300kgしかないそうです現時点では生産化の計画は無いですが、限定生産車として、そこに充分な数の顧客がいれば、生産化は難しくは無いとのことだそうですアウディHPよりInterior無駄な装飾を省き、整然とレイアウトされたAudi quattro conceptのインテリア。シャープなダッシュボードは、まるでセンターコンソールから浮かんでいるかのような印象を与えます。後部座席は省略され、代わりにヘルメットや荷物を収納するためのスペースが用意されています。Body真のスポーツカーは、軽量であるもの。その意味でも、Audi quattro conceptは卓越しています。クルマの軽量化で大切なのは素材とデザイン。ボディの大部分にスチールを使用しているAudi RS 5と違い、Audi quattro conceptのボディはASF(アウディ スペースフレーム)を採用したアルミニウム製。押し出し成形やダイキャストで作られたパーツ、そしてアルミシートを組み合わせ、非常に衝撃に強い構造を形成しています。ボンネット、可変スポイラーを搭載したリヤハッチ、バンパー、エアロパーツなどにはさらに軽量で高い強度を持つカーボンを採用。その結果、Audi quattro conceptのホワイトボディはわずか159kg。すべてスチールで作った場合の約半分の重量を実現しました。上部構造が軽くなると、トランスミッションやシャーシ、ブレーキなど、クルマのほかのパーツも小型軽量化が可能となります。Audi quattro conceptの車重は約1,300kg。ほぼ同サイズのアルミ製ボディを採用するAudi TT RSよりも、さらに200kgも軽量化しています。わずか4.3kg/psというパワーウエイトレシオが、このクルマのダイナミックな性能を物語っています。これは、最大出力525psのV10エンジンを搭載するAudi R8 5.2 FSI quattroとほぼ同等の数値。もちろんこのスペックは、このクルマのルーツであるAudi Sport quattroを大きく上回ります。Audi Sport quattroは、車重はほぼ同じですが、5気筒エンジンの出力は306psでした。 5気筒エンジンの魅力高性能5気筒エンジンは、アウディに長く受け継がれてきた伝統の技術。例えば、Ur-quattroも5気筒エンジンを搭載していました。アウディは、2009年(日本では2010年)にデビューしたAudi TT RSでこの伝統のエンジンを復活。Audi quattro conceptは、このエンジンをさらに進化させた最新の5気筒エンジンを搭載しています。リズミカルで心地よいサウンドを奏でる吸気・排気構造。クランクシャフトの先端に搭載された特別設計のねじり振動ダンパーが、エンジンの静止する瞬間を補正します。ターボチャージャー付きガソリンエンジンは、アウディの得意分野。中でもAudi quattro conceptが搭載する5気筒ターボエンジンは、高い性能を誇ります。排気量2,480ccのこのエンジンは、5,400~6,500rpmの間で300kW(408ps)を発生します。480Nmの最高トルクは1,600rpmから発生し、5,300rpmまでこの豊かなトルクを持続します。このパワフルなエンジンは、Audi quattro conceptをわずか3.9秒で時速100kmまで加速します。2.5 TFSIエンジンは非常にコンパクトであるのも特徴のひとつ。シリンダーの間隔は88mm、外部メインベアリグは内部に移されました。長さわずか494mmのロングストロークエンジン(ボア82.5mmxストローク92.8mm)はTT RSの横置きだけでなく、Audi quattro conceptの縦置きにも適しています。183kgという軽量ボディも注目です。全体の車重を軽くするだけでなく、車軸荷重の配分にメリットをもたらし、軽快なハンドリングを実現します。408psの5気筒エンジンは驚くほど燃費がよく、100km走行したときに消費する燃料は、平均わずか8.5?です。この高い効率は、アウディの誇る直噴技術(FSI)とターボチャージャーによって可能となりました。このTFSIエンジンを搭載したAudi R8レースカーは、ル・マン24時間で5回、そのほかのレースで63回も勝利しました。quattro®の原則と、成功の秘訣 Audi quattro conceptは、クラウンギヤとトルクベクタリングを採用した最新世代のquattro®を採用しています。1980年のジュネーブショーで最初のquattro®がデビューしてから30年。アウディはまたしても一歩進んだ技術を披露しました。新しいセンターディファレンシャルの内部にはふたつの回転式クラウンギヤがあります。フロントクラウンギヤは出力シャフトをフロントディファレンシャルに、リヤクラウンギヤはプロペラシャフトをリヤ車軸に合わせて駆動します。通常のドライブではふたつのクラウンギヤがハウジングと等速度で回転し、トルクの60%をリヤへ、40%をフロントへ配分します。どちらかの車軸がグリップを失うとディファレンシャル内部の力が変化し、一体化されたプレートパッケージが押しつけられます。その結果、セルフロッキング効果が発生し、トルクを前後車軸間で調節。リヤには最高85%、フロントには最高70%のトルクを配分することができます。クラウンギヤディファレンシャルのトルク配分範囲は非常に幅広く、従来モデルを上回ります。機械的な構造がタイムラグの少ない、効率的で迅速な反応を実現しました。クラウンギヤディファレンシャルのもうひとつのメリットは、軽量・コンパクトであること。従来のユニットと比べて約2kg軽い、4.8kgとなりました。スポーツディファレンシャルのオン・ザ・レール感覚 最新世代のquattro®に加え、Audi quattro conceptはリヤホイール間のトルクを自動分配するスポーツディファレンシャルを搭載。カーブのとき、トルクの大部分を外側のホイールに配分し、積極的にクルマの姿勢をコントロール。オーバーステアやアンダーステアを未然に防ぎます。スポーツディファレンシャルは、画期的なリヤディファレンシャルです。サンギヤ2枚とインターナルギア1枚で構成される多層ギアは従来のリヤディファレンシャルの左右に取り付けられ、ドライブシャフトより10%速く回転します。電気油圧アクチュエータでコントロールされるオイルバス内のマルチプレートクラッチが、シャフトと多層ギア間に動力を供給します。クラッチが閉じると、外側のホイールに無段階でスピードを伝え、より高速な回転に必要なトルクがディファレンシャルを通じて内側のホイールから移動します。このようにして、ほぼ全てのトルクを一つのホイールに集中することができます。このホイール間の差異は最高で1,800Nmにまでなります。 プロポーションチェアですパワーバランスやみつきになります