ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

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  無題。

  書きたいことは，昨日と違ってマグマのように渦巻いている。しかし，なんとなく書く気にはなれない。心がどんよりしていて，ネタにまとめる気にならないのだ。いや，もっといえば，ネタに組み合わせることはできるが，今それを開陳する気にならないといった方がいいだろうか。文書は書ける。しかし，それをひとつの記事として，今日の今日アップしようとする気持ちにならないのである。その理由は，分かっている。分かっているからこそ，書きづらくなるのだ。まあ，真実であると思われることを語り続けることばかりが能ではないと思う。時にはそれを語らないことも，案外大事なのではないかと，あるところからの受け売りで思ったりもしている。とりあえず，近々少しずつでも書き連ねていけばと思っている。あるいは，例によって年末に，緑色マシンガン乱れ打ち，となるかもしれない。ただ，今日ひとつだけ書くとしたら，これだけは書き残しておこうかな。多数説的見解と，外れることでもあるから。ヒサト，君の決断は決定的に間違ったな。ああ，本当に心がどんよりとしている。そう言いつつ実は心のもやもやが晴れたりしたこともあるのだが，それを文章にしようとしたら心がまたどんよりとしてしまうのだ。「何ものかの僕を狙っていることは一足ごとに僕を不安にし出した。そこに半透明な歯車もひとつずつ僕の視野を遮り出した。僕はいよいよ最期の時の近づいたことを恐れながら，頸すじをまっ直にして歩いて行った。歯車は数の殖えるのにつれ，だんだん急にまわりはじめた。同時にまた右の松林はひっそりと枝をかわしたまま，丁度細かい切子硝子を透かして見るようになりはじめた。僕は動悸の高まるのを感じ，何度も道ばたに立ち止まろうとした。けれど誰かに押されるように立ち止まることさえ容易ではなかった。」（芥川龍之介「歯車」より）まだ歯車がぐるぐると回っている。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）「2016カープ反省会兼忘年会」について，興味のある方は専用窓口であるこちら，もしくはこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/21

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  午後11時のモノローグ　その66

  昨日は，おとといの記事の私見に対する批判説とその反論を書くといっておきながら，結局何も書かなかった。理由はさしてないのだが，要するになにかものを書くだけの気力がなかったというのが第一である。そんな日に何か書いたって，まともな記事が書ける由もない。というわけで，そうそうにこの論点に対する論考はパスした。まあ，気が向けばまた書くかもしれぬ。で，それ以外にさして書きたいこともなかったことから，昨日は書くことすらパスしたのである。若干のもやもや感を感じながら。で，今日である。今朝例によって有料版「ひろしま市民と市政」，もとい中国新聞に目を通していたら，また話の種にしたくなるようなネタをわざわざ提供してくれるのである。どれに突っ込みを入れようかと思ったのだが，一度は逡巡した。あんまり面白くないのである。それでも，これは神が与え給いしものと思って，とりあえず取り上げてみる。あまり自信はないが。14日の月曜日以来，WEBやSNS上でもさんざん怨嗟の声が流れていたカープ公式ファンクラブであるが，それについて社会面の目だつところを割いて中国新聞が記事を打ったのである。で，見出しだけ見たらご立派なものである。「ファンクラブ「狭き門」」。それと書き出しだけ読めば，なにかファンのカタルシスを満足してくれるもののような期待すら与えるのである。普通の新聞であれば。しかし，そこはなんといっても中国新聞である。そのあとの透かし具合は本当に見事としか言いようがない。さすがはカープに関することになれば白猫を黒猫と言い含める論法はすがすがしいくらい潔い。これぞ中国新聞の生きる道というところが見て取れる。まずは，カープも定員を1万8000人から3万人に増やして対応しているという「企業努力」を打ち出した上で，以下の通り論ずるのである。・他球団のファンクラブは確かに価格帯も定員の有無もまちまちだが，そもそも論としてファンを球場に呼ぶことを目的としているものである。・その中で，カープは唯一年会費を据え置いている。そして，各球団のファンクラブに入会した旨の著書があるライターの言として・「カープはファンクラブで金儲けをせず，ファンへの御礼に徹している」。なんとなく突っ込みを入れたいとうずうずするものがわき起こるのだが，今日は敢えてしない。そもそも論拠がめちゃくちゃで，議論が破綻しているのは明々白々であって，それを取り上げて教えてあげようとすることはフェアではない。まあかつて４球団のファンクラブに加入したことのある私にいわせれば，カープの公式ファンクラブに対するライター氏の分析は荒唐無稽にしてめちゃくちゃ，本当にいったのなら筆を折れとと言いたいくらいの代物であって，はっきり言うならばすべて中国新聞の作文であると考えるのが妥当な線だろう。なんと素晴らしいことにこれは署名入り記事である。私ならこんなこと署名記事で書けない。まあ，このくらいにしておこう。と，ここまで書いてみて，やっぱりあんまり面白くない。そりゃそうだね，だって中国新聞なんだもんとという落ちにしかならないのであって，メディアリテラシィのある方にとっては何を今さらという結論にしかならないような代物である。だからあんまり突っ込んで書きたくない。しかし，このところの中国新聞を見ると，社是としての意見広告めいた記事に池田大作を登場させたりするなど，なんかなりふり構わぬ攻めの記事が目だっていることも確かだ。カープ優勝パレードの日の1面下の書籍広告には，日経のえらいさんが書いた広島礼賛本が大きく取り上げられていたところである。その意味では，この新聞社，全くぶれていないという意味では評価に値するのかもしれない。などとつらつらと考えていたら，なんか昨日心の中にあったもやもやの理由が分かる気がした。それについては，今日は書かない。いつかはもちろん書く。今のところあんまり積極的に書きたいお話ではないから気が乗らないのだが。やっぱり読み返しても面白くない。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）「2016カープ反省会兼忘年会」について，興味のある方は専用窓口であるこちら，もしくはこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/20

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  ある鯉党のたはごと2016その12；Replyに代えて

  昨日の記事にいただいた毛利の殿様からのコメントに触発されて，と言うほどオーバーなものではないのだが，久々に野球の話を書いてみたいと思う。いうまでもなく，三木谷君が「将来的な外国人枠の撤廃」を私案としてオーナー会議の席上で提示した，との一件である。果たして三木谷君はどういうタイミングでかつどういう意図でこういう発言をしたのかは，当たり前だが現時点での限られた情報では推し量ることは出来ない。そもそもオーナー会議というアンオフィシャルで何を話しているのかさえよく分からない場だから，真剣な話であったかすらも不明である。とはいえ，当の三木谷君やほかのオーナー連中が報道に対し肯定も否定もしていないことを見ると，信憑性ゼロの話とも言えないだろう。ならば，それなりに検討されるべき論点であるといってよいかもしれない。とはいえ，私とてこれぞ決定版というべき結論を持ち合わせているわけではない。あくまで個人的な見解の域を出ないということでお読みいただきたい。蓋し，三木谷君。たまにはいいこと言うじゃないの。外国人枠を撤廃ないし緩和するということによって得られるメリットは，考え得るデメリットより大きい。何より，補強の方策として外国人移籍市場という選択肢が加わることによって，より効率的かつ真摯に補強をした球団が強くなる，可能性が高いといっていいのではないか。本来であればここで批判説とそれに対する反論を書かねばいけないのだが，今日は時間も遅いので省略。明日にでも書くこととしたい。そういえばカープは今日ブラッドとの2年契約とジャクソン，ヘーゲンズとの契約更新を発表したようだ。これで今年中に3年契約を結んだジョンソンと含めてもう4枠埋まったことになる。どこまで本気か分からないがカープはもう一人アベレージヒッタータイプのバッターを探しているというから，もしそれがまたシュールとマックによってNPBにフィットする当たりくじを引いたときに，どのように枠を使い回すかという問題点を抱えることになる。まあ三木谷君がどこまで本気で言っているのかは分からないのだが，もし本気度がそれなりにあるのならば，カープ的にはそれに乗った方がいいんじゃないの？とも思うのだが。少なくとも緩和はOKなんじゃないかな。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）「2016カープ反省会兼忘年会」について，興味のある方は専用窓口であるこちら，もしくはこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/18

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  ある鯉党のたはごと2016その11；ほろ酔い侏儒の言葉

  普段はウィークデイには酒を呑むことはないのだが，今日は少しだけ呑んだ。言うまでもない，ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日である。昔はWEB通販でいろいろ品定めして購入していたりしたのだが，まあそもそも論として，日本酒の新酒と違ってワインの場合ありがたがって飲むほどのものかということに思いをいたすと，まあそこまで金をかけるほどのことかということになり，近年は少しだけ（なんせ我が家で呑めるのは私だけだ），お手頃価格で質もそこそこのものを近場で買うようにしている。それも，グラスに一杯も飲めばもう十分。儀式か年中行事のようなものと考えれば，それでよいのだ。とはいえ，ワインを少しでも呑めば，やはりちょっぴりは酔う。特に今日は，おそらく明日も，仕事ならざる仕事に忙殺されたし，忙殺されるだろう。そう考えると，少しでも憂いを晴らしたくなる。だから，気持ちよく酔った感触をそのままにしておきたい。そう，頭をひねって考えるようなことは，したくない。そう，まさに脊髄反射で今日も書いていきたい。さて，例によってカープの話は別段ないのだが，これも年末吉例のユーキャンの「新語・流行語大賞」に「神ってる」がノミネートされたそうだ。まあ，日本一になっていれば胸を張って出て行けるんだろうが，肝心なところで竜頭蛇尾だったから，果たしてどうなることやら。勢いでいえばピコ太郎に負けているのではないかと思うが，まあ，これだけは野球の技量とは関係ないことで決まることだし，私も特段興味がないので，まあこのくらい一番になれればいいねえと言うほかない。年末吉例といえば，今日はYTV発全国ネットの「ベストヒット歌謡祭」が放送され，いよいよ年末音楽番組の季節になった。最近の流行りに疎い私はこのシーズンに一年間のミュージックシーンを総ざらえしているようなものなのだが，今年はまあなんというか，粒が小さいというか，なんというか。AKBグループなどなんかだんだんまとめ売りになってきている節があるが，どのグループが，誰が何を歌っても同じようにしか聞こえないというのが特段ファンでもない私には耳についてしまう。欅坂だかなんだかのセンターは中学生で，テレビのテロップには「山口百恵の再来」などと出ていたが，これには苦笑するしかなかった。「花の中三トリオ」と，一緒に扱ってもらっちゃ，困りますなあ。そういえば，レコ大を100万で買ったといわれている三代目なんちゃらさんたちは，前日録画という超一流スター並みの扱い。歌もうまいとは言えないし，だんだん目つきが悪くなっているような気がするし，なんでこんなのが売れるんだと思っているのだが，やっぱり裏があったのねと思わせるには十分すぎる演出でよい。その妹分に当たるE-girlsも同じような乗りになってきているから，きっとあの事務所の体質だろうと思わせるには十分だ。うちの娘は両方とも一生懸命聞いているから悪口は言いたくないのだが。そんな感じだから，家入レオが出てくると掃き溜めに鶴のような趣がある。歌はだんとつにうまいし，華もある。スターとは斯く在る可しというものを備えているように思う。今度CDをレンタルしてゆっくり聴いてみようかと思わせる数少ない存在である（まだ一度も彼女の曲をゆっくり聴いたことはないが）。いうまでもなく，年末音楽の祭典の極致は紅白歌合戦である。年末の弊ブログの重要なネタのひとつには紅白歌合戦がある。今年も，出場者が発表されたら，ぼちぼち記事にものしていきたいと思っている。なんか年々バーニングとジャニーズと創価学会の共同提供という息苦しさばかり目だつのだが，果たして今年はいかばかりになるのだろうか。明日もこの乗りで行くかなあ。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）「2016カープ反省会兼忘年会」について，興味のある方は専用窓口であるこちら，もしくはこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/17

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  あまいものには目がなくて。

  カープのことばかり毎日書いていてもこの時期は飽きるばかりだし，まださしたる動きもないようだから（原則として選手の懐具合についてはネタにしないということは常々述べているとおりである），今日もどーでもいー話を書く。まあ，いずれ自分の好きなことについて書いていることに関しては変わらないのであるから。で，また昨日の続きのようだが，どうもこのところ心身ともどんよりしているような気がする。理由は分かっている。はっきり言うなら，一種のヤク切れ，禁断症状のようなものであるに違いないと思っている。もちろん，ばれたら警察のご厄介になるようなものではない。根が甘党の私，これはきっと糖分が足りていないからだろうと思っている。もちろんこれにはちゃんとした理由がある。体質改善のために減量にずっと励んでいたのだが，どうにもうまくいかない。そこで，食生活を大幅に見直し，三食の取り方を替えることによって，長く80キロ台だった体重をようやく70キロ台に，といってもまだ油断すると元に戻るデッドリィライン上なのだが，落とすことに成功した。その裏には，間食を控え，かつ甘いものを大幅に控えてきたことが功を奏していることは，重々分かっている。まあ，それと一種の願掛けのようなものもある。念のためにいうとカープの勝利ではない。そんなことで勝ってくれるのであれば私の体重は大学時代と変わっていなかったことだろう。しかし，たまにはいやというほど甘いものを飽食してみたい。その気持ちを少しでもそらすために，また例によってものを食らう話を書いてみたいと思う。とは言っても何から書いていいのか分からないが，飽食するほど食べたくなるもののもっともたるものは餅菓子の類いである。もちろん京都の出町ふたばの豆餅や北野天神さんの門前の粟餅や北大路通りの名店「美玉屋」の黒みつ団子は最高の部類だが，これだけは京都に住まないとかなえられるものではない。もちろんそこまで行かなくとも別にありきたりのもので十分満足なのだが，これが結構当たり外れがあるので見極めが難しいところだ。もちろん広島で一番その面で外れがないのが「ちから」であるのは間違いないところだが，あいにく今のテリトリィには店舗がないのが残念だ。割と外れがないのは桜餅かもしれないが，これだって結構食べて残念という代物があるから気が抜けない。不思議なもので，洋菓子，特にケーキの類いは，以外にそんなにたくさん食べられるものではない。もちろんケーキバイキングにもいったことがあるが，必ず途中でペースががくんと落ちる。しかし，和菓子は本当に不思議なことにそういうことがない。餅菓子など腹にたまりそうなものだが，恐ろしいほどに次から次へと口に入る。だからつい食べ過ぎてしまう。若いころはそれでも体がカロリーを消費してくれたが，今そんなことをしたら，必ず身につくに決まっている。結局，一番セーブする方法は，食わざるに限るという結論に達するのである。なんか残念だ。しかし，私にとってはもっと好きなものがある。それは，カステラだ。と言ってももちろんデパートの地下などで化粧箱に収まっているようなものはそうそう手が出るものではないし，スーパーやコンビニにおいてあるものは，まあ値段相応のものが多い。要するに味が値段に比例すると言ったらいいか。だから飽食したくなるほど食らうには，一番遠いもののようにも思える。ところが，ここに困った奴がいて，それは「カステラの切れ端」と銘打ってビニールパックに入っていうっているものである。なかなか手に入るものではないが，あるところにはある。広島の地場の某コンビニ（←特定されるがな，伏せなくても。ようするに赤い看板の店ですな）においてあるのを見つけて，口にして以来，以後怖くて某コンビニには近寄れなくなった。切れ端と行っても立派なカステラだから，味に変わりはない。むしろ，なんとなく甘みが凝縮されているような部分があって，それがもうやみつきになってしまうところなのである。だから，いくらでも口に入る。だから怖いのである。幸いに今の私のテリトリィにはそのコンビニはないが，どうしても近くを通ると買いたくなってしまう。ほかにも書きたいことはあるのだが，例えばどうも最近目にしなくなった「きび団子」（岡山名物のあれではない。しかし，あれも怖いくらいに次々口に入る。ただし当たり外れはあるが）の話などなど，でもあんまり長くなってもだれるのでこのくらいにしておく。なんせこれだけでひとシリーズ組めるほど，病膏肓に入っているのである。しかし，こういう話は，本当にストレスなく書けるので，書いていて楽しい。明日も外せない仕事があるんだよなあ。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）「2016カープ反省会兼忘年会」について，興味のある方は専用窓口であるこちら，もしくはこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/16

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  店主謹白　本日休業

  どうも風邪がこじれたままなかなか抜けてくれない。もちろん寝込むほどではないのだが，頭痛がしたり微熱が出たり，一番困っているのは咳がずるずると止まらないことである。おかげでまともに声が出なくて，少々難渋しているところである。それだけでも辛いのだが，昨晩，少しでも早く寝ようと床についたのはいいが，今度は全く眠れなくなってしまった。眠れたと思ったら今度は悪夢にうなされて目が醒めの連続。このダブルパンチで朝から完全にグロッキー状態である。仕事だけは当然こなしたが（そりゃあ，一寸の虫でもプロフェッショナルだからね），それ以外のことは，頭が回らない。風呂に浸かったりサッカーの代表戦を見たりしながらぼんやりと考えていたのだが，何も浮かばない。こんな日は，もう何もしないに限る。無理矢理書いたところで，誰にでも書けるような記事に堕してしまう。それでは面白くない。それなら，本当に気合を入れて書くべきネタが出たときにその気力を温存しておいた方が，何倍もいい。それに，恒例の「年末シリーズ」の起案にもそろそろかからなければいけない。と言っても今から文章を練るわけではないが，どういう構成にするか，どういう見せ方にするか，そろそろ考える時期に来ている。そうそう，「天上界の年越しの宴」も，一捻りした展開になる，かもしれない。あとは，年末の日程を睨んでいつにするか，大晦日はどうするかも思案しているところである。と，いうことで，何も膨らませないまま，今日はおしまい。なお，「2016カープ反省会兼忘年会」について，興味のある方は専用窓口であるこちら，もしくはこちらから。明日も外せない仕事があるんだよなあ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/15

