ねむいんですって(面白くない雑談)
雑談とはなんと難しいことでしょう。これを面白く書ける人間は天才か、はたまた天災なのか。とにかく、素晴らしい人物に違いないでしょう。少なくとも、ボクはすでに何を書いていいかわからなくなって、このような駄文に逃げ始めておりますよ。書くことも決まってないノープランぷりを、バリバリ発揮しておりますね。さて、そろそろ何かを語り始めないといけないのに、何も思い浮かびません。はてさて、何について書きましょうかね。そうですね、ここは一つ。巷で有名な「燃え」と「萌え」の違いについて検証しましょうか。といっても、国語能力が欠如してるので、これから語られることは脳内妄想だと思ってくださいませ。さて、「燃え」つまり闘魂のことである。熱き男と男の友情。拳を合わせた男同士のみが理解する想い。男心に男が惚れる。手に汗握る誇りをかけた孤高の闘い。一人の女性を巡り命を賭す男と男。裸になって盗んだバイクで走り出す大学生。女装をしてカラオケに入るオオバカ野郎。街中でワンナイトカーニバル夢見るリーゼント。言い方は様々だが、「アツイ」展開に「燃え」はある。9回裏満塁、その時島本和彦が投げたGペン先がストライクを取る。これも「燃え」る展開である。ボブサップとホーストの試合も個人的には「燃え」た。つまり、「燃え」とは熱く心を焦がしてくれる展開。言うなれば、ボルテージを最高潮までもっていってくれるテンションアップの過程&結果自体を「燃え」というのである。だから、「燃え」を好む人間は、なぜかテンションの高いヤツが多い。「自分、そうでもないんだけど」そう思ったアナタ。でも、ほんとうはテンション上がりまくってるんでしょ? みんなの手前表現するにはちと恥ずかしいけど、心じゃ「セックスマシンガン」歌っちゃってるんでしょ? わかってますって。というわけで、「燃え」は説明できた。(かなり強引だな…)では、「萌え」だ。個人的にあまりこの感情を抱いたことがないので僭越だが、とどのつまり「カワィィ」のあまり、はにゃ~んと自然にカオが緩んでしまう光景、展開、対象などに対して使用される究極兵器的ワードである。ちなみに、我輩の大好きなネコとかを含む小動物や赤ちゃんなどの愛玩に値する対象には使用することを許されない。この小動物や赤ちゃんというのは、飽くまで「カワィィ」であって、「萌え」には属さない。愛すべき対象であっても、「萌え」の対象とはなりえないのである。では、「萌え」とはそんなに狭範囲しか対象としない言葉なのか、と聞かれるそうでもない。実は「萌え」は世界の至る所に存在する。例えば、電車内、あなたの隣で寝ている少女がいたとしよう。その子がふいにバランスをくずして「ふにゃ」と言って、ちょっと慌てた素振りを見せた。それに対してあなたは「やべ…超ィィ」と思った。これは「萌え」である。そう、懸命な諸君はもう気がついただろう。つまり、「萌え」とは主観的なもので、客観的な要素を全く含まない。「燃え」に関してはそのパターンというものがある程度決まっており、ほとんどの人が「燃え」たと感じる定番があるのだが、そう、この「萌え」に関してはそうした概念が存在しないのだ。飽くまで「萌え」要素はその人の心の中にだけ存在するわけである。十人十色という言葉があるが、「萌え」はまさにそれを地で行く表現である。だから、もはや口で説明することは意味をなさないだろう。あなたが心になんとも言いようのない「ついついニヤけてしまうような、こっ恥ずかしさor甘ったるさ」を感じたらそれは「萌え」感情なのである。つまり、「萌え」とは「萌え」という表現を使わなかっただけで、昔から存在していたということになる。そして、浮かび上がる事実の中に「カワイイ」と「萌え」は昔は一つだったということが見えてくる。「萌え」は「カワィィ」に敢えて境界を敷いた言葉だったのである。そこで繰り返し言っておくが、小動物&赤ちゃんなどの「愛玩」対象に値するものには「萌え」は成り立たない。むしろそういうものに対して、純粋に「カワイイ」と感じず「うーわ、やべぇ、めっちゃはにゃ~んだ、キタキタキター」と感じてしまっているとしたら、ボクは迷わずあなたに言うだろう。「病院に行けw」と。さて、以上により「萌え」があなたにも見えてくれただろうか。まだ「ワケわかんねぇよ、キモいこと言ってるんじゃねぇよ」という人のために敢えて説明しよう。「萌え」という言葉は「カワィィ」という大分類に含まれ、「カワィィ」を細分化するとき一項目として登場するワード、というのが結論である。しかし、その大分類に所属するにも関わらず「萌え」に属さないという例外が多々あるから難しいところなのだ。さて、これで「燃え」と「萌え」の区別を倫理の先生に突然聞かれても、答えられるようになったでしょう? こういう一般常識は、なかなか誰も教えてくれませんからね。覚えておくことをオススメします。ただ、絶対倫理の先生に聞かれたとき以外、人前で語ってはいけません。ちょっと人に物知り風を吹かそうと目論んでいるなら、絶対に後悔しますよ。というか、周りから村八分ですよ。そりゃもう、即効で。なので、くれぐれもいいですね? 人間関係を壊したくないなら、「萌え」とか使っちゃダメですよ?お後がよろしいようで。(ボクは一体何を語ってるんだ…)