PRETTY　HEART

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• 暗いと不平を言うよりも・・・

  「暗いと不平を言うよりも、進んであかりをつけましょう」こんな言葉が聖書の中にあったのを不意に思い出した。相変わらず声はでないけれど、別にそう苦痛でもない。仕事もお休みにしてもらって、今週は安静謹慎週間。私は普段からでもおしゃべりが大好き。あれやこれやとよくしゃべる。だけど、今は声が出ないから、家にいても家族とすら話すことができない。・・・となると誰と会話するのか。それは「私」。心の中でひたすら「私」と会話をする。それもまたなかなか心地のよいものだ。自分で自分のことってわかってるようで実はわかってない。私はこれからどう生きていきたいか。何を一番に望むのか。本をよんだりお茶をのんだりしながら、今はじっくりゆっくり自分との会話を楽しんでいる。日常の不平不満や理不尽さに苛立ち憤り日々が続いていた。そんな自分にも嫌気がさしてきていたし、絶望し、何もする気にもなれずエネルギーも沸いてこず、人との会話も仕事も適当に流すようになっていた。何に対しても気持ちや心を乗せることも感じることもできない。そんな自分からは何も何一つ生まれなかった。暗いと不平を言うよりも、まずは自らすすんで明かりをつけること。やっとの思いで小さな小さな明かりをつけたら、どんどんどんどん周りが明るくなって、今では私の周りにはとっても明るい光があふれている。そんな光の中にいるおかげで、声が出ないことが苦にならないくらい私はとっても元気。一時はどうなることかと思ったけど、こんなすがすがしい気持ちで４月を迎えられて、本当によかった。幸せいっぱい。私の大好きなおとぎ話である人魚姫。ちょっとパターンは違うけど、私も今は声を失った人魚姫。人魚姫は自分の声と引き換えに、王子に会うため足を手にいれた。私も自分を見つめるために再び声を失った。そしてこの先、もっともっとたくさんの仕事とたくさんの人と出会って、たくさんの人に感動を与えられるそんなエンターテナーになる。そのための必要な時間。今はそう素直に思える。だけど、もう声が出なくなるまで無理はしない。これもまたオンリーワンの「私」のため。さて、これからどうなるか。上から見ると、おなじところをグルグルまわっているようでも、横から見ると、少しずつ少しずつ上にはのぼってる・・・同じところを歩いているということはなく、どうやらちゃんと人生は螺旋階段になっているようだ。ちょっと安心したところで、暗い時にはまずは小さな明かりをつけながら、またゆっくりゆっくり階段をのぼっていこうと思う。

  2004/03/31

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• 声は出ずとも、心は元気！！

  ここのところずっと調子を崩していた。体だけじゃなくて、気持ちのバランスも失っていた。いろ～んなことをずっと考え続け、混沌とした中に身をおいていた。考えても思い巡らしても前に進むことができず。どうしてもどうしても前向きになれなかった。「今」だけじゃなくて、「今まで」のすべてが無意味に思えてきて。私にあるのは消えかけの夢だけで、これを放棄したら私には何も残らない・・・だから意地になってツラクても苦しくても時に惨めでも、しがみついてるのかもしれない。なかなか叶わない消えかけの夢。やりきれないこと理不尽なことの多さに加え、自分の体調の悪さもあってかイライラが爆発しそうだった。天気も雨で、心も体も雨。。。そんな中、迎えた先週末。テンションあがらぬまま現場へ。今回は幸いにも気心のよく知れた、私のこともよく理解してくださっている人たちとの現場だった。私の喉の調子を心配して、現場をうまくコントロールしてくださるスタッフと、目と目で気持ちを分かち合えるメンバー。幸せいっぱいの中でいい雰囲気で自然にがんばれた。それは、崖っぷちにいた私に神様からの最高のプレゼントだった。結果としてはがんばりすぎたせいで、喉を壊してしまい今はまた声がでない。だけど心はすっかり元気。やっぱり私はこの仕事が好きだし、先週末のように自分がまず豊かで幸せである気持ちを大切にして、仕事を続けていきたいとわかったから。言葉で声で人の心に届くような響くような仕事をしたい。それにはまず自分が豊かでなければならない。話すことならロボットでもできるんだから。中学生のころラジオを夢中になって聞きながら、「こんな風になりたい」って漠然と思ったあの日々から、就職活動に始まりいろんな仕事や経験をへて約１０年かけて、今やっとだとり着いた道なんだもの。私はMCを廃業しません。夢もあきらめません。だけど、自分が置かれている環境を変えてみようと思う。今のままだと私の中身は死んでしまう。もう一度！今一歩！新しく進んでみることにした。「事務所の移籍」を視野に入れた。バックアップしてくださる人たちにもそう勧められたこともあり、また一からとなるけどそれもまたいいかなぁと。それはそれでまた新しい何かが待っているだろう。そう決めたら、なんだか元気がでてきて声がでないこともつらくない。だって、治ったら気持ち新たにいい仕事ができそうだから。自分を大切にしたい。自分を信じたい。のびのびと生きていきたい。もちろん、今までの「私」にも感謝。今までの「すべて」にも感謝。こうしてとまっていた心もやっとゆっくりと動き出しました。桜もキレイだし。。。春です☆

  2004/03/30

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• 微熱・・・

  今週はじめから微熱に悩まされている。どうやら・・・花粉に加えて最近の気温の差の激しさに負けてしまったようで、風邪もひいてしまったようだ。さらにここのところちょっと忙しくなったこともあり、体がついていかない。鼻はグズグズ咳はコンコン喉はイガイガ。頭もぼ～っとしちゃってほんとしんどい。今日も朝は元気だったんだけど、お昼をすぎたあたりからだんだん熱が上がっていくのがわかった。ふらふらしてきて顔もほてってきて・・・。今日は仕事が終わってから、ナレーションのレッスンが入ってたけど大事をとって休みました。不思議なことに今は何でも受け容れられる精神状態にある。だから体調は思わしくないけれどそんな自分にイライラしない。きっと今日がピークだろう。今からゆっくり眠れば明日にはよくなっている。そんな気がする。自分をいたわってあげます。出会う人、出会う仕事、見るもの聞くもの触れるもの・・・そのすべてが今の私には必要なものばかり。そう思える。だからこの微熱も必要なのかな・・・なんてのんきに構えている。これは別物かしらん。まぁいいや。マイペースにまいります。とりあえず今からお風呂はいってぐっすり眠ります。お大事に・・・わ・た・し。おやすみなさいませ。

  2004/03/17

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• 大好きです♪

  最近私をとりまく人たちのことが大好きで大好きで仕方ない。皆さんひとりひとりのことが本当に大好きなのだ。今まで長い間うまくつきあえなかった人とも、「今までなんだったの？」と思うほどひょんなことから、打ち解けて仲良くなったり。またその逆で、今まで無条件で「いい人」と思ってた人の裏の顔？を発見！！したり・・・なんてことも多々ある。そんな人とは気をつけてつきあわねばと思ったり。立場が違う人たちのいろんな想いのはざまで、板ばさみになったりもしているけれど、それでもやっぱり私は皆さんが大好きなので、私のできる範囲でフォローなり架け橋になるなりできたらと思っている。もちろん私のすることなんて限界あるし、受け止めきれないこともたくさんある。板ばさみで気持ちのもっていくところがなかったりもしてて、苦しい思いもするけれど大好きな皆さんには、双方にとって楽しくそしていい環境で仕事をしていただきたい。そして何より、大好きな皆さんの中で一緒にお仕事させていただく私自身が、一番うれしいんだから。今日は某現場のみなさんに接待をしていただいた。お豆腐料理の会席をごちそうになった。先輩方も勢ぞろい！！総勢私たちMC１０名とスポンサーさん３名。女性ばっかりでたくさん食べてたくさん飲んでたくさんお話して、本当に楽しい席だった。みなさんの笑い声と場の雰囲気に心がなごんだ。切磋琢磨しながら自分を磨き続けなければ、どんどん置いてかれる厳しい世界にいる私たち。その中でのひとりひとりの人間性にキラキラ輝くものがある。ここで技術だけではなく、内面もピカピカ磨いていくことができれば、すごく素敵な歳の重ね方ができる女性になれる・・・そんな気がした。人前でおしゃべりすることが仕事であり、言葉を発すること言葉で何かをつたえることが仕事であり、人に見られることも仕事である私たちは、やっぱり洗練されててシャキン！！としている。今日はそんな皆さんが集まっていたので、本当に華やかな席であった。お店の人も驚いていたもの。そして私もその集団の一人であることがうれしかった。大好きな人たちにかこまれている私は本当に幸せなのだ。みなさん大～好きです！！もちろんこのHPをごらんいただいている皆さまも大好きです☆大好きな皆さまの上にたくさんのHAPPYが降り注ぎますように。そしてこの気持ちが伝わっていればいいなと思います。おやすみなさい・・・

  2004/03/15

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• ノスタルジア

  ここしばらく・・・自分でもどうしたのかと思うくらいにノスタルジックである。本当にどうしてしまったんだろう。気がつけばいつも昔のことを思い出してばかり、思い出に浸ってばかりいる。その要因として、近頃妙に昔を省みるなつかしさを感じる場面によく遭遇する。たとえば、大学を卒業して以来音信不通だった友人と、街中で怖いくらい偶然にバッタリと出会ったり。先日いったライブもそうだ、１０年前に解散したメンバーが、１０年ぶりに集合したライブだったし。現場にアサインされたスタッフやタレントが、たまたまみんな同世代で当時のはやりものの話で盛り上がったり。無くした物が出てきたり、忘れてたことを思い出したり。そんなことが続くうち、電車にのってるときや寝る前など気を抜いているときには、いつも昔のことばかり思い出している。かといってそれは、「あの頃に帰りたい」という気持ではなく、純粋にあの頃を「なつかしい」と思う気持ちなのだ。そして思い出すのは素敵なキラキラした思い出ばかり。こうして思い出ばかりに浸っていると、現実の世界で生活することを忘れてしまいそうだ。目の前でおこる現実をなんとなく流して、気がつけば一日終わっている・・・というような。なんなのかなぁ。。。こういうのも「アリ」なのかなぁ。神様が私に送信してくれてる何かしらのメッセージなのかなぁ。今までのいろんなことをあれこれ思い巡らせていると、すごく幸せなあたたかな気持ちになる。まるで記憶の散歩をしているような・・・。その散歩道は泣きそうになるくらい幸せいっぱいの道だから。そして同時に思うのは、「今」のこの瞬間もいつか、「記憶の散歩道」へと変化していくということ。そんな自分を容易に想像できる。季節の変わり目のせいもあるのかな？ノスタルジックな私・・・。へんてこりんだけど、本格的な春がやってくるまでもうしばらく・・・このままでいたい。

  2004/03/12

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• 遠くへ

  毎日毎日いろんな人にあって話して、いろんなものを見て聞いて、いろんなことを考えて思って感じて過ごしている。仕事帰りに横断歩道で信号待ちをしていた。道路をはさんだ先の高速バス停留所に、高速バスが２～３台とまっていた。鹿児島、長崎、松山、栃木、東京、仙台・・・・。あのバスに飛び乗ってどこか遠くへ行きたいな～そんな衝動にかられる。あてもなく遠くへ。そんな妄想よりも、ほんとにお休みとってどっか一人旅しようかな。流れ星を探しに。

  2004/03/11

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• 再会☆

  昨日楽しみにしていたライブにいってきた。いってきたのは「アブラーズ」のライブ♪元チェッカーズ楽器隊４人のメンバーが、去年の９月に結成したバンドである。チェッカーズが解散して早１０年！！彼らの平均年齢なんと４０歳だって～。会場は中規模のライブハウスでオールスタンディング。チェッカーズ時代よりもメンバーそれぞれの個性がでてて、あったかい感じのアットホームなライブだった。ボーカルなしの楽器だけのライブだったけど、すごく「音」が耳になつかしかった。ギターの音、ベースの音、ドラム、サックス・・・切ないほどに心に響いてきた。チェッカーズを聞きまくってコンサートに通ってた日々。あれから１０年・・・いろいろあったなぁなんて思いながら。本当に久々にメンバーの元気な姿を見れてうれしかったのだ。１０年前は大きなホールや球場で、双眼鏡を使っても小さくしか見えなかったのに、今回はびっくりするくらい近くてドキドキした。そして昔は感じなかったいや気がつかなかった「人」としてのエネルギーやオーラを、メンバーひとりひとりに感じた。とくに尚之氏のカッコよさといったら最高☆あの自然な感じ、のんびりした感じ、あったかい感じがたまらなく素敵だった。そして、そんな彼が奏でるサックスの音色もやさしさがいっぱいだった。ライブの中で、メンバーそれぞれがチェッカーズ時代の持ち歌を、一曲ずつ歌うという場面があった。尚之氏は最後に歌ったわけだけど、彼の歌は正直そんなに上手だとは思わない。それは昔とかわらず。だけど、すごくひきつけられるのだ。うまいとかへたとかじゃなくて、心にしみわたってくる。彼が歌いだすと会場の空気が彼のオーラに包まれる・・・やさしいオーラに・・・。彼の歌声に私は心が真っ白になった。私はチェッカーズ時代からフミヤ氏のファンだったけど、今回のライブですっかり尚之氏にメロメロになってしまった。仕事にも慣れてくると、どうしても技術を追い求めてしまう。もちろん技術も大切だけど、その人がもつオーラやエネルギーが観衆聴衆を魅了する・・・というのを身をもって実感した。私もそんなMCをしたい。そんなMCになりたい。そういった意味でも、私にとってすばらしい贈り物ライブだった・・・ありがとう♪これが私と彼らの１０年ぶりの再会☆尚之氏が歌った曲・・・『LONELY　SOLDIER』♪流れる雲に君の笑顔を思い出しては空が滲んでく　雲は君のところまで行くのかな　I'm　a lonely soldier　I'm　a lonely soldier　どうしてぼくはここにいるのだろう　君は突然泣き崩れてく　君の涙を止めることはできない　そうさ誰のせいでもなかった　I'm　a lonely soldier　I'm　a lonely soldier　どうしてこんなことになったのだろう　二人誓った約束を僕は守れそうにないよ　君にそれを詫びることもできはしない　I'm crying your name　銃口に向かってすべてが駆け抜けてゆく　Good-bye sweet memory 　僕はあの雲になって君に会いに行く 　いろんな命が消えてなくなり　そのうち僕も消えてしまうだろう　だけどこの思いだけは消しはしない　I'm　a lonely soldier　I'm　a lonely soldier　なぜだろう涙が止まらない　もしも時が戻るのなら僕は運命に背を向けて　君だけを守るためにいきてゆくよ　I'm crying your name　銃口に向かってすべてが駆け抜けてゆく　Good-bye sweet memory 　僕はあの雲になって君に会いに行く　そうさ自由な雲に