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  午後11時のモノローグ　その65

  今日は本来ならスーパームーンが見られる日だったのだが，広島では名月どころか一日雨模様なため，その月影さえ拝むことが出来ない。今年のスーパームーンはまた非常に美しいとのことであったが，やはりお天道様には勝てぬ。また来年，いやまたいつかこれほどの名月が見られることを念じて待つほかない。で，そんな雨の日。私は朝から病院に籠もっていた。もちろん急病でも緊急入院でもなく，年に一度の人間ドックを入れていたのである。結果は，まあ昨年ベースで特に悪くもなくということだったから胸をなで下ろしたが，それはさておき。午後からはのんびりと相撲中継をテレビで見て，疑似相撲場気分を味合わせていただいた。さすがに国技館さながらというわけにはいかないし，昼酒をきこしめしてというわけにもいかないのだが，まあいいものである。もちろん毎年大相撲は秋巡業で必ず広島場所があり，少々奮発すればもっとそれなりの気分が味わえるのだが，そこは緊縮財政の現在なかなか厳しいものがあるのが残念だ。ちなみに，子どものころは「突貫小僧」富士櫻に「黄金の左」輪島を贔屓にしていたのだが，今は特にこれと言って応援している力士はいない。今場所は，やはり「豪栄道豪太郎」関に「高安晃」関は注目しているし，「正代直也」関は先物買いで目をつけている。十両ではやはり「竜電剛至」関は応援したくなる。ところで，今日はいうまでもなく新聞休刊日でもあるのだが，スポーツ新聞は休刊日版用などで記事を作らねばならない。特にこの時期ともなると記事作りに苦労するらしく，記者が真偽不明の裏ネタなどを流すこともあるようだ。その段かどうかは知らぬが，人間ドックの待ち時間に見たWEBニュースに，「セントラルリーグが水面下でDH制の導入を進めようとしている。例によってジャイアンツが旗振り役でタイガースも追従している」とのネタが流れていた（ちなみにサンスポ記者の署名記事）。ちなみにいうと「カープは反対している」らしい。別にこの程度の記事にどうこう言う気はないが，あくまで個人的な見解をひと言。さっさと導入せいよ。もう「９人野球」にこだわる必要なんてない。それにしても勝手なもんだ。1975年からのDH制の導入をパシフィックが決めたとき，これに真っ向から反対したのはジャイアンツである。しかも理由にならない理由をつけて。ほんまに何を今さらというところだ。まずジャイアンツはそれを自己批判してからにせいといいたいが，個人的にはDH制導入にはメリットはあってもデメリットは何にもないと思うので，こそこそやらんとはっきり口に出さんかいと思う。カープがなんで反対しているか？知らん。そんなのは「党中央」とお近づきになっていることを誇っている自称カープファン（特に応援団周辺に多数生息している）の寄生虫にでも聞いてみるがよい。そうそう，カープといえば，今日から「いちおう」公式ファンクラブの申し込み開始日，だったようだが，例によって数分でサーバがダウンし，あっという間に定員オーバーとやらで新規申し込みを打ち切ったようだ。もはやカープという球団のバカさ加減をあざ笑うしかないのだが，選手の補強もそうだが，まずこのチームはホストコンピュータを補強した方がよいようだ。それはさておき。この問題についての根本的な疑問を「党中央」を無批判に信奉するファンたちに聞いてみたい。なんで定員制度があるの？しかも「たった」3万人？彼らの本音は私は知っている。でも今日は書かない。書いたら昨日と同じような落ちになってしまう。通り一遍の抗弁はすべて反駁するだけの材料は持っている。そこまで持ってないと，ここまで書かないよ。なお，「2016カープ反省会兼忘年会」について，興味のある方は専用窓口であるこちら，もしくはこちらから。結局昨日と締めが同じじゃないかって？ごもっとも。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/14

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  ある鯉党のたはごと2016その10；続・べらんめえ放談

  最近は「午後11時のモノローグ」に押されて回数が伸びていないこの伝統のシリーズ，やはり1年で二けたに乗せておかなければ収まりが悪い，ということもあって，今日も引っ張り出してきた。というより，やはりこういう物言いでものを書くのは気楽である。廻りのこと，なーんにも考えんでええからねえ（←普段考えてるんかって？一応ちょっとだけ）。邪道やとは，分かってるんやけど。来年春はだぶりゅびぃしぃがあるとかで，「侍ジャパン」とやらが強化試合をやっていることは，知っている。でもネタにはしてきていない。そりゃ当たり前。見てへんから。それ以前に興味ないから。ところが，結果とか経過を後付けで見たら，こんなおもろいものを見逃していた己の不覚を恥じ入る次第だ。まさに，お笑いマンガ野球である。メグウネがガチで采配振るったときの結果も大概だが，さすがは小久保である。華麗なる前歴，もとい経歴は伊達じゃない。一段格が違うんとちゃうかと思うるほどの暴走ぶり。いや，単なる暴走というには当たらんか。昨日クローザー失敗した大瀬良を今日は敗戦処理で起用し，４試合で3イニング投げさせるという采配は，きっと日本シリーズでメグウネが見せた継投ミスに対する一種の批判だろう。そういう鋭さはさすが和歌山で鍛えられた野球頭によるものに違いない。昨日の試合も今日の試合も，野球は最終的に相手より1点多く取って勝てばいいというルールを熟知した上でのドンパチ合戦を演じているのだろう，たぶん。大瀬良の話が出て来たのでカープの話題に戻す，といいたいところやけど，なんせネタがない。あたり前田のクラッカーだ。あの優勝パレード以来，めぼしい動きがないんやもん。本当にストーヴリーグならぬフリーザーリーグ。黒田博樹が抜け，来年新井貴浩に今年同様の活躍が見込めるかどうか分からんという中で，ここまでぴったりと動きがないちゅうのは，ほんまに横山アキラ師匠のノコギリ以上でも以下でもない。FA市場の中にはどう考えても買いかぶり以上の評価でしかない数字が踊っているケースもあるけど，森福や糸井なら今手を上げてるチームが出している条件以上でかっさらって行くだけの価値はあると思うけどな。森福？ご希望どおりイニング頭からでもイニング跨ぎでも何でも任せてあげましょうやないの。糸井？なんか一生懸命プロポーズしてるチームは「チームの攻撃の核」にしたいらしいけど，それは糸井には難しい話。糸井は自由に野球させてなんぼ。その点今のカープならば好き勝手に野球させられまっせ。意外と今のカープの補強ポイントを埋めるピースになるんと違うんかねえ。なんなら，楽天が狙うてるという李大浩を掻っ攫うっていうのはどう？黒田に単年度払った6億円くらい提示したら，ほいほい来てくれるよ，たぶん。と，いうのは諦め半分嫌味半分で私も書いてるんであって，そんなの「党中央」が許さんに決まってる。そして，その意を受けた一部狂信者が国内移籍市場への参入を拒み，ましてやFAなんて頑なに拒むような言説を張って善意のカープファンを丸め込んでいる構図は，とっくにお見通しってんだい。などということは，もういやというほど書いてるから耳にたこができるって？じゃあやめとく。本当ならヒサト移籍についても書きたかったが，あんまりだらだらと書くとしんどいので今日はやめとく。ひょっとしたらこれは一筋縄では行かない話になりそうなので，もう少し情報や自分の見解を練ってからちゃんと単独で記事に上げたいと思う。なお，「2016カープ反省会兼忘年会」について，興味のある方は専用窓口であるこちら，もしくはこちらから。好評なら本シリーズが続くかもね。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/13

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  ある鯉党のたはごと2016その９；今夜はショートショート

  今日は，サンフレチェが残されたタイトルである天皇杯のラウンド１６，サガンとの戦いに勝って，１２月の準々決勝進出を決めた。もちろん，これからの３試合が重要なのであって，今日勝ったことをどうこうと言うつもりはない。まあよかったねということくらいだろうか。明日からは一年納めの九州場所が始まる。まさに九州場所，正確には十一月場所が来たらああ今年も終わるんだなあという感傷に駆られる。しかも今場所は豪栄道豪太郎の綱取り，高安晃の大関昇進がかかるという前景気もあるのだが，まだ始まってもいない以上期待以上でも以下でもない。むしろ，今年のスポーツ界のトレンドからいけば何かあっと驚くようなことが起こるのではないかという気がするのだが，それが何かはもちろん分からない。一年納めといえば，昨年に続いて難航していた紅白歌合戦の司会がようやく決まったとのことである。有村架純と相葉雅紀。まあまあ悪くはないと思う。これからの楽しみは誰が出るのか，何が目玉なのかというところに移ってくるが，どーせ合法ヤクザであるバーニングの周防某の差配で決まってくるんだろうから，面白くもない。彼奴こそ本当に死ねばいいのに。カープについては，知ったこっちゃない。金がジャブジャブ余っているくせに清貧球団のふりをして補強にも打って出ないようなチームに明日はないだろう。今年？運がよかっただけだということを，きっと来年の今頃思い知るんじゃないか。いや，それでもなお今年優勝したということで向こう数年間は「党中央」にマンセーと言い続けるんだろうな。なお，「2016カープ反省会兼忘年会」について，興味のある方は専用窓口であるこちら，もしくはこちらから。また蛆虫が湧くかな。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/12

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  ひさびさどーでもいー話

  さて，ストーブリーグではトレードありFAありでなかなか楽しそーだが，ことヒロシマ球界に関していえば，そんなものとは全く無縁なようだ。FA戦線も本気で参戦したら楽しそうなのだが，なんせあの鈴木清明が「マネーゲームになるから」といって端から取り合わない状況で，しかももの知らぬカープファンはその言葉を真に受けて相も変わらずカープ＝清貧球団という大嘘に乗っかかっている状況では，もう本当に寒くて寒くて仕方がない。と，いうわけで，今日は寒さしのぎということもあってどーでもいーことを書きたい。少しは心が温もるかもしれぬ。というのはまあ表向きで，徐々に発散するよりは一気にカタルシスを発散する方がいいと思っているというのもある。まあそれはさておき。この１年で，不祥この私，和装に目覚めた。これもひとえに岩田呉服店様の影響，というのは冗談で，もともと和装に興味があったのである。特に大相撲中継で北の富士勝昭氏が時折着用している姿を見るとかっこええなあと思って見ていたのである。それでもまあなかなか敷居が高いと思っていたのだが，ふとしたことできもののやしま様とご縁が出来，あることをきっかけに思い切り，かなり名のある先生の作品でアンサンブルが揃ってしまった。ついでにいえば夏の浴衣はやしまとサンフレッチェコラボの特製品である。で，浴衣は何度か着る機会があったのだが，肝心の着物デビューがまだだ。何か機会があればなあと思っているのだが。もちろん，これまでに誂えた着物は，どちらかといえばおめかし用である。もちろん財政状況との相談だが，そう高くなくてもいいから普段着で着られるような着物を揃えてもいいかなとも思い出している。羽織は使い回しでいいから長物だけを替えるような感じで。だんだん自分の好みとそれがフィットするかどうかが分かってきたので，少しずつ目を肥やしながら選んでいこうと思っている。まあ，そんなことを言う暇があったら，まず自分で着られるようにならないと。少なくとも帯が締められるようにならないと話にならないし。しかし，今の私にはさらに優先順位が上のミッションがある。それは，最低限の英会話を思い出して頭の中にたたき込むことだ。来年の３月，初めてのヨーロッパ，ロンドンパリ巡りが控えている。ならフランス語もといいたいところであるが，単語もろくに分からず会話もボンジュールとジュテームくらいしかしゃべれないのではどうしようもないから端から諦めて，せめて英語くらいはと考えているところである。でも，これが意外と難しい。恥を忍んでポケットプログレッシブ英和・和英を持ち込んだ方がいいんじゃないかという気がしてきている今日このごろである。あとは，トランプ・ショックとイギリスのEU離脱リスクが落ち着いてくれていればいいのだが。それ以前に，パリですら今や安全な都市とは言えないご時世だから，無事に帰ってこれるかを心配した方がいいのかもしれないけれども。ところで，先日来告知してきたところだが，正式に「2016カープ反省会兼忘年会」を行うことに決めた。そして，日時も正式に決めた。場所もよほどのことがない限り決まっている。と，いうわけで，興味のある方は専用窓口であるこちら，もしくはこちらからご連絡いただければ幸いである。今日みたいな日はいいねえ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/11

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  ある鯉党のたはごと2016その８；べらんめえ放談

  さて，あのメグの地蔵采配で勝てる試合を敗北した日本シリーズからはや10日以上が過ぎたわけだが，優勝パレードをしたという以上に，球団の動きは鈍い。例年であればどんなに無様な成績でもあっという間に現状維持以下の組閣をしてはいおしまいといっていたところ，日本シリーズ後の新聞記事で「首脳陣は基本的に残留」という記事が出て以来，なんの動きもない。それとて，スポーツ新聞のレベルであって，有料版「ひろしま市民と市政」による大本営発表では口を閉ざされたままだ。まあそれもそうだろう。日本シリーズの敗北の原因は昨年の最終戦と同様，型に嵌めないと動けないメグウネの頭の固さによるものであることは火を見るよりも明らかだ。永田の代わりにヘッドコーチになった高ですらメグの石頭を変えることが出来なかったどころか，メグウネ采配に積極的に追随していたらしいから，要するに「党中央」の息のかかっているようなのはみんな駄目だと言うことかもしれぬ。大本営発表やカープのおこぼれで視聴率を取りたい在広テレビ局は口を塞いでいるが，シリーズ第6戦ではメグに対する不満と怨嗟の声が渦巻いていたという。そりゃそうだ。真剣に野球を見ているファンには簡単に分かること。4連敗の内容を見てなおも「夢をありがとう」などといってるような輩は，野球のことなどなんも分かっていないカープファンを僭称する大馬鹿野郎だ。死んだ方がよい。もちろん，「党中央」がその不満を抑えるために何らかの手を打つということは絶対にあり得ないと言っていい。昨年オフはあまりの永田の機能不全ぶりが白日の下にさらされたので高に変えるという手を打ったように見せたが，まああれはガス抜きだ。きっと今年はなにもしない。マイナーチェンジはあるかもしれないが。そして，それはきっと「党中央」に忠誠を誓うもの知らぬカープファンの総意なんだろ？いいたいことはまだまだあるのだが，今日はこのくらいにしておく。だって，いざ書かなければいけないときに，二番煎じのようになってしまう。それに，今日みたいに書くべき記事がないような日に，一生懸命書くこともあるまい。いざ書くときには，もっとハードに書くよ。ところで，先日来告知してきたところだが，正式に「2016カープ反省会兼忘年会」を行うことに決めた。そして，日時も正式に決めた。場所もよほどのことがない限り決まっている。と，いうわけで，興味のある方は専用窓口であるこちら，もしくはこちらからご連絡いただければ幸いである。結局ファンがカープを甘やかしてるんだよなあ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/10

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  ある鯉党のたはごと2016その７；病み上がりの侏儒の言葉

  昨日はとにかく早寝を心がけて21:00に就寝したのだが，夜中に何度も目が覚めた。とにかく体の痛みと頭痛，咳と断続的に押し寄せてくるものだから，本当に死にそうだった。通例なら一日休みたいところだったのだが，気の書いたとおりどうしても外せない仕事があるためほとんど根性で出勤したのだが，一向に体調のほうは収まらなかった。このままではやばいと思って，持ち合わせの頓服を飲んだら，不思議なもので調子のほうが収まってきた。しかし，所詮は頓服，効果が切れたら一次ほどの体の痛みはないものの頭痛と咳に悩まされていることは，変わりがない。明日は朝の調子如何では仕事をさぼろうかと思っている今日このごろである。と，いうわけで，病み上がりを押してこうやってキーボードを叩いているのだが，じゃあ何か書くほどのことがあるかと言われたら，別にない。今日は久しぶりに夕方のローカルニュースを見たらカープの秋季キャンプの模様が流れていて，アナウンサーが「優勝したチームとは思えないほどのハードな内容」などと言うアホ丸出しのコメントをしていた。これだから在広プレスとそれに踊らされているファンは駄目なんだ。優勝したからこそほかのチームの何倍もの練習をしなければ行けないのだ。まして，今年のカープと言えばようやく25年ぶりに優勝させてもらったようなもんじゃないか。そんな上から目線で見ていたら来年は知らんぞというほかない。まあ，それでもいいんだろうな。ろくな補強もせずにまた25年気長に待ってそのときに大喜びしているようなアホなファンに包まれているからこそ，こんなことが言えるんだろう。それに，テレビで紹介されていた練習メニュー，私に言わせればごく普通だ。要するにこれまでのカープはケイコのブソクがすべてだったと言わざるを得ないのである。まあ，今日も病み上がりで辛いからこのくらいにしておこう。ところで，先日来告知してきたところだが，正式に「2016カープ反省会兼忘年会」を行うことに決めた。そして，日時も正式に決めた。場所もよほどのことがない限り決まっている。と，いうわけで，興味のある方は専用窓口であるこちら，もしくはこちらからご連絡いただければ幸いである。結局ファンがカープを甘やかしてるんだよなあ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/09

