ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

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  晴れ時々pridegreen　#044

  天使：それにしてもサンフレッチェ，強いわねえ。ほれぼれするくらい強いわねえ。負けそうな気がしなかったわ。悪魔：ファーストステージではホームで苦い敗戦を喫したヴィッセル相手に波状攻撃であっという間に3点取ったからな。それでも，管理人がテレビをsky-Aに変えた途端に映ったのがチョン・ウヨンのミドルを卓人がファインセーブした瞬間やったから，肝を冷やしたらしいがな。天使：それからまもなくだったわよねえ。あっけないほど簡単にドウグラスさんが飛び出して先制ゴール，それから10分と立たない間に航平さんのシュートの折り返しを見事に寿人さんがヘッドで決めた，これで決まったようなもんだったわよね。悪魔：さしもの智将ネルシーニョも今日に関してはお手上げと言ったところかな。さぞかし今頃ヴィッセルの選手はこっぴどく怒られてるんと違うか。ドウグラスの2得点といい，ヒサトの得点のきっかけになった柏の抜け出しといい，PKをゲットしたガクトの突破といい，まさに前線でいいようにやられたようなもんやからな。天使：後半は一方的にせめられてるように見えたけど，ほとんど危険な香りがしなかったですもんねえ。今日に関して言えば森保監督の作戦勝ちといったところかしら。悪魔：これで後半戦5連勝か。例によってまたレッズは今日もヴァンフォーレ相手にホームで引き分けたらしいから，年間順位の勝ち点差も開いたし，得失点差も開いたし，もちろんセカンドステージは独走状態を固めつつあるし，まさに今のサンフレッチェ，強すぎるくらい強いというても過言やないで。天使：どうせならセカンドステージはサンフレッチェが負け知らずで制覇して，しかも勝ち点もレッズを上回ったりしたら，なかなか楽しいことが起こりそうじゃない？悪魔：まあ，そこまではどうかな。とりあえずは次節，ホームでのアントラーズ戦やな。アントラーズも3勝1分け1敗の勝ち点10で当然虎視眈々と上を狙ってるからな。難敵ではあるが，今のサンフレッチェのサッカーが出来たら勝てない相手やないやろう。天使：当然今日の戦い方とは何かを変えてくるんでしょうね。森保監督は。悪魔：ベースとなる戦い方は同じやろう。右サイドにミカが入るとか，ドクトル・カズのかわりに丸谷が入るとか，そういう選手のコンディションを見極めたマイナーチェンジはあるかもしれんけどな。天使：そういえば，今だって塩谷さんがいないのよねえ。それを佐々木くんが見事に埋めているわよねえ。シャドウで覚醒した柴崎さんが故障したと思ったらガクト君が出てくる。チームとして成熟してきてる気がするわ。悪魔：それはいえるな。ぶれない戦術，そして補強も的確。そして森保監督の目配りの素晴らしさ。今日もドウグラスが得点を取った後のインターバルでピッチ上の全選手に給水をするように指示をしているとのことや。なかなかできるもんやないで。天使：本当に森保監督は戦術も用兵も一流よねえ。だからこそ結果がついてきてるのよねえ。それに比べて，赤い帽子の野球チームといったら，チームとして何がやりたいのか分からないし，何より監督さんの存在意義が希薄よねえ。だから勝てないのよねえ。悪魔：希薄と言うよりは，そもそもないといった方がええな。はっきり言って，監督なんかやっちゃいかん食わせ物やったとしかいえんな。天使：今日もまあ，何かを変えようという気持ちは伝わってきたけど，いい加減キクマルにこだわるわよねえ。あの二人が全然駄目だからこそこの順位なんでしょ？悪魔：そのとおり。もっというならば，あいつらには去年の後半しかり，そして今年しかり，自分らが打てなかったから負けたという意識がない。だから同じように抑えられて同じように負けるんやな。今日の試合を分けたのは2番と3番のバッターの差というべきやろう。天使：なんか最後にこれまた少しは考えてますと言いたげに丸さんに代打を出したわよねえ。ああいうことをするんなら，最初からやればどうなの？松山さんを使うとか。悪魔：そんなこと緒方孝市のチキンにできるはずがないって。菊池と丸が打てずに負けたらあの二人の責任やが，代わりの選手を出して負けたらそれは任命者責任やからな。とにかく自分で腹を括れない緒方にできるはずがない相談や。天使：もう一つ思ったんだけど，確かに今日は今井さんが早々と降板して，後を継いだピッチャーが次々と失点したけど，これって會澤さんの責任でもあるんじゃないの？あまりにも石原さんのインサイドワークに問題があるから誰も声を上げないけど，絶対に問題があると思うな。悪魔：その通りやろう。あいつはまだまだ配球の勉強が足らん。だから教えてやらなきゃいかんのやが，それが出来るコーチがカープにおるか？パシフィック出身で交流戦対策と言うだけで引っ張ってきたようなのじゃ，当てにならんぞ。天使：そうよねえ。現役時代のあの人の売りって，長打力と肩だけだったですもんねえ。こと守りとかインサイドワークについていうならしょっちゅう長谷川良平さんからお小言があったのを思い出したわ。悪魔：だからだめ難やな。ドラゴンズを見てみい。去年まではペーペーで一軍にも寸足らずやったようなキャッチャーが，今年はそれなりに頑張ってる。これもひとえに谷繁元信兼任監督という生きた教材の賜やろう。天使：これで昨日黒田さんで勝ったアドバンテージが消えちゃったわよねえ。明日は薮田君対石川さんでしょ？どうやって勝てばいいの，本当に。悪魔：人事を尽くして天命を待つ，といいたいところやが，なんせこのチームはちっとも人事を尽くしてないからな。薮田がスワローズ打線を煙に巻いて前回登板のときのように4回無失点で継投に入るということのほか，勝ち目はないな。天使：それでも，どうやって点を取るかという問題は解決しないわよねえ。お先真っ暗じゃない？緒方さんがいる限り。悪魔：わしゃ知らん。あのバカに付ける薬があったらノーベル賞もんや。石川には相性のいい赤松が控えてるんやが，あいつを1番に置くような打順なんて，よう組まんやろな。天使：あーあ，ネイトさんが4打席4ホームランくらい打ってくれないかな。それに，もうそろそろイエス様が奇跡を起こしてくれたって良さそうなのに。悪魔：なんかグスマンは昨日の試合で緒方と大げんかしたらしいな。たぶんもうモチベイションは地の果てまで落ちてるで。一両日中にロサリオの緊急招集があるやもしれんが，それかてそれほどのカンフル剤になるか。天使：なにか，管理人が以前表題にしていたとおり「転落の夏へのプロローグ」になりそうねえ。悪魔：これで優勝できんかったら，当然ファンを煽るだけ煽った在広プレス，そしてカープ球団の「代表取締役社長」の責任追及が行われるべきやろう。もちろんわしらも参戦するで・・・・・・（TENSHI and AKUMA coming soon......）馬鹿は死ななきゃ治らない。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/29

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  この流れを明日以降につなげよう。

  まあ，１１-２だから，文句を言っては罰が当たる。それでも１回から３回までランナーを賑わせながら０，１，１しか並べられなかったのは，やはり攻撃のエンジンの掛かりの遅さのなせる業。本来ならここで勝負を決めに行かなければならないのであって，唯一の反省点だろう。いうまでもなく黒田博樹対新垣渚なのだから，新垣には悪いが，黒田がまともなピッチングをしたらさしものスワローズ打線をしても簡単に打ち込まれる相手ではないことは分かっている。今日の試合は，新垣がどこまで我慢できるか，逆に言えば新垣をいつ引きずり下ろすかということが論点のようなものだったから，今日の試合はその点から解析されるべきものである。その点から見れば，カープはそのミッションをクリアしたとは言いがたい。新垣が６回に犯した３つのミス，ツーアウトから田中を歩かせたことと，黒田を歩かせたこと，そして丸を相手に３-１のカウントにしてしまったことで救われたようなものである。はっきり言って，あの場面で丸が新垣を打てるとは私は思っていなかった。インコースにストレートと変化球を交互に投げ込んでおけばまず丸は打ち取られただろう。ところが，やはり球数の問題だったのかどうかは知らないが，変化球が全く入らなくなってしまった。仕方なしにストレートを真ん中に３球続けて投げたら，いくら絶不調の丸でも捉えることが出来る。今日の試合は，事実上それで終わったようなものだ。もちろん，ネイトの文字通りのヤマテツKOパンチがスワローズにダメージを与えたことは，蛇足になるだろうからもう触れない。９回表の金伏ウーゴを打ち込んだのは，おまけのようなものだ。まあ，カープサイドから見れば，とにかくカードの頭を取ったことは大きいだろう。しかし，明日以降が問題である。明日の予告先発は予想通りライアン君対永遠の「黒田２世」である。いわば選手のメンタリティが今日と逆さまになってしまうことは，容易に予想がつくところである。それだけでもカープにとっては不利である。そうすれば，どうやって勝ちに行くか。いくら首位と４ゲーム差とはいえども現状借金を抱えたBクラスチームであるカープにとって敗北はすなわち死である。ならばどうするか。何度も書いてしつこいようだが，結論は１つ，アウェイの優位を活かすこと，即ち先手必勝である。１回表の攻撃からがつがつと襲いかかっていく，それしかないだろう。そのためには，やはり働くべき人に働いてもらわなければならないのである。それはやはり丸であり菊池である。前半に点を取りきれなかったのはキクマルがかみ合っていなかったからだともいえるし，だめ押しの５点に繋がったのは言うまでもなくキクマルが仕事をしたからである。今日の試合はそれを非常にわかりやすく見せてくれたといえる。もう一つ言うならば，やはり新井である。本来は暑くなってからこそ強くなるのだが，今年は少し夏疲れ気味であるように見える。こういうときに頼りになるはずだったイエス様はとてもじゃないがバットにボールがまともに当たりそうな気配がないから，や大あり使い続けられるんだろうな。そういう意味では，少々憐れではある。まあ，今日の試合なんぞはこんなところでいい。とりあえずよくやった。でも本当の勝負は明日明後日だぞと言うことを，どれだけの選手が理解出来ているか（特に攻撃陣），いささか不安なのである。本気で優勝する気があるのかが，まさに問われてるんだよ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/28

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  ある鯉党のたはごと2014その８：炎天下の侏儒の言葉

  気がつけばもう7月も最終週。夏至を１か月も過ぎ，まだ長い夕暮れも少しく秋の気配が忍び寄る今日この頃ではあるが，暑さはこれからが本番である。それはすなわち，野球シーズンの本格的な高まりを示すのである。さてこのシリーズ，前回は本来その「７」となるべきところを，コピペをして標題だけ変えてしまったのでうっかりその「６」を２回続けてしまった。仕方がないので今回は７を欠番にしてその「８」とする。確か以前にも同じことをやってしまったような気がするが，これも暑さのなせる業かどうかは分からない。まあ，それはともかく。カープは，明日からスワローズ，ベイスターズとアウェイで3連戦を戦うこととなる。いうまでもなくスワローズは7連勝中，しかも打撃陣絶好調である。ベイスターズは一時期の好調時からは凋落傾向にあるやにも見えるが，今シーズンの対戦成績のことを考えると楽な相手とはいえない。非常にタイトな6連戦になることは間違いない。少なくとも，あのジャイアンツ戦のような野球をやっていたら，結果はもう見えている。それほどまでに，ジャイアンツの野球の内容は悪かったし，カープはそれに輪をかけて悪かった。まずそれを大前提として見ていかなければいけないだろう。あの3戦目の試合だけ見てああよかったねと思っているようじゃ，いけないのである。まずはスワローズ戦。明日の予告先発は黒田博樹対新垣渚。まず予想しなければいけないのは打撃戦である。オールスターでのピッチングを見る限りは状態は悪くないようにも見えるが，神宮で打ち込まれたイメージが残っていたとすればそう簡単にはいくまい。それよりカープの打線が新垣渚を打てるかである。あのホークス時代のような豪速球はないが，なんとなく昔のイメージでバッターボックスに入り続けたら，絶対に打てない。そうなると，黒田博樹を立てるからといって絶対ではないことは，火を見るよりも明らかだろう。ここからは予想だが水曜日は薮田和樹対小川泰弘，木曜日は今井啓介対石川雅規。絶対的に不利である。下手したらスウィープだって考えられる。それをどう打開していくのか。私は以前野球というのは「積極的アプロウチ」で勝負をかけるべきだと書いたことがあるが，まさにそれしかない。開き直って点を取りに行くしかない。それなのに，あの緒方孝市の石頭で，それが打開できるかどうか。非常に不安である。そしてベイスターズ戦。これも予想だが，初戦は前田健太対井納翔一，2戦目は福井優也対砂田毅樹，3戦目はジョンソン対山口俊となるだろう。これだけを見ても，非常にタイトだ。ベイスターズの攻撃陣も現在下がり加減で投手陣はそれなりに抑えるかもしれないが，攻撃陣がベイスターズの投手陣を打てるかどうか。特に砂田に２戦も続けてひねられるようなことがあると，もう今年のカープの優勝はないと言っていい。とにかく，今のカープに求められているものは，「現状打破」である。そのためにはどうするか。答えはひとつ。「今が旬の選手を使え」である。はっきり言って，菊池と丸は，今年は旬が短い。その見切りも大切なのではないだろうか。しかし，守備面を考えれば菊池に替わる選手はいないだろうから置いておくとしても，何も２番にこだわる必要もないだろう。それに丸である。はっきり言って今は不出来だ。場合によっては，スターターから外すことも考えてよかろう。新井貴浩もそうである。明らかに何か調子が狂っている。今の彼に必要なものは，もしかしたら休養かもしれないのだ。そこで今使うべき選手を考えるとすると，本来ならファームから下水流か安部当たりを引っ張ってくるべきなんだろうと思うが，なぜか練習に帯同させただけで頑なに緒方孝市は使おうとしなかった。今日の公示から見るに堂林もファーム落ちさせたようである。こんな選手のモラールダウンに繋がるようなことを平気で出来る感性というのが緒方孝市の最大の将たらざることの証明だと思うが，ならば誰を使うか。まずは松山である。とにかく振れている。そして，野間の名前を挙げておきたい。少なくとも打撃の調子は上がっているようだ。４打席立たせたら，今の丸よりもいい仕事をするような気がする。もうひとりあげておきたいのは，困ったときの赤松である。何かずいぶん代走専門職になっている節があるが，もともと当たれば飛ぶバッターである。石川対策には，煮え切らないイエス様に期待するよりは，赤松の恵比寿様を起用する手も有りではなかろうか。と，どうでもいいことを長々と書いてきたが，とにかくカープとしては明日の試合，絶対に勝たねばならない。もしスワローズの連勝を止めることが出来れば，今年のトレンドである「連勝の後の連敗」を呼ぶことだって十分可能なのである。そのためには，黒田博樹におんぶにだっこじゃだめだ。何と言ってもいくら神宮の杜とは言っても東京地方は相当の高温になることが予想される。スワローズはきっと黒田博樹をバントの構えをしてみたり，ファウルで粘ったりと球数を投げさせて攻略しようとしてくるだろう。それをチームとしてどう対応するか。後はベンチワークにかかってくるのだが，これが心許ないだけに苦しい。こうなると，カープファンは藁にでもすがりたい思いになるところだが，まああえてポジティブな点をあげるならば，明日のスターター捕手は石原が予想される。石原と言えば昨日猛打賞の活躍で守備でも立岡を牽制で刺したり田口の送りバントを併殺に切って落とすなど，非常に乗っている。そして，なぜか石原は神宮球場で相性がよい。こういう理屈ではない「運」とか「ツキ」とかいうものも，野球にとっては重要な要素のひとつなのである。母校の県岐阜商業は夏の選手権に手が届かなかったが，その分の悔しさも晴らす位の活躍を期待したいところである。本気で優勝する気があるのかが，まさに問われるのである。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/27

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  ひとつ勝ったくらいで納得がいくもんか。

  あんまりにもアホらしくて，言葉がない。勝ったのは勝ったけれども，その内容は悪い。もっと腹立たしいのは，昨日一昨日の試合とジャイアンツの試合内容がほとんど変わっていないにもかかわらず，1点差負けとそれなりの結果を伴った勝利という結果に別れたことである。何のことはない。まともに野球をやってたら3連勝できたカードではないか。とにかく，緒方孝市という監督は本当に赤ヘル史上希に見る愚将であると思う。蓋し，頑固で石頭なわりには腹が据わっていないところがあり，肝心なところは責任を負わずに逃げているように見える。例えば，イエス様の起用法にしてもしかり。ブラッドが一時離脱と言うことで昇格させたはいいけれども，菅野にまるっきりタイミングが合わなかったとみるや高木勇人のときはスターターから落とし，今日田口が出てきたと思えば3番起用である。こんなことをやっていて，まだ一軍の試合にほとんどフィットしていないようなイエス様が打てるわけがない。無責任極まりないといってよい。思うにネイトだってそうだった。まあネイトはホームランが立て続けに出て首が繋がった節があるが，イエス様はどうなるか。きっと関東遠征には帯同せず，代わりにロサリオが帯同することになろうことは，火を見るよりも明らかである。要するに，うまく責任を転嫁させることに付けては日本一。これで参謀が広商時代で野球頭が止まっている永田とあったら，本当にやりきれない。その代わりといってはなんだが，キクマルについては頑固なまでに起用する。しかも必ず二人並べて。まさにダブルスタンダードなのであるが，これは簡単に説明がつく。多くのお花畑的カープファンはキクマルが少々打てなかったくらいでは責任を彼らに求めようとしない。すなわち，キクマルの起用は営業政策の上でも必須なのである。だから，必ず出てくるのである。グッズの売り上げにも関わることであるから，きっと「党中央」からも営業政策上必ず起用するようにという「厳命」が出されているのだろう。それでは堂林はどうなんだと言われそうだが，きっと緒方孝市は堂林のことが嫌いなんだろう。それと営業政策上の兼ね合いがまさに堂林の塩漬けに繋がっているんだろうと思う。しかし，本当に現場のカープの攻撃陣は悲惨である。この3連戦，得点圏でヒットを打ったのがジョンソンの謎のバスターと野間のタイムリーだけ。これでは点が入るものも入らない。本当に今日の試合を見た感想は，標題のとおりである。それ以上でも以下でもない。試合が終わったところで，なんともやり場のない怒りがおそってきた。確かに今日はこれでいいのかもしれない。しかし，あれだけのヘボ攻撃しか出来ないチームが，現状首位のスワローズと相まみえるのである。これでどうにかなると思う方が，間違っている。とにかく，今日はこのくらいでとどめておきたい。時間がたてばたつほど，やり場のない怒りがつのってくる。本気で優勝する気があるのか？。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/26