  2004/03/10

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• ポケベルがならなくて・・・

  先日ランチ中に同世代のスタッフの人と、「ポケベル」の話で盛り上がった。どれくらい前だろう・・・今から７年？８年？くらい前になるだろうか、ほんの短い間だったけど「ポケベル」をもっていた。ポケットベル・・・あ～懐かしい響き。当時、なが～い間片想いをしていた人がいた。ひとつ先輩だった彼に私は恋焦がれ憧れていた。彼のバイクの後ろによく乗せてもらっては、背中にピッタリくっついてギュッとつかまっていたものだ。彼と一緒に風を切るあの感覚が大好きだった。そしてそんな彼に私の気持ちが届き恋が叶った瞬間・・・そのキラキラした瞬間は今でもちゃんと覚えている。彼とのおつきあいが始まった。恋が叶ったとはいえ、私のドキドキはおさまることはなかった。彼と過ごす一瞬一瞬がうれしくてまぶしくて仕方がなかった。ある日、彼がポケベルを一緒にもとうかと言い出した。当時ポケベルをもっている人もいたけれど、私は今までその手のものを持ったことがなかった。彼と一緒に手続きにいって、二人分のベルを借りた。番号は彼が選んでくれた。そうして私たちのポケットベル生活が始まった。公衆電話から自宅の電話から・・・お互いのベルを鳴らした。最初に彼にお願いした約束は「一日一回はベル鳴らしてね」だったかな。「オハヨウ」「オヤスミ」「タダイマ」そんな些細な一言のやりとりが心を癒してくれた。私が大学４回生で彼が社会人１年生。生活のパターンが違う上にお互いの家も比較的遠く、一日一回鳴るベルが私はたまらなく愛しかった。その後、私も社会人となり時間の融通もきかなくなり、お互い忙しくなった私たちをつないでくれたのは、やっぱり「ポケベル」だった。私が社会人になってしばらくすると携帯電話も普及し始め、結局社会人になって半年もたたないうちに、ポケベルは解約した。。。今ではほとんどの人が携帯電話を持っている。いつでも電話をすれば相手の声がきける。あのころみたいに、「電話するから」と言われると、急いで家に帰って、電話の前でじ～っと待ってたりすることもない。自宅に住んでた彼には２３時すぎたら何となく電話できなかった。思いがけずお家の人が出たら、「夜分遅くすいません～」と小さくなったものだ。携帯電話の功罪について論じるつもりはないけど、お互いの連絡手段が身近になった分、心も近くなったのかと言えばそれはまた別問題かと思う。あの頃「いつでもどこでも」という身近なところに相手がいない分、相手のことを思いやったり考えたり、カ～ッとしてるときは頭を冷やしたり。ジッと待つ時間が愛をはぐくんでくれた気さえする。「ポケベルがならなくて・・・」なんていう歌やドラマもあった。ポケベルとはなんだかすごくクラシックな感じもするけど、まだ１０年もたってない。ポケットベルから携帯電話へ、世の中はめまぐるしく変化を遂げている。人と人とをつなぐ連絡手段はどんどん便利になる分、気持ちまで流されてしまわないように。メールよりも直筆の手紙だったり、電話よりも会いにいったり、そんな気持ちを大切にしたい。当時、その彼と初めて喧嘩をした。私はすっかり拗ねてしまい・・・怒って電話をきった。しばらくして私のベルからミッキーマウスのテーマ♪が鳴った。彼からのメッセージ「○○○、スキヤデ」。。。しばらくベルをもったまま涙がとまらなかった。以上、ポケットベルの思い出なり。

  2004/03/08

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• きっと・・・。

  今日は新しい現場の立ち上げ日であり、先輩方と共に精一杯がんばってきた。いろんな緊張の中で一日がスタート☆それでも、みなさんに見守られてのびのびと仕事ができた。私よりもはるかに長くこの世界にいる先輩方を私は本当に尊敬している。仕事に対する姿勢や心意気や身のこなし・・・すべてに圧巻。たくさん勉強させていただいた。とにかくスケールが大きい。。。そんな中、こんな未熟な私でも先輩たちのお役にたてたようで、私と一緒でよかったと、私のMCは型にはまってなくて楽しさが伝わってくると、言っていただいた。素直にうれしい☆丸一日がむしゃらにがんばった甲斐あって、現場は大成功をおさめスポンサーさんも大満足だったよう。なんでも経験だなぁと本当に思う。学ぼうとする気持ちがあれば、どんなことからも何でも学ぶことができる。経験が人を育てる。つらいことも苦しいこともあるけれど、それもまた「成長」の証拠なんだ。いつもお世話になっている今回のスポンサーさんは、長いつきあいというのもあるけれど、本当に私をかわいがってくださってる。彼らと出会ったころ私はMCになりたてホヤホヤのど新人。それからず～と見守っていただいている。私は彼らと仕事ができることを最高に幸せに思うし、うれしいと思う。本当に彼らが大好きなり。これからも今の現場を越えて、末永く彼らとお仕事をしていきたい。そのために自分の質の向上をめざさねば！！何でもそう、どんなことでもそう、どんな時もそう・・・気持ちって伝わる。たとえ言葉にしなくても。世界を動かしているのは、人の心なんだ！！きっと・・・。

  2004/03/06

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• 心をこめて・・・

  あした～いよいよ新しい現場の立ち上げ。そして記念すべき？立ち上げメンバーに入っている私。スポンサーさんから期待と信頼を寄せられているのが、ヒシヒシと伝わってきて正直ちょっとつらい。今まですごくお世話になってきたスポンサーさんだものお役に立ちたい。期待にこたえたい。反面失敗したらどうしよう・・・って思ってしまう。これってプレッシャー？さらに今回は気の知れたメンバーではなく、大先輩方とご一緒する。これまた微妙だ。だって今回の現場に限っては私の方が現場暦がある。スポンサーさんとの関係も私がパイプとなる。かといって、大先輩を前にして出過ぎることのないようにせねば。そんなこんなの板ばさみで、明日はなんだか気づかれもしそうな予感。それでもやっぱり、精一杯がんばりたい。私の持てる力をすべて発揮したい。そして現場を成功させてスポンサーさんに喜んでもらいたい。いろんな思いが交錯しておりますが、明日の現場が無事にそして実り多きものとなるように。心をこめてつとめてまいります☆

  2004/03/05

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• お姉さん・・・キレイ☆

  今日は小学５年生を対象に仕事をした。その数２００人以上！！毎度のことながら疲れた。。。三角座りをした子供たちが２列に並んでいる。私は子供たちを前に大きな声であれこれ話てきかせていた。先頭の女の子二人が私を見上げながらこういった。「お姉さん・・・キレイ☆」って。私の足元に三角座りしている彼女たちは、キラキラした目とやわらかい笑顔で、私をまっすぐに見ていた。思いがけない言葉に照れてしまったが、素直にうれしかったので、「ありがとう☆」と微笑み返した。どう考えても特別美人じゃないよ、私。だけど、彼女たちには私がキレイに見えたんだ。顔・・・姿・・・身のこなし・・・心・・・トータルで「キレイ」と判断してくれたんだろうか。「楽しかった～」といって帰っていく子供たちの姿に、手を振るときも喜びいっぱいだけど、今日彼女たちが私にくれた「お姉さん、キレイ☆」・・・これ最高の宝物。ありがとう。。。「かわいい」じゃなくて「キレイ」という響きが最高にうれしかった。これからももっともっと自分を磨いちゃうわ！！

  2004/03/04

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• ストレッチと心の腹筋

  私は体を伸ばすストレッチが大好き。雑誌やテレビでストレッチを紹介しているものがあれば、すぐに採用して実践する。ストレッチに凝るようになったのは、カナダ留学中に通ったジムでのトレーニングがきっかけ。それからは帰国してからも、２キロのダンベルを持ちながら色々試している。ほとんどマニアの域かもしれない。骨盤体操に始まり、腕、下腹、脚・・・それぞれの部分部分に効果のあるストレッチがあるが、体の見えないところ（たとえば背中）などには、知らないうちにいらないお肉がついたりする。服をきているとわからない見えない気がつかないところに意識をおいて、私は日々ストレッチに励んでいる。見えないところといえば・・・、私は第一印象で、しっかりしてそう～とか面倒見がよさそう～とか言われることがある。ほんとはぜんぜんちがうのに～。人一倍凹むし悩むし落ち込むし立ち止まるし～で、どうしようもないのが本当の私。それでもこうして、今、私は生きていてここにいるということは、凹むたび落ち込むたび立ち直ってきたという、紛れもない「証拠」なのだ。七転び八起きを繰り返すたび、いつのまにか「心の腹筋」も鍛えられ、ひょっとしたら以外に強いのかもしれない。浮き沈みで鍛えられた「心の腹筋」を生かして、心あたり＆体あたりで、なんとか次の山も乗り越えていこうではないか！ねぇ・・・？わたし。。。

  2004/03/02

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• Spring　Has　Come

  今日から３月～。なんだかウキウキででかけたのに、一日が終わるころにはすっかりくたびれている私。昼一番で、マネージャーからチクチク言われめいりそう。新しい現場のスタート準備につき、いろんな立場のいろんな人の思惑が入り乱れ、しかもその様子が私には手にとるようにわかる。以前からレギュラーであるゆえ、必然的に信用され頼りにされている私は、事務所の大先輩を新しく迎えての新チームとの板ばさみで、ほんと窒息しそう。イベントのコンセプトも今までとは違うし。。。立ち上げ本番の土曜日まで休みないし。。。台本あがってきてないし。。。色々言い出したら、頭が痛くなってくる。だけど負けない。「私」は「私」。今回はへこたれません。飲み込まれません。流されません。ちゃんと「私」を貫きます！！だって「春」だもの～♪笑って乗り越えてみせまする。。。今、なんとなく高校卒業時のサイン帳に目がとまった。こんなの見ることなんてなかったのに。手にとってあけてみると中には、言葉の宝石がたくさんちりばめてあった。「大人になってもその元気さをわすれずに～」「Aの名前にピッタリの素敵な女性になってね」「これからもやさしくてしっかり者のAちゃんでいてね」「いつも笑顔で明るいAちゃん。　いつも元気で女の子らしいって思ってたよ。」「何事も一生懸命だったAちゃんを忘れないよ」「いつまでもそのひたむきさとかわいさを失わないでね」「これからもAちゃんのパワーで何事も乗り越えていってね」「明るくてユーモアがあるところが大好きです。　いつもクラスの雰囲気を明るくしてたね～」「Aちゃんはいつも明るく一緒にいると笑いが絶えなかった」「Aちゃんの行動力と明るさには脱帽しました」「Aちゃんの笑顔はいつどこでも忘れないよ」「Aはいつも元気でかわいらしくって輝いてたよ」・・・などなど、卒業記念のサイン帳だから？いいことばっかり並べてくれてある。でもすごくすごくうれしくて元気がわいてきた。多少誇張したほめ言葉はあるだろうけど、嘘はないだろうから。あれから年月はたったけれど、みんなどうしているかな。今の私を見たら「変わってない！」って言ってくれるかな。みんなからのたくさんの言葉の宝物・・・棚の奥であたためられてあった言葉の宝物に、自信と勇気がわいてきた。無理をしなくてもがんばらなくても、なんでも乗り越えられる・・・そんな気がする。やっぱり・・・ほら、春がやってきたよ♪

  2004/03/01

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• OVER　THE　RAINBOW♪

  今日もまた一日・・・いろんな人にあって、いろんなことがあって、いろんなことを感じた。だけど、今日はその一つ一つを列挙するのはやめておこう。　　～OVER THE RAINBOW～　Somewhere over the rainbow, way up high　There's a land that I heard of once in a lullaby　Somewhere over the rainbow, skies are blue　And the dreams that you dare to dream really　do come true　Some day I'll wish upon a star　And wake up where the clouds are far behind me　Where troubles melt like lemon drops　Away above the chimeny tops　That's where you'll find me　Over the rainbow, bluebirds fly　Birds fly over the rainbow　Why then oh why can't I　if happy little bluebirds fly　Beyond the rainbow oh why can't I*************************************　　『虹の彼方に』　はるか虹の彼方、高く上った所には　昔、子守唄で聞いた国がある　はるか虹の彼方、空は青く　そこでは夢を見る勇気さえあれば　どんな夢でもかなえられる　いつの日か星に願って　雲のずっと上で目を覚まそう　そこでは悩みなんて　レモンの飴のように溶けてしまう　煙突の頂上のずっとずっと上で　あなたは私をみつけるの　虹の彼方には、青い鳥が飛んでいて　鳥達は虹を超える　だったら私にもできる　　　　　　BY「オズの魔法使い」私もはるか虹の彼方をのぞいてみたい。。。青空の中を散歩して透明な空気をおもいっきり吸い込むの。これから先、私にいったい何ができるのか、私の中に何が眠っているのか、まだまだ何もわからない。だけど、私はきっと必ずはるか虹の彼方にいけるはず。今はただ無条件にそう思えるから。LET'S　GO　OVER THE　RAINBOW・・・together!!　