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  店主謹白　本日休業

  どうやら，本格的に風邪を引いたらしい。体の節々がずきずき痛み，頭痛も半端じゃない。さすがに今日のような日に，まともな文章を紡ぎ出すことは出来ない。もちろん，WEBや地上波で流れているニュースをただ取り上げて流すだけの内容なら，書けなくもないが，残念ながら弊ブログのクオリティを下げるようなことは自分の美意識に反する。いや，そういう文章ですら，たぶん書けないだろう。今こうやってキーボードを叩いていても，とにかく痛みとの戦いである。これから文章1本を書く気には，とうていなれない。子のところ仕事が詰まっていることもあるが，今日も外せない仕事があり，明日もまた外せない仕事がある。従って休めない。今できることは，養生だけだ。と，いうわけで，今日はこのくらいにしておく。え？そんなら最初から書くな？ごもっとも。でもそのあたりがひねくれてるんだよねえ。まあ，よかったよ。別段書くべきことがないような日で。そうそう，一応これだけは載せておく。先日来告知してきたところだが，正式に「2016カープ反省会兼忘年会」を行うことに決めた。今のところ，もう一つのオフィシャルな忘年会との日程の絡みもあって日程は正式に決まってはいないが，腹案はある。場所もよほどのことがない限り決まっている。と，いうわけで，興味のある方は専用窓口であるこちら，もしくはこちらからご連絡いただければ幸いである。皆様もお気をつけください。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/08

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  今日は立冬。

  暦の上では，いよいよ冬である。プロ野球界ではストーブリーグ真っ最中だが，なんせカープは優勝したことにかまけて一切補強に前を向けているようなチームなのであって，全くの蚊帳の外。まさにフリーザーリーグとでも言ったらいいか。アッと驚く為五郎的国内移籍市場参入でもあれば面白いのだが，まあないだろう。しつこいようだが「補強なんてしてほしくない」と堂々と胸張って言ってるのがNHKの優勝パレード中継に出ているくらいだから，それがお花畑的カープファンの総意なのだろう。そうなると，あとは外国人補強を楽しみにするしかないのだが，これだってどうか。シュール・マック便が届けばいいのだが，最悪メヒアとバティスタの支配下登録でお茶をにごされそうな感もある。普通に考えたらあり得ない話だが，その普通でないことが起こりうるのが野球会社マツダ個人商店の恐ろしさである。今日が立冬であることとこれまでの話となんの脈略があるんだと言われそうだが，あるかと言われれば，ない。前説でもない。とにかく寒い，心が凍りそうなくらい寒いと言うくらいの後付けの講釈は出来るのだが。そう言えば今年の冬は西日本は平年より冷え込むようだ。なんかカープというチームが余計にそれを冷やしてくれるようなことがないように祈っているのだが。そうだ。本当なら今月中旬にでもカープ日本一祝勝会をやるはずだったのだ。しかし，それも泡と消えた。一時期は本当にカープを差かなにして酒を酌み交わすこと自体やる気をなくしたし，受験生の親でもある身である以上この年末はやめようかと思ったのだが，昨年の忘年会は私の体調不良により中止になったことに鑑み，今年はぜひRevengeをしたい。と，いうわけで，先日来告知してきたところだが，正式に「2016カープ反省会兼忘年会」を行うことに決めた。今のところ，もう一つのオフィシャルな忘年会との日程の絡みもあって日程は正式に決まってはいないが，腹案はある。場所もよほどのことがない限り決まっている。と，いうわけで，興味のある方は専用窓口であるこちら，もしくはこちらからご連絡いただければ幸いである。え？結局告知と過去ネタの焼き直しじゃないかって？その通り。いつもいつも根を詰めて書いてたら体がどうにかなるよ。それに風邪気味だし，その割には当分うかつに休めない状況である。これだから家内制手工業は辛いのである。末尾のお知らせもよろしく。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/07

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  午後11時のモノローグ　その64

  喉が痛い。頭が痛い。どうやら風邪の引き始めのようだ。そういうこともあって頭が動かない。仕事を2，3日すっぽかしていいんだったらかまいはしないが，明日は絶対に明日中に仕上げてしまわなければならない仕事が残っていて，明後日はこれまた外せない会合がある。となると，うかつに風邪も引いてられない。いっそインフルエンザだったら言い訳も立ってすっきりとするのだが，来年1月に中学受験を控えている娘の手前，それも憚られる。ならば書かなきゃいいし，今日はそうしようと思ったのだが，なんとなく頭の中がもやもやしていることをはき出して寝ようと思って，またしてもこの標題を引っ張り出してきた。元々はこのシリーズ，「ある鯉党のたはごと」の補完シリーズとして雑ネタをまとめて突っ込みを入れるというのが当初のコンセプトだったのだが，いまやすっかりどちらがメインか分からなくなっている。しかし，そんなことは気にせずに，今日も嫌事を連ねていきたいと思う。さて，昨日の優勝パレード。パレードを見に集まったお客さんは主催者発表で31万3000人だったという。これを聞いたときの第一感は案外多くなかったんだなあ，というと見に行ったお客さんに叱られそうだが，41年前の初優勝祝賀パレードに集まったお客さんが30万人というから，微増というところである。ただし，同じ平和大通りで行われているんだし，その周辺道路に入るキャパシティというのは限られているから，まあやむを得ないことだろう。これ以上お客さんが来たら平和大通りがパンクして制御不能になってしまう。ところが，中には強欲な人がいて，初優勝で30万人だったから今年は50万人は見込めるという皮算用をはじいていた人が，いるらしいのである。しかも実行委員会の中のえらいさんのほうに。私に言わせたらバッカじゃなかろかと思うが，それを真剣に考えていたのかただの大ボラだったのかは，知らぬ。こういう話を聞かされると，主催者発表の観客動員も実は下駄を履かせてあったのではないかとの疑いもある。まあ，だからといって，我々にはどーでもいーことなのだが，きっとどーでもよくないと思う人がいるんだろう。それがどういう連中かは，今は言わない。年末シリーズにでも回して昨年同様緑色マシンガン乱れ打ち，とでも，しましょかね。で，言うまでもなく今日の中国新聞の一面は大きく昨日のパレードの様子の写真が載っていたのであるが，この写真を見て私はあれれと思った。どこにフォーカスが当たっているのか分からない，ただ赤くぼやけているような感じだったからである。たくさんお客さんが入っているのを見せたかったのか，それとも黒田博樹と新井貴浩をどうしても写したかったのかはわからないが，おそらくはその両者を見せようとしてかえって中途半端になってしまったのかとも思える残念な仕上がりである。もちろん私は写真のプロではないし，新聞編集関係者でもないので，ぜひその道のプロフェッショナルの方の御意見を賜りたいものである。話は変わって，来年の我が書斎（自称）を飾るカレンダーとして，数年ぶりにカープカレンダーを購入した。1984年，即ちカープが日本一になった年のオフからずっとカープカレンダーを愛用してきたのだが，ここ数年のあまりのふがいなさと「党中央」に対する経済制裁という意味もあって，かつバファローズの監督に森脇浩司氏が就任したということからバファローズカレンダーに宗旨替えをしていたのだが，まあ優勝したからには元に戻してもいいかなと思った次第である（それに，バファローズの迷走ぶりに業を煮やしたというところもあるのだが。特に宮内。てめえだよ。）。しかし，選手とコーチの誕生日が乗っているのはいいのだが，かつてカープカレンダーに必ず乗っていた六曜が消えている。これはなんとなく寂しい。まあ，ほかに書きたい雑ネタはなきにしもあらずだが，今日はこのくらいにしておこう。ちなみに森脇浩司氏はドラゴンズのヘッド格を勤められるとのことだが，だからといってドラゴンズファンに日和ると言うことは，ない。ただし，森監督版「燃えよドラゴンズ!!」が出たら，必ず買うだろう（←なんちゅう締めや）。末尾のお知らせもよろしく。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）昨日告知の通り，12月中旬の金曜日にでもささやかながら反省会兼忘年会のオフ会を計画しようかなと考えている。で，例によって，興味のある方はお問い合わせ専用窓口のこちら（うまくメールが飛ばない方はこちら）まで，お問い合わせをいただければ幸いである。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/06

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  優勝パレードを見て思ふなり。

  言うまでもなく，今日はカープの優勝パレード及び優勝報告会があった日である。残念ながら所用があったためパレードはライヴで見ることは出来ず，もちろん優勝報告会は見ることは出来なかったのだが，やはりこういうものは，素直にいいと思う。もちろん日本一になってパレードをしたらもっとよかったのだろうが，まあ，これだけは勝負事だから仕方がない。報告会のほうは録画しているのにかまけてすっかり寝落ちしてしまったため見てきたようなことを語ることは出来ないが，パレードは全編見た。なんせ，NHKを筆頭に民放全局が特番を組んで中継するという異例の体制である。各局ともにこういうときこそ腕の見せ所，といいたいところだが，それを見比べるほど全局をザッピングしていないので，どこの局がどうだと言うことは出来ない。私は，悩んだ挙げ句NHKで見ることにした。古葉元監督がゲストと言うことだけならもう文句なしなのだが，いかんせんうえむらちかというのが邪魔で，実際いかにもカープのことをよく知っているとばかりに講釈垂れていたのは興醒めだったのだが，まあ聞かなきゃいいと思って古葉さんの話だけを聞いていた。ちなみに，これまで名前を伏せてきたが，かつてあるカープ本でカープについて「補強なんてしてほしくない」という勘違い発言をしていたのは誰あろううえむらちかである。話が逸れてきたが，そのパレードだが，最初は選手みんな硬い表情で，どう反応していいか分からなかった様子だったが，だんだんとほぐれてきて，最後ははじけるような笑顔が見られたのは非常によかった。古葉さんも仰っておられたが，沿道で見ているファンも喜ばしいことだが，見られている選手にとっても感動するものらしく，来年以降のペナントレースで苦しいときがあったら「あのお客さんの笑顔のために頑張ろう」と思えるものなんだそうなのである。赤ヘル戦士にとっても，今日の喜びを糧にして，また始まる日南キャンプでしごき上げられてほしいものである。もちろん連覇が至上命題になる上に，今度は日本一というものを真剣につかみに行かなければならないのだ。今回のパレードには表舞台で活躍した選手だけでなく，裏で支えてきた打撃投手やブルペン捕手，通訳やトレーナーもオープンバスに同乗していた。これは当然とはいえ粋な計らいであると思う。打撃投手の中にはかつて一時期ストッパーとしての活躍もあった高橋英樹や（ひょっとしたら乗ってなかったかもしれないが）「失われた二十余年」を支えた上野，相澤もいる（こちらは確認済み）。彼らにとっては余計に思い一入であるだろう。辛い思いも苦しい思いもいやほどしたに違いないが，そういうものも吹っ飛んだのではないか。そう願ってやまない。ところで，パレードが終わったあとチャンネルを某局に変えたらゲストで衣笠祥雄氏が出ていて，これまでどのカープ関係者も口を噤んでいたことをすぱっと言ってくれた。曰く，「そもそも２５年ぶりというのが長すぎるんですよね。もっと短いスパンじゃないと。」おい，「党中央」さんよ，聞いてるか。最初にメグと一緒にオープンカーに乗るとき，目が笑ってなかったのはお見通しだぞ。そのあと笑顔を見せたのは，３０万人あまりのお客さんが全部札束に見えたからだろう。まあ，どんなモチベイションでもいいから，来年に向けてもっと補強しろ。しかし，このパレード，２年前に他界した私をカープファンにしてくれたと言ってもいい母に見せてあげたかったという気がする。でも負けず嫌いの母のことだからきっというだろうな。「負けてパレードなんてみっともない」って。来年こそは，名実ともに胸を張ってパレードを出来るように，赤ヘル戦士には血反吐を吐くほど鍛え上げてもらいたい。末尾のお知らせもよろしく。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）昨日告知の通り，12月中旬の金曜日にでもささやかながら反省会兼忘年会のオフ会を計画しようかなと考えている。で，例によって，興味のある方はお問い合わせ専用窓口のこちら（うまくメールが飛ばない方はこちら）まで，お問い合わせをいただければ幸いである。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/05

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  右も左も真っ暗闇じゃあござんせんか。

  昨日の「奇跡体験アンビリーバボー」の黒田博樹特集はほとんど誰でも知っているエピソードと明らかに都合の悪いところを隠しているのが見え見えで予想通り期待外れの代物だったが，今日も在広プレスは各社黒田の引退会見をなんの編集もなくライブで垂れ流すと言うことをやったようである。これはカープファンに対するファンサービスを装った情報操作である。もちろん黒田博樹にはなんの咎もないことだが，裏で糸を引いている一味の気味悪い薄笑いが聞こえるようで，面白くない。これにはなんか裏があるだろうと思っていたら，今何かと話題の週刊文春に，2007年の黒田博樹と新井貴浩の流出の裏には前田智徳の傲岸不遜な態度があったことがすっぱ抜かれてしまっていた。ああなるほどねと，すべてが繋がるような気がした。まあ，これ以上は言わない。で，今朝の広島版デイリー。やけに大きくカープが大投資をしたことが報じられていて，何事かと思ったら，カープグッズの倉庫を作るとのこと。要するにカープのやる「投資」というのはそんなものなのである。いや，決して悪いことではないのだが，本業である現場への投資には一切しないというスタンスは変わらないようだから，なにか筋が違うだろうとしか思えないのである。そんな中，東洋経済オンラインからこんな意味不明な記事が配信された。文章もむちゃくちゃだが結論もむちゃくちゃだ。天下の東洋経済も落ちたもんだ，草葉の陰で石橋湛山が泣いてるぞとしか言いようがない駄文なんのだが，これだって裏で「党中央」が糸を引いて書かせた記事だと考えるのが，まあ普通の読みだろう。気分が悪くなる。さらに，ここに「党中央」と裏で連んでいる奴がしゃしゃり出てきて，となると，たぶんここまで書いたこと以上の罵詈雑言をぶつけたくもなるのだが，精神衛生上よろしくないからやめる。なぜこんなことに「党中央」は躍起になっているか。言うまでもなく明日の一大イベントのためだろう。日本一になってこの日を迎えればすべて万々歳だったのだが，栗山とメグとの器量の差を存分に見せつけられて敗北し，心ある，というより普通の感性を持っているファンからはメグに対する怨嗟の声も出ていると聞く。そういうものを，黒田博樹という錦の御旗を使って一切封じ込め，明日のパレードをつつがなく済ませようという腹なんだろうな，推測だけど。まあ，確かに私の言いぐさなど最近のお花畑さんなどからしたら古いのかもしれない。古くて結構。古い奴ほど，新しいものをほしがるんだと，故鶴田浩二翁も言っておられる。本当に，どこに新しいものがございますでしょう，だな。まったく。末尾のお知らせもよろしく。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）昨日告知の通り，12月中旬の金曜日にでもささやかながら反省会兼忘年会のオフ会を計画しようかなと考えている。で，例によって，興味のある方はお問い合わせ専用窓口のこちら（うまくメールが飛ばない方はこちら）まで，お問い合わせをいただければ幸いである。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/04

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  ある鯉党のたはごと2016；番外編

  今日は，「奇跡体験アンビリーバボー」で黒田博樹の特集をやるというので，あまり気乗りしなかったが，話の種にとでも思って見てみた。期待通りだった。きっと期待外れだろうという意味において。まあ，黒田博樹を引っ張り出すと言うことは，当然「党中央」が番組の内容に容喙していることは間違いないから，面白い番組になりようがない。そうなると，黒田博樹が新井貴浩とともに移籍した真の理由などなどカープにとってセンシティヴな問題は当然スルー。まあ，こんなもんでしょうという感じかな。ま，もちろん，黒田博樹には，何の責任もないことだけどね。すべては，「党中央」が悪いということで。そういえば，カープはまた例によってFA戦線に参戦しないんだってね。理由が「マネーゲームになるから」って。ふざけるのもええ加減にせえよ。金ならジャブジャブとあり余るほど持ってるくせに。ちゃんと調査して「今のカープにはフィットしない」とでも言うのならまだ分かるけどね。確たる調査もしないで最初から手を上げないなんて，嘘つきか弱虫だ。とまあ，べらんめえ調でクダ巻きたくなる気分なのだが，さして今日書くこともなさそうなので，このくらいにしておく。思えば今日は世が世なら「明治節」。明治帝の遺徳を偲ぶありがたい祝日だから，あんまり嫌味なことはこれ以上書かずにおこう（ここまで書いて何言うかって？そんなん知ったことか）。末尾のお知らせもよろしく。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）昨日告知の通り，12月中旬の金曜日にでもささやかながら反省会兼忘年会のオフ会を計画しようかなと考えている。で，例によって，興味のある方はお問い合わせ専用窓口のこちら（うまくメールが飛ばない方はこちら）まで，お問い合わせをいただければ幸いである。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/03