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  昇る広島、沈む広島

  サンフレッチェは、難敵Fマリノスを相手に、タイトな試合ながらも当たり前のように勝った。これでセカンドステージ４連勝。そして、予想通りひとつの負けがきっかけでレッズが負けたため、遂に年間勝ち点でもトップに立った。しかも得失点差でもレッズを上回ったため、一気に優位に立ったと言っていいだろう。まさしく、昇る広島の象徴と言っていい。一方のカープ。全然駄目。最低。最悪。選手に覇気もなければ監督も石頭で何の策もなく連敗したといっていい。中にはおめでたいお花畑ファンもいて、まだゲーム差がそんなにないし、後一歩まで詰めよって惜しかったねと思う向きもいるそうだが、バカである。こういう負けこそが大連敗の糸を引くのである。本当にカープファンは学習能力がないから困る。まあ少しだけ今日の試合に触れるならば、敗因ははっきりしている。キクマルを頑なに起用したこと、以上。特に菊池のバッティングは見ていられないほど酷い。今日も正直一回裏で終わったようなものだ。一人の力だけで勝つことは本当に江夏豊のようなスーパーヒーローでないと無理だが、一人が足を引っ張って負けることは簡単なのである。ならどうするか。普通に考えたら休ませるべきだ。それではなぜそうしないか、というところに思いを来すと、カープの闇が見えてくるはずだ。見えてこないというなら、実は自分はカープファンでない証拠だと思えばよい。はっきり言う。この連敗は、優勝しようとするならばあり得ない連敗である。普通に野球やってれば軽く連勝できた。要するに今のカープはその程度のチームなのである。弱いのである。負け犬、いや噛ませ犬なのである。職業野球など名乗ってはいけないのである。木戸銭取って興行する価値などないのである。もう、明日の試合がどうなるかなどと言うことは考えない。こんなふざけた野球見せられるなら今からどうこう考えるのは時間の無駄である。きっと本丸まで斬り込んでやる。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/25

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  「転落の夏」のモノローグ

  情けない。この一言に尽きる。前田健太をシリーズの頭に持ってきて、あっさり何の策もなく敗れた、そんな印象だ。まるで無策。オールスターの勢いどころかオールスター前の悪いところが全部出た、そう言って差し支えないだろう。今日だけは、石にかじりついても勝たなければいけない試合だったはずだが、自らそれを放棄した、ともいえる。だいいち、トップバッターが４打席連続出塁して、全く点に絡まないとはどういう了見で野球やってんだという話である。例によって、相も変わらずキクマルの不振がチームに悪影響を与えているとしかいいようがない。そろそろ、二人揃って休養を与えるべきではないか。ファームにその出番を今や遅しと待ち構えている選手は多数いるはずなんだが、全くその動きすらない。その結果、捨て駒をたくさん余したまま五位のt座に甘んじて、おかしいなあと首を振ったり、あるいはまだ首位との佐賀そんなに離れていないと強弁して現実から目を逸らそうとする。みんなまとめてアホかお前は、という言葉しかでない。まさに横山アキラ師匠のノコギリだ。本当に二葉亭四迷だ。とにかく。本当にカープが優勝しようとするならば、これまでの旧弊を捨て、新たな血を入れないとダメだ。断言する。今日の試合を総括して惜しかったと思うファンが多かったり、ベンチに危機感なく明日ものんべんだらりと同じようなスターターで同じような野球しか出来なければ、カープはこのまま最下位に向かってまっしぐらだろう。まあ、これから転落の夏になるだろうから、覚悟してみておかれればよい。特に緒方孝市とその取り巻きの新米コーチさん。白装束になって辞世の句の一つでも詠む準備はできているかい？はっきり言うけど、同じ趣味のお友だち繋がりでコーチに居座られても困るんだよ。まあ、明日は本当に福井優也の粘りに期待するしかなさそうだ。とても勝てそうな気がしない。もしこのまま最下位に落ちて苦労するようなら、緒方孝市は、速やかに休養すべきだ。いや、１日でも早い方がいい。なんだったら今日でも構わない。悔しかったら勝ってみろ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/24

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  雲居の夜空に嘯く

  昨日は久しぶりに飲み歩いて夜更かしなどしてしまったので，書こうと思えば何か書けたのだが今朝の気象に差し支えが出ることを考えて敢えて何も更新しなかった。今日はそれを含めて二日分のネタを投下することにしたい。いうまでもなくセントラルリーグは未曾有の大混戦となっているわけであって，カープも5位とはいえども首位と2.5ゲーム差。しかも負け数でいうならば首位で併走している，といっても勝率5割でしかないタ軍とつば九郎とおなじである。これは客観的な事実であって，動かしようがない。しかし，7月に入ってからの，特にあの7月7日から2015/07/21までの試合内容を見ていたら，何をどう考えたらポジティヴになれるのかどうか，不思議に思う。戦術，用兵，継投，そして総合的な采配，いずれも不可。打てない，守れない，後ろを投げる投手に少々不安ありなどというチームが，まず勝てたためしがない。同一カード3連勝しろとはいわぬまでも，ちょびっとずつ連勝してひとつ負けて，また少し連勝して，という戦い方が出来るだけで，こんな低レベルリーグなど突き抜けることなど簡単なことなのだ。しかも都合のいいことにどのチームも問題を抱えていて抜け出す要因があまり高いとはいえない。本来なら，カープはチャンスなのである。こんなチャンスは二度とない。これで優勝しなければ永遠の負け犬と言っていいだろう。それがあのベンチとフロントのていたらく。あれでは選手のモラールなんて上がるわけがない。現状じゃあ，優勝なんて，無理だ。え？「選手は一生懸命やっている」って？冗談じゃない。今日の仕事がつつがなく終わればいいやという一生懸命もあれば，石にかじりついても，血反吐を吐いてでも成し遂げてやるんだという一生懸命だってあるのだ。少なくとも，今のカープの選手に，後者の意味での一生懸命さを持っているといえる選手が，いったいいかほどにやあらむ。そのくらい，テレビに映る選手の顔を見れば書いてあるんだよ。なんでえらそうに言えるかって？そりゃきまってるよ。私が毎日鏡を見るたびに思うことだから。さて，一所懸命さならばまさにカープのぬるい選手とは比較にならないものを持っているサンフレッチェ。まあ言っちゃあなんだが予定通りにレッズの無敗記録とホーム無敗記録をストップさせ，セカンドステージは3連勝で首位。おそらくこの段で行くと少なくともともチャンピオンシップ争いに顔を出してくる可能性は極めて高い，と敢えて言ってしまう。本日は東アジア大会の選抜メンバーに水本と浅野が選出されたという報道が流れたが，まあ相変わらず特定クラブ偏重というかなんというか，代表になりたければ特定のクラブに移籍しておけと言わんばかりの扱いである。そういうところはまあ別に今さらの話視であるのだが，昨日，広島県，広島市，商工会議所のあほう，もとい自称トップ会談が行われ，「サッカースタジアム」の建設を宇品の広島みなと公園に建設する方向で無理矢理話をまとめようとしている模様である。これについては，多くの人が忸怩たる思いを持っているだろうが，残念ながら無批判な一部の市民が松井一實のあほうに票を投じ，あるひとが消極的であるが承認を与えた積み重ねがこういう結果となったのであって，始めから読めていたことである。こんなｔごころで，筋論を言っても通るわけがない。ここはひとつ，なぜ無理矢理に宇品みなと公園にスタジアムを持っていこうとしているかを考えなければならない。あんなところに大規模スタジアムを作ること，そしてそれにより賑わいを創出することなど，無理に決まっていることは言うまでもない。では何故に｢宇品みなと公園」なのか。けだし「市民球場であるべき地」を我が物にしたいと思っている層が政財官民に食い込んでいるからである。そして，それを媒介するのが創価学会と似而非平和団体であることは何度も書いた。加えて，この似而非平和団体の裏には，実は反社会的勢力がいるのではないかという推測を立てている。これはあくまでも仮説だ。確証はない。しかし，傍証はある。ただし，ここでは敢えて書かない。まだ検証という作業できていないからである。しかし，これが証明できると，末端から松井一實までの醜悪なるハイエラルキィを突き崩すきっかけになるのであるが。きっと本丸まで斬り込んでやる。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/23

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  今日のような試合を取れたことが大切。

  今日の試合内容が，いいか悪いかといわれれば，そりゃ非常に悪い部類に入る。しかし，だから負けていいという話にはならない。しつこく書くようだが，野球というスポーツには芸術点も技術点もない，スリーアウトを取られるまでにホームベースを何回踏めるかということだけが点数になるという単純なスポーツである。どんなに悪い試合内容だろうと，結果的に9回終了時点で点を多く取っていれば，勝てるのだ。今日の試合は，それを実践することができた，ただそれだけである。それゆえに，こういう勝ち方が出来るというところを見せただけでも今後に与える影響は大きいといえる。もし負けていれば，いうまでもなく今日の最大のアンチヒーローは田中広輔になるはずだった。立ち上がりうまく滑り出しかけた野村祐輔の首を後ろから絞めたようなものである。結果的に同点タイムリーツーベースを打って借りを返した格好だが，田中広輔のせいで4点取られてるんだから収支が合っていない。とにかく明日は田中だけ試合前の打撃練習を召し上げて守備練習オンリーでよかろう。そのくらいちょっと守備にたるみが出ているように思える。こういうときは，一番締めておくときである。同様のことは，菊池と丸にもいえる。今日の試合のお立ち台に呼ばれたのは會澤であるが，決勝のタイムリーを打ったということを捕らえればそうである。しかし，ことインサイドワークという点からすれば，昨日の平田の決勝ホームランを打たれてしまった配球の反省が全く生きていないように見える。今日の平田のホームランなど長打はNGという場面で，おあつらえ向きのハンガーカーブを放らせたのか。まだまだ配球に関しては勉強すべきところがありそうだ。問題はそれを教えるコーチがいないことで，植田あたりの現役時代のインサイドワークに思いを来すと，さもありなんと思う。もちろん，決勝打の打ち方は，非常にうまかった。あんなバッティングが出来るならもっと率を残してもいいだろうと思うのだが。あえて総括するならば，今日のヒーローはネイトとブラッドである。もちろんブラッドのツーランホームランが出たことが大きいのは間違いないが，とにかく四死球で粘ってチャンスメイクをしたところも大きい。もちろん，彼らがチャンスメイクをしているということは，それだけ上位打線が機能していないことの証明なのであって，もう少し打順の並びをよく考えようねとベンチには言って差し上げたいところであるが，緒方孝市の石頭では無理なんだろうな。昨日も書いたが，なんのために安部と下水流を一軍の練習に帯同させてるの？ということである。ここで今彼らを使わないと，もう使うところはないよ，それは即ちファームの選手のモチベイションに関わることなんだよということが，緒方孝市には分からないのだろうか。話が逸れた。本当の意味での今日のヒーローは断然戸田である。1点ビハインドまで詰め寄ったところからイニング跨ぎで3イニングス，見事なピッチングだった。あれが試合の流れを元に戻したと言っても過言ではない。そして，あと一人あげるならば，やはり野間だろう。昨日の試合のテレビ解説だった笘篠賢治が野間が今絶好調だというようなことをいっていて，結果が結果だったものだから，またいつもの猟官活動の始まりかいと思っていたのだが，今日の2安打などは，確かにその証明となっている。そして，塁に出たときのスピード。これは本当にものが違う。まだまだ盗塁の技術とかいう点では赤松には及ぶまいが，あのくらいのバッティングを継続できれば，少なくとも代打でのチャンスを掴むことは十分に可能だろう。特に高橋聡文から打ったヒットは，評価していいような気がする。とにかく，今日のような試合を拾えたことが，今日の最大の収穫なのである。優勝をするような年は，そんなにいい内容の試合ばかり続いたわけではない。タイトロープの上を渡りきったり，ノーガードの打ち合いのような試合をしぶとくものにしたりというような試合が結構あるものだ。少なくとも今年に関していうならば，こういう勝ち方が出来なかったことがこの低レベルセントラルでも上位に浮上できない原因になっているといってよいだろう。明日の予告先発は前田健太対八木智哉。さあ，前田健太が投げる以上負けることは許されないが，カープはまた今年も八木には苦労している。しかし，今日のような試合が継続できれば，必ず勝機はある。絶対に，ゲームセットの宣告があるまで，試合を投げないことだ。まだまだ，もう一つ粘れ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/21

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  ふざけるな!働け!!くたばっちまえ!!!

  今日の試合を，しょうがないと受け入れているような者は，断じてカープファンだと認めないし，そもそも名乗るなと言いたい。こんな試合を見せられて，木戸銭を取られ，有料放送の受信料を払わされて，怒りの感情が湧かない人間は，根本から人間性が腐っていると言い切ってしまう。それほどまでに，今日の試合は，酷い。何が酷いと行って，何もかもが酷い。いちいち摘示はしない。義務教育やないんやから今日の試合を見ていたら分かるだろう。とにかくカープのバッターはまたしても若松を捕らえきることが出来ず，例によってドラゴンズの中継ぎ投手には手も足も出ない。一方のカープ。勢いに乗っている選手には警戒せよという勝負事の鉄則すら忘れて平田にアホみたいに真っ向勝負を仕掛けて玉砕。そしてジョンソンが先発だからといって馬鹿のひとつ覚えで石原をスターターで使ったら2回のノーアウト1，3塁のチャンスに三球三振する始末。この時点で，かなりの確率で今日は負けると思った。何のことはない。今日のカープは平田に全部してやられたようなものである。しかし，もう何回も書いたが，本当に緒方孝市はバカだ。今日もバカのひとつ覚えでバント一徹。制球定まらぬ福谷にむざむざ初球バントでアウトをひとつプレゼントしていたら，世話はない。そしてその取り巻きの新米コーチ陣の当てにならないこと，もう嘆かわしくてたまらない。迎がカープのバッターに出した指示は「若松は緩急はあるけれども必ず甘い球が来るから逃さず一振りで仕留めよう」という低レベルのものだったらしい。それでは何も考えずにカープのバッターのバットがくるくると回るはずだ。永田なんぞがなぜチーフコーチになってるのかという極めて正当な疑問を持っている向きに答えると，永田は広商黄金時代の1年からレギュラーを張って3年はもちろんキャプテン，未だに関係者の中では「永田の前に永田なく永田の後に永田なし」と語り継がれているほどの名選手だったのである。広商時代までは。だから未だに広商閥が球団内部にはびこっているカープという腐りきった球団では重用されるのである。それではどうしてギータが取れなかったんだという疑問もあるだろうが，広商野球部でトップクラスの選手が進学するのは東京六大学か東都大学リーグであって，ギータが進学したのは広島経済大である。それだけで，広商閥がはびこるカープではギータは一段下の選手とみられてしまうのである。ここにカープが育成球団であるということが嘘であることが証明されるのである。ああ，もう今日は悪口があふれて口を噤んでも声になって現れてしまいそうだ。もちろん，そういうことを書いていたら，それだけで今日の記事は一丁上がりということになるだろう。しかし，それは文章も醜悪になるだけでまともな記事とはいえない。だから，敢えて今日はこのくらいでとどめておく。明日の予告先発は野村祐輔と山井大介。たぶん明日の分まで悪口を取っておかねばならぬ。話は変わるが，確か一軍の練習に安部と下水流が合流するというニュースに接したが，今日の段階では入れ替えひとつなかった。たぶんそれをすると野間を落とさなければならなくなるだろう。そんなこと，野間を溺愛している緒方孝市にできるわけがない。まあ，いろんなことを書いてきたが，とにかく今日言いたいことは標題の三語に尽きる。本気でカープを優勝させたいと考えるのならば，今は締めるときなのだ。今日みたいな試合で，それが見えたというならば，幻覚が見えていると考えられるので，速やかに心療内科の受診をお勧めする。さもなくば，ハジメカルトの麻薬に毒されている証拠といってもよいだろう。こんな試合を津田恒実の命日に報告できないよ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/20

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  7月20日，君のことを思う

  今日7月20日は，いうまでもなく津田恒実の命日に当たる。早い者で，今年はもう二十三回忌の節目の年に当たる。私も年を取るはずだ。とっくの昔に，津田の享年は追い越してしまっていたのだが。思いをいたすに，津田が病魔に倒レたことによりチームが結束して優勝を果たしたのが1991年。それからの年月というもの，「まさにカープにとっての失われた20年」に当たるというのは皮肉なものだが，これはきっと松田元が津田を戦力外としてあっけなく切ったことに対する天罰というべきものなのかもしれない。その点，藤井将雄が癌に倒れて現役死しながらも最後の最後まで選手登録をし続けたホークスとの対比が浮かび上がるのだが，まあそれはいまさらどうしようもないし，どうでもよいことだ。その津田恒実の生涯については，今さら言うまでもなく，決定版と言うべき書籍がある。NHK広島政策のNHKスペシャルを活字化した山登義明・大古滋久共著の「もう一度投げたかった」と，津田の奥様である晃代さんが書いたドキュメンタリーである「最後のストライク」である。いずれも文庫化され，版を重ねている名作である。だから今さらここで書くことはしない。本来は載せずもがななのだが，あのランディ・バース（本当の発音は「バス」。なぜ「バース」になったかは，まあ考えればお分かりでしょう）との名勝負を載せておきたいと思う。ひとつは1986年5月8日，甲子園での試合。2死満塁でバースを迎えて3球150キロオーバーの直球を投げて三球三振に切って落とした対決。もうひとつは1987年7月11日，市民球場での試合。これまた2死満塁からバースを迎えて今度はカウント３－１まで追い込まれてから2球ど真ん中にストレートを投げ込んで空振り三振に切って落とした対決である。後者はその後片岡光宏がサヨナラホームランを打った試合としても記憶されている方」も多いだろう。さて，22年前のその日は，オールスターゲーム第1戦の日に当たっていたことはご記憶の方も多いだろうが，今年の命日は，奇しくも赤ヘル軍団が優勝を目指して戦う後半戦のスタートの日となった。もう現役時代の津田恒実を知っている世代は私と同年代かせいぜい一回り下くらいの世代になってしまい，津田と苦楽をともにした赤ヘル戦士がなぜか他球団のベンチやフロントにいたりするという奇妙な時代になってしまった。かつて「津田メモリアル」の試合で始球式を務めていた大毅君もプロの夢を追い，奇しくも古葉監督の東京国際大学でキャリアを積んだが，すでにユニフォームを脱いだと聞いた。しかし，前半戦の不始末を巻き返すべき後半戦のオープニングが，津田の二十三回忌の命日に当たるというのも，これは何かの因縁かもしれない。確かに津田が天に召された年はカープは最下位だったので縁起が悪いじゃないかともいわれそうだが，それは津田の大親友であった森脇浩司が全部かぶってくれたのかもしれない。だからこそ，今日の試合は意地でも勝て，そして週末のジャイアンツ戦も一気に飲み込んでしまえと，願うのみである。原辰徳と津田恒実と言えば，言うまでもなくこれまた因縁の間柄である。ちなみに無理矢理こじつけると今日から対決するホームでのドラゴンズ戦と言えば，津田が1986年のオープニングゲームで初めてクローザー起用された相手でもある。津田恒実，実は輝いた期間というのは案外少ないのだが，その輝きは，苦労した期間を見せないほどまばゆかった。そう言えばまだ先発をやっていたときに長崎でホームラン2本打ったこともあった。あの対定岡正二の連敗を止めたのも津田である。しかも2点先制されて打席が回ってきた後にバスターが決まってスリーベースになったのがきかっけになって，上位打線がつるべ打ちをして定岡を引きずり下ろしたものだった。津田が結果的に生涯最後のセーブをあげた試合は，私は市民球場に見に行っている。正田がプロ野球新記録の一試合6盗塁を決めた試合でもある。正田はこれで盗塁王を取ったのだが，その競り合っていた相手は，外ならぬ今日のテレビ解説を務める笘篠賢治である。予定よりずいぶん長くなってしまったが，最後にひとつだけ告知を。去る7月15日に堀治喜氏の新著「甦る炎のストッパー　津田恒美」が発売になった。私はまだ手元に到来していないので当然レビューなど書けないが，あらたな「津田本」としての息が吹き込まれるのではのではないか，と期待している。ぜひ天上界から見守ってやってください。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/20