  2004/02/29

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• 「夢を信じて」

  今日はまたまたお家で映画をみた。オードリーヘップバーンの「昼下がりの情事」。この映画・・・きっと高校生ぐらいだったかなぁ～一度見たことがある。母が言うには、当時の私は「つまんなかった」と言っていたらしい。本日あらためて見た「昼下がりの情事」は・・・オードリー演じる音楽学院の女学生アリアーヌと、彼女の愛らしさに振り回されるプレイボーイ紳士のお話。とてもシンプルでわかりやすいストーリーだったけど、　主人公アリアーヌの愛らしさ、そして相手を愛するがゆえの精一杯の強がりと大人の女性を演じて背伸びする姿がとても印象的だった。そのひたむきさと純粋さに心がいっぱいになった。きっとこの映画をはじめてみたころ、「つまらなかった」といった私には、主人公に通じる若さもひたむきさもあったんだろう。だから特にピンとこなかったのかもしれない。大人になるにしたがって、日常に流され心の片隅に追いやられてしまった大切なもの。いつの間にか、どこかに置いてきたもの忘れてきたものを想うと同時に、いつの間にか、この映画のよさを味わえる大人の女性になったのかしらと自分の今までを振り返ってみたりもした。こうして日々の生活の中で、聞く～見る～感じる～出会う～映画や本、音楽、花、人・・・そのすべてが愛しくて仕方がない。耳をすませば、しっかり見つめれば、心を開けば、私にいろ～んなことを教えてくれるから。♪いくつの街を越えてゆくのだろう　明日へと続くこの道は　行くあてもない迷い子のようさ　人ごみにたたずむ君はいま　恋することさえ恐れてた昨日に　なくした涙をさがしてる　夢を信じて生きてゆけばいいさと　君は叫んだだろう　明日へ走れ　破れた翼を　胸に抱き締めて　自分の空を越えてゆくのだろう　さよならに怯えず、君はいま　傷ついたことに疲れはてた胸を　凍える両手に　温めて　心のままに生きてゆけばいいさと　君は笑っただろう　明日へ走れ　破れた翼を　胸に抱きしめて　夢を信じて生きてゆけばいいさと　君は叫んだだろう　明日へ走れ　破れた翼を　胸に抱き締めて♪　　　　　　　　　　～「夢を信じて」徳永　英明～いつもいつも過去と未来のハザマに「今」がある。だから私は「未来」と同じように「過去」も「今」も大切に思うのだ。「過去」を振り返ることがときにマイナスになることもある。「未来」が不安で怖くて立ち止まってしまうこともある。「過去」と「未来」のハザマで右往左往するときもある。前だけ見れないから後ろを振り返ったりもするから、私は人よりも進むペースが遅く不器用なのかもしれない。３歩下がって２歩下がるのが私の専らのペースだから。それでも私はこれからも、凹んだり迷ったり、笑ったり走り出したりしながら行こう。夢を信じて・・・自分を信じて。

  2004/02/28

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• さぁ！！

  のんびりゆったりの日々から一転、今日は久々に々刺激のある一日でした。日ごろ着慣れないスーツに身を包みオーディションへ。出かけるまでは、なんだかあまりやる気も起こらずだったけど、マネージャーに連れられて会場に到着すると、ちょっとした緊張感が。。。オーディション開始。自己PR、原稿読み、スポンサーさんからの質問を受けたり。もちろんそれなりに緊張はしていたんだけど、すごく自然体で落ち着いてた。うまくできたがどうかはおいといて、自分的には満足。飾らず虚勢をはらず「わたし」でのぞめた。来週は忙しくなりそうだけど、明るく笑顔でお仕事できそうだ。さぁ、「心のままに」歩いていこう。

  2004/02/27

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• 深・・・心呼吸して。

  今週はずいぶんとゆっくりしてた。だけどそれもついに今日までのよう・・・。映画みたり～読書したり～音楽きいたり～お料理したり～お散歩したり～ぐっすり眠ったり～確定申告のため市役所いったり～郵便局や銀行へいったり～お友達とお茶したり～時間に追われることのない日々を過ごしてた。めちゃくちゃ心地のよい時間だった。だけどついに新しい仕事の指令がやってきた。何やら大きい展示会のプレゼンテーションMCらしい。明日オーディションがあるから私が行くとは限らないけれど。できるならば～行きたくない。だって、展示会当日どうしても行きたいライブがあるから。そんな理由で行きたくないなんてねぇ～、自分でもどうかと思うけど。どうしてもそのライブに行きたいの！！そのアーティストたちとは、約１０年ぶりの再会なんだから！！明日、オーディションで鼻血でもだそうかしらん。。。なんて。さらにもうひとつ、３月に新企画のお仕事がはいってくる。そのスポンサーさんとは以前からご一緒させていただいていて、かなり親しくさせていただいているが、同じスポンサーさんといっても、今回は事務所の大先輩方と一緒のため、またちょっと勝手も違うしドキドキです。どうなるのかしら。そろそろ春も本格的に近づいてきている。仕事面でも動きがいろいろありそう。今は、精神的にも落ち着いていてリラックスしているが、あわただしい日々が始まって、いろんな現場で多くの人たちにのみこまれて、私はまた自分を見失ったりしないだろうか。ちょっぴり不安だったりする。だけどきっと大丈夫！！今までの私とはちょっと違う新しい「私」を感じるから。新しい現場で新しい私を試してみたいと思います。深呼吸して～心呼吸して～いってきます。見守っててくださいね☆

  2004/02/26

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• MANY　KINDS　OF　視点

  今日は時間があったので、事務所に立ち寄りマネージャーと久々ゆっくり話をした。普段はスケジュール確認くらいで、あまりじっくりと話すことがない。Tマネージャーが私にいったことといったら、「～ちゃん（私）はみんなに比べて変にあせってなくて、　いい意味でマイペースね。いいことだと思うわ。　事務所に入った当初は、　気をはってたっていうのもあるんだろうけど、　気がきつそうでまっすぐ前みてまっしぐらって感じだったけど、　今は色々現場もふんで余裕でてきたのかやさしい感じがする」ひょえ～。。。びっくりする！！私だって、誰かがオーディション行くとか番組が決まったとか聞けば、気持ちはアクセクするし心は宙をまう。人は人と思っても比べてしまう。自分の向き不向き考えてしまうし、続けていく自信もなくなるし元気だってなくなるもの。つい最近だってそうだった。「闇」の中にいたんだよ～！！だけどマネージャーにはそんな私が「マイペースで余裕がある」ように映っているなんて。。。どういうこと～？さらにこの弱気な私のどこが気がキツソウなのか？？？あぁ。。。外からの目ってわからないものだ。外からの目といえば・・・。先日知り合いのSさんがお食事会に招待してくださった。Sさんは、私が今の仕事に就くとき色々アドバイスをくださった前の職場のおじちゃん。「芝居の世界と同じでこの世界で成功できるのは一握り。　だけど中途半端に夢を追いかけるなら、踏ん切りがつくまで　思いっきりやった方がいい。中途半端にダラダラはよくない。」と、当時仕事の掛け持ちをしていた私に仕事の一本化を勧めた。どっちつかずになるのも嫌だったので潔く普通の仕事を辞めて、MC業に専念することにした。以後半年に1度くらいのペースで、Sさんは私をお食事会によんで様子をうかがってくれる。「がんばってるか？調子どうや？」と。先日も顔を出したところ、「～ちゃん、ちょっと元気ないんとちゃうか？　鬱っぽくなってないか？」とSさんに言われた。かなりテンション高めで元気に行ったのに、Sさんには私のコンディションはお見通しだったようだ。「～ちゃん、がんばりすぎてるんちゃうか？　多かれ少なかれ、　そういう世界にいるとみんなそうなるみたいやけど」とSさんは私に言った。そして、「満足するまでタレント業がんばって、　気が済んだらいつでも言っておいで。　仕事も彼氏（だんな様）も探しておくから～」と。Sさんは私に彼氏まで見つけてくれるらしく、「タイプはどんなのがいい？　サラリーマンか？バリバリか？自営か？」とメールが翌日きてた。　「・・・」探してくれるのはうれしいけど、Sさんの言う「バリバリ」って一体・・・？！「闇」の中でもがいていても「余裕がある」ように見えたり、いくら元気な顔をしても「プチ鬱」を見抜かれてしまったり、「私」という被写体はひとつなのに、見る人によってそれぞれちがうようだ。どれが本当の私なのか？とも思うけれど、きっと自分が知らないだけでわからないだけで、どれも全部私の姿なんだろう・・・そんな気がする。私にとっていまひとつわからない「評価の目」がある。それは今回の芥川賞作品。。。「蛇にピアス」「蹴りたい背中」両作品とも私にはさっぱりその良さがわからなかった。何も伝わってこなかったし心に響いてくるものがなかった。「味わう」という意味でものすごく物足りなさを感じた。あの作品を読むときの視点を知れば感想もかわるのだろうか。芥川賞作品が掲載されていた文芸春秋に、「一日五分、五感を研ぎ澄ませよ」というエッセイ？があった。大谷光真さん（浄土真宗本願寺派門主）が書かれたもので、こんなことが書かれてあった。『自分の固い殻に固定されずに、　条件が変われば違う方向へ転換していく～　柔軟にそのときの状況を受け容れ、　変わっていくことをもっと積極的に人生に取り入れてみては　どうでしょうか』『人生の転換点を上手に受け容れる・・・』なんてことも書かれてあった。私から私を見る「内からの目」他人から私をみた「外からの目」「主観的な目」「客観的な目」いろ～んな目があることを忘れずに、忘れたら思い出しながら柔軟にまいりましょう☆

  2004/02/24

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• 「軌跡」と「奇跡」

  ここしばらく日記の更新がストップしていた。急にストップしたのではなく、ポンコツ車が徐々に徐々にプスンプスンといいながらとまるみたいに私も徐々に停滞していった。 とくに忙しかったわけでも、めんどくさかったわけでもない。ただただ完全に自分を見失いあらゆる自分を否定していたから。それは単に弱っているというのではなく、心も体も一歩も前に進めず身動きがとれない状態だった。何とかしなければとあせってはみるけれど、どうしたらいいかわからない・・・まさに「闇」の中だった。そんな「闇」からやっとやっと生還。人トシテ女性トシテ仕事人トシテ・・・どれをとっても自信がなくなり沈み込み始め、誰に対しても心を閉ざしてしまうことが多くなった。誰もがまぶしく見えて、心ない人にイライラしたり、そしてそんな自分に嫌悪感を抱く・・・この悪循環の繰り返し。 ある日仕事仲間のYさんと話す機会があった。「どう最近？元気？」そんな他愛ないYさんの挨拶に、「最近元気でないんですぅ」と冗談まじりに返答した私。すると彼女は私のために時間をかけて、私のためにただひたすら一生懸命いろんな話をしてくれた。私を元気づけてるため励ますため本当に一生懸命に・・・。その事実がその気持ちがすごくうれしくて、凍った心が少しずつ溶け始めた気がした。 昔はケーキ作りなんて好きではなかったのに、ここ最近はケーキ作りにはまっている。オーブンの中でプ～ックリ膨らんでいく生地を見ていると、うれしくてうれしくて心が癒されていく。デコレーションもばっちりで驚くほど上手に出来上がると、「私ってやるや～ん」と自信がわいてきて、そして出来上がったケーキを家族がおいしく食べてくれると、癒しを通り越してストレス解消になる。チーズケーキ、チョコレートケーキ、パウンドケーキ・・・あらゆるケーキを焼いてばかりいる。どれもこれも上出来で大好評なのだ。誰かに喜んでもらったり誰かの役に立つことで、私のストレスが解消されされている・・・そう気がついてからは、なんとなくやさしい気持ちで過ごせるようになってきた。こんな風に毎日毎日少しずつ少しずつ明かりを見つけながら手探りで進んでいくうち、真っ暗な土の中からやっと小さな芽が出てきた。私の中に芽生えたこの芽をもっともっと大きく育てていきたい。自分を磨けるのは自分だけに与えられた特権であり、自分の魅力をひきだせるのも自分だけなのだから。「闇」をさまよっていた日々から一転して、近頃はラッキーなできごとや思いがけないうれしいできごとが舞い降りてくるようになった。強く願えばきっと叶う。何の根拠もないけれど今はそう無条件に思える。「闇」を知らなければ「光」をみることもない。積み重ねていく毎日の日々と、そこにある大小ひとつひとつの軌跡が、私に「奇跡」をもたらしくてれている。身におこること降りかかること・・・いったいどれが「当たり前」でどれが「奇跡」なんだろう。そのすべてが「奇跡」なのかもしれない。私は生まれてからこのかた一度も流れ星を見たことがない。だけど私の心の空には今、大きな流れ星が・・・。その証拠に今朝遠くから素敵な贈り物が届きました。ありがとう☆ありがとう☆ありがとう☆

  2004/02/23

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• 赤いスイートピー♪

  仕事帰りにお花を買って帰った。ピンクと白のスイートピー♪菜の花と一緒に我が家の食卓を彩っている。まだまだ寒いけど、テーブルの上だけ「春」が来たようだ。最近またイライラの日々が続いている私の凍りついている心に「春」のあたたかさをもたらしてくれた。精神的に苦しい日々が続いている。他人にそして自分にもとにかくイライラする。そんな私はまるで悪魔～。温厚で誰にでもやさしい先輩たちが天使にみえる。悪魔の私は誰にでもやさしくできない。配慮のない人、無神経な人、空気の読めない人・・・を受け入れることができない。そのような人たちに囲まれて仕事をすると、頭が痛くなってイライラしてどうしようもなくなる。そしてそんな自分にもっとうんざりする。どうしてもっと広い心をもてないのかと。天使の心で皆に接することができる人もいる。そんな人を目の当たりにすると、ほんと自分が嫌になる。この悪循環の繰り返し。苦しい・・・。でも～、自分で自分のことが好きになれない「私」を、いったい誰が好きになってくれるのだろう。外見にも内面にも自信がなく、さらに技術もこれといった特技もない。ないないづくしの私を、どうしたら私は好きになれるんだろう。すべてを許そう。私をそしてすべての人を。私は私だから。そして人は人。すべてを受け入れることはできないけれど、すべてを許すことはできるもの。そんなちょっとした光を見出した今日。♪赤いスイートピー♪　春色の汽車に乗って　海に連れて行ってよ　煙草の匂いのシャツに　そっと寄りそうから　何故　知りあった日から　半年過ぎても　あなたって手も握らない　Ｉ　will　follow　you　あなたに　ついてゆきたい　Ｉ　will　follow　youちょっぴり　気が弱いけど　素敵な人だから　心の岸辺に咲いた　赤いスイートピー　四月の雨に降られて　駅のベンチで二人　他に人影もなくて　不意に気まずくなる　何故　あなたが　時計をチラッと見るたび　泣きそうな気分になるの？　Ｉ　will　follow　you　翼の　生えたブーツで　Ｉ　will　follow　you　あなたと　同じ青春　走ってゆきたいの　線路の脇のつぼみは　赤いスイートピー　好きよ　今日まで　逢った誰より　Ｉ　will　follow　you　あなたの　生き方が好き　このまま帰れない　帰れない　心に春が来た日は　赤いスイートピー　　　　　　　　　　　　　SONG　BY　松田聖子心に春がくるように・・・。心の岸辺にスイートピーが咲くように・・・。願いをこめて。自分に負けないように笑っていたい。