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  午後11時のモノローグ　その63

  精神的に疲れが，どっと来た。これにはいくらかの理由がある。まずは本業の方でとりあえず一区切りとなるイベントが終わったことによるもの。とにかく一日中精神的にぴりぴりして終わったらいっぺんに気が抜けた。本当はまだまだ仕事はたまっているのだが，なんかやる気がなくなってしまいそうである。そして，やっぱりカープである。とにかくここまで，怒濤のごとくカープに関する記事を書き連ねてきた。そんなのいつもと同じじゃないかと言われそうだが，やはり優勝というものを意識し，それが目前に迫り，やがて大願成就したとなると，気合の入り方が違うのだ。そのまま一気に突っ走ってくれたらよかったものを，肝心の日本シリーズをヘボ采配で落としてからはがっくりと反動が来た。それからまだ立ち直れていない自分がいる。これからは当然補強についてメインで書くことになると思うが，ここまで何回か書いたものの結局同じことを繰り返しているような気がしてならない。蓋し，国内移籍市場に参入せよ，FA補強に舵を切れ。なぜ繰り返すかというとそれが強いチームにするためには当たり前のことだからなのだが，大半のカープファンにとってはそんなことは死んでも許されないことなのだろう。本当に莫迦だとしか言いようがないが，莫迦に何を言ってもそれこそ馬の耳に念仏だから，あんまり熱心に書き続ける気にもなれない。それこそ今の大半のカープファンは今そこにあるありのままのカープを愛せ，変革なんかはもってのほかと思っている節があるから，なおさら救われない。いっそ本当に死ねばいいのに。そういえば，自称「カープ女子」「神３」のひとりは，ある本に寄せた文章で「補強はしてほしくない」という趣旨の文章を書いていたところである。代替たかが一介のカープファンの分際で「神」などと祭り上げられて喜んでいる時点で莫迦だとしか言えないが，補強をするななどという勘違い発言が本に載ってで回るという時点で終わっている。これまた本当に死ねばいいのに。と，いうわけで，今日は「ポスト新井」時代の補強について書こうかと思ったが，やめた。やる気もないアホバカフロントとその筆頭に立つ「党中央」に向けて糸井を狙え，陽岱鋼を調査しろ，平田も宣言したら動けといったところで，蛙の面になんとやらだし，下手をすれば真剣に反論してくる憐れなお花畑さんも出て来そうで，それもまあめんどくさい。今日は国内移籍市場という点では，岸孝之のFA宣言，そしてジャイアンツとファイターズとの間で大田泰示，公文克彦対吉川光夫，石川慎吾のトレードが行われることが分かったところである。岸は「ポスト黒田」の記事で狙っていくべきだと書いた。後者のトレードは，日本一になったファイターズがどれほど本気になってチーム作りをしているかということの証左といっていいだろう。これが強化というものである。それが分からないようなら，それこそカープふぁんなんか名乗ってほしくない。ああ，悪口はき出すとそこそこすっきりした。こういうカタルシスも，たまには必要なのかな。末尾のお知らせもよろしく。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）昨日告知の通り，12月中旬の金曜日にでもささやかながら反省会兼忘年会のオフ会を計画しようかなと考えている。で，例によって，興味のある方はお問い合わせ専用窓口のこちら（うまくメールが飛ばない方はこちら）まで，お問い合わせをいただければ幸いである。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/02

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  外国人編成から見る2017カープ補強大作戦

  昨日は，あまりにもしんどかったので，書き逃げをするような形でお茶を濁した。今日も正直しんどいのだが，まああんまり肩透かしを引いてばかりいても仕方がないので，少しは真面目に書いてみる。すでに御承知の通り，外国人編成が動いているところである。まずピッチャー。結論から言えば，デラバーまで含めて全員残すべし。理由は簡単。三者三様に不安があるからだ。ジャクソンは日本シリーズで露呈したように打たれ続けると止まらないという欠点がある。そんなの素人でも分かっていたのにそれでも形にこだわったメグウネコンビは本当に救われないのだが，それでも填まったときの力は一番だし，来年もっと伸びる可能性もある。ここで切るという選択肢はあり得ない。ヘーゲンズは使い勝手がよいのが利点だが，スタミナに難ありというのがだれしも分かる見立てであるし，デラバーは実績ならナンバーワンだが，いかんせんNPBでの適応性にはまだまだ不安はある。だからこそ，3人を残しておいて調子のよいものをとっかえひっかえ使うという作戦に出るのがベターである。だからこそ，彼らを補完する投手を育てておかねばならない。大瀬良を前に回すのか，福井を，薮田をどう使うのか。あるいは加藤を思いきって中継ぎで起用するのか。塹江を先発のキーマンとして我慢して使うのか。考えるべきところは山ほどある。そしてバッター。ルナとプライディとは契約しないとのことであり，それはやむを得ないと思われる。となるとブラッドである。結論から言えば残すべし。理由は簡単。今のカープに問答無用でスタンドに放り込めるバッターはいないし，少しずつだがバッティングにも改善が見られつつある。積極的にリリースする理由は見当たらない。となると，もうひとり獲得すべきであるが，普通に考えればサードだろう。しかし，サードを守れて，しかもカープがブラッドのカウンターパートナーと考えているというアベレージヒッターなんて，そうそう浮いているものではない。もちろんシュール・マック便が今頃NPBにフィットしそうな選手を品定めしてくれているものと信じるが，ルナの全盛期ぐらいの選手がそうそう浮いているかなという不安があるのである。もしそうだったら，開き直ってサードは安部で固めて，レフトを守れる強打の外国人を探した方がいいのではないかと思うのである。もちろん，安部のサポートプレイヤーは確実に取っておきたい。西川も小窪もいるのだが，西川は不確定要素が大きく，小窪は守備走塁に問題がありすぎる。本当なら梵と言いたいところなのだが，メグが改心しない限り無理だろう。ここはひとつ後藤光尊，田中浩康あたりを調査してほしいところである。あるいは新井良太という手はないものか。もしサードを守れる強打の外国人，しかもお値段100万ドルクラスのプレイヤーが取れるのならば，レフトでレギュラーを張れるプレイヤーがほしい。本来なら堂林を育てていきたいところだが，これまたメグの手腕では無理だろう。そうなると，私がこのところ書き続けてきたことを再び書かねばならない。糸井を狙え。陽岱鋼を狙え。そうすればブラッドをファーストに回せる。なんだったら平田でもいいと思う。平田はお値段もそこそこ，ホームラン数が期待に比べて少ないのが難点だが，市民球場で強いという利点がある。ここまで書いてきたら，賢明なる読者の皆様には来年へ向けての編成のある論点がお分かりになるだろう。いうまでもない。「ポスト新井」である。これについては，日を措いて書きたい。結局告知じゃないかって？その通り。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）昨日告知の通り，12月中旬の金曜日にでもささやかながら反省会兼忘年会のオフ会を計画しようかなと考えている。で，例によって，興味のある方はお問い合わせ専用窓口のこちら（うまくメールが飛ばない方はこちら）まで，お問い合わせをいただければ幸いである。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/11/01

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  午後11時のモノローグ　その62

  昨日のアクセス数は弊ブログとしては空前の8467を刻んだ。過去には10,000を越した日もあったのだが，それはある事情によるものだったから，ごく普通に書いてこれだけのアクセス数を伸ばしたのは，ひとえにカープのふがいない敗退によるおかげであって，本当にうれしい，わけなんてない。これが日本一となってそれだけのアクセス数を刻んだのならまさに幸甚の限りであるが，決してそうではない。もっとも，チェックメイトをかけられてからの3日間の記事内容がごく普通であったと言えるかと言われれば，書いた本人もそうではなかろうという気も，しないではない。さて，昨日の締めにはそろそろ補強について書き始めたいと書いたところであって，ならば今日から書いていくべきところ，そうしない。我ながらへそ曲がりだが，別に肩透かしを引き続けているのではなく，仕事上いろいろやるべきことが立て込んでとにかくしんどいのだ。今日は珍しく家にペーパーなど持ち帰ってにらめっこしているのであるが（普段は意地でもやらない），そんなことをしていたら書けるものも書けやしない。私だってプロ文筆家でもなければ専業ブロガーでもなく，一介の宮仕えの身で家内制手工業よろしく細々と更新しているわけだから，こういう諸事情にどうしても左右されるのだ。ああもしも年末ジャンボかBIGでも当たったら仕事なんて放り投げてやると夢想するのが関の山なのである。ぐずぐずと言い訳書き連ねてきたが，少しくらいは来期の編成について書いておきたいと思う。さっそくカープの来期の外国人の編成について記事が踊っているところであって，その内容はもう皆様御承知のとおりであるから繰り返さない。それを踏まえて，今考えていることをとりあえず箇条書きにまとめてみたいと思う。もちろん，すでに複数年契約を結んだジョンソンについてはここでの考察外である。その１　ジャクソン，ヘーゲンズ，デラバーは全員残す。その２　ブラッドとは再契約を結べ。その３　ルナの代わりとなる外国人は，ポジションにこだわらなくてよい。ファーストと外野で十分。そして，外国人はあくまで保険。本当に来期の連覇と日本一奪回を目指すなら，FA戦線に参入が必須。理由は，明日以降にでもぼちぼちと書く。ところで，大幅に話は変わるが，カープが日本一になった暁には，11月中にでも盛大に祝勝会とちょっと早めの忘年会を行おうと考えていた。しかし，そんな構想は吹っ飛び，もう年内は何もするまいかと考えていた。しかし，ここに来て，12月中旬の金曜日にでもささやかながら反省会兼忘年会のオフ会を計画しようかなと考えている。で，例によって，興味のある方はお問い合わせ専用窓口のこちら（うまくメールが飛ばない方はこちら）まで，お問い合わせをいただければ幸いである。結局告知じゃないかって？その通り。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/31

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  「それゆけカープ」を聞きながら

  今日は，某ショッピングモールや某百貨店をショッピングで回ったのであるが，「感動をありがとう」セールと言うことで「それゆけカープ」がヘビーローテーションでかかっていたことは，言うまでもない。もちろんプロ野球応援歌の中では不朽の名曲と言っていいのだが，今日ほどこのメロディーがわびしく聞こえたこともあるまい。もちろん，去年までならどーでもいーことだったので，これはカープがセントラルを制したけれども日本シリーズを取れなかったことによることなのであることは言うまでもない。本当ならばこれが日本一記念セールだったのになあという感傷が購買意欲を上回ることは請け合いである。もっとも，私は特に今日は何か買う予定はなかったのだが。なぜカープが日本シリーズを勝ち抜けなかったかということは，すでにいろいろな人が書いているし，昨日さんざんメグウネをあげつらった手前何を言うかと言われそうだが，なんかすぐに書けそうな気がしない。単にそれだけで終わる話かという気がしてきたのである。というわけで，これ，例によって，毎年吉例の年末シリーズに回そうかと思っている。その頃になると，ほどよくほとぼりも冷めて，落ち着いて考察できるのではないかと思っている。さて，昨日の負け方はさすがに大本営的にも庇いきれないとみたか，その下付機関である有料版「ひろしま市民と市政」，もとい中国新聞でもこそこそと采配批判とおぼしきコラムや記事が散見された。メグも殊勝になんか「自分の力が及ばなかった」などという趣旨のコメントを残しているようだが，心に響かない。まあ，明日どんな記事を書くか，それで判断させていただくこととしよう。それにしても，悔しさは消えない。これはもう本当に私ひとりの勝手な感想だが，間違いなく今年のシリーズ，取れていたと思っている。まあ，やはり何かが足らなかったのだろう。明日からはいよいよポストシーズンが動き出す。補強について堂々と語れる時期が来るのである。何が足らないのか，どうそれを補強で賄えばいいのか，明日からはそれについて考察していきたいと思う。やっぱり残念だねえ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/30

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  さあ，粛清のオフの始まりだ。

  はっきり言って，愕然とした。楽勝で勝てる試合だった。それを，あのメグウネがアホみたいに８回にジャクソンを投げさせてこんなこととになった。短期決戦で明らかに当たっていないバッターを最後までこだわり続けて負けた。当然，監督と投手コーチは責任を取って辞めてもらわなければいけない。今日の敗因は，はっきり言ってスターターにある。タナキクマルにこだわり，第４戦から攻め方を覚えられて急に打てなくなったブラッドの４番にこだわり，シリーズで当たっていた安部を外し，攻守に精彩を欠いていた石原にこだわるという頭の固さ。それでもいいところまで言っていたのに，終盤は今村ジャクソンでなければ絶対に認めないと言わんばかりの石頭継投まで見せられたら，勝てるものも勝てない。まあ，８回は會澤の弱気のリードが災いしたという面もないとは言えないのだが。もちろん来年のミッションは連覇であることは間違いないところだが，今年と同じ選手でのんべんだらりとやっていればとてもじゃないが勝てまい。セントラルは知らないが日本シリーズでは勝てないだろう。レギュラークラスを含めた大シャッフルが必要となるだろう。今のカープに絶対に必要な選手だけを残して，あとはトレードの玉にしてチームを大改造するくらいの覚悟が必要だろう。もちろんこれは監督を筆頭にコーチングスタッフについても言える。具体的にどうするかは，今は言わないし，そもそも頭が整理できないので書くことも出来ない。しかし，善意のカープファンが泣きわめくくらいのことをやらないと，やっぱりこのチームは強くならない。さらに言えば，それに立ちはだかるのは「党中央」である。彼奴はカープが強くなることになんの興味も持っていないから，絶対に補強などしないだろう。現に今日から，選手はよく頑張ったキャンペーンが大本営発表下付機関の有料版「ひろしま市民と市政」で垂れ流されるのは目に見えている。それにほだされて騙されるくらいなら，自分は腹の底からお人好しで究極的に頭が悪いと思った方がよい。今回のシリーズで得た教訓は，どんなに選手が充実しててもそれを使う大将が莫迦なら勝てるものも勝てないと言うことだろう。それ以外は認めない。一将功成りて万骨枯る，だけはやめてもらいたい。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/29

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  勝つしかねえんだよ。分かってるだろうな。

  負けて泣いてる暇なんて，呆然としている暇なんて，札幌での情けないプレイを悔やんでる暇なんて，残されてねえんだよ。そんな甘っちょろい感傷に浸るくらいなら，さっさと負けちまえ。その代わり，優勝パレードを始め一切の行事を自粛して，早々に日南に入って血反吐を吐くくらい鍛えろ。たかが先に3勝されただけじゃねえか。チェックメイトをかけられた事実に変わりはないが，明日勝てばこちらもチェックメイト，日曜も勝てばチェックだ。しかも舞台は市民球場。これほどの見せ場があると思うか？こんな痛烈なエンディングがあると思うか？それを出来るチャンスが到来したんだぞ。それを喜べ。そのくらいじゃないと勝てねえぞ。いや，はっきり言う。ミッションは勝つことだけだ。連勝することだけだ。勝つしかねえんだ。カープファンに日本一を見せることがすべてだ。逆に言えば，ここで敗北を喫してしまえば，ここまで積み上げてきたものがすべて崩壊してしまう。そんなこと，自分たちのプライドに賭けて許せるか？負けて傷口を舐めあってればいいとでもいうのか？そんなことが少しでも頭によぎっているようなものは，明日からの２試合，ベンチから外れろ。いや，球界から去れ。もちろん，そんな不心得者はいないと信じるが，「切り換えて頑張る」などといってるようじゃ甘い。たたき壊すんだよ，ファイターズを。形勢は有利とは言えないが，それでも胸張ってファイティングポーズを取るんだよ。明日からの２試合は，ゲームではない。戦争だ。偉大なる殲滅戦の始まりなんだ。それを勝ち抜くだけの気力と胆力があるかが試されているんだ。そもそも論として日本シリーズなんだから，厳しい戦いになるのは当たり前だ。セントラルの甘っちょろい野球とは違うんだ。それだけの覚悟が，これまでの試合にあったか。私にはそうは見えない。それがあったら，今日我々は旨酒に酔いしれているはずだ。とにかく，今言えることは１つしかない。働け。血反吐が出るくらい働け。苦しくて投げ出したくなるところを，もう一踏ん張りして死ぬ気で働け。それに堪えられないような者は，自らベンチから去れ。闘志無き者は去れ。今こそ故白石元監督の言葉を噛みしめろ。それが心に響かないようなら，何をやっても無理だ。たぶん非常に手ひどい負け方をするだろう。少しでも心に響くならば，今のままじゃ駄目だと思うだろう。もう一度言う。明日からの二連戦は殲滅戦である。なんだったらピッチャーはどんどんインサイドをえぐれ。バッターは相手投手の眉間を，鳩尾を，睾丸を狙い撃て。喧嘩上等。そのくらいの意気込みでかかっていけ。当然，敗北という結果なんて許さない。１９８０年はここから甦ったんだ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/28

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  どの面下げて広島に帰ってくるんや，このスカタンどもが。

  もう試合内容なんてアホらしくて振り返る気もしない。昨日おとといと蛆虫が湧いたが，今日もその蛆虫どもにめがけて敢えて投げかける。メグが監督で野球に勝てるか。今日の試合見てまだ分からんか。分からんくらいやったら，死ねばいい。本当に，何もかも最低だった。用兵，継投，作戦，何もいいところがなかった。これも何もメグが野球を知らない莫迦だからに他ならない。これ以上は本当に何も書きたくない。札幌でふざけた野球を見せた赤ヘル戦士，特に攻撃陣どもは歩いて広島に帰ってこいといいたいところだが，まあそれだと土曜日の試合に間に合わないので，チャーター機を返上して特急と新幹線を乗り継いで帰ってこいといいたいよ。全く。まあ，まだ終わったわけではない。1980年の日本シリーズは先に王手をかけられてからホームで連勝して勝ち抜いている。悔しかったら，ホームで勝ってみろ。連勝してみろ。悔しかったら勝ってみろ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/27

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  負けるべくして負け。

  ノーヒットで恵んでもらった1点だけで，勝とうというのが，そもそも甘すぎる。必死になって点を取りに行く野球をやらなけりゃ，そりゃ負けるよ。岡田明丈はよく投げた。まさか中田翔に打たれたホームランを責めるものはおるまい。いたら死んだ方がいい。6回1失点。そりゃ点取られないに越したことはないが，自分の仕事をした。悪いのはすべて攻撃陣である。9回表の二死からの攻撃なんて屁の突っ張りにもならない。これで仕事をした，惜しかったという向きがいたら，これまた死んだ方がいい。一番責められるべきは，昨日のスターターが全く機能していなかったにもかかわらず全く変えようとしなかったメグだろう。最後こそヒットを打ったが昨日から全く眠ったきりだった田中，札幌ラウンドに入って箸にも棒にもかからない松山。短期決戦ということを考えたら手の打ちようはいくらでもあったはずだが，結果的にメグは何もしなかった。それが今日の無様な攻撃に繋がったというべきである。その差は融通無碍に打順を組み替え当たらないとなると陽岱鋼ですら外してきた栗山の采配を見れば一目瞭然である。何も栗山が特別なことをやっているわけではない。それが当たり前なのである。要するにメグが莫迦なだけである。まあ，まだこれで2勝2敗だといいたいところだが，なんせ札幌での負け方が非常に悪すぎる。私は栗山がたいした野球をやっているとは思わないのだが，なんせ采配合戦になったらメグの地蔵采配なんてお話にもならない。申し訳ないがメグの采配なんて私でも出来る。というより野球ゲームに興じたことがある人ならみんな思っているだろう。むしろあんな見え見えの采配なんて自分でもせんわと鼻であざ笑われるのが落ちである。要するにメグは選手の力がフルに発揮されて勝てたようなものである。メグが監督でなければ昨年も優勝，今年は100勝していたとさえ思う。カープは明日はジョンソンをたてて戦うようである。ジョンソンはそこそこ投げてくれると思うが，申し訳ないが点を取れないと勝てない。相手はサウスポーの加藤。オーダーを組み替えるには，何かを変えるには格好の契機でもある。しかし，メグにそれが出来るか。せいぜい松山を下水流にするくらいだろうな。安部を小窪にするくらいだろうな。というより，まだ追い詰められているという感覚すらないんだろうな。とにかく，こんな温い野球をやっていたら，日本一なんて取れない。メグに期待は出来ないから，選手には氷水で顔を洗うくらいの覚悟で臨んでもらいたい。これ以上，札幌を鬼門にしていいのか。先に王手をかけられてへらへらと広島に帰ってくるつもりなのか。もしそうだったら，飛行機じゃなくて新幹線で帰ってこい。気合入れて野球やれ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/26