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  晴れ時々pridegreen　#043

  天使：万歳！バンザーイ!!ばんざーい!!!ついにサンフレッチェがレッズを止めたわよ。悪魔：何せレッズと言えばサンフレッチェにとっては因縁の相手やからな。そのサンフレッチェがレッズの連続無敗記録を止めたと言うことに意義があると言っていいやろうな。天使：これでレッズはパニックを起こすんじゃないかしら。セカンドステージが楽しみになってきたわよねえ。悪魔：そもそも松本山雅FC戦でペトロヴィッチがかなり熱くなっていたし，前節のモンテディオ戦でも余裕勝ちと思ってかかっていったら山の神のディフェンスに点を取らせてもらえんかった。そしてこの試合，かえって先制したことがレッズにとって地雷を踏んだといえるのかもしれんな。天使：確かにねえ。先制した後レッズはずいぶん攻め込んでいたからねえ。それが後半途中まで続いて，浅野君の同点ゴールで流れが一転，そして青山さんの弾丸ボレーで勝ち越し，そのまま粘り込んだわけだからねえ。悪魔：これはほんまにセカンドステージは楽しみやで。サンフレッチェは「埼スタの呪い」を解いて3連勝スタート。一方のレッズは，まあ例によって後半失速病が出始める可能性が出て来たしな。天使：えーっと次節は，サンフレッチェはホームでFマリノス戦，レッズはアウェイでグランパスエイト戦。これでサンフレッチェが勝って，レッズが負けると，一気に年間順位でもひっくり返すのよね。楽しみだわ。悪魔：まあ，先はまだ長いがな。セカンドステージの相手関係を考えたらエンジンがかかりきってないFマリノス相手にホームで戦うサンフレッチェと，相星のグランパスエイト相手にアウェイで戦うレッズをみれば，一気に逆転，という目も，ないわけではないからな。天使：でも，やっぱりレッズを止めるのはサンフレッチェの使命だったのよね。このまま一気に突っ走って，サッカーも広島の年にしなければいけないわよねえ。あとは，まずい市長さんの失言が出ればなおいいわよねえ。悪魔：まずい市長って・・・まあ，ええ噂は全く聞かないろくでなしやから，きっとスタジアム問題で大失言かますと思うぞ，ああいうのは絶対になんべんもやるからな。特に，今は天狗の鼻が高くなりきってるところやし。天使：きっとまずい市長さんは，なんとかカープに頑張って欲しいと思ってるんでしょうね。なんせカープファンは，優勝しなくてもクライマックスシリーズに出られれば，いやクライマックスシリーズ争いしただけで未だに無批判に喜んでくれますもんねえ。悪魔：・・・・・・わしは言うてないからな。全部当たってるなんてとてもとても・・・それはさておき，オールスターでのカープの選手，久々によう働いていたやないか。野手は全員ヒットを打って，投手は無失点。それでオールセントラルの勝ち星に貢献したんやからな。天使：これは，あの伝説の1975年のオールスターゲームで，甲子園球場で山本浩二さんと衣笠祥雄さんが連続アベックホームランを打ったのに匹敵すると言ったら言いすぎかしら。悪魔：ちょっと，それは言いすぎかもしれんな。あのインパクトはまさに赤ヘル旋風を決定づけるものやったからな。今年のオールスターのカープの選手の結果で，それほどのインパクトがあったかと言われれば，なんか違う気がするな。ただ，會澤のMVPと田中広輔のなんちゃら賞を取った活躍は，自信になったに違いないと思うから，後半戦でしっかり結果を出してくれることを祈るだけやな。天使：そのカープだけど，まずはホーム３連戦×２でドラゴンズ，ジャイアンツと当たるのよねえ。なんとなく危険な胸騒ぎがするんだけど。悪魔：予告先発はジョンソン対若松駿太か。前回対戦，といっても４月のことやけれども６回４安打３四死球で１点しか取れなかったという苦い過去があるだけになあ。防御率もええし，被打率も取り立てて悪い数字は残していない。若干左打者の方が悪いが，それでも.220やから，ちょっとタイトな試合になるやろう。これを取るか落とすかで，それこそ天国と地獄や。天使：それこそ先手必勝よねえ。もし3連勝でもしてしまえば一気に優勝争いに名乗りを上げるところでしょ？でも，誰が先発するのかしら。その組み方いかんでは戦い方も変わってくるわよねえ。悪魔：まずカープ的には前田健太がどちらで投げるのかという点があるな。黒田博樹は中6日でジャイアンツ戦が濃厚やから，となるとここはあくまで予想やが，たぶん前田健太を中3日でドラゴンズ戦に回して，明後日はおそらく薮田を先発させてまさに前回タイガース戦のようにブルペンデーとして，ジャイアンツ戦には福井と野村を入れるのではないかと思われるんやが。天使：一度薮田君はファームで調整させて，少し休みを入れた方がいいんじゃないのかなあ。その代わりに西原くんあたりを一軍に上げて，ヒースさんをローテーションに入れる手はないのかしら。何か今のヒースさんの使われ方を見ると不憫よ。悪魔：その言葉が緒方孝市の石頭に届くくらいやったら，とっくにやってるわい。せいぜい中村恭平か，それともいよいよ満を持して「我等のエース」の出番があるのか・・・・・・天使：「我等のエース」さんねえ。ファームでは実績を残してるけれども一軍での実績が芳しくないのよねえ。どこに問題があるのかしら。悪魔：確固たる決め球がない，ということに尽きるんやないか。ファームではなんとなく抑えられたりファウルに出来る球が，一軍のバッター相手となると見逃してくれない。なんかそんな気がするな。天使：それより，安部くんと下水流さんが一軍練習に合流したそうじゃない。入れ替えがあるのかしら。悪魔：安部は間違いなく菅野対策やろう。下水流は，もうそろそろ上に上げとかんとファームの選手のモチベイションに関わるからな。しかし，誰を落とすかという問題点は残るが。天使：うーん，誰と入れ替えるか，どうやって使うかというところに，現場監督さんの手腕が見えるというわけね。悪魔：そこなんやなあ。あの緒方孝市の石頭に彼らを起用するという確固たるものがあるかどうか。落とす候補は，たくさんいると思うがなあ。天使：でも，野間君は絶対に落とさないんだうな。まだ使う理由がはっきりと分かればいいんだけれど，現状ではねえ。意固地というか，依怙贔屓というのか・・・悪魔：わしゃ知らんで，ほんまに。明日の試合で大活躍したって・・・・・・（TENSHI and AKUMA coming soon......）本気で優勝するつもりやったら，ホーム6試合で結果ださなあかんやろ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/19

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  ある鯉党のたはごと2014その６：困憊の侏儒の言葉

  オールスターゲームなどというものは，一昔，いや二昔くらい前までは確かに面白かったのだが，近年はどうでもいいような凡戦が増えて，それゆえ敢えて断固として見なかった年もあったのだが，今年はなんやかんやで最後まで見てしまった。まあ，この第１戦は比較的面白いゲームだったのではないかという気がする。正直清田のホームランが出た時点で決まったと思ったのだが，混迷の続くセントラルの主力選手の意地がいい意味で化学反応を起こしたのか，そこからすぐに追い上げ追いつき突き放したのだから，野球は分からない。決して西勇輝や涌井が悪いピッチングをしていたわけではなかったから，単純にセントラルの打棒の方が上回ったといってよいと思う。カープ勢は，明日の市民球場での試合に備えて主力選手のスターター起用はなかったのだが，そのどさくさに紛れたのか丸も菊池も田中もヒットを打った。特に松井から打った田中のスリーベースは十分「オールスター」でございといえる内容と結果だったと思う。明日の第２戦，楽しみにしていいんじゃないだろうか。黒田博樹と前田健太がパーフェクトで繋ぎ，おそらく１・２番か２・３番で起用されるであろうキクマルがヒットを量産し，お祭り男新井貴浩がホームランを打つような展開になれば，あの伝説の１９７５年の甲子園球場でのオールスター，山本浩二と衣笠祥雄の２打席連続ホームランの共演なみのディープインパクトを与えられるだろうが，まあそううまくは運ばないだろうな。ちなみに，山本浩二はオールスターでホームランを量産しているが，衣笠祥雄のオールスターでのホームランは実は３本，このときの２本と引退した年である１９８７年にこれまた甲子園で打った１本だけである。これはちょっとしたトリヴィアである。使えないが。ところで，先日来オールスターゲームの合間にでも前半戦のカープの総括をすると書いたところであるが，結論から言うと未だそれをまとめるには至っていない。もちろん，どーってことない随想や自己満足の妄想まがいのことなら書ける。しかし，文章と構成にこだわりたい弊ブログでそういう真似はしたくないからやらないし，正直なところそれすら書けない。正直に言うと，疲労が困憊しきっているのである。昨日も書いたが特に朝が辛い。私が何か書くことで売り上げにアップするのなら協和発酵バイオはきっと試供品を送ってきてくれると思うが，そんなものに頼りたくなるほど辛い。今日だって，台風対策で朝早く起きようとして，なかなか目が覚めず，くるくると目が回るのである。こんな調子だから，どうも仕事がサクサクと回らない。そうなると焦燥感が体と頭を回し始める悪循環である。もちろん，仕事が出来て給料をもらっているわけであるから，それに響くようなことはなるべく差し控えなければならない。そう思いつつ，それに響くことばっかり夜にごそごそやっているわけであるから，我ながら阿呆らしいと思わずにはいられない。それで私は考えた。少しは弊ブログをスロウダウンするか。中には一日何度でも更新していることを売りにしているブロガーさんもいるのだが，私は職業文筆家ではないからそんなことはもとより無理だ。ならば，別に毎日書かなくたっていいじゃないか。特に試合のない日に無理矢理ネタをひねり出して少しでも他のブロガーさんとの差別化を図る作業こそ，削れる時間ではないのか。いや，１０年目に入ったと言うこともあるし，ここらで一区切りを付けて，いっそ弊ブログを店じまいする，ことは，絶対にしない。意地でもしない。それは私のレゾンデートルにも関わることである，といったら大きく出すぎるが，まあ一寸の虫にも五分の魂である。少なくとも今のスタンスを持ったブログが外にあまりない以上（絶無とは言わないけどね），それを発信すること自体が意味あることだと信じるのである。それはまさに，若き北村透谷が説いた「熱意」なのである。まあ，これからも蟷螂の斧，いや「独自の戦い」を挑み続けることになるかもしれない。しかし，私だって本当は今日も勝ったよまた勝った，赤ヘル音頭でヨヨイのヨイ，という文章を毎日書きたいのである。そのためには，カープにしっかりしてもらわなければならないのである。カープが優勝したときに書くべき前振りも，もう決めてある。まあそれでも幸いなことに，サンフレッチェのJ1制覇の優勝記事を二度も書かせてもらったのである。あとは，本当に，二十四年間待たされ続けた落とし前を付けてもらうだけである。本気で優勝するつもりやったら，オールスターで前景気付けてみみなあかんやろ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/17

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  暴風の夜空に嘯く

  これを書いている現在，，当地は台風による暴風が吹き荒れており，そぞろ雨も降り始めてきた。これから明日明朝にかけて台風がもっとも接近し，雷を伴った強い雨が，よりによって出勤途上の時間帯に降り注ぐという。思えば，私が初めて緒方孝市監督就任に言及した日も，台風による暴風吹きすさぶ夜だった。そして，前半戦の総括でもしようかという日も，また大衆である。よほど何かを持っている引きの強い運があるか，よほど天命に突き放されているかのどちらかなんだろう。まあ，前半戦の結果を見る限りでは，どちらとも取れる。ところで昨日，私は悪魔さんの口を借りて「前半戦の総括をする」ようなことを書いたのであって，事実そのつもりだったのだが，訳あって今日はやめた。まあいろいろ理由はあるのだが，私事にわたることなので言及はしないが，一番大事なのは，明日なんとか出勤して，我が社の営業を少なくとも開始できるようにしなければならないことなのである。ところで，広島県内のJR各線は明日早朝から運転見合わせを決めているから，バスは大混雑，道路も相当の渋滞が予想される。となると，早起きをしてなんとか普段より早めに動かなければいけないのであるが，困ったことに，この季節にしては珍しく，どうも朝が辛い。もともと夏は朝早く目覚めて動けるはずなのだが，これは体調が思わしくないせいなのか，それとももう齢46にもなると体の劣化が進むのか，私は分からない。なんとなく近年テレビショッピングばかり流しているテレビを見ていると，どうも発酵オルニチンとかいう言葉についつい目がいってしまうのであるが，それはさておき。そうともなれば，これから時間を割いて何か一通りの文書をものす気には，やはりなれない。自称不良患者の私でも，やっぱり早く寝ようという気にならざるを得ない。それに，台風で磁場が狂っているのかどうかは知らないが，今も体がだるくて重い。こんな日に書いた文章なんて，ろくなものじゃないから，人様にお目にかけられるようなものではない。と，いうわけで，今日はそうそうに看板を裏返したいのであるが，やはり前半戦終了という大事な節目の日であるから，やはり何かは書き残しておきたい。そこで，せっかくだから，緒方政権のここまでの採点をしたいと思う。と，なると，様々なパラメータで解析することが可能であるが，いろいろ考えた挙げ句，出した結論は，前半戦の緒方孝市政権の評点：採点不能である。要するに，この期に及んで，彼が何を指向してどのような野球をしたいのか，全く見えないのである。本来ならばりばりの赤点なのであるが，それを敢えてせず，後半戦の野球に捲土重来を期すべきことを求めて，敢えて採点をしないこととしたのである。ただし，敢えて蛇足ながら付け加えるとしたら，どうも緒方孝市という人，前任者も頑固で意地っ張りで見栄っ張りだったが，その前任者の特質をそのまま受け継ぐどころかさらにパワーアップしている節がある。その意味では，私は前任者の5年間を採点して「40点」と評価したが，このままでいけばそれを下回る可能性が高いことは頭に置いておかねばならない。などと書いているうちに，どんどんと暴風が強くなり，雨も降り始めた。唐突に始まってとーとつで終わるようだが，明日の台風対策のため，今日はこれで看板を裏返して休むとする。本格的な論評は，まあ出来たらオールスターゲームの合間にでもしたい。本気で優勝するんか？ならそれ相応の野球を見せてみいや。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/16