  2004/02/14

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• 好きになってナンボ！！

  もうすぐバレンタインデー♪残念ながらあんま～り関係ないなぁ・・・今年は。義理ONLYになりそう。「恋愛は好きになった方が負けや！」と先日誰かがいってるのを耳にした。どうやら～振られたらしい。だけど～、ちがう！！私はそうは思わない。勝ち負けの問題ではないものの、言うならば「好きなってナンボ！」だと思う。ほどほどに好きになったり・・・ほどほどに愛したり・・・自分を守るため傷つかないための「ほどほど」。それもまた恋愛の仕方かもしれないけど、せっかく好きになるならば思いっきり好きになりたい。たくさん人はいるけど、だれかれなにし好きになったりしない。出会うべくして出会ったかけがえのない人なのだ。時にヤキモチに苦しんだり切なくなったりもするけど、ドキドキしたりときめいたりという素敵な気持ちに包まれる。何よりもやさしくなれるもの。そして世界がモノクロからカラーにかわる。心が磨かれていく・・・そんな恋をしたいと思いまする。

  2004/02/11

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• ひとりごと・・・。PART４

  私は感受性が強い分？とても感情的な人間で、その時々の感情で何でもある意味短絡的にとらえてしまう。そんな私の話はいつも自分勝手で偏ったものだ。私が今一番話しててホッとするNさんは、私のそういう勝手な話をちゃんと聞いてくれる。そして感情論ではなく、私には欠けている冷静な視点と、いろんなパターンで解決策へのキーワードを与えてくれる。感情で発言しているときは、話し相手に同意や同情や共感を求めていることが多い。求めている反応を示してもらってそのときは満足しても、結局はその場しのぎにしかならない。もちろん何も言わず話をきいてもらうだけでも、ずいぶん楽にはなることも多いですが。Nさんは私が凹んでてもとくに慰めてくれるわけじゃない。だけど、私にとって一番必要なものを真剣に検討してくれる。ここまで根気よく向き合ってもらったこと今までなかった。私ってうるさいから何でも大騒ぎだから相手を疲れさせてしまう。昔つきあってた彼に、「A（私）の話すことなんでも真剣に聞いてたら身がもたない」と言われ、ほとんど聞き流されててすごくさみしかった。近頃私は今の現状からのとりあえずの脱出手段として、次の道を考えていた。とくにそれがやりたいから次へ進むわけじゃない。「今」から逃げ出したいから。ただそれだけ。それって根本的な解決にはならないのではないか？という疑問が自分の中に沸いてきた。それまでやってきたいろんなことからの結論が、今の仕事「MC」への道だった。そして「話すこと」を仕事にするという夢をかなえた。だけど、今は壁にぶちあたりすぎて壁がたくさんありすぎて、何がなんだかわからなくなってきてる。その現状から逃げ出すための「とりあえず」は、何の意味もないのではないか。○進歩がない、○これといったとりえがない、○個性がない・・・などなど、「ないない」づくしでとにかく自信がない今の私。こんな私だから何をするにも自信がないし、やりたいこともわからなくなってきている。だけど、こんなときだからこそ、自分を見極めるために自分を知るために、もうちょっとこの世界でがんばってみようと思う。もうちょっと自分を試してみたい。やっぱり「話すこと」が好きだと思うから。きっと「言葉」が好きだと思うから。あまりにもたくさんいろんな人がいてもまれすぎて疲れてるけど、ちゃんと自分を立て直したい。もっと自分を好きになりたいから。こんな私を、根気よく、応援してくれる心配してくれる見守ってくれる～人たちがいるから。先日この私がケーキを焼いてみた。びっくりするくらい上手に焼けた。ふっくらぷっくりオーブンの中で膨らんだ。たかがそれだけのことだけど、私もやればできるんだ！って気持ちになった。そう・・・やればできるのかもしれない！！

  2004/02/08

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• OH，MY FRIENDS　PART３！！

  人生を長いスパンでとらえることも必要だけど、「今」の自分を「生かしきる」ことができれば、未来は必ずキラキラ輝くものとなっているだろう。先を見通しすぎてアップアップするより、「今」の自分をあますことなく生かしきることに集中したい。夢が叶うこと夢を叶えること、やりたいことを実現させることに「先着順」なんてルールはない。輝いている人はどこにいても何をしてても輝いている。がむしゃらにがんばったりしなくても、「今」の自分をちゃんと生かしきれていたら、実現するべき時かなうべき時しかるべきタイミングですべてクリアできている・・・そんなものかもしれない。人は人。私は私。本当に知らなければいけないのは「自分」なのだ。認めたくない自分、今まで気がつかなかった知らなかった自分、意に反したことをしたり考えたりする自分・・・どんな自分もかけがえのない「今」の自分なのだから、すべてを寛容に受け入れようと思う。昨日私の不在中に、何年も連絡をとっていなかった学生時代の友達Mくんから突然自宅に電話があった。家族から聞いたとき、耳を疑ってしまうほどの久しぶりの名前だった。「帰ったら連絡させます」と家族はMくんにいったらしいが、私は彼の現在の連絡先すら知らない。確か彼はマレーシアに赴任しているはず・・・。いったい何の用か検討もつかない。連絡をとるべく、彼の連絡先を知ってそうなTちゃんに電話をした。Tちゃんと話すのも数年ぶりですごくなつかしかった。Tちゃんの話によるとMくんは今一時帰国しているらしい。連絡先を聞いて早速電話をしてみると・・・なんてことない！！「ただ話がしたくなったから」と。先輩（私も知っている）と飲みにきているところらしく、私の話になってどうしても私と話がしたくなったと。Mくんと話をしたのは４年以上ぶり。とくに内容のない冗談ばかりの会話だったけど、すごくテンションがあがって楽しかった。途中で彼と一緒にいた先輩とも話をしたけど、その先輩と話をしたのなんて多分６～７年ぶり？！思いがけず３人のなつかしい人たちと話ができた。何年も会うこともなく話すこともなかったけど、彼らの中に私はちゃんと生きていたようだ。しかも明るく元気に生きていた。思い出してもらって話題にしてもらって、話したいと思ってもらえたこと。それがすごくうれしかった。学生のころは今なんかよりももっと生きるのが不器用だった私。毎日アップアップしてたけど、とにかく一生懸命だった。今から思えば、ちゃんとそのときの自分を生かしきれていたんだと思う。そんな私を私自身は忘れてしまっているけど、共にすごした人たちはちゃんと覚えてくれているのだ。２～３日前、これまた学生時代の友達Hちゃんが２日連続夢にでてきた。常にプラス思考で、自由奔放で、趣味もたくさんあって、人生を謳歌しているHちゃん。彼女ともそんな頻繁に連絡をとるわけでもなく、１年ほど前にに久しぶりにちょこっと顔をみたくらいだ。学生時代と変わらず、結婚してもマイペースに「生活をエンジョイする」ことができているであろう彼女は私の夢の中でもとにかく元気だった。二日連続で私の夢に登場した彼女に無性に会いたくなり、久々にメールをしてみた。すると彼女からこんな返事がきた・・・『私は残念ながら大学時代のような輝きはなくなってしまってる　ような。。。昨年一昨年は自分に自信を失いかけてた。　毎日毎日会社行って、洗濯して食器洗って晩ご飯作って。　これの繰り返しで年を取ってくんだと思うとつらくって。　・・・（中略）・・・　A（私）が、夢で見てくれた「自由奔放な私」に、　学生の頃のように輝いた自分に戻れるようにがんばる！　Aが、私のことをそんなふうに言ってくれて、　元気が出ました。ありがとう！』彼女からの意外なメールの内容に心を打たれ、そして私は今でも彼女はちゃんと輝いていると確信した。自由奔放だったHちゃんが夢に出てきて私は元気をもらった。そして「生活をエンジョイする」達人であったHちゃんは、私の夢に登場することで彼女自身をも元気にしたようだ。人生は金太郎飴みたいに、どの部分をきっても同じであるなんてことはない。だけど過去～現在～未来へと確実につながっているのだ。たとえ自分が忘れてしまっても、そのときの自分をしっかり生かしきれてさえいれば、みんながちゃんと覚えている。周囲の人の心にその姿は生き方は刻み込まれている。あのころの私の姿が、彼らの中に明るく鮮明に残っているように。Hちゃんの自由奔放な姿が、何年たっても何年会わなくっても褪せることなく、私の心で輝きを放っているように。

  2004/02/04

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• ナチュラル志向

  最近「ナチュラルな自分」にこだわっている。というのも・・・、最近の私はどうもナチュラルじゃないから！！なにが？！っと言われると困るけど、自分が自分でよくわからない。考えたくないことをあてもなく考えたり、とりたくない行動をとっていたり。とにかく自分で自分が不可解なのだ。ニュートラルといえばそうだけど、どちらかというとエンストって感じ。プスン・・・プスン・・・。。。そこで私は、自分で自分を分析してみた。そして見つけた答え。『私は、今、自信がない。』自分にあらゆる面で自信がないのだ。私をつくる３大柱「人トシテ」「女性トシテ」「プロの仕事人トシテ」どれひとつとっても自信がない。だから自分をどこにもさらしたくないし見せたくない。私って「がんばってる自分」がすごく好きなんだと思う。そしてその逆で、今何にもがんばれてない自分が大キライ。そんな状態だから、人とうまくコミュニケーションがとれない。人と接することにたいへん疲れてしまうのだ。その昔・・・私はものすごく自分に自信がない子だった。自分が好きになれずいつもいつもビクビクしてた。そんなある日、大好きだった彼が振り向いてくれた。その日以来、彼は私の支えとなり彼をすべてとし生きた。彼のとなりにいることで自分の存在を確認していたのだ。彼がいなくなって、私は「無」となった。どうやって生きていったらいいかわからなかった。文字通り「ゼロ」からの自分の建て直し。消えてなくなってしまいそうだった状態から、時間はかかったけど少しずつ少しずつ自分を確立していった。自分の手で作り上げていく「私」はとっても輝いていた。やりたいことを見つけ、自分で決めて、行動する。ひとりぼっちだったけどすごく充実してて、元気で前向きで明るかった。こうして私は生まれて初めて自分に「自信」をもった。その後はひたすらつっぱしってきた。そして、今、再び「自信のない私」とご対面。また昔に戻ったのかなぁ～とため息混じりに学生時代の友達に今の私の話をしたら、彼女は多くを語らずこういった・・・「落ちついてきたんじゃないのかな」と。そうだなぁ、飛んだりはねたり浮いたり沈んだり・・・それがやっとなだらかになってきたのかもしれない。これも私のナチュラルな姿なのかもしれない。そんな風に思えてくると、肩の力が心の力が抜けた。今日はその友達とランチしてから仕事場に向かったが、すごく「ナチュラル」な私がそこにいた。作り笑いや、無理に元気を呼び起こしたりしない。ナチュラルなテンション。。。すごく楽チン。すると不思議なもので、いつもと同じ現場なのに、近頃は感じ得なかったような空気を読み取ることができた。皆が交わす何気ない会話や表情の中で、メンバーそれぞれの今の「テンション」や「気分」。「今日はいつもより元気がないなぁ～」「気配りしてくれてるなぁ～」とかがわかるのだ！自分を中心に渦を巻いてがんじがらめになっている間は、怖いくらい何にも見えないし感じることもできない。「意識する」とか「観察する」とかではなく、自分が「ナチュラル」でいることによって、そこに存在するエネルギーを「感じる」能力は、パワーアップするようだ。「自信のない自分」も「がんばれてない自分」もちょっと横において、このまましばらく『ナチュラル志向』をエンジョイしてみようと思う。これもまた必要な過程なのだ・・・きっと。そんな気がするから。

  2004/01/31

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• エネルギーの転換

  エネルギーってどんな時にも存在している。何か活動しているときでも、じっとしているときでも、たとえ眠っているときだって、私たちは生きている限り何かしらのエネルギーを発しているものだ。「落ち込むにもエネルギーがいる」「ネガティブなときもエネルギーがいる」「泣くにもエネルギーがいる」「悩むにもエネルギーがいる」ならば、どうせならその時に必要なエネルギーを有効的に使いたい。マイナスに働きそうになるエネルギーを何とか転換して、何か自分のプラスに働くエネルギーにしたい。そんなエネルギーの転換方法を取得したいものだ。だけどコツを覚えたら意外と簡単なのかな。今日は天気もよくて暖かくて気持ちのいい一日だった。昼過ぎからちょこっとだけでかけたけど、顔をあわしたみなさんから穏やかなエネルギーをもらえた。みなさん、よく寝てらしてお肌の調子もよかった。私も、そうだけど。睡眠って必要です。そうだなぁ～、近いうちどっか足をのばして、ちょっと遠くへいってみようかな。そんな気持ちになりました。