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  緩んだ試合やったら負けるよ。

  最低かな，負け方としては。こんな野球やってたら日本一は取れんよ。ブラッドのホームランでひっくり返したまではよかった。しかし，そのあとふらふらしていた有原を攻略しきれなかったのがすべて。１点差でアウェイで勝とうなどと考えるのが甘すぎる。中押し点を取ることが出来なかったのが今日の敗北のすべてと言っていいだろう。しかも，取られ方が悪い。８回裏のタイムリーは中田翔。サヨナラヒットは大谷翔平。打たせたらファイターズに勢いが出るバッターに殊勲打を許してしまった。本当にまずい。起こしてはならないバッターを起こし，打たれてはならないバッターに打たれた。結果論とはいえ，これは非常にまずい。しかし，短期決戦だけに，こんな些細なことを引きずっていくわけにはいかない。何らかの策を明日から打たねばならないだろう。これまでの打順の並びに拘っていてはだめだ。調子の上がっている選手を優先的に起用すること，それに合わせて打順も適宜入れ替えること，そこまで考えてやらないといけないだろう。特に全くノー感じが続く松山。それだけに，ベンチの差配が問われるのだが，メグには厳しいだろうなあ。それにしても，黒田博樹があれだけの闘魂を見せた試合で，こんな結末で終わったというのは，非常に情けないとしか言いようがない。２勝してるから１敗くらいしてもいいなんて了見を持っていたら大変なことになる。黒田博樹が投げるからこそ，勝たなければならなかったのだ。敗北など許されなかったのだ。そういう意味では，今日のカープはベンチも選手も甘すぎたとしか言いようがない。明日の予告先発は岡田明丈対高梨裕稔。これだけなら明日はカープの方が不利だ。それを考えるならば意地でも勝つと言う野球を見せなければならなかったのだが，甘い。本当に甘い。ただ打つだけ。必死になって点を取る姿を見せることが出来なかった。これではいかんだろう。特にタナキクマル。全然駄目。ヒットをたまに打てばいいって言うもんではない。明日の試合は，カープは相当の覚悟をもって戦わなければいけないだろう。余裕で勝てたはずの試合を落としたという事実は，消えない。かえすがえすも，黒田博樹のために今日は意地でも勝つという気概が見られなかったことが残念だ。安部を除いては。とにかく，繰り返すようだが，今日の野球は最低だった。こんなもの木戸銭とって見せる野球じゃない。緩めるな。気合を入れろ。短期決戦というのはそんなに甘いもんじゃないぞ。喝!!BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/25

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  手土産は日本一だけでいい。

  昨日一日空いて，今日から日本シリーズの札幌ドームラウンド，弊ブログのコードネームでいえば「北伐の陣」が始まる。勢いと広島ラウンドでの戦いぶりだけなら断然カープだが，それで勝ち抜けるほど甘くはないし，ファイターズというのは本当に手強い相手だ。まずは札幌ドーム。言うまでもなくファイターズのホームグラウンドである。当たり前だがドーム球場。第1戦のように雨も降らないし，第2戦のように底冷えもすることもない。野球をやるには快適な環境なのであって，ファイターズがこれで息を吹き返す可能性は高いと考えておかなければならない。そして，今年ようやく連敗をストップさせたが，永くカープは札幌ドームでは勝てなかった鬼門の球場である，ということは何度も書いた。そしてパシフィックの本拠地での指名打者制。３番指名打者大谷翔平。これがもれなくついてくる。交流戦では大谷を封じ込めることに成功したが，実際に第１戦で２安打打っているから，打撃の方はこのシリーズ調子が上がっている選手のひとりと見てよい。そして中田翔。広島では力んだかどうかは分からないが調子は上がっていないようだったが，それでも第2戦でぼてぼてとはいえヒット２本打っている。これで気をよくして本拠地で調子を上げる，という可能性もないとは言えない。これに対峙する投手は第３戦黒田博樹，そして第４戦はおそらく岡田明丈か。CSでのピッチングを見ていたらいささか不安が残る。黒田博樹はまさにこの登板が野球人生の集大成になるのであって，並々ならぬ気迫と準備で登板するだろうから，期待したいところではあるが，それが空回りしたとき，そして本来のコンディションに上げきらなかったときにどうかという点は，当然のリスクマネジメントとして念頭に置いておかねばならないだろう。岡田についていえば，まだ当たるも八卦当たらぬも八卦状態だからなおさらだ。しかし，だからといって，簡単に負けていいという話にはならない。チケットの売れ方まで把握していないので分からないが，おそらく札幌ドームの１塁側ライト側スタンドには，相当数のカープファンが詰めかけることだろう。広島のチケットを取れなかったファンがターゲットを札幌に切り替えて大挙押しかけることになるかもしれぬ。もちろん北海道のファイターズファンは非常に熱いのだが，少なくともライトスタンドを埋め尽くすであろうカープファンの前で，無様な野球をやるわけにはいかないだろう。そのくらいの強い心を持った試合を，今年は見せてきたではないか。ある意味，この第３戦からが，意地と意地とのぶつかり合いとなる熱闘が期待できると見ている。それならば，カープはまさに今日，黒田博樹のためにという最高のモチベイションを持つことができるではないか。そうでなければ嘘だ。だから，６戦７戦のチケットを持っている方には申し訳ないが，もう市民球場で興業をやる必要はない。一気に札幌で決めてしまえ。その勢いでかかっていかないと，逆に札幌で魔物に呑まれるぞ。いざ北伐の陣だ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/25

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  まだまだ，気を緩めるな。たかが2つ勝っただけだ。

  4戦先勝勝ち抜けの短期決戦で，先に2つ勝ったのだから，そのこと自体は悪かろうわけもない。しかも昨日は大谷翔平を打ち込んで勝ち，今日は増井浩俊に苦しめられていたのを，お約束のように6回に一気に打ち崩したのだから，まさに今シーズンのカープペースに，だんだん持ち込んでいるように見える。これをこのまま続けられたら世話はないのだが，火曜日からは札幌ドームである。今年ようやく連敗を止めたが，永く鬼門となって立ちふさがっていた球場である。だから，油断は出来ない。その上に，指名打者制が取られるので，これをどう使うかによって流れががらっと変わってくる可能性だってありうるのだ。話を今日の試合に戻すと，野村祐輔と増井浩俊の投げ合いはほぼ互角だったと思う。それが途中でパワーバランスが変わったのは，やはり石原と大野の差かもしれない。いや，石原のリードが飛び抜けてよくて大野のリードが劣っていたとは思わないのだが，違いがあるとしたら対応力だろう。大野はどうやらまだカープのバッターを研究し尽くせてないのかもしれない。でなければ，ブラッドに0-2からまともにスタンドにたたき込まれたりはしないだろう。もちろんそれだけではないのだが，なんかそれがこの2連戦を象徴しているように感じた。まあ，あと何か今日の試合で付け加えることは野暮というものだろう。結果的には，ファイターズの勝負手をカープは封じ込め，というよりほとんど機能させずにこの2戦を終えたのである。そりゃ勝って当たり前だし，それに値するだけの野球が出来ているということに他ならない。それだけに，札幌ドームでのラウンドは要注意である。もちろん札幌にも多数カープファンが押しかけて応援では互角に渡り合うと思うが，それでも市民球場のように完全ホーム状態で戦えるわけではない。それに指名打者制。当然大谷が3番指名打者で入ってくるだろう。中田翔も本来のバッティングとはほど遠いとはいえども2本ヒットを許したのも気になる。レアードだってバットに当たれば怖い。今のところ西川中島近藤陽岱鋼田中賢介というところが眠ったままなのでカープが力で押し込むことができたが，近藤や陽岱鋼あたりに替えて岡大海が出てくると厄介だ。やたらポストシーズン前から当たっている。そういうわけで，決してファイターズは眠っているわけではない。ひとつ間違うと逆ねじを食らわされる要素も十分にあると思っておいた方がいい。カープの第3戦先発は黒田博樹であるとされている。プロ野球人生の集大成のマウンドと言うことで気迫十分でかかって行ってくれると思うが，CSのベイスターズ戦の内容を見ると不安要素がないわけではない。だから，攻撃陣がもっともっと繋がって大量点を生み出さなければならない。そのためには，打線の組み方もカープにとっては難しい問題になるだろう。一番気がかりなのは，誠也をどこまで5番で我慢するかだろう。その尾意味では，まだまだ札幌では一波乱も二波乱も起きる要素が山積されているとみるのが妥当な戦であろう。それを打開するだけの策がメグにあるかというのが，問われるところではないかと思われる。北伐の陣を敷け。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/23

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  まだまだ，気を緩めるな。相手はこんなもんじゃないぞ。

  試合途中の肝心なところを娘の塾の宿題を見ていて見られなかったのと，不覚にも昨日は試合終盤からうつらうつら来て終わったら寝落ちしてしまったため，こんな時間に内容稀薄な文章を書くことになってしまった。なら書くなと言われそうだが，それでも少しは見ているので，まあ感想文がてら書いてみることとする。まずは第1戦の印象。まあよく勝てた。予想通り，ファイターズはしぶとかった。中田翔は抑えたものの，西川遥輝，中島卓也，岡大海といったところは本当にしぶとい。特に岡大海。9月下旬以降実によく振れている。はっきり言って大谷翔平や中田翔，陽岱鋼に田中賢介といったところよりよっぽど厄介な選手になることは間違いない。さすがのジョンソンも貫禄を見せつけていたものの結果的に7回途中で120球投げさせられて降板させられたのだから，この後に続く投手も要警戒だ。しかし，何のかんの言って，結果は先制中押しだめ押しの貫禄勝ちだ。相手に与えた失点も走者なしでのレアードのホームランだけ。これは想定の範囲内である。最初の1点の取り方も，ある意味実によかった。奇襲と言えば奇襲だが，実にカープらしく点をもぎ取ったと言っていい。これがカープに流れを引き寄せたと言っていいだろう。大谷翔平についていえば，昨日はさぞ不完全燃焼だったことだろう。雨の広島。しかも決して気温が高いとは言えないナイトゲーム。第1戦先発。キヌさんはじめ各解説者も言っていたが，ずいぶん大谷は抑え気味で言ったのではなかろうかと思う。すくなくとも，160kmを連発するようなコンディションではなかったのだろう。事実，松山もブラッドもストレートを狙い打ってスタンドインさせたわけだから，まずは先に叩いておいたことに意義があると言うべきだろう。しかし，智将栗山のことだから，これで終わりと言うことはあるまい。札幌ドームではDHからリリーフ待機すら考えられるので，そのときは気をつけなければならない。今日の先発は野村祐輔対増井浩俊。第1戦の勢いをもってしたら，増井とて難攻不落の相手ではない。とにかくしぶとくしぶとくこつこつと点を取りに行けば必ず活路を見いだすことが出来る。特に昨日のだめ押し点をタナキクマルで取ったのがいい。彼らが機能し始めると，中軸打線最寄り機能を発揮することは間違いない。むしろ気をつけなくてはならないのは野村祐輔だろう。れに余ってファイターズ打線はしぶとくしぶとくこつこつ当てて球数を稼がせるバッティングをしてくることは目に見えている。そこで野村が何イニングまで耐えられるか。今村ジャクソン中崎に繋ぐ存在としての大瀬良，一岡の役割が重大になるだろうなという気がする。とにかく，気を緩めてはならぬ。今日も必死になってかかっていけ。エースをねらえ，ではなく，エースを封じろ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/23

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  日本シリーズ直前に寄す；猛烈鯉愛交響曲第79番2016第四楽章

  ずっと未完成交響曲に終わっていたこのシリーズも，ついに第四楽章を演じることが出来ることとなった。しかし，そのくらいで喜んではならない。ここまでセントラルを圧倒的な力で勝ち抜いてきたんだろ。それなのに，ほかのセントラルのチームと同様に易々とパシフィックの軍門に降るのか。そんなこと，許されてなるMのか，いや，ほかのカープファンは許しても私は許さない。これが，少なくとも三，四年に1回は優勝しているようなチームなら話は別だ。しかし，カープはよりによって前回の優勝から実に２５年も待たせやがったではないか。しかもその間，とてもじゃないが真摯に優勝するようなチーム作りをしてきたとは言い難い。そんなチームが，優勝しました，よかったですね，はいおしまいなんて言おうものなら，私から言わせればふざけるなだ。当然，目指すところは，３２年ぶりの日本一でなければならない。もちろん，ファイターズも強くて勢いがあるから，さすがに圧倒しろという気はない。むしろ，相当の苦戦を強いられるかもしれない。しかし，先に４つ勝てばいいのだ。それで，すべてははっぴぃえんど，もといハッピーエンドになるのだ。もう決戦の火ぶたが切られるときまで６時間を切った。ここまで来たら，御託を並べてどうこうという気はない。ただひと言，勝て。意地でも勝て。石にすがりついてでも勝て。勝利あるのみだ。さあ，カープの運命をかけた終楽章が始まる。その終楽章は，Brucknerの８番やMahlerの９番のような昇天をイメージさせるものであってはならない。Beethovenの５番のような情熱の高ぶり，Shostakovichの５番のような情熱の咆吼を見せてくれ。もちろん，最後に歌うのは，Beethovenの９番の第４楽章になることを祈る。でも，戦う選手たちには，同じ９番でもShostakovichの９番くらいの諧謔と余裕がほしいな。いざ立て。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/22

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  2016ドラフト指名選手スカウティングリポート

  ドラフトを終えての感想をひと言で言うと，まあこれでよかったのかな，というところだろうか。正直1順目指名はもっとうまく立ち回れたのではないかとも思ったのだが，担当スカウトかメグかそれとも「党中央」かは知らぬが，佐々木千隼＞堀瑞輝という評価だったのだろう。この点が私の思いと逆だっただけなのかもしれない。その意味では，今年も現段階では敢えて採点せず，ということにしておこう。とにかく，恒例の指名選手の一口寸評から入りたいと思う。1巡目指名　加藤拓也　投手　右投げ右打ち　慶應義塾高等部→慶應義塾大　175cm90kg　ひと言で言えば昔ながらの力投派。150km越えのストレートに多彩な変化球が持ち味。先発はもちろん，リリーフでも適性がありそう。即戦力期待だがもっと変化球を磨きたいところ。2巡目指名　高橋昴也　投手　左投げ左打ち　花咲徳栄高　181cm83kg　重いストレートにスライダー，フォークを織り交ぜる奪三振マシン。切れというよりは力でねじ伏せるタイプのサウスポー。今夏の選手権でも活躍。3巡目指名　床田寛樹　投手　左投げ左打ち　箕面学園高→中部学院大　182cm74km　柔らかいフォームから長い腕を巻き付けるように投げる即戦力左腕。変化球の切れは抜群。今中真二を彷彿とさせる。4巡目指名　坂倉将吾　捕手　右投げ左打ち　日大三高　177cm80kg　野球センス抜群，特に打力に非凡なものがある捕手。捕手としてはまだまだ鍛え込みが必要だが打力で頭角を現す可能性を秘めている。　5巡目指名　アドゥワ誠　投手　右投げ右打ち　松山聖陵高　196cm83kg　今夏の選手権でベールを脱いだ大型右腕。高めのストレートで勝負でき，これから鍛えこめばもっと球速が上がることも期待できる。もちろん身体能力は抜群。6巡目指名　長井良太　投手　右投げ右打ち　つくば秀英高　182cm80kg　高校になってからその素質を見いだされた最速149kmの本格派右腕。じっくり鍛えこんで数年後が楽しみな逸材。こうやって眺めると，まあまあ即戦力右腕と左腕を押さえた上で，剛球サウスポーに天才肌捕手，将来性ある本格派右腕を押さえているから，いい指名になったとは思う。しかし，カープの補強の論点はまだまだ残っている。そこは，やはり国内移籍市場に打って出ないといけないだろう。しつこいようだが，その中には当然FAが入ってこなければならない。さて目利きの皆様の判断やいかに。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/20

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  2016カープドラフト会議チャート式解法の手引き　その７