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  晴れ時々pridegreen　#042

  天使：すごいわよねえ，サンフレッチェ。6－0の完勝よ。これは大きいんじゃない？悪魔：まあ，いくら格下の松本山雅FC相手とはいえ，敵もディフェンスが強いのは前節で証明済みやからな。それを，たとえオウンゴールが前半の早い時間で連発したとはいえ，あれだけのゴールラッシュにつなげるとはな。天使：前節ではサンフレッチェがディフェンスに課題を残すという宿題を突きつけられたけど，それすらも簡単にクリアしちゃったしねえ。この勢い，本物と言っていいんじゃない？悪魔：まだまだ，2試合で判断するのは早計やろう。ただ，結果的に勝ち点6を積み上げて，得失点差もプラス７を積み上げたわけやからな。第2ステージの優勝争いはもちろん，年間勝ち点1位争いにも繋がってくるからな。天使：第2ステージは唯一の連勝チームとなって現在首位よね。年間順位もとりあえず勝ち点差7までは詰めたわよね。そしていよいよ次節，19日の日曜日はレッズとの決戦を迎えるのよね。これはまさに，サンフレッチェにレッズの無敗記録を止めるべくサッカーの神様が課してくれた崇高な使命よね，絶対。悪魔：管理人が好んで使うノブレス・オブリージュってやつか。まあ，サンフレッチェにとっては「埼スタの呪い」があるから楽観はできんと思うがな。それでも，隙はあると思うぞ。天使：確かにレッズはアウェイだったとはいえ松本山雅FCのディフェンスに苦労してたし，今日もモンテディオ相手に相当苦戦していたらしいじゃない。なんとなく，サンフレッッチェがこの勢いでレッズバブルをはじけさせてくれそうな気がするわ。悪魔：そのためにはまずレフェリーやな。扇谷なんて送り込んでこようものならJリーグが公然と片八百長をしようとしていることに他ならんからな。まあそれはないと信じたいが，前節の松本山雅FC戦のハーフタイムコメントを聞く限りペトロヴィッチも相当いらついてるみたいやからな。今日の試合を受けて，しかもサンフレッチェに対する過剰な意識が出てしまうと，何かが起こるかもな。天使：逆にサンフレッチェの側からしたら，レッズ何するものぞと言う意気込みで，なおかつ過剰な意識をしないように試合に入っていかなければいけないわけね。でも，レッズのサッカーはサンフレッチェのパクリだというくらい呑んでかかっていいような気がするけど。悪魔：いやいや，サンフレッチェのサッカーはだんだん熟成と進化を遂げてるからな。特にツーシャドウ。高萩と石原がいなくなったらドウグラスがその穴を十二分に埋めてるし，なんといっても柴崎の進化が著しい。サイドアタッカーもボランチもディフェンダーもタレントが揃ってる。レッズに劣るところなんて，何もないんやから。あるとしたら，・・・・・・天使：Jリーグのえこひいき，だけね。悪魔：・・・・・・まあ，そうともいう。それ以降は，言うだけ野暮やろ。天使：何よ，肝心なところになったら歯切れが悪くなるじゃない。悪魔：まあそこはやな，こういうことは，日曜日の試合が終わるまであまり大きな声で言わんのが，粋な見方というもんや。と，いうことにしとこうや。天使：それはそうと，赤い帽子の野球チームさん，4連敗で前半戦を終えるかと思ったら，勝ったわよねえ。なんかどうして勝てたか分からないんだけど。悪魔：そりゃ簡単や。メッセンジャーの球が肝心なところで甘くなったから。それを首尾よく，1点ずつやけれども，先制，中押し，だめ押しの順番で点が取れた。特に9回に呉昇桓から点を取ったのは，今後のことを考えると大きいぞ。天使：なんとなく考えて，よくあんな継投で完封リレーできたのか不思議に思うんだけど。やっぱり，藪田君が頑張ってたのがいい流れとなって外のピッチャーに乗り移ったのかしら。悪魔：まあ，そういう総括をしたいところやけどな。要するにタイガースの攻撃陣もカープと変わらんくらいたいしたことがないというこっちゃ。だいたい昨日の試合も，今のベイスターズ相手やったら野村祐輔はあっという間にKOされてぼろ負けやったはずや。それが5点止まり。しかもそのうち4点はエラーがらみと上本の二塁打という名の丸の凡ミスやったから，勝てたとはいわんが勝ち負けにはなってたかもしれんのや。天使：そんな試合を，もういい加減落とし続けてるわよねえ，って言葉，もうさんざん愚痴ってない？悪魔：その通りやな。まともに野球やってたら今頃首位独走してるぞ。それができんということは，それ相応の野球しかやってないというこっちゃし，それを差配するベンチもええ加減アホかということになるな。まあ，前半戦の回顧については，管理人が一筆物したいと気を吐いてるから，まあそれをお楽しみということで，今日は引っ込んどこう。夜も更けてきたし。天使：今日の試合だけでも，言いたいことはたくさんあるんじゃない？特に4回のあの騒動とか。悪魔：あれはなあ，あの坂とか言うチンピラが薮田にぶつけられた球を投げ返したやろ。ほんま，鉄砲玉のくせに大親分のまねごとみたいなことしよってからに。それになあ，あんな個としたらベンチから選手コーチ総出で坂をぼこぼこに痛めつけなきゃいかんかったんや。それがなんや，あの腰の引けた出て行き方は。こういうときに張り切る選手がいないから，カープは弱いんや・・・・・・（TENSHI and AKUMA coming soon......）優勝するんだろ？なら，後半戦はそれなりの落とし前付けてみろよ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/15

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  悔しかったら勝ってみろ。

  まあ，今日の結果は，もう試合前から見えていた。そもそも論として野村祐輔対能見篤史という時点でハンデを背負っているようなものである。そのためにはとにかくたくさん点を取らなければいけないのだが，連続イニングス無得点が２７に達するまでなんの策も打てないというベンチのアホぶり。そして今日のスターター。日曜日に起爆剤として梵の代わりに堂林を使ったのはなんのため？と思った。ブラッドの代わりに誠也を起用したくせに，である。格とか調子とか相性とか，何を持って得点力不足を打開したいのかが意味不明である。この時点で，ああ終わったと思った。そして，野村祐輔が先に点をやった時点で完全に引導を渡されたも同然である。それでも，今日の野村祐輔はよく粘ったと思う。１回の失点はNGだが，３回は田中広輔のエラーがきっかけだし，５回の３失点ははっきり言ってまともなセンターだったらセンターフライでスリーアウトのはずだ。それほど，丸の守備は悪い。赤松だったら余裕で，天谷ならファインプレイに見せて取るだろう。本当に，丸の球際の弱さは目につく。それを思うと，この試合は勝てていたかもしれないのだ。本当に野手陣のふがいなさが目立ったとしか言いようがない。それに対する対処すら出来ないベンチは，雁首揃えて休養したらどうかとしか言いようがない。それを野球の神が示したのが，７回に入った１点である。言うまでもなくきっかけはほとんど捨て代打同然で出された堂林のヒットである。それに，ゴメスのエラーが絡んで，連敗中ほとんどまともな仕事をしていなかった菊地のタイムリーに繋がったのである。それでも，緒方孝市は頑固というかもう本当にアホというか，この期に及んでも野球の神に逆らおうとする。普通なら，堂林をサードにおいて梵のところにピッチャーを入れるくらいのことはするべきだし，事実８回の攻撃では梵に代打松山を送ったわけだから，本当にわらをもつかむ気持ちでツキをもってそうな選手を使うべきなのである。まあそれはさておき，松山がタイムリーを売って結果を出した後の代走が木村昇吾。本当に緒方孝市は心底バカだと思うし，永田もそれを止められなかったんかいと言わざるを得ない。あの場面で出すならだんぜん野間である。９回に投手の打順で呉昇桓と当たるのは確実なのだから，ストレート系に強い木村昇吾を代打で残しておくべきだっただろう。あまりこういうことは言いたくないのだが，緒方孝市の野間に対する寵愛ぶりはあまりにも目に余る。あの場面で，野間を代打としてチョイスできた神経を，本当に疑う。これでもしシャーホルツが苦手とするタイプのピッチャーが出て来たら，シャーホルツに代わって野間を起用するんだろうか。まさかとは思うが。一応明日の試合について語っておくと，予告先発は藪田和樹対メッセンジャー。どう考えても不利である。積極的に勝てるという論拠を探すことが難しい。敢えて言うとしたら，今季メッセンジャーはカープにまだ勝っていないことと，タイガースもいい加減初物に弱いことに求めるしかない。しかしこれすなわち願望に如かず，である。ならば先攻の有利を活かして先手必勝，といくしかないのだが，これまた丸と菊池が１回に出塁してくれないとどうにもならない。今日確かにこの二人はヒットを打ったが，私に言わせれば，遅いわ，このアホが，である。菊池についてさらに言うなら呉昇桓から丸がヒットを打って一塁に出て，何でもいいから揺さぶりをかけなければいけないところで，試合進行の妨げにならないようにさっさとポップフライを打って帰って行くところなど，本当に横っ面ひっぱたいてやりたくなる。まあ，明日も期待しないで見ておくとしよう。今日の試合もこの程度の嫌事ですんだのは，悪いが最初から期待なんかしていなかったからである。そして，それを裏付けするような野球しか見せてくれなかったからである。ところで，言うまでもなく今年はカープは優勝というものを目標として掲げてそれを宣言していたはずである。このていたらくが続いて，結果的に箸にも棒にもかからなかったときには，運が向かなかったで済ませてはいけない。まして今年のペナントレースを勝ちきれなかったとしたら，当然実は優勝する気なんてさらさらない男に対する攻撃を強めなければいけないだろう。残念なが，そろそろ宣戦布告をしなければならないときが来たようだ。今日は音楽の時間とすることは差し控えたが，やはりこの「革命三部作」を並べて締めくくりとしたい。優勝するんだろ？なら，それなりの落とし前付けてみろよ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/14

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  どうしたらカープが勝てるかを真剣に考えてみる。

  世にあまたカープファンのブロガーありて，様々なることを論じるも，思うに的を射ている議論少なし。而して不肖この私をして，いかにすればカープが勝ちを多く得ることが出来るかを真剣に考えてみんとするなり。と，文語調で始めてみたのは，ただの飾りであって，特段の意味はない。よーするに，現在１勝４敗中のカープがどうやったら野球で勝てるかとゆーことを，真剣に考えてみたいと思うだけである。このところ無様な試合が続くと「緊急特別音楽番組」で怒りを紛らわせていたところであるが，本気でカープを優勝させたいと願うのであれば，この論点は避けて通れないと思うようになったのである。さんざん考察を重ねて，過去の優勝したときの戦いぶりはどうだったかなども思い出しながら，出した結論は，非常にシンプルなものになった。そして，これはまさに野球の真理であると思う。蓋し，点を相手よりたくさん取ること。以上。ちゃんと公認野球規則の最初に書いてあるのだ。野球というのは9イニングスを戦って得点の多いチームを勝ちとする競技であると。この「9イニング」というのがミソである。同じアングロサクソン起源のスポーツであるフットボールや，同様にアメリカで人気のあるスポーツであるアメフト，バスケ，アイスホッケーは，いずれも時間制限がある。だから，いくら頑張っても時間の壁というものがある。ところが，野球は少なくとも9イニングの攻撃は保証されている上に，1イニングに何分時間をかけても構わないのだ。だから，これはもう普遍的な真理と言っていいのである。そのくらいは誰でも分かっていることなのであって，問題はその方法論なのであることは，まあ論を俟たない。しかし，これだって単純に物事を考えれば解決する。簡単だ。とにかく1点でも多く点を取ることにこだわればよいのである。10点取られても11点取り返せば勝てるという野球の特質からしても，そうあるべきなのだ。仮にこれを「積極的アプロウチ」と呼ぶことにしよう。ところが，一部には，まず相手の得点を最低限に抑えることにこだわることによって勝利に近づくことが出来ると考える流派が存在する。たしかに，取った得点よりも少ない点数に抑えれば，勝つことは出来る。仮にこれを「消極的アプロウチ」と呼ぶことにしよう。特に1986年の優勝や1991年の優勝を実体験する向きに，多いのではないかとおぼゆる。「消極的アプロウチ」を是とする論者の多くは，攻撃力より投手力，守備力重視，攻撃においても1点を確実に取りに行く野球を指向する方向に傾きやすい。確かに，それもひとつの方法論ではあるだろう。しかし，私はこの見解を取らない。なぜか。理由は簡単である。「消極的アプロウチ」では，すべてが完璧にうまく歯車が回らないと思うような結果が出ないからである。投手力がよくても得点力不足で星を落とすことはままあるのであって，チーム防御率が2点台でも石合平均得点が2点台では勝負にならないのだ。それに，組織目標が曖昧になりがちであって，そういうときのチームは，どんなに選手が揃っていても，思わぬ順位になることがある。一方，「積極的アプロウチ」によれば，点を取るためにはいかにすべきかということを組織目標とする。これは非常に単純である。防御率が5点台でも，1試合平均得点がそれを上回っていればそこそこ勝てるのである。それに，攻撃陣が点を取ってくれるという信頼関係が投手陣に芽生えれば，自ずと投打の歯車がかみ合い，点が取れない試合は投手が頑張り，大量失点してしまっても攻撃陣が頑張ってひっくり返すような試合になることだってあるのだ。いうまでもなく野球には芸術点などの加点事由は存在しないから，試合の決着がつくまでに何人ホームベースが踏めるかだけが勝負である。だからこそである。今のカープに必要なことは，いかにたくさん点を取る手段を執るかを真剣に考えることである。どうも今のカープベンチは，かなり「消極的アプロウチ」に傾いているのではないか。確かに打線の形は美しい。オーナーズリーグであればいい成績を上げられるだろう。しかし，明らかに形にこだわりすぎている。昨日の段階で１５イニングス連続無得点だったわけなのだから，打順を変えてみる，大幅な梃子入れをしてみる，攻撃でも相手投手を揺さぶるようなしつこい攻撃を敢行してもよかろうに，そうしない。堂林ひとりでなんとかなるのなら，今頃首位に立っているだろう。要するに，野球ががちがちに固すぎるのである。これを解きほぐさないと，また連続イニング無得点を積み重ねるだけだ。明日の予告先発は野村祐輔対能見篤史。これだけ見れば圧倒的に不利である。しかし，だからこそ思い切って動けるチャンスでもあるのだ。まずは注目すべきは明日のスターターである。昨日と変わらないようでは，カープに明日はない。なにがしかの変化があるようであれば，頑固一徹佐賀者の緒方孝市の石頭も柔らかくなってきていると言うことだろう。私は期待しないが。何でもいいから明日からふたつ勝ってくれ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/13

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  緊急特別音楽番組（AKAHERU version）

  今日の試合は，もはや論評するにも及ばない。27イニングス連続無得点。普通，ここまで点が取れないイニングが伸びたら，何らかの策を打つものだが，石頭の緒方孝市はそうしない。まだ今日など一度見放したはずの「起爆剤」君にまたすがるということをしてみたのだが（実際，ファームでは徐々に成績を伸ばしているから作戦としてはありなのだが），その程度の梃子入れなんて今頃やるべきものではないというダメ出しを勝負の神様から突きつけられた。本当に，アホな大将敵より怖いとはこのことである。と，言うわけで，今のカープには緒方孝市がいる限り全く期待できないから，例によってこの企画を持ってきた。過去の栄光に浸ってシビアな現実を忘れるというひも，一日くらいあってよいだろう。まずは，木へんにホワイトさんの名盤。本当は，私も毎日これをBGMにして書いてみたい。続いては，カープのレジェンド，スーパーヒーロー高橋慶彦のデビューシングル。で，これは本来お蔵入りにさせておきたいと思っていたけれども，やはり封印を解きたい。小早川毅彦のデビューシングルである。ただし，相当の覚悟を持って聞いていただきたい。話を本筋に戻す。記録は破られるためにあると言うが，秋山翔吾が31試合連続まで近づいてきた連続試合安打の記録は，もちろん高橋慶彦である。その足跡を，ラジオ実況でじっくりとお聞きいただきたい。さあ，じわじわと優勝の感激に浸ることとしよう。まずは1991年。ついで1986年。そして1984年。1980年は新幹線の中で優勝が決まったのでなしとして，1979年。さあ，言うまでもなく初優勝の感激をもう一度。Encoreは初優勝つながりで。これも名曲である。現実逃避と言わば言え。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/12

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  晴れ時々pridegreen　#041

  天使：しかし危なかったわねえ，サンフレッチェ。4－1になったときは余裕勝ちだと思ったのに。悪魔：うーむ，PKはやらずもがなやし，後の失点もディフェンスの集中力が落ちたと言われても仕方ない時間帯やったからな。悔やまれる失点とはいえるなあ。天使：得失点差が３と１とでは大違いだからねえ。年間勝ち点1位争いにも影を落としかねないのかもしれないわねえ。悪魔：それでもいい方に考えれば，アウェイで勝ち点3を取ったことと，4点取ったことは評価せないかんやろな。まあ，ベガルタも難敵やし，ユアスタでは長く勝てなかったこともあったことを考えたら，幸先良いスタートになったというべきやろな。天使：やっぱり勝ち点3でスタートを切れるのは大きいわよねえ。次はホームで松本山雅FCさんだから，とりあえずは勝ち点3を狙える相手よねえ。悪魔：まあ，アウェイで勝ってるし，今度はホームやから地の利が生きるかもしれんが，降格争いに巻き込まれている相手とは慎重に戦わなければならないということもまたいえるからな。気を抜くと，勝ち点がするりと逃げていくという事態にもなりかねんから。今日の試合はよく反省してほしいもんや。それこそわしなんかが言わずもがなやろけどな。天使：それでも，寿人さんのゴールラッシュは見事だったし，宮原くんも塩谷さんの代役なんて言わせないと言わんばかりのゴールを決めたし，結果的に決勝点となった柏さんのゴールも見事だったわよねえ。悪魔：ひとついえるのは，チームの層が厚くなってきたことと，戦い方も自然体で相手に合わせてその上をゆく，といったらオーバーやがかなり戦いぶりが熟成されてきたとはいえるんやないかな。天使：後はレフェリーとの相性よねえ。少なくとも，一発レッドのチンピラまがいのラフプレイをを見逃した挙げ句にその人がアシストをした得点で負けたときとか，アディショナルタイムが4分なのになぜか後半51分に同点ゴールが起こるなどというレフェリーは，消えてなくなってほしいわよねえ。悪魔：・・・・・・それはここ限りで聞き置いておく。まあ，Jリーグのレフェリーの技量が，かなり低下しているのは間違いないところやと思うけれども。天使：それに，そのチンピラまがいのラフプレイをした人って懲りずに連発してるんでしょ？そしてそのチームのサポーターもそれを擁護しているらしいじゃない。そんなチームなんて，ライセンス剥奪すべきよ。悪魔：まあ，今にそういうチームには必ず神さんの報いが来るから，それを信じて待つしかあるまい。サンフレッチェはとにかく全力でかつクリーンなサッカーをして勝つところを見せるのが，いわばレゾンデートルやないか。それを愚直に続けていくしかあるまい。天使：まあ，まずは次節になんとか勝ち点3を取って，レッズとの決戦に臨まなければならないのよね。森保監督になってたくさんの呪いを解いてきたから，最後に残った「埼玉スタジアムの呪い」を解く日がついに来るのよ。悪魔：そうなってくれればええけどなあ。まあ，まずは智将反町の策を破らなきゃいかんやろ。天使：そういえば，赤い帽子の野球チームさん，何やってるのかしらねえ。ドラゴンズさんが一生懸命点はいりませんと言っているのにそれを返すどころか自分でこけて負けたんでしょ？バッカじゃないの？悪魔：もうあんな試合は論評するに及ばん。いかに緒方孝市が石頭でほかのコーチ陣がてんででばらばらで要するに野球をやる体制になってなかったというのが正当やないか。語るに落ちるわ。天使：八木さんってトライアウトに出ていた選手だからカープだって取れた選手なのよねえ。それをむざむざいらないと言った挙げ句に取ってきた人って，ファームでも箸にも棒にもかかってないらしいじゃない。悪魔：それはもう，いかに川端順の引きが悪いかという証拠やろ。それか，あの松田元のバカがよそで戦力外になったベテランよりいかにも伸びしろがありそうな若手を取った方がお花畑ファンに受けがええことをよく分かっているからや。それ以上でも以下でもあらへん。天使：それにしても，野球ががちがちに固いわよねえ。気の勝った試合でも本当に勝つ気あるの？ってくらい無策だったじゃない。悪魔：わしゃ知らん。緒方孝市が何を目指してなんのために野球やってるのか，もう分からんわ。天使：それでも明日も試合はあるのよねえ。福井くんが孤立無援となる姿が見えるわ。頼みはネイトさんがまた長打を連発してくれることかしら。悪魔：相手は山井やろ。なんせノーヒッターやし，「二十四のアウトを岩瀬に託した」男やぞ。今のカープ打線が，攻略できると思うか？天使：それでもウェスタンは絶好調で首位独走中でしょ？普通そういうときってファームで活躍している選手が呼ばれるわよねえ。出もカープにはそれがないってのはどういうことなのかしら。悪魔：そんなの単なる手柄の取り合いや。ファームから上がってきた選手が活躍すれば半分高信二の手柄になってしまう。緒方はそれを嫌ってるんやないんか。推測やが。天使：何か今日は淡泊ねえ。明日から大相撲七月場所が始まるからもうそっちに集中したいという管理人の意向なの？悪魔：それもある。あんな緒方孝市の頭の硬さばかりが見える野球なんてもうこりごりと思ってるのも確かや。でも，これからちょっとあるリサーチに入らねばいかんらしい。天使：リサーチって，えらいオーバーねえ。どうせ仕事のことじゃないんでしょ？悪魔：もちろん。自宅には仕事は一切持ち込まないと豪語しているくらいやからな。当然プライヴェイトの話や。管理人も当然夏休みを使って，小旅行を計画しているんやが，来る8月11日に姫路に宿泊するらしい。とりあえず帰省をかねて真っ白しろすけになった姫路城を見学にいくらしいんやが・・・天使：管理人にとって姫路城は珍しくもなんともないでしょ？6年間それを仰ぎながら通学してたんだから。悪魔：まあそうともいう。けども，目的はそれやのうて，その日のディナーをどうするかということらしい。何でも当初は明石にあるナポリピッツァの名店を考えてたが，どうもその日は休みであることが判明したから，さてどこでどうしたらええもんか思案しているらしい。天使：なるほどねえ。だからこそこそミーツリージョナルなんか取り寄せて買ってたんだ。悪魔：京都大阪神戸は我が庭にしていた管理人も，お膝元にはブラックボックスがあったと言うことらしい。天使：姫路駅の麺グルメがあるじゃない。姫路駅地下のワンコインで食べられるラーメン屋と名物「えきそば」が。悪魔：それがディナーというのはいくら何でも・・・・・・（TENSHI and AKUMA coming soon......）もう明日以降のことはわしゃ知らん。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/11