  2004/01/30

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• 『ラストサムライ』

  本日「ラストサムライ」を観てきた。新しい時代と古い時代との境目の葛藤を、サムライ魂を中心に描いていた「ラストサムライ」。背筋が伸びるような気持ちが引き締まるような映画だった。何よりも、多くを語らずして魅せるその存在感に圧巻。ラストサムライ・勝元から発せられる一言一言は、意味の深い味わいある言葉だった。彼のサムライ魂は正義感をふりかざすだけでもなく、古いものをただ意地になって守ろうとするものでもなかった。今、押し寄せてきていることを、「正義」か「悪」かという短絡的な視点で見るのではなくて、最後まで流されず見極めようとする、自分の信念にそって取捨選択しようとする気高い精神だった。人それぞれ価値観もちがう。判断基準だってちがう。だけど一番よくないのは、考えずして流されてしまうことなのかもしれない。自分の中で吟味することや心で感じることの尊さ。心を使うこと・・・それは決して楽なことではない。心のすべてを言葉で表すことはできない。たくさん語ればたくさん伝わるというものではないから。私は、得てしてすぐなんでも言葉にしてしまう。言葉で伝えて言葉で訂正して言葉で理解しもらうことに翻弄されることばかり。だけど、多くを語らなくてもただよう信念や生き方・・・その存在感の凛としたものをこの映画から感じた。目先だけ、口先だけ、自分のことだけ・・・そんなのに振り回されて生きるのはやめよう。信念をもって堂々と生きていこう。映画の中でサムライは「PERFECT」な生き方を示した。戦の結果だけみると「負」であったが、その「生きる姿勢」をしらしめたことに、単なる勝ち負けではない「意味」があった。心を「無」にすること。。。NO　MIND・・・。これはかなりむずかしすぎるけれど、自分を知ることでかなり近づける気がする。中身がぎっしりつまっていて充実していることも大切だけど、ちゃんと心に風が通っていること。時に「自分」に立ち返って、心が「無」になるような時間をもとうとすること・・・季節を感じたり空を見上げたりする心の風通しのひとつ。これが結果として自分を救ってくれるものかもしれない。「ラストサムライ」すばらしい映画でした☆

  2004/01/29

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• 今日の出来事・・・

  学生時代からの男友達から突然電話がかかってきた。とても久しぶりだったのでどうしたのかと思うと・・・。私：元気？久しぶり～。彼：おお！今な、夫婦喧嘩中やねん！私：はぁ？！彼：うちの家庭では異性と電話やメールのやり取りしたら　　報告するようになってるねん。それが、　　○○○（私）とやりとりした９月くらいのメールが残ってて、　　報告してなかった俺が悪いんやけど、それでぐちゃぐちゃ　　言われてるねん。はぁ～？？？何？私が疑われてるってこと？奥さんは私のことつきあってるころから知ってるやん！私は、突然の電話＋意味のよくわからない彼の話に頭が？？？でいっぱいになった。だけど彼の電話口では奥さんがなにやらわめいている。結構、修・羅・場？！彼とは学生時代からの友達。昔から、頻繁にあったりするわけじゃないけど、いろいろ話したりご飯食べにいったりする仲だった。気楽につきあえるいい男友達だった。だけど彼が数年前結婚してからは、なんとなくメールも電話もひかえるようになってて、以前に比べると疎遠になっていたくらいだ。そんな彼からの久々の電話・・・と思えば、コレ！！私も疲れてるねん！元気ないねん！って言いたかった。私：私、疑われてるの？ならば△△ちゃん（奥さん）と話そうか？彼：いや、別にいい・・・。。。いや、そう言ってくれるなら、　　かわるわ。私：△△ちゃん、ごめんね～。私のメールでもめてるの？嫁：ちがうんです！別に○○○さん（私）のこと疑ってるとか　　そんなんじゃないんです。私がちょっと友達の結婚式に　　行ったりするだけでいつもものすごくいろいろ　　言われるんです。そのくせ自分はどうなのよ！って　　売り言葉に買い言葉でこんな風になって、　　第三者を巻き込んでしまってるんです。すいません。私：そうなの～。そんなお重の隅をつつきあうのは、　　よくないよね～。私はなんともいえないけど、　　それだけ二人はお互い気にしあってるってことね。　　こうして第三者と話すと少し冷静になれるんじゃない？嫁：すいません。売り言葉に買い言葉なんです。　　ほんとうに。疑ってるとかそんなんじゃないんです。　　だからこれからも友達でいてやってください。私：そうやね～。とりあえずもう電車のるから切るね。　　念のためにいっとくけど、ほんと疑うことな～んにも　　ないからね～。こんなやりとりを彼の奥さんとして電話をきった。正直ドッと疲れた。何のこっちゃ。私は何？つまんない。本当に。友達ってなんなんだろう。本当に。さみしくなった。もう彼には数ヶ月に１度のメールも電話もしない。弱ってるところにさらに弱ってしまうような電話でした。

  2004/01/28

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• シャッタークローズ

  私は昔から、突然自分と周囲に間にシャッターを下ろしてしまうところがある。それがまた結構よくある。私VS周囲だったり、私VS個人だったり、私VS家族だったり。「あ～、ダメ！」って思ってしまうと、本当にもうだめで、シャッターがガラガラと下りる。心を閉ざしてしまうのだ。閉ざされたほうはかなり迷惑だと思う。とはいっても、私のシャッタークローズに気がついている場合は・・・だけど。無視するとか口を利かないとかじゃなくて距離をおいてしまう。その人と一緒にいるとなぜか疲れたり、なんかわからないけど傷ついたりするから・・・いやいやちがう、傷つく気がするからだ。普段はそんなことないのに、ふとそういう状態に自分が陥ってしまうと、いつもどおり接することができなくなってしまうのだ。これってものすごくワガママだとわかっている。わかってるけどなかなか直すことができない私の悪いところ。どうしてそんな風になるのか、理由は自分ではわかっているのです。自分の中で、納得いかないことや理不尽なこと、いやな気持ちになることやきもちやいてたり・・・と、私VS相手・・・しかも自分だけの葛藤はどうしようもなくてぶつけるところもないから、相手と距離をおくという形で自分を守り自分の様子をうかがっているのだ。ほんと、いやな性格。自分の心のバランスがいいときや状態がいいときは、何も思わないことでも、弱ってるときや自信がないとき不安なときには、敏感になってる分、苦しくなってシャッターを下ろすことが多い。人付き合いが苦しくなったりめんどくさくなったりすることもよくある。私って「人間きらい」なのかなと思うことすらある。ならばこんな仕事やってられないよね～。人一倍寂しがり屋のくせに、人間きらい？どういうことなのかしら。わかっていることは私は本当に困ったさんだということ。いつも「笑顔」で「自然体」でとは心がけているもののぜんぜんできていない。年齢を重ねてもなかなかなりたい女性には程遠い。もっと柔和で周囲の気持ちを思いやれる人でいたいのに。こんな風に、苦しくなってシャッターを下ろしてしまうのも私だと受け入れたらいいのかなと思うこともあるが、それでもやっぱりこれじゃいけないなぁと思ってみたり。シャッターを下ろせる時はまだ幸せなのかもしれない。どうしてもシャッターを下ろせないとき、これは本当にドッとつかれる。必死に必死に自分を奮い立たせている。仕事をしているといろいろあるしいろんな人いるし、いろんなことに遭遇する。なんとかやってきたけれど、どうしたらもっとオープンになれるんだろう。どうしたらもっと心を広くもてるんだろう。・・・などと思う。スベテヲ楽シメルコトガデキタライイノニナ・・・。最近、久々にいった現場には新人さんが多く、新人さんは新人さん同士固まっていらっしゃる。私は特に自分から話かけにいくわけじゃないけど、あちらにしたら私は少しでも先輩なわけだから、やっぱり私が配慮すべきなのか。。。だけど、みなさん固まって楽しそうにリラックスしているんだから別にほっておいてもいいだろうと思いながら、自分の世界に入っていると、機嫌悪いのか？とか、怒っているのか？とか思われるのもなぁ・・・と思ってみたり。そんなときどんな態度でいたらいいのかとか考えてしまう。微妙なたて社会。私は先輩と一緒にいるのが好きなのだ。先輩と一緒にいるときがリラックスできるのだ。人にあれこれいうのも基本的に嫌な性格だし。とはいえ、もともと話し好きな私。後輩さんであれ誰であれ、何か質問されたり話かけられたりすると、オープンにお話させていただきます。そして男女問わず「あ～この人、好きだなぁ」と直感で思った人にはすぐくっついていってしまう。どこまで勝手やねん！スイマセヌ。。。シャッタークローズ・・・最近多い気がする。今の仕事についてから、不特定多数のいろ～んな人にまみれて仕事をするようになってから多くなった。もっと広い心を培う必要があるなぁ・・・。今週はのんびりできそうだから、ゆっくりしよう。ヌクヌク＋加湿器モクモクの部屋で。

  2004/01/27

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• 今日の収穫☆

  今日、某ホールで館内アナウンスの録音をした。私の録音したアナウンスが開演前と休憩中、ホールいっぱいに流れた。感激の瞬間。私はアナウンスやナレーションが苦手。仕事上、苦手だなんていってられないけど、原稿を読むのが本当に苦手なのだ。自分の見たことや感じたことを自分の言葉で話すことは大好き。それでこの世界にはいった。どうしてアナウンスやナレーションなどの「原稿」ものが苦手なのか・・・。どうして「本読み程度」から抜け出せないなのか。最初は嫌いなものは嫌いだといってたものの、もがき続けて１年半最近その理由がわかってきた。小学校時代は本読みが得意だった。よく先生にほめられたものだ。だけど、本読みとナレーションや朗読、アナウンスなどプロとしての「読み」はそれとはぜんぜんちがう。（当たり前だけど）そのちがいがやっとわかってきたのだ。「自分の言葉」には気持ちや心が乗せられても、「原稿」には気持ちが乗せられず活字を追うだけとなってしまう。イメージをつくることができないからだ。旅もののナレーションなら情景を思い浮かべたり、朗読ものなら主人公になりきったり、エッセイものならそのシチュエーションを想像したり・・・ができないのだ。そして何よりも、「伝えよう」「聞いてもらおう」とする気持ちにかけている。技術として代表的なのが『緩急、強弱、間、歌い上げ』。必死になって読もうとする上に技術をも意識するから、私の「読み」は本当に「ただ読んでるだけ」なのだ。これが私の壁となって常に大きくはだかっている。私は自分がいつも中心のわがまま娘。人の気持ちもあまり考えられない。自分の気持ちが大切なのだ。思えばいつも直球を投げてきた気がする。そしてそれが「素直」なことだと思い込んできた。だけど、相手のことを考えたら言われる人のことを考えたら、時にカーブやフォークも必要なのかもしれない。わかりやすい言葉を選び適切な表現で伝えること・・・ついつい忘れて直球しか投げてないときが結構ある。だから「原稿」があっても自分の気持ちが優先で、原稿に心が入らないんだと思う。「読み」ひとつにもこれほど自分が映し出されるのだ。よく言われるのが、「目の前に好きな人がいると思って読んでみて」「情景を思い浮かべて想像して読んでみて」など。これって今の私には本当にむつかしい。だけど上手な人の読みって聞いてるだけで、情景が浮かんできたり想像できたりするのだ。技術は読んだ後の結果論であって、結局は読み手の伝えようとする気持ちであったり、想像力とそしてそれを表現する力の賜物なのだ。今日アナウンスを録音して、やってみて初めてわかったことがたくさんある。イメージするってことがどういうことなのか、活字を「音」にすることの素敵さに触れた。私が音にしなければその原稿はただの活字で終わってしまう。どんなきれいな言葉がそこにあっても花開くことはないのだ。今日読んだ原稿の中には、「華麗」とか「伝説」とか、「寒い冬の休日に、熱く沸き起こる演奏を～」などがあった。私なりに精一杯心に描きながら読んだけど、まだまだだったなぁ～。だけど今日の収穫は何よりも「読み」が好きになったこと。もっともっと上手になって、いろ～んな原稿を「声」にしてみなさんに届けたい。表現力とは究極のところその人の心なんだと思う。その人が生きてきた道のりであり、その中で見たものや聞いたもの、感じたことや触ったもの・・・なんだと思う。数ある引き出しの中から、今必要とする感覚を呼び戻し想像しながら表現すること。新しい発見！！何でも奥が深い・・・。やっとそんなことに気がついて、MCとしても人としてもまだまだまだまだだけど、読みが上手になってきたら、私ももっと柔和で思いやりのある人になれているだろうか。最近、ちょっと息苦しい日々が続いているけど、新たに目標を掲げて自然体に歩いていきたい。最後に、今日のアナウンス・・・自分で思ってるほどへたくそじゃなくて驚いた。←オイオイ。。。結構、いけてるや～んって思いました。これからはもっと堂々と読んでいくじょ☆

  2004/01/25

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• 寒波がやってきて・・・。

  寒波がやってきてあたり一面雪となった。実のところ寒波は前日からやってきてて、あたりはすでに雪景色だったが、幸い仕事がお休みだった私は「たいへんそうだなぁ」と人事のように思いながら家から一歩も出ずに丸くなって過ごした。が、しかし一日たっても寒波の勢いは衰える気配なし。「明日は仕事なのになぁ～やばいなぁ～」と思いつつ一夜が明けた。私の住む地域では雪が積もることなどかなりめずらしい・・・。朝、窓の景色をみてびっくり仰天☆雪がさらに深い。本当に雪国状態。雪の中の出勤はかなりたいへんで体力消耗。積雪５センチに加え雪が舞う中で傘をさしながらだといつもは２０分ちょっとで歩けるところ３０分。駅につくころには雪まみれで電車も遅れていてイライラ。ところがところが、山を越えると景色はがらりとかわり、人々は普通に自転車にのって何事もないように歩いている。雪などどこにも見当たらない。どうして電車がおくれているのかもわからない様子。あんな雪まみれになった私が幻のよう・・・。山をひとつ超えるだけで、さっきまで広がっていた雪景色は跡形もない。そして夜に帰ってきたら雪は本当に消えていた。不思議でござる。家を出るとき雪に対抗すべく、普段は履くことのないスニーカーを着用した。エレガント派？の私としてはさえない服装で家をでた。スニーカーだとどうも気合が入らないのよね。そんなことをブツブツ思いながらの一日でした。「非日常」の景色・・・とってもきれいだったけど、ちょっとたいへんな朝でした。現場についたら先輩たちが私の服装をみて目をまん丸に！「どうしたの？その格好？！」今朝の「悲惨！雪まみれ！！」事件の話をしましたが、みんな信じられない様子でした。私だって信じられないわよ～。明日からはまず起きたら窓の景色を確かめて、雪がないだけでほっとすることまちがいないだろう。スキー場に行けば、雪をみてワイワイ、キャッキャッと喜ぶくせに、勝手なもんだと思いながら・・・。今となってはなんとも冬らしい景色でした。写真の一枚でもとっておけばよかったかな。