  さて，過去6回にわたって考察してきたこの論考であるが，24時間後には指名選手が決まっている今，どれほどのことを書く意味があるのかということになると，書いている本人をもって疑義があると言わざるを得ないが，それでも総括編と言うことでまとめてみる。いうまでもなく昨日黒田博樹引退という大ニュースがあった。これで今年の1位指名はもはや逃げることが出来ないところになった，というのは昨日書いたとおりである。そこで腹をくくったのかどうかは分からないが，どうやら現時点で創価大学・田中正義投手の入札を決めたようだ。情報が漏れたルートが例によって「党中央」からであるのは気に入らないが，聞くところによると担当スカウトの強い推薦があってのことと言う。ならばまあやむを得ないし，当然の選択だと思う。となると，外れ1位というところもあげておかなければ行くまいが，おそらく山岡，今井，寺島は残ってない可能性が高い現状，中途半端な大学社会人投手に行くならば堀でいってほしいというのが私の思いである。もちろん，堀とて一本釣りできる保証は何もないのだが。この後は，もう他球団の出方次第でウェーバーを戦わなければいけないのだが，現時点でカープがマークしているとされる選手を挙げてみると，中部学院大・床田寛樹投手，中京学院大・吉川尚暉内野手，創価大・池田隆英投手，立正大・黒木優太投手，大阪体育大・菅原秀投手，日大三高・坂倉将吾捕手，江陵高・古谷優人投手，須磨翔風高・才木浩人投手，九産大九産高・梅野雄吾投手というところのようである。特に坂倉は苑田スカウト部長自ら大絶賛しているようで，上位指名もあるなと思われるし，床田は万一の場合の外れ1位の可能性もありうるだろうと思われる。池田の評価も高いようだが，なんか私には他球団の牽制の匂いがする。もちろん，ここに上がった選手が必ず指名されるという保証はなく，あくまで苑田スカウト部長が高い評価をしたという程度のものとして考えておいた方がいい。以前にも書いたが，九州担当のスカウトが動いているらしいから，九州方面から思わぬ隠し球が上がってくる可能性は高かろう。さあ，各球団の補強方針とスカウティングの充実がもろに問われるであろう2016ドラフト会議まであと17時間を切った。今はただ，見守るしかない。さて目利きの皆様の判断やいかに。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/20

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  【緊急企画】「ポスト黒田」時代の補強を真剣に考える。

  あの優勝決定の瞬間の涙である程度予想はしていたが，黒田博樹が日本シリーズを限りに引退することを発表した。もう1年くらいはやって欲しいと思っていたのだが，残念でならない。でも，まだありがとうともお疲れ様とも言わない。言うまでもなく日本シリーズを勝ち抜けるというミッションが控えている。それが成就するまでは，まだ現役として戦力に入っているわけだし，黒田に失礼だと思う。すべてが終わってから，ゆっくりと思い出話でもすればいいと思っている。それはさておき，来シーズンからカープに黒田博樹がいないと言うことは事実である。黒田博樹が残した有形無形の功績は大きすぎるのであって，それがなくなると言うことはやはりマイナス材料である。当然，その穴を埋めなければならない。もちろんKURODA LEGACYは着々と投手陣，いやチーム全体に引き継がれていくだろうが，それが黒田の残した成績を凌駕するものにならないと何の意味もないのである。当然，これからの補強は，「ポスト黒田」というものを意識したものでなくてはならないのである。そういう中で行われる20日のドラフト会議。「ポスト黒田」というものを意識するならば，1巡目の第1回目に入札すべき投手は，もう絞られたと言っていいだろう。田中正義，山岡泰輔，今井達也。これ以外の選択肢はあり得ない。それ以外の「逃げ」は許されないと言っていい。もちろん，抽選だけは鍛えて強くなるものではないので，これだけは運を天に任せるしかないのだが，山本浩二が入団する際は，かつてドラフトのくじ運まで悪かったカープが指名順位抽選で始めて2位を引き当てたのである。まさに赤い糸ではないが，強い縁があればそこに収まるようにできているものなのである。それでも外れた場合はどうするか。一部では外れ1位に田中正義と同じ球歴を歩んでいる創価大・池田隆英投手の名前が挙がっている。悪くないかもしれないが，1位指名と言うにはリアリズムに過ぎる。あとはスカウトの目利きと他球団の出方の読み合いになるのでなんとも言えないのだが，私は堀瑞輝を推したい。これは私の好み以上でも以下でもないのだが，2位で取れそうな選手に回るよりは1位で消えそうな選手で勝負するのも，またドラフト勝負の鉄則である。さて，ドラフトというのはあくまで不確定要素が多いことは昨日も書いたところである。手っ取り早く穴を埋めるのであれば，やはり国内移籍市場に打って出るにこしたことはない。もちおｒん，黒田博樹のようなカリスマ性を持った選手は他球団にはいないのだが，数字だけなら黒田と同等の成績を残すであろう投手は，いないわけではない。ドラフトの結果次第ではトレードも模索すべきだと思うけれども，これはいわば他球団との腹の探り合いになるのでなかなか近年はうまくいかない。そうなると，昨日も書いたが，やはりFAという選択肢をミスミス外すわけにはいかないのである。これに拒絶反応を示す向きは，カープファンなんて名乗るなと言いたい。そうなると。昨日書いたことの若干修正になるのだが，山口俊，岸孝之あたりは調査しておかなければならないだろう。金子千尋は4年契約の2年目が終わったところであることをうっかり見逃していたため，動く可能性は低いと思われる。ただし万一のことがあれば要チェックであることには変わりない。個人的には6億円複数年契約をちらつかせてでも金子千尋にチャレンジしてみたらいいのではないかと思うのだが。さらに言えばである。「ポスト黒田」の日が来たと言うことは，言うまでもなく「ポスト新井」も考えておかねばならぬと言うことである。なんか新井さんは不惑の声が近づいてからうまくなっている節があるのでまだ数年大丈夫かもしれないが，リスクマネジメントという点ではやはり「ポスト新井」を見越した補強をするのが適切なところである。私が昨日糸井や陽岱鋼にチャレンジすべきと書いたのは，外野を固めてブラッドと新井で一塁を併用することを考えてのものである。しかし，マネーゲームになったらそこまでしていくべきかという気も，ないわけではない。私が思うに平田良介を調査してみても面白いかもしれない。ポテンシャルからしたら過去の成績は物足らないのだが，なんせ市民球場に相性がよいというのがよい。もともと高校時代から肝心なところで打てなかった印象があるのだが，練習環境を変えれば何か吹っ切れるものがあるかもしれない。さらに格は下がるが，城所龍磨も面白いのではないか。別に黒田が交流戦でさんざんにやられたから言うわけではないが。善意のカープファンが聞いたら卒倒するようなことをしかも二日も続けて書いてきたが，別に嫌味で書いているわけではない。書いている方は至って真剣である。むしろ多くのカープファンに聞いてみたい。次のカープの優勝が，また25年後でいいのか，それとも黄金時代を見たいのか。前者でもいいという輩は，死ねばいい。さて目利きの皆様の判断やいかに。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/18

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  ぜんりょうなかーぷふぁんはきいちゃいけないおはなし。

  いうまでもなく，補強は外国人とドラフトだけで賄うわけではない。なんといってもいずれも不確定要素が多すぎる。一番手っ取り早いのは，やっぱり国内移籍市場である。その中でも，もっとも即効性が高いのは，やはりFA補強であるのは論を俟たないところである。などというと，カープファンの多くはそれだけで拒絶反応を起こすようだが，私から言わせれば単なる莫迦である。FAについてまっとうに議論も出来ずに何が野球ファンかと思う。よほど「党中央」に飼い慣らされて思考停止に陥った向きが多すぎるから，本当に困るのである。もちろん私はそういう向きには与さない。しかも，来年は連覇をかける重要な年であり，さらにいえば赤ヘル黄金時代の礎を築く重要な時期に入るのだ。適切なFA補強なしにそれができるかとさえ思うのである。ただし，言うまでもなく，FA市場が公式に動くのは日本シリーズ後である。だから，現時点ではあまり名前を出してあの子が欲しいというのは，本当は躊躇われる。しかし，FAで動きそうな選手にさだめをつけて調査をすることは，この時期からどのチームでもやっていることである。という言い訳を立てて，すでに新聞辞令で名前が挙がっている選手を主なターゲットに，どういう補強が適切であるかを敢えて考察したいと思う。まず，FA補強でやってはいけないことは，何でもいいから手薄なポジションに他球団の主力選手を引っ張ってくることである。けだし，FA市場というのは生鮮市場と同じであって，毎年毎年補強ポイントに叶う選手が動いてくれるとは限らない。結果そういうチームは崩壊する。自前の育成ヴィジョンなきFA補強は最終的には自らの首を絞めるのと同じなのである。その意味では劇薬にたとえていいかもしれない。適切に使えば効果は絶大だが，使用を間違えると毒もしくは阿片となるのである。さらに現実的なことを言えば，投資をする以上リターンを現実的に見積もらないといけない。ここを間違うと，ただの銭失いになってしまう。6億円出しても大活躍してチームが優勝すればそんなものはすぐ回収できるし，1億円出してもフィットしなければそれは失費なのである。前振りが長くなった。カープの補強ポイントを考察しながらFA市場を俯瞰してみたいと思う。まずは投手。今日の新聞辞令ではホークスの森福允彦が動くのではないかとのことである。カープにとってサウスポーの中継ぎ補強は急務だから調査してもよいと思うが，問題はお値段である。今年度年俸1億2000万円。しかもどちらかと言えば旬を過ぎていると言ってもいいだけに，慎重に見極めなければなるまい。マネーゲームになるようなら見送りが正解かもしれぬ。もっとも，ああいうタイプはセントラルにはいないだけに，はまれば値段以上の活躍をするかもしれぬ。しかし，こういうところでは極力ればたら論は排除して考えたい。むしろ，投手を取るならびしっと，ローテの軸を任せられる投手に絞るべきだ。現時点では山口俊，岸孝之，金子千尋あたりの名前が取りざたされている。しかし，私的には正直言ってあまり触手が伸びない。山口は出来不出来にムラがあるし，岸もいいときと悪いときの落差が大きすぎる。金子は本当に活躍したらいいのだが，ここ数年ぱっとしないし，その割に年俸は5億円である。しかし，チャレンジするなら断然金子千尋である。ここ数年の不出来は故障とオリックスというチームでのモラールの低下によるものと私は読む。ただし，不出来の時のリスクも大きいから，積極的に推す気にはならない。ただ，ファイターズがマジック1になった試合での快刀乱麻ぶりを見たら，岸もありかなとも思ってしまう。お値段は2億2500万円。この程度なら余裕で動かせるだろう。岸の苦手なのがカープだけというのもまたよい。捕手では毎年嶋基宏が取りざたされるが，1億1000万円出してまで必要だとは思われない。赤ヘル百年の計に鑑みれば石原が元気なうちに會澤と船越を育てるべきである。内野手はめぼしいところがいない。藤田一也なら間に合ってますというところだろう。このあたりを取るくらいなら，スワローズにケツをまくった田中浩康か楽天をクビになった後藤光尊を調査した方がましだ。言うまでもなく今年のFA市場の人気は外野手である。陽岱鋼，糸井嘉男，雄平，平田良介，大島雄平，ここに来て聖澤諒の名前も挙がってきた。しかし，今のカープの外野陣のことを考えれば，なんかどれも金出して取りゃいいってもんじゃないって気がする。もちろん陽岱鋼は欲しい。ただし，相当のマネーゲームが予想される。それでももし2億5000万円くらいで片がつくのであれば参戦しても損はないと思う。今季の目玉とも言われている糸井は，身体能力と実績だけならナンバーワンだが，なんといっても通称「京都の宇宙人」と言われるだけあって，何かと取扱注意な選手である。少なくとも，糸井をチームの軸にして編成したら，絶対にそのチームは没落する。なんせキャプテンシーなんてゼロだし，体のあちこちに爆弾を抱えている。それでいてお値段は2億8000万円。しかし，カープがもし動くならば断然糸井かもしれない。なぜか。すでにカープには生ける見本の新井さんがいるし，その背中を見て育ったタナキクマルがキャプテンシーの系譜を受け継ぎつつある。宇宙人，大いにけっこう。正直なところ意思の疎通にも苦労するようだが，枠を食わない助っ人と考えればいいのだ。こんな高スペックな助っ人，メジャーにだってそうそうはいるまい。どうだろう。以上はすべて私見であるため，異論もあろう。というより，こういう議論をカープファンが普通に出来るようになることを願うものである。さて目利きの皆様の判断やいかに。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/17

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  2016カープドラフト会議チャート式解法の手引き　その６

  パシフィックのCSファイナルの決着がファイターズの勝ち抜けでついた日に書くべきかどうか悩んだが，あくまでもドラフト会議の方が先に来るのであって，やはりその傾向と対策について書くのが喫緊の課題だろうと思い，今日持ってきた。ファイターズといかに戦うかなどということを探っても所詮はなるようにしかならないのであるし，それをいかにもカープは強いんだぞと上から目線でものを書いている向きもあるのだが，噴飯物である。嫌味はさておき，本題に入る。投手はあらかた探ったので，今日はもう一つのカープの課題，捕手と右の強打者を探っていきたい。まず捕手である。幸いにカープには石原がいて會澤がいるわけだが，全体の駒数は非常に薄い。特に，捕手というのは替えが効かないポジションであるから何人いてもいいのであるが，どうも心許ないのが現状である。幸いに即戦力というところまで必要かというわけでもないのだが，ここはひとつ高校生の大型捕手がほしい。そうなるとまず名前が挙がるのが秀岳館高・九鬼隆平捕手だろう。しかし，九鬼はまず上位でなければ取れまい。そうなるとほかにほしい選手との阿k音愛に案るのでどう阿kという点は残る。となると，捕手としてはすぐにというわけには行くまいが，非凡な打撃でまずアピールという筋で行けば日大三高・坂倉将吾捕手，帝京高・郡拓也捕手あたりが候補になるかもしれない。夏の選手権で力をつけた明徳義塾・古賀優大捕手，169cmと小柄ではあるが森友哉んも右打者版といっていい京都翔英高高・石原彪捕手も候補に挙げてよいのではあるまいか。さて，今のカープにたらないもの，それは右の長距離ヒッターである。左はあふれているのだが，右というと，伸び悩んでいる堂林以外にさしたる候補がいないのも事実である。その堂林の尻を叩くべく存在となると，即戦力では昨年も名前を挙げた日本生命・上西主起外野手がまず上がるだろうか。なんといっても馬力と守備と強肩は即戦力である。問題はバットに当たるかというところであって，そこをどう評価するかで判断は分かれるかもしれぬ。むしろ高校生の方に魅力ある選手が多いようで，秀岳館高・松尾大河内野手，酒田南高・石垣雅海外野手あたりはどうだろう。しかし，この夏の選手権で惚れこんでしまった強打者がいる。それは，東邦高・藤嶋健人投手である。投手としても魅力はないわけではないのだが，打者としての魅力はそれ以上だ。なんといっても空回りするほど向こうっ気が強いのがいい。もちろん地元名古屋軍がマークしているだろうが，それを突破してでもほしい選手である。もののついでで高校生野手という点では，左の外野手だがマークしている選手がいる。それは静岡高・鈴木将平外野手である。誰もが認める高校ナンバーワン外野手。丸とはタイプが違うがそれを凌駕する可能性があるとさえ言っていい。さて目利きの皆様の判断やいかに。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/16

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  とりあえずミッション突破かね。

  当初の予定よりは一日遅れたが，カープはとりあえずクライマックスシリーズファイナルを勝ち抜けた。これは当然のことである。しかし，いかにも竜頭蛇尾といった趣で，内容的にはあまり褒められたものではない。だいいち，ベイスターズに失礼だ。今シーズンカープとベイスターズとの間についたゲーム差に鑑みれば，このシリーズ，とにかく圧勝完勝で勝ち抜けなければいけなかった。ベイスターズをプロフェッショナルとしてリスペクトしているのならば，ただ単に勝つだけではなく，これでもかこれでもかとばかりに叩きのめすことこそ，それにふさわしいのである。パシフィックのファイターズ対ホークスとは事情が違うのだ。あれはまさに実際にペナントレースでついた差に鑑みればその延長戦となることはやむを得ない。しかし，いくら対戦成績では1勝差といえども，総合成績では圧倒しているのである。ならば，日本一挑戦権を賭けるこの戦いに負けるという選択肢はないのだから，一分の隙も見せず圧倒することこそ，真の横綱相撲というべきものである。だからこそ，昨日の敗北，そして今日の今永をKOしてからのばたばたした戦いぶりを見るに，なんだかなあという思いは消えないのである。もし今日万が一のことがあったら，ひょっとしたらひょっとする危険性すらはらんでいたのである。こんなていたらくで，いざ日本シリーズに挑みますといわれても，本当に大丈夫かという疑念すら浮かぶのである。まあ，終わったことだからもういいだろう。このシリーズに起きたことはすべて日本シリーズを戦うに当たっての反省材料とすればよいのである。まだ札幌行きか福岡行きかはわからないが，どちらが出て来てもセントラルのほかのチームよりも何十倍も手強いことはいうまでもない。それでも，勝つしかないのだ。そのためにはどうすればよいのか，選手もスタッフも真剣に考えるべきだろう。今日一日くらいは祝い酒に酔っても構わないが。そうだ。10月20日にはドラフト会議がある。今年のドラフトは，非常に難しい作戦を強いられることになる。これも会社と現場とでの共同作業になる。ドラフトについては，また明日からでも記事を再開したいと思う。それでも広輔はよくやった。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/15

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  何甘ったるい野球やってるんだか。

  失望した。３タテで一気に決めてやるという気概も熱意も，まるで感じられなかった。なんとなく，明日明後日，週末の興業まで決定を引き延ばせ，チケット払い戻しなど絶対に許さんという「党中央」の意向が反映されたかのような結果で，非常に気分が悪い。もちろんそんなことはあるわけはないが。なぜこんなことを書くかというと，明らかにベイスターズの選手とカープの選手とはこの試合にかけている気合が違いすぎたからである。そりゃベイスターズは剣が峰に追い込まれているんだからという言葉で清算するような輩はカープファンをやめてしまえ。今シーズン残した成績ではカープとベイスターズとでは横綱と平幕くらいの違いがあってしかるべきなのだ。横綱が俵に詰めた相手に簡単に転がされるか。違うだろう。書きたいことは山ほどあるのだが，今日吐くであろうことは言の端に載せるにはあまりにも醜悪であるから，敢えて書かない。しかし，短期決戦の掟だけ書いて締めにする。格より調子。打てないレギュラーより結果を出したサブ選手。何やってんねんこのスカタンが。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/14