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  しかし緒方孝市も頑固だねえ。

  ベイスターズにあり得ない負け方をして2歩後退してしまったカープと，最下位ながらタイガースにカード勝ち越し，ただし昨日福谷大乱調で結果過去プロ野球7例目というサヨナラパスボールなどと言う珍記録を残して後味の悪い負け方をして当日移動のドラゴンズ。その対戦だけに，互いにどういう手を打ってくるかというところを試合前は考えていた。而して2年目の谷繁兼任監督は，和田を外し，そしてルナをも外し，ナニータを4番に置き，格より調子とばかり思い切ってスターターを組み替えてきた。一方の緒方孝市新米監督。先発が前田健太と言うこともあってか，一本のカンフル注射もなし。正直この時点であーあと思った。まさに頑固一徹の佐賀者である。これはタイトな戦いになるぞと思った。これがまあ二十数年前のかつてのジャイアンツとの戦いのように高いレベルでぎりぎりのタイトロープを渡っているかの如きつばぜり合いならばともかく，何か武士は食わねど高楊枝対必死に振り回す蟷螂の斧という表現がぴったりかもしれない。要するにじれったいのである。結果は3-2で勝ちきった。しかし，安堵感はない。もちろん爽快感もない。理由はひとつ。あのベイスターズ2連戦とやってる野球は全然変わっていないからである。勝てた理由は，まさにシャーホルツ様々である。1回にキクマルが箸にも棒にもかからない打ち取られ得方をした直後の二塁打。併殺崩れで失点してまた重苦しい空気になったのを振り払った勝ち越しホームラン。まさに彼ひとりの活躍で勝てたようなものである。前田健太は，まあ尻上がりによくなっていったけれども，今日は非常に不出来だったと思う。7回2失点というのは，彼の年俸からすれば当然果たすべきノブレス・オブリージュである。それでまあ試合が壊れなかった，というべきなんだろう。あとは，とにかく見ていて肩が凝りそうな試合だった。特に攻撃。重い。非常に重い。４連勝中に見せたしなやかさがないのである。どうも，火曜日のベイスターズ戦での久保の高速クイックに参ってしまい，足を絡めた攻撃がかけられなかったのを引きずっているように見える。今日も，とにかく中盤にランナーを出すととにかくバント一辺倒。そりゃランナーがエルドレッドのときに仕掛けろという気はないが，もっと足で揺さぶりをかけてもよかったのではあるまいか。本当にこういうところは頑固というか，頭が固いというのか。その究極は８回にエルドレッドがヒットででた後に代走赤松を出してまで梵にバントを命じたことである。打順が下位に回っていくだけに，仕掛けるなら今かと思ったが，これまた型どおりに送りバントである。まああの場面でのバントは展開上仕方ないかもしれないが，ならばとっときの足のスペシャリストを出す必要性も薄いと思うのは，私の僻目だろうか。で，その８回表に２死１，３塁となって前田健太に打順が回ってきたので勝負がかりで代打小窪というのは有りだと思うのだが，ドラゴンズの側から見たら変わってくださってありがとうと言われかねない両刃の剣である。それをいとも簡単に抜いたかと思うと，８回はこれまた頑固一徹セットアップに大瀬良起用。ここで試合がいっぺんに重くなるのである。事実，先頭の亀澤に出塁を許した。１死２塁で迎えるは奇しくも谷繁兼任監督の勝負手４番ナニータ。しかし，今日は結果的にこの起用が徒となってしまったのである。まあ，今日の今日だけは，緒方孝市の頑固一徹さが結果的に上回ったというべきなんだろう。それでいいのだというしかない。しょせん勝負事は結果論がすべてだし，負け越しているチームが白星の内容をどうこう言う資格は，ない。明日の予告先発はカープはクリス・ジョンソン。前回登板は雨に流されてしまったが，かえっていい休養になったのではあるまいか。そしてドラゴンズは，カープが苦手とする八木智哉である。はっきり言って今日のような攻撃をやっていたら，八木にすいすいと楽逃げされるのは目に見えている。打てなくてもいいからしつこく球数を投げさせるような攻撃を仕掛けていかないと，またタイトな試合になるだろう。最後に。１週間も経ってからいうのもなんだが，去る７月３日をもって，弊ブログも丸９周年を迎え，いよいよ１０年目のシーズンに入っていくこととなった。まあ我ながらここまで書き続けてきた者だと思うのだが，まあネタの拾い方や作り方にかなり阿漕なことをやってるから続けられてる，とも言える。これもひとえにカープがだらしないから，もといこのような駄文を読んでいただける読者の方々のおかげと深く感謝する次第である。とにかく明日は絶対に勝て。死んでも勝て。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/10

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  当世鯉党気質

  よ，いっても，不出来な実験小説を書いてみるわけではない。などというと二葉亭四迷先生に怒られそうだが，近年爆発的に膨らんできたカープファンの中には，まあいろんな人がいるのでありまして，中にはジェネレイションコンフリクション的考察を試みても面白そうな事象も存在する。などと堅いことを言うまでもなく，なーんとなく，この私が見ても，ずいぶんカープファンの間で明らかな温度差が出て来ているというか，もっといえばかなりぎしぎしとしたものが感じられてならないのである。そこで，私なりに別にカープだけに問わずおよそファンとはいかなるものであるのか，勝手に分析を試み，それを三つのテーゼにまとめてみた。ちなみに，本来「ファン」というのは英語のFanaticから来ているものであって，その語源にさかのぼるならば，元々はあまりよい意味で使われたのでないことは，想像がつくところである。第一テーゼ　すべてのファンは「にわか」から始まる。当たり前だ。最初からものの本を読みあさって筋金入りのファンに数日間でなったとしたらそれはよほど環境に恵まれているとしかいいようがない。それこそFanaticだ。かくいう私だって，最初からカープ一辺倒ではなかった。それを引き寄せたのは，なんといっても高橋慶彦の存在だった。もちろん山本浩二も衣笠祥雄も江夏豊も影響を与えること大なりだったが，なんせ，12球団のどの選手よりも光り輝くスターであり，少なくともカープファンの誰もが認めるアイドルだったのである。今の「カープ女子」が前田健太やキクマルや堂林そのほか諸々のアイドル的選手への憧憬から入っていくのは，至極当然のことなのである。第二テーゼ　およそファンというのは，まず形を求めるものである。これもまた当然だろう。私だってそもそものきっかけは亡き母に買い与えられた赤いＣマークの帽子だし，その後も鉛筆やら下敷きやらTシャツやら，機会があればグッズを買い求めた。高橋慶彦の下敷き（ただし裏は犬猿の仲と言われた北別府だったが）で長く勉強したし，今はないがカープ選手のサイン入り鉛筆も集めていた。昔は選手ユニなんて売ってなかったからそういう類いのものは一枚もないが，あったとしたら間違いなく買い求めていただろう。最近のカープファンがお気に入り選手のユニフォームを身にまとって応援している姿は，実は私にとっては実にうらやましいのである。30年前に売っていれば，間違いなく買い求めていたと思う。ただし，その当時一番応援していた「23番」のユニは発売されていたか微妙だが。第三テーゼ　天はファンの上にファンを作らず，ファンの下にファンを作らず。確かに，そりゃ年の差はついて回るし私のように赤穂市で小学生からカープファンをやっている物好きもいれば広島で大人になってから興味を持ち始めたファンもいるのである。しかし，こと「カープファン」としてのくくりで見れば，皆平等であって，ましてや序列やヒエラルキーなんぞない。それが「ファン」のよいところである。カープファンに引き直すならば，カープの前にはすべてファンとしての原風景があるのであって，それに貴賤はないのである。私でいうならば，1979年8月30日に生まれて初めてカープの試合を生で（甲子園球場だったけど）見たこと，1983年5月31日に初めて「月刊カープファン」という雑誌があることを知り，それを気に徹頭徹尾のめり込むようになったこと，1989年4月8日にこれまた生まれて初めて広島市民球場に足を運んだこと，これが私の人生にとってスタートラインといってもよい。と，ここまで来たら，勘のよい方は気がつくであろう。このテーゼには，「隠し」がある。その「隠し」を真と見るか偽と見るかによって，寄って立つ立場が変わってくると言ってもいいだろう。これは注釈なしにすらすらと流してあまり突っ込まれないようにしたい。第一テーゼ（隠し）　「にわか」から一歩も脱却しないファンは，短命で終わる。第二テーゼ（隠し）　形のみの追求にとどまる者は，永遠に形だけで終わる。第三テーゼ（隠し）　ファンのヒエラルキーに寄り添おうとする者は，ファンとしての自殺行為である。特に隠し第三テーゼについては，言いたいことは山ほどあるのだが，今日は書かない。というより，弊ブログをお読みいただいている方にはもはや自明のことだろう。肩で風切って傍若無人ぶりを見せている自称「応援団長」とか，「カープ女子」のあこがれらしい「神３」とか，私に言わせれば何様なん？というだけのことであるから（←結局書いてるじゃないか）。明日からは，まだアウェイで一度も勝っていないドラゴンズ三連戦である。天候はよろしくないようだがもちろんナゴヤドームだから逃げられない。明日の予告先発は前田健太対雄太。雄太は今季初登板初先発である。もちろんこの相手関係なら勝ってもらわなきゃ困るのだが，これだけはやってみないとわからない。というより，あのベイスターズ戦のぼろぼろの試合運びを見ていたら，さあ切り替えて何とかしようという気にもなれない。だから，明日の試合を含むこの三連戦の展望とかベイスターズ二連戦の反省などと言うことには一切触れず，どーでもいーよーな駄文をものすこととした。なお，この論考における分析及び見解は筆者独自のものであって通説を形成するものではない。また，文章中嫌味に過ぎると感じられる部分があったとしたら，それはたぶんその通りである（←開き直るな）。とにかく明日は絶対に勝て。死んでも勝て。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/09

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  必死さが足らん。一生懸命さが足らん。

  今日の試合を評するならば，まさにこの二言で十分だ。要するにまだまだ甘い。こんなもんじゃ，優勝なんてどの口がいうんかとどやしつけたくなる。もちろん，薮田を責めるつもりはない。なぜなら，薮田にはまだチームの勝ち負けの責任を負う当事者能力がない。はっきり言って柳の下の2匹目のドジョウを安易に狙った首脳陣がバカなのであって，それ以上でも以下でもない。はっきり言って今日は1回裏で試合が決したと言っても過言ではあるまい。まだなんとか薮田が粘って1失点に抑えたその裏の攻撃。箸にも棒にもかからないまま終わってしまった。いや，結局9回までずっとカープの攻撃陣は箸にも棒にもかからないさっぱりだめな結果を刻み続けた。私にいわせれば，カープは全然砂田を研究していなかったのに対して，ベイスターズはカープ打線を，そして薮田を完全に研究し尽くしてこの連戦に臨んだと言っていいだろう。特にベイスターズで殊勲甲は黒羽根である。黒羽根の差配でカープの打線はくるくると回り続けたと言って過言ではない。一方の會澤。先週のジャイアンツ戦のように気持ちよく薮田を投げさせておけば大丈夫という甘さがあったと言わざるを得ない。だから4回に薮田が連打を食らったときにそれを封じる術がなかったのだろう。はっきり言ってまだまだ會澤は修行が足らない。インサイドワークには相当課題が多そうだ。まあ今日はこれ以上何も言うことがない。本当に出来が悪いとしかいいようがない。ベイスターズがこの2試合に見せた必死さとくらべて，カープはホームゲームであるにもかかわらずふわふわと地に足のついてない野球を続けたことよ。全く見どころのない連敗となったのも当然だろう。よって，今日は書くことはこれ以上何もない。昨日の敗戦を全く今日の糧に出来ないということは，昨日の試合をまさか惜しい負けとというとんでもない了見違いをしていたに違いないのである。そんなチームに，かける言葉もない。あるとすれば，このくらいだ。まあ，それでもなお無反省でナゴドで無様な試合を続けたら，カープファンはもうこうやって突き放せばよい。え？昔のネタの焼き直しじゃないかって？要するにこちとらも書く気がなくなってるということ。こんなクズみたいな試合をいかにもしたり顔で評論するほどの厚顔は，持ち合わせていないからね。こんな試合で木戸銭取るんじゃないよ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/08

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  切り替えるしかないだろう。

  まあ，こんな試合を粘って勝てるくらいだったら，今頃カープは独走でセントラルの首位を突っ走っていたことだろう。それができないから，今の順位にいるのである。むしろ今日負けても首位とゲーム差1の3位であることを僥倖と思わなければいけないのである。とにかく，何もかもが今日は悪すぎた。黒田博樹の立ち上がりもよくなかったし，守っても攻撃でもミスを連発。正直こんな酷い内容の試合は久しぶりに見たと言っていいくらいの悪い内容である。これで相手の投手陣が転んでくれていればよかったのだが，また悪いことに久保康友の出来は非常によかった，というよりアンパイアとの相性が抜群によかった。これでは，勝てない。ベイスターズも大概ろくな野球はやっていないし，していたら今日はぼろ負けだっただろうが，そうは言っても負けは負けである。まずはこの現状を受け入れることから始めないといけないだろう。まあ，敢えてはっきりと言わせていただくならば，今日はカープの選手の心の中にごく僅かの油断があったのではないか。黒田博樹が投げるから勝てる。そして現在4連勝中。ベイスターズはハマスタで痛い目に遭わせてきた相手だけにホームではもう一丁くらいの気持ちでかかっていったのではないかという気がしてならない。だから2点先制されてもなんとかなるくらいの感じで1回の攻撃をゆるーい気持ちで入っていったようにも見える。いや，1回どころか，9回に至るまでずっとそんな感じだったのではないか。いつかは点が取れる，いつかは点が取れると根拠のない自信を持って野球やっていたように見えたのは，勘ぐりすぎだろうか。今日はそのくらいでいいのではないかと思っている。とにかくビハインドの展開なのに必死に追いかけると言うよりはふわふわと野球をやっていた，そんな総括でよいのではないかと思う。それでも敢えて今日の試合のターニングポイントを言うならば，1回表の先制点となった石原のブロッキングの際の落球と，4回裏の新井貴浩の信じられない飛び出しに尽きるだろう。それに，2球でツーアウトというのが2回もあったというのが今日の試合のハイライトであるといってよいかもしれない。ここまで気持ちよくバットを振って勝ってきた，だから今日もということだったのだろうが，優勝争いをするといいたければもっとこのあたりはなんとかせねばいかんだろう。久保康友は，はっきり言ってそのカープのバッターの特質を完全に読んで投げてきていた。それに対して，カープのバッターの対応は，いかんせん甘すぎたと言わざるを得ないだろう。今日の敗戦はまあ切り替えて明日頑張れというべき内容だったが，反省すべき点は極めて多い。それを首脳陣が選手にどれだけ言い聞かせることが出来るかが明日以降の試合の星取りの鍵を握ると言っても過言ではない。と，いうことで，明日の予告先発はカープは福井かと思いきや薮田和樹を持ってきた。ベイスターズは予想通り砂田毅樹である。これは少しく不安を感じる。薮田についていうなら先週のあの投げっぷりならある程度試合を作ることは出来るだろうと思うが，今からローテーションに入れて中6日で回していって果たしてどうなのか。ましてや亜細亜大学では故障もあってほとんど実戦で投げることが出来ず，ファームでもコンディションを投げるたびに確認しながら無理をさせないように佐々岡が差配したと聞いている。明日投げられるということはフィジカル面に不安がないからということと善解したいが，まだまだ投げてみないと分からないレベルの投手だけに，どうしても不安はつきまとう。相手の砂田に関していえば，まだ白星がないし，右打者の被打率が極端に悪いということから突破口が開けるだろうと思われるのだが，初物のサウスポーにはめっぽう弱いのがカープの伝統である。こういう悪しき伝統だけは継承しているからカープには困ったもんである。とにかく，必ず勝てるという保証は何もない。蓋を開けてみないと分からない勝負になるだろうと思っている。だからこそである。今日の試合の悪い野球をしっかりと反省して，明日はきっちりと勝って最低限このシリーズをキープしてほしい。今日のような悪い野球はもうたくさんだ。十分おなかいっぱいになったから，明日以降はまた甘美なメニューで酔わせて欲しい。今日はもういいから，残り6試合，とにかくもう一つ粘れ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/07