  2004/01/24

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• お誕生日おめでとう☆

  今日は私の♪回目のお誕生日でした。たくさんの知り合いお友達からバースディメールをいただいて、一日中と～っても・・・うれしかった☆うれしかった☆お誕生日といっても私は今日も容赦なく仕事。しかも遠方で朝は５時半起床。だけどめざめはパッチリ！レギュラーの仕事なのでそんな神経使うこともなく、顔見知りの皆さんとのお気楽な現場でした。最近は何をしてもどんな現場にいっても楽しむことができず、顔も心も強張ったままの苦しい日々が続いていたが、今日はとってもリラックス＆思いっきり楽しんで仕事ができた。朝からテンションが高かったわけではないのに、ディレクターからQUEサインがでたら気持ちが快調に走り出した。久しぶりに自分を取り戻せたような気がする。思いがけなく、ディレクターがちょっとしたプレゼントを買ってくれたりもした。何気ない心遣いが最高にうれしかった。今日一日で、いろんな人のあたたかい気持ちを感じることができ、こんなにみんなに大切にしてもらっているんだと実感でき、最高に幸せなHAPPY　HAPPY　BIRTHDAYでした。いちおう節目の年齢ともなり、やっと？大人の仲間入りをしたような心地のよい気分。なんだかうれしい。うれしいぞ～。これからもいろいろあるだろうけど、螺旋階段をぐるぐるのぼりながら、人としての魅力、女性としての魅力を培っていこう。お誕生日おめでとう☆わ・た・し。

  2004/01/20

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• 雫☆

  私のこのホームページをかかさず見てくれているというお友達Tちゃんから、メールをいただいた。「毎日が一喜一憂だね・・・」って。そう、そのとおり。本当に一喜一憂の日々。この日記を書いているとそれがありありとわかる。書きながら読みながら時に恥ずかしいとさえ思う。どうして私はこんなにも浮き沈みが激しいのか、どうして私はこんなにも精神的に弱いのかと悩んだときもある。ものごころついたときから私はこんなだった。いつだったか・・・確か大学生のころ、新年に「強靭な精神をもつ！」と目標を掲げたことすらある。そんな私だけどこれでもずいぶん強くなったのだ。七転八倒、山あり谷あり珍道中の私の歴史から、「浮き沈みするとき＝余裕があるとき」なんてことに気づいた。必死でもがいて苦しんでるときは、浮くこともそしてそれ以上沈むこともないのだ。一喜一憂や浮き沈みばかりを繰り返しているけど、それでもやっぱり前には進んでいる。同じところをぐるぐるめぐっているようでも、螺旋階段を実はのぼっていて気がつけば上昇している。「ぶつかる壁は次のステップへと進むため必要な壁」と私が沈むたび、口うるさくいってくれるお友達Hちゃん。壁を乗り越えたときにいつも、ほんとHちゃんの言うとおりだ！って思うのだ。「毎日が一喜一憂だね、私もそうよ。　壁にぶつかれば逃げ出しそうになり周りも見えなくなって、　自分中心になる」とTちゃん。彼女のメールはこう続いていた。「何もかもとあせらずひとつひとつクリアーしていけば、　世界でひとつの花を咲かせられるよ」と。そうだね、ひとつひとつ・・・STEP　BY　STEPだね。私はどうもせっかちだから、何でも一気に解決したがり壁も一気に乗り越えたくなる。そしてもちろんそんなことできっこないから、一喜一憂・・・浮き沈みするんだと思う。その「時」がきたら解決することって結構あるのにね。それが待てなくて、悪あがきしてしまう。私のこのホームページは、明るく元気なHAPPYホームページではない。私の浮き沈みと一喜一憂のページだ。Tちゃんが「私もそうだよ」と言ってくれたように、どんな人も多かれ少なかれ一喜一憂の中で生きている。私がつづる日々の気持ちをきっかけにして、何かを考えたり・・・「こんな風になりたくない」と反面教師にしてもらったり・・・「強くなろう前に進もう」と思ってもらえたり・・・「私もそうだよ」と心強くなってもらえたり・・・「私もがんばろう」と前向きになってもらえたり・・・なんでもいい・・・なんでもいいから、私の大好きな人たちの心に、小さく静かに落ちる雫であればいいと願いながら、今日も思いをつづってみた。といいつつ、このページを通してお知り合いになれた素敵な皆さん、そしてかけがえのないお友達のみなさんの言葉ややさしさに救われて癒されている私なのです。本当にありがとです☆

  2004/01/17

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• 私の基本姿勢☆

  近頃、仕事は順調。・・・というか、大きな仕事がなく精神的においつめられることがない。休みはないけど毎朝５時半起きだけど、結構ご機嫌にしている。これを「仕事は順調」というのかどうかわからないけど、今の私にとってはいいことだと思っている。なぜなら、リラックスしてのびのびしているから。おかげで今日は２回もお褒めの言葉をいただいた。たった１時間のおつきあいだけど、私が担当したグループの皆さんが楽しんで帰っていただけたのが目に見えてわかったので、純粋にうれしかった。前回の日記で私は自分の悪いところを書いた。今日は自分の良いことろを書いてみたいと思う。同じタレント仲間にNさんという人がいる。とても容姿がきれいでTVの仕事もしてて感じのいい人。ちなみに私と同い年。私の方が少し早く事務所に所属しているので、いちおう私は彼女の先輩でもある。彼女は私にとても好感をもってくれているので、親しくはさせていただいている。・・・が、彼女は天然なのだ。しかもちょっとたちのわるい天然。場の空気が読めなかったり、いっていいことと悪いことの区別がつかない。そして迷惑マイペース。彼女のそういうところに周囲は迷惑をこうむることも多く、いっしょにいると傷つくこともある。だけど彼女はぜんぜん自分のそんなところに気がついていない。「最初に勤めた会社でいじめられてやめた」という話をきいたことがあるが、もちろんいじめることはよくないものの、なんとなくその原因がわかる気もするのだ。今日はそのNさんと一緒の現場だった。いちおうチームワークも必要な仕事なのに、何度念をおしても彼女はマイペース。一生懸命なのはわかるけど、「周り見てる？」という状況。その他のことでも彼女に対してイライラしていたこともあり、きつめに注意してちょっと冷たくしてしまった。そんな私にさすがの彼女も気分を害したようで、私たちの間にいや～な空気が流れだした。大人気なかったなと反省し私が態度を軟化させたことで、一日が終わるころにはいつもどおりはなすようになっていた。普通にもどったとはいえ、悪いことしたなぁと思ったので、帰り際「Nさん、今日は私態度悪かったです。ごめんなさい」と声をかけた。彼女は驚いた様子だった。素直に「ごめんなさい」と言える自分が、「なかなかいいじゃ～ん」と思った。私とNさん二人の間のきまずい空気は、結局は暗黙の了解で普通に戻っていたけれど、私が大人気なく理由もいわず、勝手に不愉快になって冷たくしたのが原因だったのをうやむやにするのがいやだった。自分のよくなかった点だからあやまりたかった。プライドが働いてなかなか素直にあやまれない人もいると思う。だけど、私はちゃんと「ごめんなさい」がいえる子なのだ。私は自分のそういう基本的なところで素直なところが好き。素直であることは時に凶とでたり時に吉とでたりする。器用に生きることができないし、つまづくこと傷つくことも多い。だけど、「ごめんなさい」と「ありがとう」を素直にいえること伝えることは、私の生きる基本姿勢といっても過言ではない。どこにいっても何をしてても年齢を重ねても失わなかったこの「基本姿勢」これからも大切にしていきたい。

  2004/01/16

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• 脱！いっぱいいっぱい宣言

  私の悪いところは心の容量が小さいこと。すぐにつまずいて、穴にすっぽりはまってしまう。そして同じところをグルグルまわって右往左往。抜け出せなくなる。いくつになっても情けないものだ。ここ最近も相変わらずの私は狭い世界をグルグル・・・。自分のことしか考えられていない。そんなとき母からショッキングなニュースをきいた。父がとても重大な問題を抱えているというのだ。母は簡単にしか言わなかったけれど、内容を聞けば本当にたいへんな心労だろうと思った。だけど父はそんなこと何ももらさない。幸いにもなんとか最悪の事態は避けられたようだが、まだまだ気を緩められない状態のようだ。心配をかけないようにと、私にはその事実は伏せられていた。私はいつも自分のことだけでいっぱいいっぱいだ。たくさんの人たちを背負いながら常に明日に向かって歩く父のプレッシャーはいかほどのものか心労はどれほどのものか・・・想像しただけで心が苦しくなった。そして私がいかに恵まれているか甘えているかを思った。父が乗り切った「最悪の事態」の話をきいたとき、その日の朝を思い出して、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。自分が悲しくて泣きたくなった。その日の朝、部屋の外から父の声が聞こえた。「めざましなってたぞ～。起きてるかぁ～」と。居間にいくとなんとなく元気なさげな父の姿があった。駅まで送ってくれると言うので送ってもらい、私は電車にのって仕事にむかった。が、今から考えると、あの朝は父にとって修羅場の一日の始まりだったのだ。そんなこととは露知らず、私は「自分のことだけ」をのんきに考え憂鬱そのものだった。もちろん、知っていたとしても私は何もできなかっただろう。それでもいつもいつも自分のことだけしか考えてない小っぽけな自分が恥ずかしくなった。私はいったい何をグルグル思い巡らせていたのかわからなくなってきた。小さな世界の何を思い煩っていたのか。私は何もできないけれど、つくった元気ではなく心底の元気、心底のHAPPYを放出するのが私の家族への仕事だ。自分を省みず甘えてばかりではだめ。目の前にあることだけに振り回されず、もっともっと思慮深くありたい。もっともっと視野を広くもち、自分のことでいっぱいいっぱいになることからはもう卒業しなければ。

  2004/01/14

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• 家庭訪問

  高校時代の友達の家庭訪問にいってきた。お邪魔したおうちの子は２児の母で、一緒にいった子はただいま妊婦。というわけで、私はなんだか仲間はずれでした。「へぇ～」とか「ふ～ん」とかばっかり。さみしかった。自分の話なんて何もしなかったしする気にもなれなかった。おまけに、「久々にくるっていうから何か報告でもあるのかと思った」といわれる始末。子供がいることや家庭があることが勲章のような・・・そんな感じの雰囲気でした。ぜんぜん別世界にいるみたいで孤独な家庭訪問でした。小さい子がいるとどうしてもでかけられないはずだから、私なら友達が家庭訪問してくれるたらすごくうれしいと思うと思うんだけど、彼女はそんな様子でもなく、「くるならどうそ」みたいな感じだった。せっかく行ったけど、当分はいきたくない。そんな気持ちになりました。一緒に高校通ってたあの日々は遠い昔です。私は、子供を生んだことも育てたことも結婚したこともないけど、すごくがんばってここまで生きてきたって思う。たくさん恋愛してきたわけじゃないけど、一生懸命恋をしてきたし、誰かを好きになったら精一杯最後まで好きになった。みんなより不器用でよく道に迷うし余計なことに傷ついたりもするけど、小さくても一歩ずつ歩いてるよ。人のあたたかさ、やさしさそして・・・さみしさや孤独。自分なりに受け止めここまで生きてきた。今日、一緒に家庭訪問した妊婦のYちゃん。私はYちゃんを車で迎えに行って、帰りもちゃんとお家まで送りとどけた。普段あまり車にものらないこともある上、彼女の家から私の家までは結構長距離。彼女を家の前で降ろし「バイバイ」といったら、Yちゃんが「家についたらメールしてね、心配やから」といった。何気ないその一言がすごくうれしかった。そして無事に家についたことをメールで知らせると、「無事でよかった。今日は送り迎えしてくれてありがとう。　次は私が迎えに行くわ。そのほうが安心する」と彼女からの返信があった。口数少なくて喜怒哀楽もあまり人に見せないYちゃんだけど、私を気遣ってくれる一言に心があったかくなった。そう、たった一言やちょっとした行動が人を傷つけ、たった一言やちょっとした行動が人を救い癒す。家に帰って、父と母と弟と夕食をとった。ここが私の父と母がつくった家庭だ。私にとっても自慢の家族だ。友達が私のうちにくるたびに、いろんな意味で驚き刺激をうけて帰っていく。そして必ずまたきたいといってくれる。あったかい家庭を・・・とはよく結婚式できく言葉。あったかい家庭とは果たしてどんなのを言うんだろう。ちなみに私の所属している家庭は、決してあったかい家庭ではない。だけど、すごく思いやりにあふれている家庭。ひとりひとりが尊重されて個性が同居している。家庭訪問をうけた時に、「また、きたい」と思ってもらえる・・・そんな家庭をきずきたい。そう思う。

  2004/01/11

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• これでいいのだ。

  数ヶ月ぶりに出向いた現場は、ディレクターやスポンサー、スタッフ共に顔なじみの気楽なムード。とはいえ、近頃の私は仕事に対して「恐怖」を覚えている。人前にたつこと、人前でマイクをもつことが怖い。自信がない。だからとても楽しめる余裕などない。いつも神経をはりつめて緊張感いっぱいで、周囲の様子をうかがいながら恐々だもの。それでも、今回はこれだけなじみの現場だから、自分を取り戻せるかもとひそかに期待していた。だけど、やっぱりいまいち。取り戻せなかった。いつもどおりしているつもりだったけど、私をよく知るスタッフやディレクター陣はいつもと違う私の様子に気がついたようで、「今までに比べて、表情の豊かさが少ない。」「声が硬い・・・」などなど思ったようだ。そうだよ・・・そのとおり。頭も働かないし、心も働かない。作り笑顔ばっかり。そつなく無難にこなしているだけ。現場だけでなく、原稿を読んでもそうだ。「気持ちがはいってない。活字を追ってるだけ」と指摘をうける。「難しく考えないで、　もっと楽にやってください。遊んでください」そういったディレクターは私よりも若く、彼が現場のディレクターになる前から私は現場にいる。私は彼が見習いの時から彼の成長を見てきた。今では立派なディレクターだ。私が彼を見てきたように彼も私の変化を見ぬいている。彼にもお見通しのようだ、私の微妙なコンディションの変化。私の中で微妙に何かが変わった。何かの壁にぶつかっている。私自身、理由のないスランプにとてもイライラしているし、どうしたら抜け出せるのか自分を取り戻せるのかまだまったくわからない。だけど、さじを投げずもう少し様子をみたいと思っている。この壁の正体をつかむまで。私の中にある「何か」の正体をつかむまで。なじみの現場でですら自分を取り戻せなかったことに、深いため息を覚えたと同時に、私の微妙な変化に気がついてくれる人がいるということに、うれしさを感じた。去年の体調不良に続き、今は心不調。体と心・・・順番に壁を越えたら新しい自分が発見できるだろう。とても楽しみだ。だから、今はこれでいいのだ。