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  さあ，一気に殲滅してしまえ。

  予定通り連勝した。内容にはいささか不満はあるのだが，ロースコアの展開になったことで今村・ジョンソン・中崎を試すことが出来たということは，今後の試合を考えると不幸中の幸いというべきだろうか。点が３点しか取れなかったことは反省材料かもしれないが，相手をゼロに抑えれば絶対に負けない。これで２試合連続完封。申し分がない。今日の野村祐輔は，昨日のジョンソンと違ってランナーを３塁に置いたりもしたのだが，打たれる予感は全くしなかった。相手先発の三嶋はプライヴェイトでは遺恨のある間柄だが，現在の到達点では格が違いすぎるということだろう。あとは，何を書いても昨日書いたことのリピートになるような気がするから，敢えて繰り返さない。それこそ屋上屋を架すというものだ。これで３－０になった。あと３つ負けられるなどということはゆめゆめ考えてはならぬ。もちろん，明日一気に決めてしまわなければならぬ。理想は昨日今日のような完勝である。もっと点をたくさん取って，ベイスターズをゼロに抑えることが出来ればなおよい。そうしないと，カープが今シーズン戦って残してきたペナントレースの成績がすべて無になると言ってもいいくらいのものである。完全殲滅，それがカープに課せられたミッションなのである。今のセントラルをぼちぼち勝っているようでは，パシフィックとの戦いになる日本シリーズでは歯が立たないけっかにもなりかねない。今のセントラルを最後まで圧勝してこそ，パシフィック何するものぞという資格があるといってよいのである。まだまだ。もの足らなかったぞ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/13

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  まだまだ，気を緩めるな。もっと相手を圧倒せよ。

  今日の試合の内容は，文句のつけようがない。ジョンソンが２塁をも踏ませぬピッチング，攻撃も先制中押しだめ押しという手順通りでスコアこそ５-０と予想していたよりもロースコアだったが，まさに完勝である。しかし，これはいわば必然の勝利である。正直ファーストステージではベイスターズがもっとジャイアンツバッテリーをぼこぼこにして出てくるのではないかと思っていたのだが，エース格と目されるそれなりのピッチャーが普通のピッチングをしたらそう簡単に打てるものではない，それを圧倒するほど調子がいいわけではないということは，容易に推察できた。まあ，悪い言い方をすればジャイアンツのキャッチャーが小林誠司だったからベイスターズにとっていいところでホームランが出たと言っても差し支えないだろう。それに対して，今日はなんといっても後半戦絶好調だったクリス・ジョンソンである。そしてキャッチャーは完全に御神酒徳利の関係にあると言ってもいい石原である。普通に投げたら，そうそう簡単に打てるピッチャーではない。一方のベイスターズのピッチャーのモスコーソ。今日は内容はあれでもよかった方だと思うが，100球投げさせたらただの投手である。まあ正直言って今日はハンディキャップをもらって試合をしていたようなものだ。だから，先手を取ったのは大きいし，短期決戦で０－２からひっくり返すことは至難の業というべきであって，今のベイスターズにそれができる確率は低いのだが，その万が一を起こす力をベイスターズが持っていることもまた確かである。だから，気を緩めてはならぬ。３つ勝つまで，ベイスターズを食いちぎる勢いで戦い続けなければならないのである。その意味では，今日のカープの試合ぶりを見ると，ディフェンスはいつも通りきちんとしていたが，攻撃はまだまだ固かったような気がする。まあ，１１日ぶりの実戦だったということを割り引く必要もあるが，今日くらいの試合内容ならば正直もっと点を取って勝たねばならぬ。その意味では，実は明日こそ試金石だ。何でもいいから明日の試合勝つというくらいでは，まだ殆い。今日くらいの試合なら，まあまあか。もっとベイスターズを圧倒してぐうの音も出ないくらい叩きのめして，始めて日本シリーズ，そしてその先が見えてくるのである。今日の試合を勝ったくらいで，ベイスターズを侮るなかれ。だからこそ，明日以降もっと圧倒せよ。いや，早々と殲滅してこそ，今年の成績が伊達じゃないと胸が張れるというものだ。このくらいじゃ，まだ何が起こるか分からないぞ。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）10月21日（金）に「カープ優勝祝賀会 in HIROSHIMA」を開催したいと思います。興味のある方，ご参加希望の方は，例によって専用窓口こちらからメールをお願いいたします。なお，上記窓口からうまくメールが飛ばせない方はこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/12

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  CSファイナルステージ直前に寄す；猛烈鯉愛交響曲第79番2016第二・第三楽章

  いきなり煽り立てから行く。赤ヘル戦士諸君。胸を張って優勝したといいたいか，日本一になるための挑戦権を得たいか？なら，ベイスターズなんて敵じゃない。完膚なきまでに叩きのめせ。確かに今シーズンのベイスターズ戦の成績はあまり芳しいとは言えない。筒香はもちろんのこと梶谷やロペス，倉本にもよく打たれていることは間違いない。打ってはベイスターズ投手陣を打ち崩しているとも言いがたい。しかし，それは全部終わったことだ。6試合の短期決戦，先にがつんと叩いたもの勝ちである。確かにチーム状態がよくないときにベイスターズと当たっていたきらいがあってそれが今シーズンの成績に反映されていると思われるのだが，思い出すがよい。マジックが点灯して一気にそれを消していっていたときに，ホームでスウィープしたことを。これが本来の実力差だと思えばよい。そのためには，おっかなびっくり受け腰で立つような野球をしたら駄目だ。じっくりと腰を割り，さあ来いと構えて待っていればよいのである。土俵中央でがっぷりに組止めたら，負ける要素など微塵もない。そのためにはどうすればよいか。昨日も書いたが，第1戦の1回の表裏が本当の勝負である。表の攻撃を０で抑え，裏の攻撃で先制点を取ったら，その試合は九分九厘決まると言っていいだろう。そして，頭を取れば，もうあとは絶対的に有利である。落ち着いて野球をやれば，このシリーズを落とす要素など全くといっていいほどない。あとは，メグウネの差配次第だ。これだけは，唯一の不安要素である。もしこのシリーズでのキーパーソンを挙げるとしたら，間違いなくルナとブラッドだろう。事前情報ではこの二人が下位打線に入るといわれている。ルナがつなぎのバッティングに徹し，ブラッドのビッグカントリー砲が炸裂すれば，たぶん3試合で決まるだろう。逆に，この２人が抑えられたときにどうするかも考えておかねばならない。短期決戦の格言，「格より調子」である。当然松山はその候補だろうが，なんとなくではあるが赤松がこういう大舞台でいい仕事をしそうな気がしてならない。さあ，賽は投げられたのである。カープの誇りと威信をかける戦いが始まるのである。まあ，勝負事だからどういう展開になるか分からないが，勝ち抜くことは最低条件である。まして全部ホームゲームではないか。考えたくもないが，万が一のことがあった場合は，すでに琢朗さんは秋の日南キャンプは地獄になると宣言しているようであるが，そんなもんじゃすまされない。ファン感謝デーはもちろん優勝パレードも全部自粛して，今オフは蟄居謹慎するくらいの覚悟で臨んでほしい。未完成交響曲で終わらせることは許されない。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）10月21日（金）に「カープ優勝祝賀会 in HIROSHIMA」を開催したいと思います。興味のある方，ご参加希望の方は，例によって専用窓口こちらからメールをお願いいたします。なお，上記窓口からうまくメールが飛ばせない方はこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/11

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  CSファイナルを戦い抜くために

  結局もつれにもつれたあげく，CSファーストステージはベイスターズが勝ち抜けることとなった。まずはあっぱれとお祝いを申し上げるとともに，明後日からは直接対決の相手になるのであるから，当然対策を考えていかなければならないところではある。で，そのファーストステージ，3試合とも見ていたのであるが，正直言って，テレビをつけていた時間の半分くらいは寝ていた。なーんか，見ているものを引き寄せるものがなかったというのが本当のところかもしれない。これは，先週から少々体調がよくなくてこの3連休疲れ切っていたのもあるのだが，別にジャイアンツが勝ち上がってもベイスターズが勝ち上がっても変わりがないなという思いがあったのかもしれない。ジャイアンツの戦いぶりは，ある意味想定の範囲内だった。とにかくカープのマジックが点灯してからは一気にぼろぼろと野球が悪くなっていってしまっていた。本当に強いときのジャイアンツならば，そういうときに試合の流れを引き戻す活躍をする伏兵が必ず出ていたものだが，その影も形もなかった。坂本と阿部と長野と村田だけで勝ち抜けるほど甘くないのである。残念ながら，今年の敗北は必然だったと言っていいかもしれない。それはさておき，ベイスターズである。今シーズンの対戦成績は対ジャイアンツと変わらないわけだから，当然要警戒である。しかも筒香という絶対的主砲を抱えているし，ロペス梶谷をはじめカープ戦に強い打者が控えている。それで，このクライマックスシリーズファーストステージを見たわけなのだが，正直言って，拍子抜けした。もっと一気にジャイアンツを切り刻んでしまうかと思っていたのに。何のことはない。カープが自分たちのやってきた野球をしていれば，一気に寄り切られることはないということである。だから，ベイスターズの重量打線をことさらに不安視することはない。しかも，ホームでの戦いである。これで簡単に転んでいたら，嘘だろう。少なくとも，本当に手がつけられないときの勢いは，感じられなかった。とにかく，勝つしかないのである。まずは頭を取ることである。そうすれば，2-0のアドバンテージになる。そのためには，とにかく点を取ることだ。いや，第1戦の1回の攻守がすべてと言っていいだろうと思う。1回表を0点に抑えて，1回裏に先制点を取れれば，ほぼ決まるのではないかと思う。ただし，勝負事だけに，気を緩めることは御法度である。まず相手を圧倒する勢いでかかっていくことである。ゲーム差なりの結果を突きつけよう。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）10月21日（金）に「カープ優勝祝賀会 in HIROSHIMA」を開催したいと思います。興味のある方，ご参加希望の方は，例によって専用窓口こちらからメールをお願いいたします。なお，上記窓口からうまくメールが飛ばせない方はこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/10

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  2016カープドラフト会議チャート式解法の手引き　その５

  前回までは1位指名をどう立ち回るかという点に重きを置いていたが，いうまでもなくドラフト指名は1位で決まるものではない。今年のドラフトで何人指名するかはまだ分からないのだが，当然下位指名まで含めてどう立ち回るかですべてが決まるのである。今回からは，カープの補強ポイントを念頭に置いて，どういう選手がフィットしそうかというところを，かなり独断と偏見でチェックしていきたいと思う。その前提として。今年のカープのウェーバー順は12番目と13番目である。だから本当にぼんやりしていると片っ端からさらわれてしまう。そのためには，指名の順番というものをよく吟味する必要があるだろう。これだけは，当日になってみないと分からない。ので，あくまでも今のカープにほしい選手をピックアップする形で行きたいと思う。今回は投手編。まずは即戦力（に近い）投手。今年は大学生に逸材が揃っているとの評判であるが，どうも外れ1位や上位指名の草刈り場になってしまうきらいがあるのではないかと思っている。その中で睨むならば，外れ1位の線も睨んで桐蔭横浜大・高橋拓巳投手はどうだろうか。左の技巧派，といってもストレートもそれなりに出るので今のカープにいないタイプだと言っていいかもしれない。順位は下がるかもしれないが面白そうなのは明治大・星知弥投手，四国学院大・岡上浩幸投手ではないかと思う。星はとにかく力のあるストレートを放るし，岡上は190cmの長身からMAX150kmの速球を投げる。昨日上げた九州共立大学からはもうひとり岩本喜照というこれまた188cmの長身右腕がいる。高校生投手も今年は豊作だ。サウスポーという点でいえばこれまた上位でなければ取れないかと思うが江陵高・古谷優人投手がまず目にとまる。切れのあるスライダーと抜群の運動能力が売りである。もうひとり，万一の上位指名候補としても考えられるのは大阪桐蔭・高山優希投手だろうか。ただしかなり素材型なので，育成しきれるかというところがひとつ鍵と言えるのではないだろうか。素材型ということでいえば，夏の選手権にも出場した松山聖陵高・アドゥワ誠投手がどうしても気にかかる。なんといっても196cmの長身。ストレートの速さはまだまだだが，間違いなく素材のよさは今ドラフトでも屈指だろう。地元枠という点から見れば，創志学園・高田萌生投手も捨てがたい。MAX154km，切れのあるスライダー。あとはカーブを放るだが，カットボールあたりを覚えるとみるみるうちに出てくる可能性だってあるだろう。なんといっても150kmを投げるのは伊達や酔狂でできることではない。鍛え込み次第ではもっと出るかもしれぬ。社会人ではあまりぴんと来る投手が少なかったのだが，昨年2選手を獲得したゆかりのある王子・近藤均投手，大阪ガス・土肥星也投手が目にとまった。さて，明日からしばらくは弊ブログもCSモードに入るため，いったんこのシリーズも中断する。もちろんカープがCSを勝ち抜くはずだが，それに片がついたら再開する予定である。その頃には，新たな情報も出ていることだろう。投手の見立ては難しいんですけどねえBlogPeopleSIGMA People（お知らせ）10月21日（金）に「カープ優勝祝賀会 in HIROSHIMA」を開催したいと思います。興味のある方，ご参加希望の方は，例によって専用窓口こちらからメールをお願いいたします。なお，上記窓口からうまくメールが飛ばせない方はこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/09

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  2016カープドラフト会議チャート式解法の手引き　その４

  さて，ドラフト１巡目には抽選がつきものである。これだけは鍛えて強くなるものではない。ここ数年カープが行っているように担当スカウトにくじを引かせるか，あるいはスカウト間で麻雀でも囲ませて一番勝ったものに引かせるとか，まあこの程度の与太話の域を出るものではない。私などいっそ｢党中央」に引かせればいいと思っているが，実はチキンハートの彼にはとても無理だろう。と，いうわけで，抽選に万が一外れた場合にどうするかということの考察は，必須である。今回はいわゆる「外れ一位」候補について考察していきたいと思う。まず，第１回抽選で消えるであろう選手は，前回挙げた３人のほかに次の選手が考えられる（あくまで事前予測の範囲内であるが）。履正社高・寺島成輝投手　桜美林大・佐々木千隼投手彼らも一巡目入札での競合がささやかれている。これに加えて，横浜高・藤平尚真投手，明治大・柳裕也投手の名前も挙がっているので，このあたりは残っていないと考えた方がいい。となると，次は何を優先して入札するかというところが始まらなければいけない。かつ，彼らを１位で取る理由付けがほしいところである。まず名前が挙がるのが，即戦力左腕として期待のかかる新潟医療福祉大・笠原祥太郎投手だろう。なんといっても関甲新学生リーグの奪三振マシーンである。そのあとは，以外と即先発ローテーションでという投手がなかなかぴんとこないのだが，九州担当のスカウトが動いているという情報から見ると，九州産業大・高良一輝投手の指名もあるかもしれない。待っていてもストレートで三振が取れる能力は，鍛えてできるものではない。そのほか，即戦力と期待される投手はいるのだが，先発ローテーションでという点から見るとどうかなと思えるのである。ある程度１年目は中継ぎからのスタートでというところまで勘案するならば，東京農業大北海道・水野滉也投手，慶應義塾大・加藤拓也投手，神奈川大・濱口遥大投手も選択肢に入ってくるだろうか。しかし，１年目は中継ぎでよしとするならば，やはりこの選手を外すわけには行かない。取りたくても２位では残っていないだろう。いうまでもない。第１回に名前を挙げた，広島新庄高・堀瑞輝投手である。今のカープに左の中継ぎの枚数が少ないのは周知のところである。サウスポーであっても左打者によく打たれたりもしているところであって，本格的な左殺しというべきピッチャーがほしい。堀は，その条件を現時点で満たしていると思う。やれ石橋事件とかいう過去の亡霊などはさっさと切り落とせばよいのである。そんなものにとらわれているから２５年も優勝できな勝ったのだ。いい選手は積極的に取りに行く。それ以外になんの選択の余地があろうか。もし投手で行かないという選択肢をした場合には，白鴎大・大山祐輔内野手，日本大・京田陽太内野手がリストアップされているようだ。大山は三塁を守れる右の大砲，京田はバッティングこそまだまだだが非常に高い守備走塁能力を誇る遊撃手である。いずれも，カープの補強ポイントにかなうところである。次回は，上位指名候補の選手を徐々にリストアップしていきたいと思う。このあたりになると，多分に私の趣味が入ってくるかもしれないが，そのあたりはご容赦願いたい。やっぱり第１回選択指名は重みが違うんだ。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）10月21日（金）に「カープ優勝祝賀会 in HIROSHIMA」を開催したいと思います。興味のある方，ご参加希望の方は，例によって専用窓口こちらからメールをお願いいたします。なお，上記窓口からうまくメールが飛ばせない方はこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/08

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  2016カープドラフト会議チャート式解法の手引き　その３