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  店主謹白　本日休業

  昨日「ベイスターズ戦については明日にでも書く」ようなことをいっておきながら，いきなり看板を裏返すとは何事かと自分でもあきれるところではあるけれども，これはこれで理由があるのだ。いろいろと雑事をこなしていたらPCの前に座れたのが23:00を回っていたのである。こんなの，下手の呻吟して駄文をひねり出していたら，日付が変わってしまう。それに，今から書いたって，どうせWEB媒体のニュースで書かれていたことをなぞるだけになってしまうのが落ちなのであって，そんな誰にでも出来るようなことは，したくない。というといかにもかっこよさげだが（どこが），まあほんとのホントのところは，昨日の雑文をお読みになった方ならお分かりになるであろう。こんな時間から文章を紡ぎ出すのがもうしんどいのである。下手に考え込んで椅子に深く腰掛けて背もたれに持たれようものなら，あっという間に睡魔に負けるおそれがあるのだ。こんなときに書く文章が，まともなものになるはずもない。現に昨日の文章なんてそうだ。試合そのものは好ゲームだったと思うけれども安瀬書いている方の調子が優れないので，どうせ駄文に流れるなら私小説風にまとめてやろうと狙って書いたのがあれである。そもそも，私は文章にこだわるのと同じくらい標題にもこだわっているのだが，昨日の標題などは誰がどう見ても安物のパクリで，しかも三題噺風にもなってない。とまあ，愚痴ったって仕方がない，というよりこうやって紙幅を埋めてなんとなく記事にしてしまうのが我ながらあきれたところであるのだが，まあそれでも一応ベイスターズ戦の展望に話を少しだけ移すと，明日の予告先発は黒田博樹対久保康友。ただし，明日の天気予報は非常に悪い。敵は久保よりも雨かもしれない。まあ，久保康友は乗せると非常にやっかいな投手なので，早いイニングで攻略したい。やはりここでも合言葉は「先手必勝」である。ちなみに被打率は対右左問わず.230前後なのだが，左打者に14四球というところが攻略の突破口になるかもしれない。いずれにせよ，カープの攻撃陣は黒田博樹に対して先週の火曜日に大いなる不義理を働いているのだから，それをせめてホームでは取り返してもらわなければなるまい。水曜日は三次で，予想される先発は福井優也対砂田毅樹。育成上がりのシンデレラボーイであるが，まだ勝ちがない。これなら楽勝と言いたいところだが，実績とデータのないサウスポーに過去カープはさんざんにやられているのだから，油断は禁物である。現に勝ち星はないものの防御率は2.93だから侮れない。ただし，対右打者の被打率が.364と突出して悪いから，とっかかりはそこからになるだろう。それと，過去3度の先発では5イニングで降板しているから，とにかく球数を投げさせて少しでも早いイニングでお引き取り願うことだろう。いずれにせよ，それができたときには，白星がぐっと近づくといってよい。今日はこんなところでいいだろうか。とにかくもう頭が回らない。前半最後の7試合，とにかくもう一つ粘れ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/06

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  野村祐輔と居眠りと私。

  いきなり私事にわたることで恐縮であるが，どうもこのところ，睡眠のバイオリズムがよろしくない。私のや持つ病と付き合うためには，本来は規則正しい生活リズムを付けないといえkないのだが，日付を超えて漫然と夜更かしをすることがあったかと思えば，23:00前にくつろいでいたらことりと睡眠に落ち，気がついたらとんでもない時間だったことも，時々ある。時間を決めてすべての作業を強制終了させて横になればいいんだろうけれども，そこがまあなんとも意志の弱いところでなかなかうまくいかない。ところで今日は娘が出場するバレーボール大会が行われた。その会場は広島が世界に誇る名プレイヤーである故猫田勝敏氏の出身校であるのだけれども，まあとにかくその排球熱の盛んなこと。いつも驚かされるのだが，それはさておき，午前中で娘の出番は終わり，帰宅してさあ今日の試合を見ようかと待ち構えている間に，睡魔に襲われ，気がついたら14:00を大幅に回っていた。目が覚めて目の前にあった時計を見て，慌てた。どのくらい慌てたかというと，何時ころに目が覚めたか記憶にないくらい慌てた。そして，テレビを付けるのが少しだけ怖かった。テレビを付けてみて，野村祐輔が炎上して，とはいかないまでも序盤のスワローズの攻撃に耐えきれずに失点を重ねてはしないかと言う思いが，頭をよぎったのである。テレビを付けて，3回表，0-0であることを確認したときは，心底ほっとした。なので，1回のピンチの場面は，幸運にして見ていない。そしたら，3回裏，2死無走者から丸が歩いて，菊池がヒットを打って，ばりばりのメジャーリーガーであるシャーホルツのテキサスリーガーズヒットが出て先制，そしたらここのところ少し打撃の調子が下がっていた新井貴浩が粘って粘ってライト方向にたたきつけたタイムリー。そして新垣渚が高めに外すはずの球がアウトサイド真ん中に入るというミスをしでかしたおかげで生まれたエルドレッドのホームラン。ひじょうーに，寝覚めはさわやかだった。結局あれだけ自分で不安だと煽っていた野村祐輔は7回2失点。あとはまあ，文句なしである。まあ敢えてひとつだけ難を言うならば，4回と5回には追加点を入れておかないといけない。いまはまさに団子状態になってしまっているからこの程度のあまりよろしくない野球でも勝ちきることが出来るが，順位争い，はっきり言うなら優勝争いが熾烈となってきたら，こういう隙がまさしく命取りになるのである。まあ，とにかく今は白星を積み重ねることが最優先ミッションであるからそれでもよいが，勝率5割を突破して貯金を作っていこうとするならば，こういう甘っちょろい戦い方では，まだまだだ。野村祐輔について言うならば，今日はよかったとしかいいようがない。それまではいったい何だったんだといいたくもなるのだが，やはり気持ちの中にあるのはあの7月1日の薮田の好投があるに違いない。こういう後輩なんぞに負けてなるものかというモチベイションは非常に大事である。それはまさにプロフェッショナルとしてのプライド，自らの体一貫で戦っていく者の矜恃という者なのであって，そういう活性化酵素が次々に出てくるチームというのは経験則上強い。その負い見でも，仮に薮田の白星が7月1日のひとつだけになったとしても，それはまさに10勝にも値する価値があるのである。そして，その薮田の男意気を今一番感じているであろう男こそ，その前の試合で完封勝利を逃してサヨナラ負けを食らった黒田博樹であるにちがいない。とにかく，これで最大8あった借金が1になった。順位もひとつあげて3位になった。首位のタイガースが＋１，勝率差で2位のジャイアンツと3位のカープが－１。まだまだ分からない。これからオールスターブレイクまでのカードを見る限り，G-T，T-Cの直接対決があるし，タイガースとジャイアンツはもつれ込んだらしぶといスワローズ戦を控えているし，カープはドラゴンズとのアウェイ戦に今季まだ白星なしという嫌なデータもある。しかし，先のことは先のこと。まずはホームでのベイスターズ戦をいかに戦うかである。それについては，また明日にでも書くこととしたい。最後に，今後カープの浮沈の鍵を握るであろう選手の名前をひとりだけあげて締めとしたい。もちろん，それだけの調整が出来ていることが必要十分条件なのであって，その点はまだ私が実際に見ていないから分からないのだが，それでも敢えていうならば，ずばり，堂林翔太である。前半最後の7試合，とにかくもう一つ粘れ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/05

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  晴れ時々pridegreen　#040

  天使：あーあ，せっかく今日中にも首位に立てると思ってたのにな。こういうときに限って試合直前から本降りの雨って，ついてないわよねえ。悪魔：まあ，タイガースが勝った時点で今日中の首位はなかった話なんやが，それでも順位が何をせんでもひとつ上がったんやからよしとせないかんやろ。惜しむらくはドラゴンズがサヨナラ勝ちしてくれたら3位やったんやが，まあこれだけはな。天使：管理人は少しだけハマスタの試合とナゴドの試合を見ていたそうだけれど，あの2試合はどう評価すればいいのかしらねえ。カープ的に見て。悪魔：要するに今が一気に抜け出すチャンスですと言うこと。その2試合もはっきり言って両チームのいいところを自分で潰していってるようなもんやったからな。まずナゴドで言うなら，両チームの攻撃陣の決定力不足。ジャイアンツ打線に迫力を欠いていたことはまあカープは体感済みのこととしても，ドラゴンズも大概やなあ。ハマスタで言うなら，逆にこれまで頼みにしていた投手陣が両チームとも壊れかけているところやろうな。天使：タイガースは頼みのセットアップ陣の防御率が悪くなっているようね。それにあの長野以来呉昇桓さんの調子が割るんじゃないかしら。今は首位にいるけれども，十分隙ありといえるのかしらねえ。悪魔：今は，な。だから隙があるうちにたたいとかんといかんかったんや。それだけに北信越シリーズの結果が悔やまれるよなあ。天使：逆にベイスターズさんは，中継ぎ陣の再編がうまくいっていないようね。そのうち山崎君にへばりが出だしたときにどうするんでしょうねえ。悪魔：まあ，カープも大概人様のことをいえるような状態やないけどな。とりあえず今日は，天からもらった休暇と思って開き直ってもらえればええやろ。天使：カープもクリスさんを1回飛ばす格好になったけれど，スワローズも石川さんの登板機会が飛んだんだから，カープ的にはよかったんじゃないかしら。悪魔：そりゃあ石川にはカープはさんざん苦しめられてたからな。それを思うと明日の予告先発が気にアン留ところやが，野村祐輔対新垣渚と来た。まずこれをどう見るか。天使：うーん，はっきり言って不安よねえ。野村君の登板間隔が空いていた間に，これまでさんざんな結果に終わった登板を振り返って修正できていればいいんですけどねえ。悪魔：管理人は前回登板後に「今の野村祐輔ならアマチュアの一線級相手でも通用せん」などと酷いことを言う手たが，どう見ても何かがおかしいからな。今の野村は。天使：こういうときこそ解析が専門の畝さんの出番でしょ？なんとかならないのかしら。そのために投手総合コーチにしてもらったんでしょ？ちゃんと給料分働いて欲しいわよねえ。悪魔：・・・・・・最後の一文についてはコメントは差し控える。しかし，それはカープ打線が新垣を攻略してしまえばええことやけれどもな。で，今季の成績を見ると，えー，2勝6敗の防御率4.03か。まあ，今のカープ打線なら打てない数字ではないな。天使：でも，ホークス時代にはさんざんにやられた記憶があるわよ。新垣さん本人はそれがインプットされていたとしたら，嫌よねえ。悪魔：確か当時の某打撃コーチが新垣について聞かれて「今日の新垣はいいよ，ものすごくいい！」といって驚いたコメントを出したというアホらしい余談もあるんやが，あのときとはもう投球スタイルも違うし，だいいちカープの選手層も違う。実際に肌を合わせての感覚があるのは梵と石原だけやろうから，もうここは感性で打っていくしかないな。天使：被打率を見ると，明らかに左打者に打たれてるわね。被打率.320に被本塁打7本。ここは丸さんネイトさんに広輔君が鍵を握るわよね。サードはこうなれば昇吾さんということになるのかしら。悪魔：ブラッドの代わりに松山を使うという手も成立しうるな。そこまで首脳陣の腹は据わってないやろうが。天使：どちらにしても昨日と同じく先手必勝ね。そのためには，野村君の立ち上がりがどうかということが気になるわよねえ。ここはかなり不安だわ。悪魔：とにかく山田哲人をいかに封じ込めるか。そして畠山の前にいかにランナーをためずに回すか。そして左打者の川端，デニングをどう封じ込めるか。課題は多そうやな。天使：それでも，明日勝ってジャイアンツが引き分け以下なら2位に浮上するのよね。本当にこれは野球の神様の粋な計らいと思うしかないわよねえ。だからこそ，意地でも勝ってほしいわよねえ。悪魔：とにかく，明日勝てば借金1。そしてオールスターブレイクまでには借金完済どころか首位に立つめどがついたんやからな。本当に，千載一遇のチャンスやぞ。今年は。天使：どうしよう，カープの試合を見てこんなにわくわく感が出て来たことってなかったわ，本当に。悪魔：まあ，これが「首位攻防」というもんや。どうや，楽しいやろう，野球見てて，この項予感こそがカープファンが本来持ち続けなければならない正しいあり方やぞ，と管理人は言うてる。（TENSHI and AKUMA coming soon......）まだまだ，とにかくもう一つ粘れ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/04

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  「格より調子」とはいわせない。

  波乱の結果となった宝塚記念も終わり，本格的に夏競馬モードになってきた今日この頃，全国三千万人（推定）の競馬ファンの皆様は，さぞ夏の上がり馬を見つけんとして小倉に，新潟に，そして函館札幌の模様に目を皿のようにしてご覧になることでしょう。と，全く関係ない前振りをしたことに，特段の意図はない。ただ，よくいわれるのは「夏競馬は格より調子」という格言なのであって，クラシックロードや古馬G1街道に乗り損ねた条件馬が，じっくりと力をためて夏の重賞戦線を賑わしたりすることから用いられるのであるが，少し競馬をかじった方なら御承知のとおり，G1ウィナーとなったり重賞で勝負できるような馬は夏競馬には出てこないのであって，そもそも勝負の土台が違うというところがまさに馬券買いのツボというべきなのであろう。まあ，私はもう競馬から足を洗って10年以上経つから，あまり知ったかぶったようなことは言えないのであるが。で，今日の試合である。カープの先発は前田健太。一応自他共に認める球界のエースのひとりである。一方のスワローズは古野正人。過去3年の成績が4勝6敗なるも今季はすでに4勝負けなしの防御率2点台。スワローズ投手陣の中でも最大の上がり馬と言っていいだろう。万一前田健太が前回登板のような不出来だったら，何が起こってもおかしくない，そう思っていた。試合が始まるまでは。しかし，さすがは前田健太である。前回登板の反省を活かして，とにかく序盤から飛ばした。前半3イニングスをパーフェクト。一方の古野。立ち上がりから全くの不出来。その立ち上がりをカープが捕らえて一気に5点。これで勝負あったである。何のことはない。今日の結果は，ごく当たり前の事象が起こっただけである。あとは，もう何も言うことはない。久々の3連勝ということで大きな白星ではあるのだが，そもそも論として落としてはならぬ試合だったのである。当たり前に起こるべき結果が当たり前に起こった。今日の試合について講釈垂れるならこれで十分なのだ。まあ，蛇足ながら付け加えるとすれば，そもそも古野が下級条件馬からここまでステップアップするきっかけを作ったのは，ほかならぬカープである。５月の神宮球場，先制しながら得点を取り切れずに逆に福井が先に崩れてシリーズ負け越しが決まったあの試合。現在セントラルは未曾有の団子状態にあって，スワローズが先頭を走っているのだが，ここで勝ち抜くためには，いってはなんだが古野クラスの投手に続けて抑えられているようではだめだし，ましてや前田健太を押し立てて負けることなどあり得ない。これは優勝争いの要諦でもある。だから，今日の試合を勝ったことであまり大喜びするのは，まあ違うだろうといいたくもなる。勝つべき試合をそつなくものにした。そのことに意義を見いだすことは出来るけれども。それじゃあ愛想がないのでまあいいところを褒めるとすれば，先制のタイムリーがエルドレッド，だめ押しのタイムリーがシャーホルツであるところだろうか。祖父直なところ，４番を張っている新井の調子が落ち加減である。実際，黒田を押し立てて悔しいサヨナラ負けを喫した火曜日のジャイアンツ戦は，ネイト新井ブラッドが全く仕事をさせてもらえなかった。それを評して「現状において優勝を争うに足りるクリーンアップではない」と書いたが，ネイトとブラッドが打ち始めたら話は別である。とにかく当たれば飛ぶ。そうなるとこれまでではキクマル新井重点マークで事足りていたものが，そうは行かなくなってくる。となると，打線に新たな核融合が生まれる可能性が出てくるのだ。まあ今のところはそれこそ「上がり馬」期待程度でしかないのだが，ゆくゆくは秋の決戦で花開く，というひそかな期待を，少しぐらいは持っていいのかもしれない。1995年の菊花賞，マヤノトップガン＝トウカイパレスで的中させた記憶が甦ってくる。今日はスワローズが敗れ，タイガースもベイスターズに逆転サヨナラ負けを食らったということで，ついに全球団が借金を抱えるという珍事が起こった。一応首位のスワローズと，5位のカープとの差は，0.5。明日勝てば当然ひっくり返って少なくともスワローズの上には立つのである。予告先発はクリス・ジョンソン対石川雅規。ジョンソンの立ち上がりとカープ打線の石川への対応に不安があるが，そんなことはいっていられない。データで紐解くと今季の石川は右打者にも左打者にも被打率が３割を超えている。要するに今のカープの打線の勢いならそこそこ打てるということである。ただし，石川はなんといっても老獪なピッチャーだから，ヒットを打たせても点はやらない術には長けている。そこをどう破るか。鍵を握るのは今日と同じくネイトとブラッドになるだろう。あとは，継投勝負になったときにどうなるか。カープはある程度の得点差を持ってジョンソンからの継投に入りたいだろうし，スワローズは石川が５回を１点リードくらいで凌げばロマンオンドルセクバーネットが控えている。昨日も書いたかもしれないが，明日もまさしく，先手必勝。これしかない。まだまだ，とにかくもう一つ粘れ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/03