  2004/01/10

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• うちの母は・・・

  うちの母はずっと専業主婦。本当に色んなことに興味をもっていて、本もよく読むし雑学もある。映画や音楽、歴史、文学、芸術・・・なんにでも長けている。そんな母が昨今、勉強を始めた。今までもヨガやバレエなどお稽古事程度の習い事をしてたことはあるが今回のように本格的なのは初めてだ。専業主婦で家の用事に追われ続けてる母の日常。自分を何かにもっと生かしたいと思い続けていた母に、「誰も反対しないんだから挑戦したらいいじゃないの」「何でもまずはやってみたらいいじゃないの」といくら言っても、「そう簡単にはいかない」とか「今から何かを始めるエネルギーがない」という返事ばかりだった。そんな母をじれったいと思いつつ見てきた私。私は思ったことやりたいことは何でもやってこれた。母はそんな好き放題の私を、いつも応援し見守り協力してくれてきた。私にも家族みんなが出かけてしまった家にひとりでいるときがたまにある。ガラーンとした家にすごく孤独を感じる。だけど、母はいつもそうなのだ。みんなでかけてしまってから帰ってくるまで一人で過ごしている。一人でお昼ご飯を食べて一人で晩ご飯をつくって一人で待ってる。我が家はみんな帰宅が遅いから母が一人で過ごす時間が多いはず。私は日々仕事に振り回されてあれやこれや思い巡らせ家に帰る。いつも自分のことでいっぱいいっぱい。悩んだり愚痴をいったり考えことができるのは、安心して帰れる家があるから。母が家を守ってくれてるからなのだ。母が新しく始めた勉強は「カラー」。前々から興味をもっていたから色についての知識を確かなものにしたいらしい。電車に1時間弱のって週に1回学校に通っている。熱中できるがんばる対象があるのは素敵なこと。「やりたいけどエネルギーがない・・・」なんてぼやいてたころから考えるとものすごい進歩。夏から行き始めたが今のところ根気よく通っているようだ。母が学校での授業の話やクラスメイトの話をするのがとてもほほえましい。母の世界が家から少しずつ広がっている。私は今の母を心から応援したいし、このがんばりがこれからの母の人生に役にたつこと願っている。私も初心に帰って、せっかくだからもう少しがんばってみようと思う。今まで気がつかなかったことに気がついたり、今まで考えなかったことを考えるようになったり、今まで見えなかったことが見えてきたり。出会う人を通して、人との会話を通して、仕事を通して、そして母の姿を通して・・・教えられること学ぶことをゆっくりじっくり見つめていきたい。

  2004/01/07

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• 初心に帰る

  最近、仕事に気持ちや体がついてこなくなった。去年体調を崩してから、今まで見過ごしてた自分自身のことや仕事のこと・・・あれこれ思いをめぐらせすぎて、純粋に仕事が楽しめなくなってきてる。いつの間にか頭ばっかりで仕事をするようになり、「うまくやろう」「失敗しないようにしよう」「卒なくこなそう」そんな思いが先立つようになった。大切なのはいったいなに？何が一番大切なの？大切なのは、ほめられることやうまくやることじゃない。聞いて見てくれてる人たちに、楽しんでもらえるよう精一杯がんばること。この仕事をし始めたときは、とにかくがむしゃらでハングリー精神旺盛だった。経験をつみ技術も少しずつ身につけることによって、教科書どおり型にはまったものを自分に求めるようになっていた。何がしたいのかわからなくなってきて、何をやっているのかわからなくなってきて、これ以上続けることはもうだめかと思ったけど、今一度初心に返ってみよう・・・そう思う。何をしても楽しくなかったのは、一生懸命「うまくやろう」とばかりしてたからだ。はちゃめちゃでもへたくそでもなんでもいい。思いっきりやろう。思いっきりやってみたい。キレイな声でキレイに話すことが私の仕事ではない。私の仕事は声に心を乗せること声で何かを伝えることだから。初心に帰るとはいえ、決して同じところに帰るわけではない。見える景色が一瞬同じに思えたとしても、螺旋階段のように少しずつ少しずつ上に進んでいる。そこには小さくても確実な足跡が残っていくはずだから。

  2004/01/06

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• お正月ブルー

  もう、終わってしまったから告白するが、実は私はお正月が好きではない。理由は、ずばり「さみしい」から。街も静まりかえっていて得にすることもない。初詣や親戚の帰省などあるがそんなのどってことない。「ゆっくりする」というのが「すること」なのかもしれないけど、お正月にする「ゆっくり」はどうも気分をふさいでしまう。そして新年早々暗い気持ちになる。これは昔から。本当に物心ついたころからそうだった。今日の仕事帰り・・・時間は19時ごろ。街はいつもの活気を取り戻していた。バーゲンということもあるからだろう、駅も百貨店もショッピングセンターも人があふれていた。カップルや友達連れ、家族連れ・・・みんな楽しそう。仕事疲れもなんのその、街行く人の姿にホッとした。こんなとき、私はつくづく自分はさみしがりやだと思う。根暗だと思う。一人では何にもできない、一人ではさみしくてどうしようもない・・・私はそんな弱くて小っぽけな人間なのだ。それは小さい頃から大人になったと思われる今でも変わらない。誰かと会ってても仕事をしてても電車にのってても、その孤独感からは逃れられないでいる。みんなそうなんだろうか？こんな状態の時ステージに立つとさみしさが倍増する。たくさんの人だかりの前でマイクをもっていて、多くの人が私を見、私のコメントを聞く。だけど誰も本当の意味で私を見てないし聞いてはいない。そう思うとさらなる孤独感に襲われて、どうしよもなくなってしまう。古くから私を知るの友人が、「今年のお正月はブルーにならなかった？」とメールをくれた。あえて返事はしなかったけど、どうやら私は今年も「お正月ブルー」におかされているようだ。

  2004/01/04

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• ２００４スタート☆

  いよいよ新しい年がスタート☆日々の生活の中で「区切り」は必要です、ハイ。年末は年末らしく？年の瀬をしみじみと味わいながら過ごした。テレビはスペシャル番組だらけ。そんな中、綾戸智恵さんがトークされてる番組に目がとまった。生い立ちやメジャーデビューするまでの話をされていた。彼女は番組の中でこう言ってた。「まずは生きていくこと。生きているから歌うことができる」と。暴力をふるうだんなさんから離れるため、お子さんと一緒に帰国してからは、食べていくためだけを頭に一生懸命働いたそうだ。その仕事は英語を教えたり料理を教えたり翻訳したりという、とくに歌とは関係のないものだった。まずは生活していくこと食べてくこと。「歌」はその上での付録でありおまけのようなものだったと。好きなことをして食べていければ言うことはないけど、そう思えるようになったのはずっと後のことだったそうだ。その話にすごく感銘をうけそして目から鱗が落ちた。彼女なりの順番をちゃんと踏んできたからこそ、今、あの心を奮わせる綾戸さんの歌声がある。「生きる」とは簡単なことじゃない。ヌクヌクとした中で暮らしてきた私のようなものでもそう思う。生きていくためお金が必要で、お金を得るための手段として仕事がある。お金を得る方法はたくさんあるし、何を仕事にするかというのも人それぞれ。一攫千金もよし楽して大金を得ることもよいだろう。だけど結局は、仕事が何であれその方法がなんであれ、その報酬がどれくらいであれ、その仕事なり方法に対する姿勢やその過程が、かけがえのない財産なんだと思う。お金や宝石は人に盗まれたりなくしたりする恐れがある。だけど、自分が経験したことや心で得たことは、決して誰にも盗まれることもないし、時間がたってなくなってしまうこともない。素敵な人生をまっとうするために、夢をもつことは大切だ。夢がない人生なんてさみしすぎる。そしてまた、夢をもつことと同じように生活を営んでいくことも大切。夢は生活に色を添えてくれる。生活を活性化させてくれる。モノクロの世界をカラーにしてくれる。目に心に輝きを与えてくれる。そう、夢ばかり追って周りが見ない期間が長すぎるのも危険だし、生活に追われて時間に追われて干からびていくのも危険なのだ。２００４年、そんなこんなを頭に心においてスタート切りました。今までの「私」に「日々」に感謝しながら今年は新しく進みます。除夜の鐘が鳴ってから、家族4人ででかけた初詣。人ごみの中やっと到達した境内前で参拝しようとしたとき、誰かが投げたおさい銭が私の頭に直撃。帽子をかぶっていたもののかなりかな～り痛かった。となりにいた弟くんは直撃音と私の「イタッ」に、私が誰かに殴られたかと思ったらしい。弟くんは、「あの音は５００円玉だろう。今年は当たり年ちゃうか～」と。そうかなぁ～？？？。まぁ、いいや。そう言われると痛さも忘れてうれしくなってきた単純な私。そして、ひいたおみくじは中吉。なかなかいいことが書いてあってこれまたうれしかった。さらに初夢もなかなかうれしい夢で目覚めもよかったのです。というわけで、明日は初仕事行ってまいります。「新春祝い太鼓とくす玉割り」・・・どうなることやら。

  2004/01/01

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• 今年一番うれしかったこと・・・

  今年一番うれしかったことは・・・「〇〇〇ちゃん（←私のこと）に会えたこと！」と、二人の人に言っていただきました。そんな風に言ってもらえて思ってもらえて、すごくすごくうれしかった。お部屋の大掃除をした。ここまで大掛かりな掃除をしたのは何年ぶりだろう。部屋中ひっくりかえしていると、しまいこんであるあらゆるものに目が止まる。そしてそれを手にとり思いを馳せる。「今」より「昔」がよかったなんて思わないけど、帰ってこない時間たちになつかしくなったり切なくなったり。そしてちょっぴり恋しくもなった。自分の歴史・・・みたいなものに感動したりもした。紛れもなく私が今まで生きてきたあかしだから。私の中には磁石がたくさん埋め込まれてる。その磁石は私にとって「良いもの」をどんどん引寄せ、「悪いもの」は決して寄せ付けない。この磁石が今年も大活躍☆来年は磁力がさらにＵＰし、厳選された出会いが私をまっている。人との出会い、物との出会い、仕事、出来事・・・すべて。人の優しさ温かさにたくさん触れたこと。「素」の自分に戻れたこと。そして、「私と出会えたことが今年一番うれしかったこと」って言ってもらったこと・・・などなど、いろ～んな人と出会えてお話できてお仕事できて、「うれしい☆」「やったぁ～☆」「ありがとう☆」と思う瞬間感じる瞬間がたくさんちりばめられた「出逢い」の１年でした。残すところ２００３年もあと二日。

  2003/12/29

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• 新しいパーツ

  私には特別にお気に入りのブレスレットがある。去年のクリスマス、当時おつきあいしていた彼に、おねだりしてかってもらったブレスレット。あれから1年肌身離さずずっと身につけている。それは彼に対する未練とかではなくて、純粋にすごく気に入っているから。好きなパーツを選んで組み合わせたブレスレット。私の名前もアルファベットで入っているオリジナル。各パーツにはそれぞれメッセージがあり、夢を叶える羽根・・・美と調和を意味する星・・・幸運の象徴クローバー・・・身代わりになってくれる石・・・など色んな願いがこめられている。ある日気がつくとクローバーの一部分がなくなってた。必死で探したけど見当たらない。結局長い間そのまま身につけていたが、今日新しいパーツを買いにいくことにした。お店に行くと修理してもらえるとのことで手続きをしていると、ガラスケースの中に心ひかれるパーツを発見。薄いピンク色のキュービックが入った小さなハート。修理に出したクローバーの代わりに購入した。もちろん修理からかえったら、クローバーもちゃんと加えるつもり。新しく加えたパーツのメッセージは、「愛や人をひき寄せる魅力」だそうだ。ブレスレットに新しく加わったパーツは、私もやっと次のステージへ進めたことを映し出してくれている気がする。それは1年前とはちがう私。色んな別れをいそがず心に止めてゆっくり消化したこと。夢に向かって突進しすぎたあまり自分を傷つけてしまったこと。そんなこんなで自分をしっかり見つめた２００３年。だから来年は今までにない新しい一歩を踏み出せそうだ。物との出会いも縁。彼にかってもらった最後のプレゼント。「新しいパーツ」「新しい私」を加えながら、これからも大切にしていく。買ってもらってすぐ左手首にはめて、「ありがとう」と何度も彼にいった思い出と共に。1年たった今でもブレスレットをはめるたび、「ありがとう」って優しい気持ちになる。そんな優しい気持ちをありがとうね・・・Ｏ先輩。

  2003/12/27

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• 美しく生きる

  私は、美しい女性でありたい。容姿の美しさには限界があるかもしれない。だけど最大限の美しさを追求するために、持って生まれた顔かたちや容姿は最大限に生かし磨く。手抜かりなく。一方、心の美しさは目には見えない。顔は整形できるけど心は整形できない。日々生きる中での積み重ねでしか養われない。一目みたときハッとするような美しい人。魂で人をひきつける、心で人をひきつける、そんな美しさあふれる女性でありたい。堂々と凛とした女性でありたい。どこからでも「私」だって見つけてもらえるように。一生なんてきっと長いようで短い。ボーっとしてたら時間においていかれてしまう。恐れないで前をまっすぐ見据えて歩いていく。来年は変化の年。よ～い、ドン！！に出遅れないよう準備体操中。いよいよ、２００３年カウントダウン。。。