  さて，二度ばかりうだうだと書いてきたが，ここからは実践編である。今日の新聞では，カープのスカウト会議の様子が報じられていたが，誰でも知っているような1位候補を並べるだけのものとなっている。これは至極当然である。今から入札を厳選して誰それにいきますなどということをながすのはIntelligenceとして下の下である。もちろん野球雑誌のドラフト直前特集号を見てスカウティングしているようないチームならあり得ることなのだが，カープのスカウト部はそこまで莫迦じゃないから，これでいいのである。一番気をつけなければならないのは，いうまでもなく「党中央」がしゃしゃり出て余計なことをしゃべった上にその腰巾着新聞である某デイリーとか某スポニチあたりが余計な記事を書くことであるが。話が逸れそうなので本題に戻すが，まずは第一回入札希望選手，すなわちドラフト1位の第1回入札に入れるべき選手を考察していきたい。しかし，これについては，もう答えが出ていると言っていいだろう。けだし，この3名以外にはない。創価大学・田中正義投手東京ガス・山岡泰輔投手作新学院高・今井達也投手ジャスティス君については昨日述べたところであるので省略する。故障が気がかりだがなんといってもものが違うのである。担当スカウトが強く推薦するのであれば，当然行ってよい。山岡泰輔についてはその身長の低さを不安視する声があるが，投手としての完成度は非常に高い。間違いなく「勝てる」ピッチャーである。３人目には敢えて今井を挙げた。今井はこの夏の選手権で初めて見たのだが，とにかくこんなに素晴らしい投手が眠っていたのかという驚愕と，その完成度の高さにほれぼれとした。間違いなく高校生投手ナンバーワンである。いや，大学・社会人を含めてもトップクラスではないか。一位入札という点で考えれば，田中，山岡と同格とみている。なぜこの３人にこだわるか。何年か前に書いた気もするが，１位指名，ことにその第１回入札の札を入れる選手というのは，まさにそのチームの将来をかける選手，カープでいえば赤ヘル百年の計をかける選手でなければいけないのである。今のカープは，投手陣が不足しているわけではないが，安定して１０勝できる投手といえばジョンソンくらいである。今年は野村がブレイクして，そのほかの投手も比較的安定した成績を残したが，来年もそうであるという保証はない。その意味では，まさにカープの今の投手の補強ポイント，赤ヘル百年の計を考えての補強ポイントはエース格になり得る投手なのである。その意味では，今年の第１回目の札を入れる選手としては，この３人に絞られると私は思うのである。当然，この３人は間違いなく抽選となる。抽選は必ず外れるというリスクがある。次回は，そのリスク管理としていかに上位指名を立ち回るかというところを考察したいと思う。数年前に野村謙二郎がやったように，３度も抽選を外して挙げ句チンピラのような態度で高橋大樹を指名したなどというようなことは，あってはならない。第１回選択指名は重みが違うんだ。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）10月21日（金）に「カープ優勝祝賀会 in HIROSHIMA」を開催したいと思います。興味のある方，ご参加希望の方は，例によって専用窓口こちらからメールをお願いいたします。なお，上記窓口からうまくメールが飛ばせない方はこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/08

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  2016カープドラフト会議チャート式解法の手引き　その2

  さて，昨日書きたかったことを今日に回させていただくこととなるのだが，いうまでもなく今年のドラフト戦線には大本命というべき存在，創価大学・田中正義投手の存在があるのであって，それをスルーするわけには行かないだろう。無事にシーズンを過ごしていたら12球団競合するのではないかとまでいわれていた選手であるが，春先の故障でドラフト戦線を混沌とさせたのは周知のとおりである。もちろん，カープも今の今までリストアップしていると伝えられる。となると，カープの編成を議論するにあたっては，当然田中正義投手の見立てに触れなければならない。おそらくこの点はカープファンの中でも百家争鳴状態となるだろうが，ここは独断と偏見で私の見解を述べる。担当スカウトがこれしかないと思えるのであれば，勝負すべきだ。そこまで思えないのならば，勝負しなくともよい。何だか鵺のような結論じゃないかといわれそうだが，これには理由がある。田中を推す理由はただひとつ。今年のドラフト指名候補選手の中でもエンジンが一段違うからである。はっきり言って，10年にひとりの投手になれるだけのものを持っている。もちろん即戦力として。しかし，それを積極的に押せない理由は，やはり故障である。もちろん半年間眠らせて優勝争いの胸突き八丁で秘密兵器として投入するという余裕があればよい。しかし，今のカープは，そこまで余裕があるだろうか。疑問なしとしない。やはり来シーズンのローテーションのことを考えると，安定して勝てる投手を獲得するのがあらまほしきことに決まっている。だから，田中の故障の程度が重大な問題となってくるのである。大学の秋のリーグ戦で投げられたからいいというわけには行かないのだ。それほどペナントレースを1シーズン投げ抜くというのは過酷な業なのである。確かに，田中ほどの投手であれば少々の故障を持っていてもルーキーイヤーくらいは投げ抜けるかもしれない。しかし，その輝きが2，3年で止まってしまっては何の意味もないのだ。その意味では，私個人の考えでは，やはや１位入札は山岡泰輔投手でいってほしいと思う。背の低さを不安視する向きもあるが，そんなものを凌駕するほどのものを持っている。間違いなく安定して勝てるピッチャーであると思う。メグウネコンビの差配がうまくいけば，であるが。別に畝を斬れとまではいわないから，一軍にもうひとり投手コーチを補強した方が，いいのかもしれない。それほどジャスティス君は悩ましい。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）10月21日（金）に「カープ優勝祝賀会 in HIROSHIMA」を開催したいと思います。興味のある方，ご参加希望の方は，例によって専用窓口こちらからメールをお願いいたします。なお，上記窓口からうまくメールが飛ばせない方はこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/06

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  店主謹白　本日休業

  本来であれば，「チャート式解法の手引き」の続編となるはずだったのだが，何が中ったのか，朝から職場で気分が悪くなってしまい，おかしいと思って手洗いに駆け込んだところ，思いっきり胃の中のものをリバースしてしまった。しかも2度も。それでも，どーしても外すことが出来ない仕事があったので，辛抱に辛抱を重ねて，昼は絶食し，水分だけは注意深く取って凌いでいたが，それが終わったとたん，一気に心身がダウンしてしまった。こんな調子で，さすがにまとまった文書を書くことは出来ない。それより明日の仕事に差し支えが出たら何にもならない。こういうときに宮仕えの身は辛いと思う。専業ブロガーとか一日に何度もブログやWEBを更新できる人を本当にうらやましく思う。まあ，得てしてそういう人のものは，中身が薄いのだが。何のかんの言って悪口だけは一丁前だといわれかねないのでそのくらいにしておくが，本当なら今日書きたかった論点だけ提示して，終わりにしておく。昨日私はカープのドラフト1位候補に挙げるべき選手として山岡泰輔投手と堀瑞輝投手を挙げたが，本来であればそれを凌駕するような大本命がいる。いうまでもない。創価大学・田中正義投手である。そこでひとつ親愛なる読者の方々にアンケートを。今年のカープの編成に鑑み，田中正義投手は買い？それとも見送り？まだ胃のあたりがもぞもぞとする。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）10月21日（金）に「カープ優勝祝賀会 in HIROSHIMA」（仮）を開催したいと思います。興味のある方，ご参加希望の方は，例によって専用窓口こちらからメールをお願いいたします。なお，上記窓口からうまくメールが飛ばせない方はこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/05

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  2016カープドラフト会議チャート式解法の手引き　その１

  さて，毎度おなじみこの企画。昨年は無様な成績のおかげで前倒しを余儀なくされたが，今年はCSファイナルステージを戦うために前倒しである。しかし，いかなる理由があろうとも，来年のペナントレースはもう始まっているのであることは間違いないところである。まだまだ多くのカープファンが優勝ボケでふわふわしているときだからこそ，弊ブログはきっちりと来季を見据えていつも通り来季の編成を分析していきたいと思う。前振りが長くなったが，まずさっそく来年の補強ポイントを上げていきたい。しかし，これも簡単だ。有り体に言えば，全部である。今年優勝したから戦力充実，来年もこれで大丈夫という向きは頭が弱い。今年は今年，来年は来年である。そんなことは常識なのだが，どうやらヒロシマ村ではそうではないらしいことは，いかにも口惜しい。また脱線気味になってきたが，これを個別に上げていくと，まずは投手。右左問わず即戦力がほしいところである。特に左投手はいくらいてもいい。そして捕手。将来性のある大型捕手を入れておきたい。内野手は，田中菊池安部西川のバックアッププレイヤー。そして将来的にサードを1年張れる大型内野手。外野手は，丸のカウンターパートナーとなりうる選手。そして，内外野問わず右の大砲。指折り数えていくと，いくらでも課題はある。それに目を閉じれば連覇なんて夢のまた夢になってしまう。え・駄目なカープを応援したいからしばらく優勝しなくてもいいって？そんなのは，死ねばいい。さて，第1回目は，やはりいうまでもなく1位指名で狙うべき選手を挙げておきたい。今年は目移りがするところではあるが，赤ヘル百年の計からすればもう迷うことはあるまい。ずばり名前を挙げる。　　東京ガス・山岡泰輔投手　　広島新庄高・堀瑞輝投手これしかないだろう。作新学院の今井達也も捨てがたいのだが，今のカープの投手陣の構成を見ると間違いなく堀の方がほしい。これは即戦力性という観点からである。さて，次回からは，そのほかの論点にばっちりとはまりそうな選手をピックアップしていきたいと思う。聞くところによると，カープの九州担当のスカウト陣がひそかに動き出してるようであるから，思わぬ隠し球が上がってくる可能性もあるが，それはそれとして，しばらくは私の独断と偏見で書いてみたいと思う。今年のドラフトは面白そうだ。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）10月21日（金）に「カープ優勝祝賀会 in HIROSHIMA」（仮）を開催したいと思います。興味のある方，ご参加希望の方は，例によって専用窓口こちらからメールをお願いいたします。なお，上記窓口からうまくメールが飛ばせない方はこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/04

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  午後11時のモノローグ　その61

  まずは予想通り今日カープも戦力外通告を行い，久本祐一と中東直己がその対象となった。ずいぶんと少ない感じがするが，これはあくまで第一次戦力外通告であって，この後第二次戦力外通告があることも考えられるため，これで確定とは言えないだろう。久本はとある情報によるとトライアウト受験予定とのことであるが，そうなると何かもったいない気がする。いや，今年投げた姿を見る限りではもうこれまでかなと思ったりもしたのだが，なんせ久本といえば支配下登録選手であった間常にそのチームはAクラスだったという不思議なツキを持っている選手である。中には，そんなものにもすがりたいというようなチームだって，あるかもしれぬ。まあ，それが久本にとっていい風向きになってくれればいいがと思う。トライアウトがダメだったら，ぜひカープの投手コーチで残ってほしい，と思う。中東もおそらく現役続行を希望しているものと思うが，きっと拾う神が現れるのではないか。これからドラフト次第でまた情勢は変わってくると思うのだが，カープの補強ポイントという面を上げるなら，有り体に言えば全部である。投手陣。左投手の枚数が足らないし，黒田が万一引退という選択肢をした場合，投手陣の軸となる投手が1枚ほしいところである。加えていえば今年の投手陣は福井を別にすればとにかく投げるピッチャー投げるピッチャーが活躍したというと死なのであって，そんないいことが続くとは，考えない方がいい。やはりローテーションを張るような投手，中継ぎの核となるような投手は，枚数がいて悪いことはないのだ。内野手については昨日述べたが，さらにいうならファーストとサードである。そして右の長距離バッター。上見ればほしいほしいの星ばかりとはよく言ったものだが，だからといって下を向いて歩いたら来年は最下位の可能性すらある。常に補強は大事なのである。ドラフトに関していえば，今日ようやく毎年恒例の基本書野球太郎No.020 2016ドラフト直前大特集号を手に入れたところなので，これから精読して行きたいが，加えて，必要な範囲でFAにも触れていきたいと思う。頭の悪いカープファンはFAを毛嫌いしているような感じがするが，FAがマネーゲームである時代は終わった。いや，今のカープはマネーゲームに参戦できるほど儲けている金余り企業である。いまだに清貧球団とかFA出来ずついて25年も優勝するのにかかったなどというのを信じて，いや誇りにしている向きは，死んだ方がいいと思う。話が逸れた。最後に，やはりこれには触れておかなければなるまい。カープの草創期を支えた大ヒーローであり，指導者としても数々の好打者を育成した山本一義さんが，9月17日にお亡くなりになっていたことが報じられた。なんでも，25年ぶりのカープの優勝の歓喜に水を差したくないと，敢えてここまで伏せてこられたとのことである。なんという優しさであることか。9月10日に優勝を決めたことでおそらくカズさんはそれを目に焼き付けて天上界に旅立っていったことと信じたいが，そこまで待たせたのもほかならぬカープ球団であることは間違いないのである。いわばカープという球団に裏切られ続けた，そして翻弄されたひとりであるはずであって，そこまで配慮する必要はなかろうに思ってしまった。それでも，現役最後にカープの初優勝に間に合い，25年ぶりの優勝にもぎりぎり間に合ったのだから，きっと満足して旅立たれたことだろう。衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。♪とうとせ　とことんバットで生きてきた　カズさんほんまのいぶし銀カズさんがカープの監督になっていたら，歴史はどう変わっただろうか。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）10月21日（金）に「カープ優勝祝賀会 in HIROSHIMA」（仮）を開催したいと思います。興味のある方，ご参加希望の方は，例によって専用窓口こちらからメールをお願いいたします。なお，上記窓口からうまくメールが飛ばせない方はこちらから。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/03

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  来年へ向けての補強を真剣に考える。

  さて，レギュラーシーズンが終わり，これからカープはポストシーズンゲーム，もちろんCSなんかは軽く鼻息で吹き飛ばして日本シリーズを戦わなければならないのだが，それと並行して，来年度へ向けての補強が始まるのである。ポストシーズン戦いましたから遅くなりましたなどというばかげた言い訳は出来ないのであって，カープが連覇を真剣に狙うのであれば，当然よそに先んじてでも補強に入らなければならないのである。なんといっても，ドラフト会議は10月20日，ポストシーズンの合間を縫って行われるのである。ということは，少なくとも今からでも補強ポイントを俯瞰した上で新人獲得と移籍市場と外国人史上との振り分けがもう行われて然るべきなのである。まだ多くのカープファンは優勝ボケから立ち直っていないようだが，その横っ面をひっぱたいてでも真剣に考えなければいけないことだと思う。とはいえ，正直なところまだ私は今年のドラフト情報をまだ的確に掴んでいないところである。と，いうわけで，先ずは今日は概括論と，国内移籍市場，のなかでももっともお手軽な戦力外通告を受けた選手の中からカープにフィットしそうな選手を探ってみたいと思う。などと前振りが長くなったが，まずカープは今年の支配下登録選手が都合68人。そのうち倉と廣瀬が引退，プライディが退団濃厚ということで今のところあいている枠は５つ。しかし，こういうことには真っ先に動く代わりに，土日祝日にはてこでも動かないカープの伝統からすると，明日くらいには第一次戦力外通告選手が出ると思われる。それが誰になるかということは，私は予想しない。それはその選手にとって失礼に当たると考える。なので，今日に限っては枠の問題を捨象して，どういう選手がほしいかということを考えていきたい。その標的は，一応各球団から出た戦力外通告を受けた選手に絞りたいと思う。さて，まず補強のターゲットになるのは，ずばり内野手である。二遊間は鉄壁，バックアッププレイヤーも安部と西川がいて大丈夫だろうという向きは甘い。彼らが全員不調に陥ったらどうするかという問題が残されている。特に西川はルーキー，安部はキャリアハイの成績だから，来年大化けする可能性とプロの洗礼を浴びる可能性と両方考えられるのである。それとサード。ルナの去就はよく分からないし，外国人枠との兼ね合いもある。そうなると，ホットコーナーといいながら確たるレギュラーがいないという状況であることには変わりないのだ。最初目を付けたのは，楽天を戦力外になった後藤光尊である。内野はどこでも守れるし，打力は往年の長打力こそないがミート力もある。2000万円＋出来高程度であればと考えていたが，おそらく後藤は争奪戦になるだろう。次善の策で誰かいないかと見ていたら，木村昇吾が戦力外通告を受けたとの記事に接した。これはいい買い物というか買い戻しになるのではないか。当然年俸は抑えることが出来るし，カープでの実績はいうまでもなし。むしろセントラル向きだったという解釈も出来る。これはひとつ検討の余地があるのではなかろうか。さて，いくら頭数がいてもいい投手であるが，何か今年はあまりぴんとこない。投手に関していえばドラフト市場に目をやった方がよさそうである。敢えて言うならば，岩本輝だろう。もともと南陽工業時代から目を付けていたピッチャーであるが，予想通りタイガースで中途半端に使われて潰された感がある。ファームでもあまり投げてないようだからどこか故障があるのかもしれないが，それでも素材は今のカープの投手陣の中に入れても遜色ないものがあるだろう。要調査だと思う。そのほかにはちょっと思いつかないが，木村優太あたりは腕を下げさせたら面白そうだし，中崎雄太，いうまでもなく中崎翔太の兄だが，交流戦で見たときにちょっと面白そうなフォームをしていたから，案外使えるかもしれないかな，というくらいである。最後に，ひとりだけどうも見捨てられない選手を挙げて終わりにしたい。これは育成契約からでいいのだが，その名は，一二三慎太である。おそらくタイガース的には血の入れ替えの断行と外野手の若手が余剰気味ということで斬られたのだと思うが，なんといっても持ち味は遠くへ飛ばす力である。これだけは練習して身につくものではない。カープで鍛えれば，必ず欠乏気味の右の長距離砲として復活するのではないかと，ひそかに思っている。さああなたの見立てや如何。BlogPeopleSIGMA People（お知らせ）10月21日（金）に「カープ優勝祝賀会 in HIROSHIMA」（仮）を開催したいと思います。興味のある方，ご参加希望の方は，例によって専用窓口こちらからメールをお願いいたします。（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2016/10/02

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