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  悪い試合にきらりと光る福井優也

  まあ，試合内容だけ見たら，カープが強かったというより，ジャイアンツの試合内容がめちゃくちゃ悪かったのに救われた，といった方が正当かもしれない。なんせどんなにネガティヴに見ようとしても，長野にだけ気をつけておけばいいような攻撃陣では，怖くもなんともないのである。確かに途中追いつかれもしたが，試合を決めたのはやはり1回のシャーホルツの先制ツーランホームランだろう。何のことはない。今のカープはとりあえず3点くらいは取れる野球をやっているが，ジャイアンツは2点取るのが精一杯だからなのが見え見えだからである。まあ，3回の失点だって，坂本の犠牲フライの後阿部亀井で箸にも棒にもかからないのである。まあ，8回2安打だから，福井の方が出来がよかったのは明かなのだが，かつてのジャイアンツは隙を見せたらそれをも打ち砕くだけの力を持っていた。しかし，今日はそんなあだ波さえ起きなかった。そしてこの3連戦初めて中崎が登板しても，それは変わらなかった。先頭打者を出して代走に鈴木尚広を出されても，鈴木を一塁ベースに釘付けにしておしまいである。よほどジャイアンツの出来は悪いのだろう。そう，昨日のカープの野球もいい加減雑だったが，今日のカープの野球の内容は思いっきり悪かった。どこがどう悪かったかはこの試合を観戦された方には自明のことだから書かない。義務教育やってるんじゃないんだから。はっきり言って，こんな悪い野球をやって，よく勝てたものである。しかし，今日はこれでもいいのだ。なぜなら，意味があろうとなかろうと勝つことだけが今日のミッションであったからである。このシリーズ勝ち越してひとつでも上とのゲーム差を詰めることだけでいいのであって，もとより試合内容不問だったである。だからこれでよい。もちろん福井はGJである。彼はそもそも論としてこれだけのポテンシャルを持っているのである。これで，順位こそ5位ではあるけれども，首位スワローズとのゲーム差は1.5。そもそも論として首位の勝率が5割。そしてそのスワローズとカープは相まみえるのである。これはチャンスである。スワローズは勢いに乗っているが，カープも星取りだけならここ2カード4勝1敗だから負けていない。ただし，攻撃に関しては段違いに出来が悪いから，まさに投手陣がすべてを分けるカードになりそうである。明日の予告先発は前田健太対古野正人。すべては前田健太がどれだけ粘れるかにかかってくるだろう。初回からスワローズ打線に簡単に点を与えているようでは終わりである。前田健太が粘っている間に知恵を絞って古野を攻略する術を新米コーチが考えつくかどうかが鍵になりそうだ。そして勝負は早くなくてはならない。ロマンオンドルセクバーネットが出て来たらカープの打線が太刀打ちできるか。それを考えれば，前田健太が序盤から飛ばし，先手を取る。それが唯一というべき必勝法である。土曜日はクリス・ジョンソン対新垣渚，日曜日は読めないのだが野村祐輔対ライアン君が予想される。いずれにせよ洗髪投手が粘って，先に点を取ることに勝機を見いだすことだろう。ドンパチの打ち合いになったら，現場ではとてもかないっこないから。さあ，賽は投げられた。後は下克上の戦いをどう意識して必死になって食らい付くかどうかである。今日の野球も悪い野球とは評したが，必死さは感じられた。それはおそらく敗れたりとはいえ黒田博樹のあの熱投が持ち込んだものに違いないだろうが，動機はこの際何でもいい。今求められているのは，白星のみなのであるから。まだまだ，もう一つ粘れ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/02

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  あっぱれ薮田。チームの危機を救った。

  今日は，この言葉のほかには語る言葉は要らないだろう。まあ，立ち上がりはどうなることやらと思ってかなり懐疑的に見ていたのは正直なところだが，長野にストレートを完璧に放り込まれて逆に開き直ったのではないか。その後は変化球を変幻自裁に操り，かつ150km前後のストレートとのコンビネイションでジャイアンツ打線を見事に牛耳った。5回裏のピッチングなどは圧巻の一言に尽きる。1死満塁から阿部亀井を，昨日の9回裏に黒田博樹がほぞをかまされた相手に，まともなバッティングをさせなかったのである。その意味では，昨日の黒田博樹の敵を藪田和樹が取ったのである。そう，ドラフトで指名がかかったときには「なんでこんな奴が2位なんやと言われた男が。結果は5回2失点ではあるが，内容はそれ以上と言っていい。攻撃陣が不出来の杉内攻略にもたついている間を見事に締めたのである。確かに追いつかれた。しかし，追い抜かせなかった。これは立派なスターターの仕事なのである。だからこそ，6回の集中打が生まれたのである。それは即ち薮田のプロ初勝利を確実にする6点となったわけだが，5回裏のピッチングなくして6回表の攻撃なしといってよいだろう。まあ，5回裏と6回表を見るに，ジャイアンツの側に走塁や守備に細かいミスが続発したのがきっかけなんだろうし，今のカープの煮え切らない打線ではそうでもしないと大量得点など取れはしないが，とにかく取ってしまえばなんでも良いのである。これも何もすべて薮田の踏ん張りの賜と思っていればよいのである。まあ10点取ったのだから一応攻撃について触れなければいけないのだろうが，18安打も打って10点しか取れんかというのが正直な思いである。唯一評価すべきは，1回表の菊池のホームランだけである。あとは，丸が序盤にもう一仕事していたら楽な試合展開になっただろうとか，杉内に対してクリーンアップが全く合っていなかったとか，言いたいことは山ほどある。しかし，今日は言わずにおこう。接戦になったからこそ藪田和樹の魂にスイッチが入ったのかもしれないし，大量得点が故に気が緩んで終盤あらあらになるケースだってあるのだ。ただし，明日はそれをちゃんと修正してねとだけは言っておこう。これで，またジャイアンツとの差を1.5に戻した。そしてタイガースとの差も2.5である。その意味では明日の試合が非常に重要になってくる。明日こそまさに内容不問，勝ち負けがすべてなのである。予告先発は福井優也対アーロン・ポレダ。勝負は互角だろう。福井優也が本来のピッチング内容を見せればそれなりの勝ち負けになるし。ポレダに関して言えば100球投げさせればただの人というデータが出ているし，被打率もそんなに低い投手でもない。特に左打者の被打率が高いから，丸，シャーホルツ，田中が鍵を握りそうだ。それと，継投である。今日はカープは余裕の継投だったが，明日はどうするのか。逆に山口，マシソンが出てきたときにカープの攻撃陣がどういう仕掛けを見せるか。ある意味もっともタイトな試合になる可能性すらある。まあ，今日は薮田に勝たせてやりたいというモチベイションと同時に，昨日の試合は黒田博樹に申し訳ないという思いがあったと信じたいところである。そのモチベイション，まず明日にも持ち続けて欲しいところである。あと一踏ん張り。順位を上げるために。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/07/01

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  明日の勝利のためには受け入れざるを得ない。

  9回裏に2点取られた黒田博樹を責めることなど，誰もできようがないだろう。それほど，8回までの黒田博樹のピッチング内容は，東京ドームの空気を圧倒していた。黒田と心中したベンチの判断は，間違ってはいないし，それしか解はないだろう。絶対的なクローザーがいない現在のカープのブルペン事情からすれば。今日の試合は，野球の神がカープに与えた啓示だと思う。確かに現在のセントラルは大混戦ではあるけれども，この秋に勝ちきりたかったら絶対的なクローザーをひとり補強しろと。9回表のブルペンの表情がテレビで映されていたが，中崎の目に今からでも行くぞと言う気迫は感じられなかった。きっと自信がなかったんだろう。どんなに強いチームでも年に50敗はするのだから，中には受け入れざるを得ない敗戦という者も残念ながら存在する。ことしのカープについて言うなら，ここまでの敗北は9割方とうてい受け入れられない敗北が多かったし，それが今の新米監督と仮免コーチ陣に対する批判となって現れるのだが，今日の今日だけは仕方がない。今日の黒田で負けたのなら，運が悪かったと思わざるを得ない。まあそもそも論として，今のカープのチーム力で，ソロホームラン一本で勝とうとする了見が間違っているというほかないだろう。それでも敢えて今日の敗因を，勝ちきれなかった原因を探るとすれば，丸のホームランの後，なんか完全にカープの選手が脱力気味に見えたことである。要するに，これで勝ったとぬか喜びするのが早すぎたと言うべきだろう。丸が本塁打を打った後の菊池のバッティング。あまりにもあっさりと打ち上げて流れを切ってしまった。結果的に大きなピンチにはならなかったが，8回裏に黒田が相川に喫したヒットは梵がちゃんと三塁線を詰めていればどうだったか。そして，素人の私が見てもほとんどへろへろのマシソンに手も足も出なかったクリーンアップ。決して気持ちが入っていなかったわけではないだろうが，明らかにスコアレスのときのバッティング内容とは違っていた。まあ，現状のネイト，新井，ブラッドでは，優勝をするチームのクリーンアップとしては物足りぬと言うことである。あくまで現状では。そのためには，あと一人，今からでもサファテ，ミコライオ級の外国人投手を獲得してこないと嘘だろう。はっきり言ってヒースはクローザーとしては完全に不向きだし，ザガースキーはいいときは鬼神の如き球を放るが悪いときは一軍半の投手よりも悪いから，安心して任せられまい。大瀬良は，もしクローザーで使いたいなら一度ファームに落として修業させた方がよい。今のような中途半端な使い方ではいつまで経っても中途半端で終わる。それ以外に，誰に今日のようなしびれる場面でのクローザーが務まるか。敢えて言うとしたら，永川勝浩しかいない。あるいは，それこそ前田健太をクローザーにするかである。それほど，絶対的なクローザーを欠いたままシーズンに突入したツケは重いのである。どうせ丁半博打を打つなら，カープとコネクションがある四国アイランドリーグplusから，藤川球児を格安で引き取ってみるか。まあ，それだけの腹芸があるなら，カープはもうとっくに5回ほど優勝しているだろうが。まあ，今日の試合を引きずっても仕方がない。明日あさってと勝てば最低限のことは出来るのだ。明日の予告先発は薮田和樹と杉内俊哉。非常に厳しいと思われるが，薮田が杉内の胸を借りて5回くらいまで試合を作れば後はなんとでもなるし，まあいかに鈍感で敗北主義の固まりと化しているカープの選手でも，今日の明日で黒田博樹に悪いことをしたという思いはあるだろうから，今度は薮田に勝たせてやりたいという思いで一致結束してかかっていけば，そこそこの勝ち負けになるかもしれない。幸いに，というか，首位のタイガースも負けた。あのチームは大連勝をした後に大連敗を平気でするチームだから，とにかく今は辛抱するしかない。しかし，辛抱だけでは，野球は勝てぬ。今の今から，勝負の後半戦を見据えて，しっかりとした準備をしておかなければならぬ。これは，フロントのお仕事である。ノムカン君もといどんでんさんもとい岡田彰布氏はその著書で，開幕前の準備で優勝は決まると説いているが，まさにそうだろう。だからこそカープは不十分な準備をしたまま開幕に突入したことを反省し，今からでもそれを活かさなければいけないのである。もし，そういう動きが，補強可能期間である7月末日までに何も見えなかったときには，カープファンはカープが優勝できない元凶がどこにあるかと言うことを，とくと思い知ることになるだろう。むろん，心あるカープファンの方々には，とっくに見えてるんだけれどね。こんな敗北の中でも高笑いしているのがいるんだよ。カープ球団の中にBlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/30

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  緊急特別音楽番組（KAKUMEI version）

  先週末に首尾よくドラゴンズに連勝したカープは，明日からは水道橋でジャイアンツ戦に臨むこととなる。カープは5位，ジャイアンツは2位。しかし，その差は1.5。これをどう見るか。ホームであれば一気にいてまえと景気よく声をかけたいところだが，ここ数年にわたって合口の悪いアウェイ戦というのがまた悩ましいところである。しかも，間違いなく継投が鍵を握る一戦になりそうなだけになおさらである。で，本来であればこの3連戦の展望について主流派カープファンのブロガーさんは書くのだろうが，そこは拗ね者の私のことである。だいたい，書くことなんてローカルニュースやWEB媒体で流れたニュースをなぞるだけである。そんなことをしても，面白くもなんともない。ならばどうするか。先週末のドラゴンズとのシリーズはまさに｢地底人の対決」だと書いた。そしてそれにふさわしいBGMはベートーヴェンの交響曲第5番第一楽章，いわゆる「運命の動機」が望ましいと。その段で行くならば，今週の水道橋の戦いはまさしく下克上の戦いである。で，あるならば，ショスタコーヴィチの交響曲第5番，俗に「革命」（これも日本だけの標題なんだけどね）の第4楽章こそふさわしい。と，いうわけで，今日はショスタコ特集でいきたい。オープニングは誰にするか迷ったが，やはりここは初演も手がけたエフゲニー・ムラヴィンスキーで行きたい。続いては，ウラディーミル・アシュケナージで。そして，エフゲニー・スヴェトラーノフ。ここまで旧ソ連（アシュケナージはちょっと毛色が違うとしても）系の指揮者を並べてみたが，微妙な違いがお分かりになるだろうか。ここでひとつ目先を変えて。レナード・バーンスタインも録音を残している。「運命」では取り上げなかった日本人指揮者編。まずは佐渡裕。そして，やはり「革命」にはふさわしい。「炎のコバケン」こと小林研一郎。路線を旧ソ連系に戻して，ワレリー・ゲルギエフを。トリはやはり私の好みでチョイスさせていただいて，やはりヘルベルト・ケーゲルを。金管が割れるくらい咆吼してます。しかし，いつもの極辛口ケーゲルが突如として「燃える男」に変貌するのが聞き所です。Encoreは，なかなかこれといったものが見つからないので，再びレニーに登場していただこう。1979年のライヴ盤である。1979年を絡めたことに，当然多くの読者の方は意味を見いだしてくれただろう。我ながらこういうやり口はどうかと思うが。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/29

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  晴れ時々pridegreen　#039

  天使：ちょっとーっ，何よ，昨日のサンフレッチェの試合。豊田さんの同点ゴールが後半51分ってどういうわけ？アディショナルタイムは確か4分だったでしょ？悪魔：それがもう，Jリーグにおけるレフェリーの基準と思わんと仕方ないやろ。確かに，「レッドカードでいなかったはずの選手がアシストしたゴール」で勝ち点3を落としているだけに，神経過敏になるのは分かるけどな。天使：それにしても酷い話よねえ。これでレフェリーに勝ち点5を盗まれたようなもんじゃない。首位との勝ち点差も7に開いちゃったしねえ。悪魔：まあ，岩下は論外の外やが，こと昨日の試合に関していうなら，管理人は見てなかったから後付けの情報でしか言えないんやけれども，サンフレッチェの試合内容にも問題があったというべきやぞ。ずいぶんとサガン相手に受け身になってサッカーやってたらしいやないか。天使：やっぱり，優勝が決まった後の気が抜けた試合，っていうのもあったのかしらねえ。モチベイションが前節までと違ったってことがあったのかしら。悪魔：それはないやろ。まだ年間勝ち点一位の座がかかってるんやから，当然普段の試合と変わるところはなかったやろう。本当に，選手全員がエアポケットに落ちてしまったような試合と言ってええんやないかな。あの青山のゴールなんて，気が抜けたチームの選手に出来る芸当やないで。天使：レフェリーの笛が鳴らない限り，気を抜いてはならないというサッカーの格言通りだったってことなのかしらねえ。それにしても恐ろしいわよねえ。これで年間一位の座も少し怪しくなってきたのかしら。悪魔：それは別問題やな。なんせレッズが無敗でファーストステージを制したなんて，まあ出来過ぎもええところやで。こんな運周りが一年もつんやったら，去年なんて余裕で優勝してるわ。天使：じゃあサンフレッチェが年間一位の座を狙うに当たって必要なことと言えば・・・悪魔：それはひとつ。アウェイでレッズに勝つこと。その上で，ガンバやFC東京がレッズを食ってくれるのを待つ。とにかく混戦に持ち込むことやな。これしかない。天使：かなり厳しい条件よねえ。確かアウェイでは長いこと勝ってないんでしょ？悪魔：でもそのくらいの強い意志を持たないと栄光はないぞ。それに，得てしてこういう無敗続きのチームがひとつ負けた後というのは，一番メンタリティに隙が生じやすいときなんや。それを狙うしかない。なんせ自力ではひっくり返せないわけやからな。天使：そうなると，各チームが対策を練って「レッズ包囲網」を取るしかないわけよね。悪魔：そういう意味ではセカンドステージで一度リセットされるのも善し悪しやな。レッズは松本山雅FCか。おお，因縁の相手やないか。天使：でもあのときとは違うからねえ。レッズはその次がモンテディオでしょ？なんか恣意的に日程が組まれてない？悪魔：まあな。ファーストステージのときもそう思うたが，サンフレッチェかてベガルタ，松本山雅FCやから現状を考えたら恵まれてる方やないか。で，その後がいよいよ埼スタでのレッズ戦か。天使：そのときまでにどんな星取りになっているかが鍵を握るってわけね。意地でも勝ちたいところよねえ。悪魔：とにかく先制点やな。それ以上でも以下でもない。天使：で，ついでといってはなんなんだけれども，赤い帽子の野球チームさん，連勝したわよねえ。ドラゴンズさん相手に。悪魔：まあ，ドラゴンズも相当弱ってるとしか言いようがないな。先発もだめ，中継ぎもだめ。打ってもだめ。土曜日なんかカープは最低の野球やったのにそれでも負けなかった。さぞかし兼任監督もコーチ陣総元締めも頭の痛いこっちゃろう。天使：土曜日に先発した武藤さんはその日のうちに新幹線で名古屋に返されたらしいわよねえ。そのくらいのショック療法でも与えないとだめだと言うことなのかしら。悪魔：うーん，ベンちゃんが帰ってきて2000本安打打ったと思ったらそうそうにお疲れモードのようやし，森野が帰ってきたと言ってもあの全盛期の森野のしつこさ，勝負強さにはほど遠いし，ルナが孤立しているような感じがしたな。これじゃ今のカープでも与しやすしと言うところやなかったんかな。天使：今日も結局，初回の三振ゲッツーがすべてだったのかしらねえ。悪魔：実はひとつ恐れていたことがあって，その裏カープの攻撃も新井のライトフライで丸がタッチアップしたのを平田の好返球で刺されたな。そして平田はその裏に26打席ぶりにヒットを打った。こういう守りから攻撃のリズムが出来た相手は怖いんやが，結局平田はおろかドラゴンズはその後も不発。ジョンソンに後は完璧に封じ込められたわけやからなあ。天使：それでもやっぱり山井さんは手強かったわよねえ。さすがは「日本一へのパーフェクト」を演じた人だけあるわ。悪魔：現にノーヒッターでもあるからな。でも，今日の山井，はっきり言って不出来やったぞ。まあ4点は取ったが，もっと取れてたやろうという感は否めんな。天使：攻撃陣はねえ。確かによくなかったわよねえ。本当にすかっとしたのは今日の新井さんのホームランぐらいだったですもんねえ。土曜日の1回裏だって，丸さんの2打席目がちょっと淡泊だったような気がするわ。悪魔：たいした力もないのにこれで楽勝ムードがでてしまったんやろな。もっと腹据えて野球やってたら，楽逃げできてたやろう。まあ，それを前田健太は一番分かっていて，なぜか呼ばれたお立ち台で例の「Tシャツプレゼント」をやらなかったんやろう。天使：これでこの後水道橋に乗り込んでジャイアンツさんと戦うのね。なんかこのところあそこでは相性が悪すぎるからちょっと心配よねえ。悪魔：まあ，黒田博樹で頭が取れるかどうかやな。ジャイアンツと1.5ゲーム差というモチベイションを強く持って戦えるかにかかってくるやろう。もし3タテでもしたら，下克上への第一歩になるんやから。天使：でも，このところの野球見てると，難しそうねえ。悪魔：侮ってはいかん相手やが，過度に意識することもない。現にたいした野球やってないやないか。もっとも，こういう手負いのときには一番力を発揮するチームやから，気をつけないかんがな。天使：今日は菅野さんが乱れて負けたのよねえ。山口さんやマシソンさんも不安定なようだし，勝機はあると見ていいのよねえ。悪魔：あとは，現場監督さん次第やな，全く・・・・・・（TENSHI and AKUMA coming soon......）白星に優る良薬なし。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/28