  2003/12/26

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• 2003年クリスマス☆

  23日は年内最後のイベントおさめ。内容はクリスマスコンサート。ハンドベルトと聖歌隊が出演。なんとか無難に終了。せっかくのクリスマスコンサートだったのに、ちょっと不愉快な出演者さんたちで、雰囲気もあまりよくなかった。・・・というわけで、淡々と仕事をしてしまいました。ごめんなさい。せっかくのクリスマスコンサートだったのに。24日はママのお誕生日。私はディナー担当でした。メニューはラザニア。お昼間はママにおつきあいして映画を見にいくつもりが、車が混んでて映画に間に合わず、仕方なくデパートへ・・・。だけど探してた弟のクリスマスプレゼントをギリギリＧＥＴ！そしてチキンとフランスパンを購入し、帰り道は予約したお誕生日ケーキをひきとって帰宅。家族4人全員そろったところで、クリスマス兼お誕生日会開催☆私からのプレゼントであるアイスワインで乾杯！！パパはバラの花束をママにプレゼントしてた。ママはとってもうれしそうでした。25日お昼までぐっすり眠ったあと、お友達とランチにでかけた。近所のお友達と彼女のお嬢さんと私の3人でランチ。私の家までお迎えにきてくれた彼女は、素敵なカフェへとつれていってくれた。開放的ななかなかいい感じのお店だった。彼女のお嬢さんはもうすぐ3歳。産まれたころ・・・いや、おなかにいるころから知ってるけど、本当に大きくなった。ちょっと気がきつそうな？・・・だけど笑顔がとってもチャーミングなお嬢さん。ちょっと前までは、いっしょにお食事するのはたいへんだったけど、今日はちゃんとイスに座っておりこうさんでした。ご飯もモリモリ食べてた。おかげで私も母である彼女と色々話することができた。何よりもうれしいのは、お嬢さんは私のことをちゃんと名前で呼んでくれること。「〇〇〇さん」って！！大きくなったらたくさんお話しようね、みっさん。そんなこんなで、明日はかる～くお仕事がある。ぼちぼち行ってきます。今年ももうすぐ終わります。私の長引いている風邪も９８％完治。おだやかな年の瀬です。多くの人の上に、たくさんのＨＡＰＰＹが舞い降りたクリスマスであるように。メリークリスマス☆

  2003/12/25

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• 純愛☆

  最近「冬のソナタ」という韓国のドラマにどっぷりとはまっている私とわが家族。ＮＨＫの衛星で毎晩2時間連続放送している。とにかく紛れもない純愛ドラマ。もちろんドラマだから、「こんなことあり？」みたいな点もあるけど、出てくる人間の姿がとても美しい。色んな登場人物の想いが交差して、ストーリーは進んでいく。「運命」に翻弄されている二人だが、その軌跡は切なくひたむきで美しい。いくつになっても、恋愛はいいものだと思うし、人を愛する気持ちって尊い。今まで色んな人を好きになってきた。誰かを好きになったゆえに、つらかったり傷ついたり苦しかったり・・・。だけど最終的に何であれ、出会わなければよかった好きにならなければよかったなんて思ったことはない。そのすべてが宝物だ。誰かを好きになると、なぜか心があったかくなる、そして優しくなれる。目の前に広がる世界が変わる。その人がいるだけで幸せな気持ちになる。私もドラマに感化されてか、真剣に純愛がしたくなった！！２００４年の目標はずばり「純愛」☆せっかくだから、私の理想のタイプ列挙しておこう。ひとつ、物腰のやわらかい人。ふたつ、思いやりのある人。みっつ、くるまの運転が好きで上手な人。よっつ、掃除、洗濯、飯・・・は女の仕事と決めつけない人。いつつ、自分の身の回りのことは自分でできる人。恋がしたくても、純愛？にいくら憧れても、誰かれなしに好きになったりしない。そう思うと、好きになったり好きになってもらったりすることって奇跡に近い確率だ。これから私はどんな人を愛するんだろう。中学生みたいに夢見がちだけど、純粋に誰かを愛したい・・・そう願うクリスマスの夜☆

  2003/12/24

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• ドライブ♪

  この土曜、日曜は２連休だった。私にはめずらしい週末の連休。土曜日はお昼すぎに、家の近所に仕事仲間がきているとのことだったので、現場を見にでかけた。しばらく彼女を見学した後、友達が住む街まで約1時間のドライブ。お気に入りのＣＤを聞きながら安全運転。途中行き過ぎたり道に迷ったりしたけど、なんとか無事に到着できた。友達と合流したあと、おいしいとうわさのラーメン屋さんへ向かった。濃厚とんこつラーメン・・・なかなかおいしかった。友達と別れ地元に帰ってきた後、仕事仲間が我が家に泊まりにきてくれるとのことで、仕事帰りの彼女を乗せて我が家にむかった。翌朝、私はお休みだったので彼女を仕事場まで車で送っていった。片道1時間のドライブ。天気がよくて道もすいてて、とても快適な道のりだった。迷うこともなく彼女を仕事場まで送り届けた。彼女の仕事場は昔の彼の家の近所にある。昔、彼に会いに何度も通ったなつかしい道。思い出いっぱいの道を久しぶりに走りぬけた。もっぱら現場に電車ででかけることが多い私。エメラルドグリーンのマイカーにあまり乗ることがない。運転もどちらかというと苦手。だけど、この週末は思いっきり車にのった。となりに入れ替わりたちかわり友達をのせて・・・。大好きな友達と大好きなＣＤに囲まれてのドライブ。いつも乗せてもらうばかりだけど、こうして自らハンドルを握るのもいいもんだ。少しずつかわる街の景色のように、変わるもの変わって行くものがある。だけど変わらないものもある。変わらずそばにあるもの・・・家族だったり、友達だったり、エメラルドグリーンの車だったり。そのひとつひとつが、共に時を刻んできた尊い存在となる。エメラルドグリーンの派手な車とは、かれこれもう8年くらいのおつきあい。あんまり乗ってないけど、何かのときには出動して私をあちこち運んでくれる。感傷にひたったり、大声で歌ってたり、ひとりごといったり、泣いたり・・・いろ～んな私の気持ちを乗せて、今までもそしてこれからも走ってく。

  2003/12/21

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• 「手紙」

  『　手紙　』　　　　君とはなれて　ひとり想う　　　　今は元気　それとも　　　　あの頃のままの笑顔なら　　　　それが　本当にいいね　　　　別れてから　ずっと考えてた　　　　「やさしさ」とは何かを　　　　誰のためという理由でもなく　　　　愛は自分の中にある　　　　すべてゆだねては　また待ち望み　　　　知らずに時間は流れて　　　　闇にさけんでも　　　　ただ風だけが　心を吹きぬける　　　　かたすみの記憶さえ　この胸を迷わせる　　　　届くあてのない　この手紙を　　　　なんども　なんども　書きつづけた　　　　あんなに　こらえていた恋でも　　　　今となれば　懐かしい　　　　選んだ人だと　お互いに　　　　想い込んでだあの日々　　　　　　　　　　　　　　ＢＹ　米米クラブ先日、この曲を思いがけず生で聞く機会がありました。色んな日々が流れていく中で、ちょっと空洞化した私の心の中に、みるみるうちにしみこんでいき透明な気持ちになりました。と、同時にちょっぴり涙がでました。今日は多くを語らずに、自分の心をしっかり抱きしめたい。大きく深呼吸して。。。おやすみなさい。

  2003/12/17

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• ひとりごと・・・。PART３

  最近めっきり寒くなった。やっと冬らしくなってきた。そして・・・私にもやっと「私」が戻ってきた。私の具合の悪さも一進一退を繰り返す日々もあまりに長すぎて、誰に会っても「大丈夫ですか？」といわれるようになってきた。あきれるの通り越して笑ってしまう。少しずつ少しずつ確実には回復してるから、ここまできたらには、じっくり時間をかけようと思う。かれこれ具合が悪くなってから一ヶ月半経過。具合が悪くなったおかげで？気がついたこと考えたことが意外にたくさんある。そんなこんなも体調がもしすぐに良くなっていたなら、私のことだもの、結局はすっかり忘れてしまったことだろう。これだけ長引く体調不良は、記憶する限り生まれて初めて。これはきっと、今回気がついたことや考えたことは、さらっと流さずしっかり吸収して消化するべきだからだろう。いつ体調万全になるかわからないけど、完全復活を遂げた頃には、私の新たな方向性が決まっているような・・・そんな気がするのだ。きっとそうだ。神様のかけてくれたブレーキ・・・今度ばかりはかなり重要ポイントとみた！！色んな意味で一山越えたせいか、気持ちにもゆとりがでてきた。今、色々思い巡らしていることも、悩んだり考えたり迷ったりすることも、ムカムカ、ドキドキ、グチグチ、ソワソワ、ションボリ・・・すべていつか思い出にかわる。昨日のことのように覚えているあんなこともこんなことも、いつのまにか思い出となっているんだから。『今はこんなに悲しくて　涙もかれ果てて もう二度と笑顔には　なれそうもないけど そんな時代もあったねと　いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと　きっと笑って話せるわ だから今日は　くよくよしないで 今日の風に吹かれましょう まわるまわるよ　時代はまわる 喜び悲しみくり返し　今日は別れた恋人たちも 生まれ変わって　めぐりあうよ 旅を続ける人々は　いつか故郷に　出会う日を たとえ今夜は倒れても　きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい雨が降っていても めぐるめぐるよ　時代はめぐる 別れと出会いを　くり返し 今日は倒れた旅人たちも　生まれ変わって歩きだすよ 　まわるまわるよ　時代はまわる　別れと出会いを　くり返し　今日は倒れた旅人たちも　生まれ変わって歩きだすよ』 ～時代～　ＢＹﾅｶｼﾞﾏ ﾐﾕｷ

  2003/12/14

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• ６年ぶりのお出迎え.

  今日は現場が終わってから、出張で帰ってくる人を新幹線の駅までお迎えにいった。別に深い意味はないけどお迎えにいった。そういえば、昔むか～し・・・かれこれ6年くらい前、出張先で倒れた当時つきあっていた彼をその駅のホームまで迎えにいったことを思い出した。ソワソワしながら会社を早退し迎えにいった。もう会うことはないであろう彼は、もうそんなこと忘れてるかな。私はちゃんと覚えてるよ。今回の人は彼でもなんでもないけど、迎えにきてほしそうだったから（改札口までだけど）迎えにいってみた。単純にそれだけの理由。疲れてるときやエネルギーが切れてる時、してほしいことを誰かにしてもらったり、わがままをきいてもらったりすると、すごくすごくうれしかったり癒されたりする。それだけで元気になれたりする。だから今回は私もそんな風にしてあげたかった。私とちがってリアクションがあまりない人だから、そんな過剰には喜んでなかったけど、彼なりにはうれしかったようだ。よかった、よかった。「（私と)一緒にいるといつも元気をもらえる。　見てて思うのは、　しゃべり方と表情と目がげんきだから、　まわりは（私から)元気をもらっていると　感じるんだと思う」とさよならした後メールをいただいた。私は美人じゃないし特別かわいくもない。もっとこんな顔だったら～と思うことがないこともない。だけど、しゃべり方や表情や目で元気を放出できるのは、ちょっとした特技の部類に入るのかもしれない。私がイベントに向いているのは、しゃべりの上手い下手はおいといて、その存在が現場に華を添えたり、明るい雰囲気をつくりだすからだと言われたことがある。素直にうれしかった。だけど、私は不特定多数の見知らぬ人よりも、身近な大切な人に元気になってもらえたり、エネルギーを放出できたりすることが、さらにうれしかったりするのだ。結局のところ、誰かの役にたてたり誰かに優しくできたりすることで、自分も元気になるしエネルギーをもらえるんだと思う。誰もがみんな、誰かを癒したり元気を与えたりする能力をもっている。そして相互作用で、癒した方も元気を与えた方も優しくした方も、癒され元気になりあったかい気持ちになる。しょんぼりしてると笑うことも忘れて、自分でいっぱいいっぱいになり周りのことなんて見えなくなる私。心身ともに元気になってきた証拠として、すこしずつすこしずつ心にも笑顔を取り戻していこう。新幹線の駅までお迎えいって、「おかえりなさい」と迎えただけで、これだけのことに気がつき思うことがあり、さらに昔の思い出まで思い出して・・・びっくり☆いつもと違うことをするって素敵ね！！

  2003/12/07

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• よいしょ～

  お休み返上でいってきた「餅つき」大会。某商店会での歳末セールの一環でした。キグルミが3体でてきて、私と一緒に餅つきをもりあげてくれた。はっぴと足袋を身につけて和菓子職人さんが3人登場。蒸したもち米を臼に入れて、ペッタンコ～、ペッタンコ～・・・。・・・とその前に、臼にいれたもち米を杵でのばす（つぶす）作業をする。これを「こずち」というらしい。（動詞にすると「こずく」）こずきおわったら、いよいよペッタンコ～、ペッタンコ～。杵が振り下ろされるのにあわせて私もマイクをもって、「よいしょ～、よいしょ～」と掛け声をかける。私が「よいしょ～」というと、ついたお餅に水をたつけて重ねていく作業をする係りの人の「どっこいしょ～」とか「そりゃそりゃ」とか合いの手が入る。なんだかその掛け合いがすごく楽しかった。掛け声の合間にお餅の変化を実況中継したりしてるうちに、ものの10分くらいで餅がつきあがる。あとはきな粉をつけ一口サイズに丸めて、お越しのお客様にふるまった。お正月に一足はやいつきたてのお餅に満足気だった。午前と午後、各１００人前あっという間に終了。にぎやかな餅つき大会となった。和菓子職人のおじさんたちやスポンサーも優しい人たちばかりでのんびり仕事ができた。誰よりもきっと私が一番楽しんでいた気がする。リラックスしながら、できるだけ盛り上がるようにマイクに心をのせて。考えたらマイクをもつのも久しぶりだったなぁ。２，３週間ぶりだったような・・・。たまに咳きこんではいたけれど、よいコンディションで中身のあるイベントができた。「よいしょ～、よいしょ～」と何度も何度もリピートしながら体の奥の方から、エネルギーが沸いてくる気がした。私の中の隠れた元気を呼び起こしてくれた。臼の中で杵につかれながら、どんどんもち米がお餅になっていくのを眺めながら、私もうさぎさんになっていくような・・・そんな一日でした。ごくろうさまでした。

  2003/12/06

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