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  もう少し楽に勝てんかい。

  一回の攻防が終わったときには、楽勝で勝てると思ったし、現にそうならなければ嘘だろう。なんと言っても前田健太を押し立てて、一回裏に４点取ったのであるから。あとは楽逃げあるのみ、そうなるはずだった。それを、前田健太自ら足手まといになっていたら、世話はない。ナニータに打たれたのはまあ失投もあるくらいの話だが、ランナーをためて杉山にプロ初ホームランを喫するなどということは、許されないことだ。あれで試合が完全に固まってしまった。その後を封じ込めたのはまあよかったと言えるかもしれないが、前田健太クラスなら自分のミスは自分で取り返すのはまさにレゾンデートルのようなものであって、当然の仕事だ。むしろこんなのはエースを自認する者にとっては最悪の失態なのであって、大反省してもらわなければならない。まあ、何故か呼ばれたお立ち台で例のTシャツプレゼントをやらなかったのは、さすがにそのくらい分かっているということなんだろう。あとは、本当にいいとこなしだ。攻撃は結局一回と八回だけだし、相変わらず八木を打てないし、今日は結果オーライだったが大瀬良セットアップ起用への異常な拘りも見せつけられたし、中崎も一歩間違えば大炎上だったし、いったいあの北信越シリーズの反省はどこにおいてきたのかと嘆ぜざるを得ない。今日のような地底人対決ではそれでも通用しても、苛烈な順位争いがかかる今後の試合でもこんなことやってたら、いとも簡単に転がされるだろう。本当に、去年の「転落の詩集」をカープはもう忘れてしまったのか。勝ったからいいというものではあるまい。確かに地底人対決である以上勝てばよいとの考えもあるかもしれないが、私はそれには与さない。こう言うときこそ、謙虚に、敗北と失敗に学ぶべきだろう。その点から振り返ると、まさしく今日の試合、監督から現場の末端に至るまで、よーく反省すべきだろう。じゃないと、明日の試合で山井に、また捻られるぞ。今日はモバイル更新なのでこのくらいにしておく。もう眠たくてたまらない。明日の試合とまとめて書きたいと思う。 勝ったからよしというものではない。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/27

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  祈・必勝　験担ぎ動画集

  昔やっていたような気がするが，スターター予想選手のホームラン画像を順々に貼り付けて必勝祈願をしていたことがあった。折りもよろしく，北信越シリーズでこっぴどく悪い試合をした直後であるので，久々に験担ぎとしてやってみたいと思う。なお，まだスターターは発表されていないので，現時点でのあくまで予想ということでいっていたい。まずは1番・丸。ヤフオク!ドームでの2連発は記憶に新しいところだろう。2番・菊池。これはホームでのサヨナラホームランと行こう。3番・シャーホルツ。現地観戦していた試合の来日初ホームランを。4番・新井。やはり赤ヘル復帰第１号ホームランで行きたい。５番・エルドレッド。これはハマスタで見せた超特大決勝ホームランしかあるまい。６番・（たぶん）田中。マイコラスから打った先頭打者ホームランを。７番・（たぶん）木村。昨年田原誠次から打った東京ドームでのホームラン。８番・（たぶん）會澤。あの５月５日。１イニング１０得点を飾ったスリーランを。９番・前田健太。探したらありました。あの伝説のホームラン。後は一応おまけで。まずはサードスターターが考えられる梵。京セラドームで福くんから打った先制ホームラン，そのほか。そしてスターターでマスクをかぶることも考えられる石原。攝津を攻略してヤフオク!ドームでの連敗を止めたホークス戦での今季第１号。一番最後に出て来ます。おまけ。これで勝ってくれるなら安いもの。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/27

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  雨上がりに嘯けば

  確かに広島市内は今朝から断続的に大雨が降り注いでいたことは確かであるが，本日のカープの試合開始予定時間であった18：00ころには，きれいに晴れ上がっていた。誰がどう考えても試合をやるのは無理だろうというような天候の日でさえ試合開始を強行しようとするカープ球団のことだからさぞや直前まで粘ってと思いきや，15：00過ぎにはあっさりと中止を発表してしまった。これは珍しい。しかし，こういうあれっと思うようなことには，大概裏があると思ってかかった方が良い。現に，天気予報では，今日の予報は夕方から曇りだったのである。グラウンド整備に時間がかかるからというのは理由にならない。現に19：30に試合を開始した例もある。試合開始前のグラウンド練習時間まで雨が降り続いてたからというのも理由にはならないだろう。そのために，カープは12球団でも屈指といえる室内練習場を球場近くに作ったのである。私はその内部に潜入したことがあるので分かるのだが，試合前練習くらいのことであれば，十分まかなえる程度の立派な設備である。これも理由にならないだろう。カープも北信越シリーズでさんざんな試合をやって帰ってきて，ドラゴンズも昨日ホームで勝ち筋の試合をミスをきっかけにスワローズに逆転負けを喫しての当日移動ということで，お互いに出来ればやりたくなかったということも考えられるが，予告先発を見ればカープが積極的にやりたくなかったという理由は考えづらいから，これもあり得ないだろう。もちろん，遠来からのファンのことを慮ってなどという思考回路が，少なくとも松田元の頭の中にあるとは考えられないから，これもないだろう。そうなのである。カープで起こる事象を解析するためには，すべからくハジメの思考回路を分析すれば良いのである。で，今日はどんな日だったか。ただのドラゴンズ戦ではない。あの「赤傘赤耳赤タオル」企画の最終日，ドアラの耳の応援グッズをパクった「赤耳」を配布する日だったのである。これがもし普通通りに試合開始を予定してお客さんを開門時刻に入れてしまえば，万一天気予報が外れたときに配付した赤耳がすべておじゃんになってしまう可能性があるのだ。それは即ち一次的に見れば失費である。そんなもの，出すものは舌でも惜しいハジメが許すはずがない。だから開門時刻よりも早い時間に，喝断続的に強い雨が降っていた時間帯に中止を決め込んだのだろう。そう考えれば，すべて理屈は成り立つ。まあ，カープ的には別に雨で強行する必要はないし，長野で雨どころか雷鳴轟く中で試合をしてしかも5時間以上の中身薄き試合だったことを考えると，少し休養日を入れてあげれば良いだろうとも思う。明日の予告先発はカープはスライドで前田健太，ドラゴンズは武藤祐太。そういえば今日の予告先発もドラゴンズはドラ12年目ルーキーの鈴木翔太だった。てっきり表三枚が繰ると思っていただけに，少し拍子抜けである。何かアクシデントでもあったのか，あるいはよほど信頼に足らぬとして斬り捨てられたのか，それは森繁和の差配であるから分からないが，少しく不気味ではある。こういうときに，カープはよくやられているから，そこまで見透かされているのかもしれぬ。いずれにせよ，これだけは明日になってみないと分からないが。最後に私事にわたることであるが，今日6月26日は私の誕生日である。球界でいうならば先輩に角三男，堀場秀孝，鍋谷道夫，後輩には鳥谷敬，そしてかのデレク・ジーターがいる。歴史を紐解けば奇しくも現行民事訴訟法の公布は1996年のこの日である。などといっていけば尽きないので詳細はWikipediaのページに譲るが，同じ誕生日に伝説の神童ヴァイオリニスト渡辺茂夫氏がいるのがなんとも感慨深いものがある。弱いも46を数え，不惑どころか矩を超えずの年齢に達しようとしているが，そんなものはお構いなし，今のスタンスは変えないままで突き進んでいきたいと思う次第あるので，ぜひ引き続き弊ブログをご贔屓にお願いしたいと存じます。思えば永川が森野に9回表逆転スリーランを浴びて負けた日もあったっけなあ。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/26

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  緊急特別音楽番組（UNMEI version）

  昨日までの北信越シリーズについては，他のブロガーさんはいろいろ書くのかもしれないが，あまりにも出来の悪いどうしようもない試合だったので一切の論評を割愛する。いや，論評に能わずとは，一昨日に書いたとおりだ。で，明日からのホームゲームは，対ドラゴンズ戦。雨が気になるところだが，守銭奴ハジメは意地でもプレイボールをかけさせるだろう。となると，雨天を強行して突破した試合にろくな試合なしというカープの格言によれば明日は前田健太が雨に散るのかもしれないが，それはさておき。ドラゴンズが今日スワローズに敗れたためなぜかカープは5位に押し上げられてしまった。すなわち，この3連戦はいわゆる「地底人の決戦」となるのである。それだけではない。星取り次第では，さらに上位に上がることが出来るが，ひとつ間違えば奈落の底にまっしぐらという，運命の決戦でもあるのだ。そう，こういうときに日本でよく使われるBGMは，ベートーヴェンの交響曲第5番第1楽章の冒頭のフレーズである。俗に「運命」というが，これはベートーヴェンが付けた名前ではなく，しかも日本において多く用いられている呼称である（ちなみに「英雄」「田園」｢合唱」はベートーヴェンが付けた標題であるということは，まあいうだけ野暮というもんでしょうが）。でも，なんとなくこういう「地底人決戦」の始まりにはこの「運命の動機」が似つかわしい，のかもしれない。天上界のベートーヴェンは嘆いているかもしれないが。すくなくとも，ズッペの「軽騎兵序曲」よりはよっぽどお似合いだろう。と，いうことで，今日は「運命」聞き比べで，お茶を濁すこととしたい。驚くほど，マエストロによって感じが違うことが御理解いただければ幸いである。まずはアルトゥーロ・トスカニーニから。とくれば，次はヴィルヘルム・フルトヴェンクラーとくるのが筋だろう。ならば，やはりヘルベルト・フォン・カラヤンと続くのが常道だろうか。そうなると，アッバード，ラトルと続けたくなるところだが，そこを少し横道に逸れて。セルジュ・チェリビダッケといってみたい。さて，クラシックの世界に古楽というジャンルがあるのを御存知だろうか。その方面からのアプロウチを。まずは，フランス・ブリュッヘン。続くはやはり，ニコラウス・アーノンクール。路線を元に戻して，やはりこの人を忘れるわけにはいかんだろう。レナード・バーンスタイン。ここからはもう私の好みで行きたい。なんといってもオットー・クレンペラーを忘れるわけにはいかない。ウィーン・フィルと残したライブ盤の「運命」は彼の残した録音の中でも白眉といってよいだろう。トリはなんといってもヘルベルト・ケーゲルである。彼がまさに自死を遂げる直前に残したドレスデン・フィルとの東京ライブでの「運命」は，まさに超絶的名演と言って差し支えないだろう。いちおうEncoreもあります。この曲には実はフランツ・リストが編曲したピアノ版がある。それをもって，本日の締めとしたい。ピアノは，グレン・グールド。明日の結果如何ではまたこのシリーズになる可能性もあります。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/25

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  緊急特別音楽番組（TANPATSU version）

  昨日の試合も，ええ加減酷い試合だったが，今日の試合は，それに輪をかけて酷かった。もはや言葉がない。はっきり言って，この試合のために，野村祐輔はどれだけの準備をして，どれだけの心づもりをして臨んだのか。自分がローテーション投手であることの自覚も自負もないのか。がっかりした。今の野村祐輔なんて，アマチュアの一線級でも使えない。しかし，野村祐輔だけ攻めるのはフェアではない。もっというなら，會澤翼は，この試合に臨むに当たって，いや，昨日の試合の全くなってなかったインサイドワークをどれだけ反省して，どれだけの対策をコーチングスタッフと練ったのか。どれだけ野村祐輔と会話をして臨んだのか。レギュラーの可部といえばたやすいが，その壁を乗り越える努力が足らないと思う。それでも，バッテリーだけを攻めるわけにはいかない。もはや試合途中で映像をも見る気をなくし，音声さえ聞く気を失ったどうしようもない攻撃，まあ実況の石田充の稚拙さがいらいらに輪をかけた部分があるのだが，今日に関していえばまさにベンチに入った者全員の責任である。いや，もはや責任なんていう言葉を負うべき当事者能力を持っている選手がどれだけ今のカープにいるだろうか。自ずとしれている。前振りが長くなった。久々のこのシリーズ。いつもはコンサート仕立てだが，今日は単発で行きたいと思う。横山アキラ師匠のノコギリで，もう十分だろう。と，いいつつアンコールを入れるとすれば，音楽とは離れるがこの一席を。ぜひ思いっきり張扇で喝を入れてやりたいものだ。こんな試合で木戸銭取るな。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/24

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  論評の価値なし。

  こんなバカ試合，しかも相手が勝ってくださいといわんばかりの試合をむざむざ延長12回引き分けなんて，ふざけるなとしか言いようがない。まだ，どんなに不細工な形でも勝てばまだ救われた。しかし，引き分けは何も残さない。何の意味もない。従って，もう夜も遅いし，貴著な睡眠時間を削ってまで今日の試合について細々書く気はない。敢えて一言だけ認めて，今日は終わりにする。やっぱり緒方孝市が采配を振るうとろくなことがない。やっぱりカープは野球に弱い。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/23

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  敵は竜虎にあらず

  明日からの北陸シリーズの対タイガース2連戦，そして金曜日からのホームゲームのドラゴンズ戦は，今後の順位争いを考えれば絶対に落とせない知り-図になることは，まあ子どもでも分かることだろう。大勝ちすれば一気に浮上することが出来る反面，もたついたら最下位へまっしぐらの危険性もある。しかし，タイガースも，ドラゴンズも，このシリーズに関しては敵にあらず，である。別に与しやすしというわけではない。もっと怖い敵がいるからである。それは，言うまでもない。梅雨前線である。現時点での天気予報で，間違いなく晴れるといわれているのは24日と28日のみである。まず明日の長野の天気からして怪しい。本降りにはならないだろうがどうやら雨模様らしい。そして26日と27日はまず雨の可能性が高い。問題は，どの程度の雨が降って，それが試合進行上どのような影響を及ぼすかである。なんといってもカープは連勝中であるのと，長野のお客さんのためという大義名分のため，明日はなんとしてでも試合をやるだろう。問題は週末のドラゴンズ戦である。現時点でどのくらいの雨が降るかは未知数なのだが，少々の雨ならば強行突破するのがカープの流儀であるから，無理にでもプレイボールをかけさせる虞がある。そうなると，常に雨に濡れながらの試合ということを念頭に置いて戦う必要があるだろう。まずは明日である。予告先発は黒田博樹対岩田稔。ただでさえ投手戦必至である。となると，本当に先手必勝の戦いになってくる。鍵を握るのは1回の攻防とみる。黒田が貫禄を見せつけてタイガースのバッターを抑え，カープのバッターが岩田から早い段階で点を取りたい。そうしないと，終盤にもつれる展開になると，カープは苦しい。タイガースは安藤福原が安定しているし，まあカープのバッターが呉昇桓を打てたためしがないから，終盤にもつれる展開になったら意地でも点をやらない，そして延長戦までもつれ込ませて最後それこそどんなに珍妙な形でもいいから点を取ってサヨナラに持ち込むしか，方補は合うR米。それだけに，大瀬良中崎はそれなりに今安定しているから，戸田とヒースがいい内容のピッチングをしてくれることを祈るしかない。もちろん，昨日の試合，タイガースとドラゴンズの試合を見る限り，両チームともさほど打者が振れているとは思えないから，今のカープの先発投手陣が本来の力を出すとまあ零点に抑えろとはいわないが，ある程度最小限の点で封じ込める可能性は大だ。ただし，タイガースは福留と今成だけは要注意であるし，ドラゴンズは森野とベンちゃんが帰ってきたことで打線に厚みが増したことは間違いないが。ならば，カープのバッターが如何に相手投手を打つかというところだが，これはもう本当にキクマルが機能するか，ネイトとブラッドが一日一善でいいから大きいのを打ってくれるか，それに尽きる。要するに今のカープにとってはどのチームが相手だから特別な手を打たねばならないと言うことはない。ていうか，そこまでのレベルに達していない。ただし，それができると，とてつもなく大きなうねりを起こす可能性だけはあるということは言えるのだが。いかにタイガースが2位，ドラゴンズが4位であるとはいえ，星取り次第では一気に順位をジャンプアップすることが出来る大事なシリーズである。まずは明日の長野の雨が黒田博樹に影響を及ぼさないことを祈るまでだ。いや，ほかのカープの選手にとっても，いやカープファンにとって，長野オリンピックスタジアムといえばカープにとって非常に苦い思いをしたスタジアムであることくらい，まさか忘れてはいるまい。その必勝祈願もかねて，やはり今日はお約束のこれで締めることとしよう。2014/9/2を忘れるな。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/22

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  店主謹白　本日雨天中止

  敵前逃亡。この言葉がぴったりくるだろう。試合開始予定時刻は言うまでもなく13：00。「天候不良のために中止」の発表が為されたのが，午前10時15分。そのときには，雨の一滴も落ちていなかったという。それどころか，試合開始直前の時点でも横浜市は雨が落ちていなかったという情報が入っている。確かに横浜地方の天気予報と実際の天気な検証はしていないが，やれば出来たはずだ。しかもお客さんはかなりの人数がが見込まれただろうから，そのお客さんに対しても不義理を働いたことになる。もちろん，どこかのチームのように，少々の雨どころか試合が何度も中断するような雨が見込まれるようなときにでも試合開始を強行することが，必ずしも良いとは言えないだろう。しかし，今日のベイスターズの執った措置は，如何に理由付けをしても正当化は出来ないだろう。まあ，だからといって我々が怒ることではない。試合をやれば負ける可能性だってあったわけだから，連勝のまま北陸シリーズに乗り込めると言うことを考えると，中止にしてくださってありがとう，ということも出来るのだ。こういうことは，実は数十年前まではしょっちゅう見受けられた。特にドーム球場になる前のライオンズやジャイアンツは，しょっちゅうその手を使っていたから，よく「チームコンディション不良による中止」などと揶揄したものだ。きっと中畑清は，それを覚えていたのだろう。野球経営に関してはまだまだ素人のDeNAフロントに口添えをして，天気予報を理由にして中止にすると言うことを吹き込んだ可能性すら疑われる。まあ，プロ野球とはいえしょせんは興業だから，興行主の思惑で看板を裏返されたらそれまでだ。ならば私も本日は雨天中止ということで，看板を裏返せばすむまでだ（いや，現に広島地方は夕方にそこそこの雨が降った）。また読書休暇ではないが，ゆっくり本でも読んで早く寝るとするか。その成果は，適宜ANNEXにて更新していくとしよう。実際，読み途中の本が何冊も積み上がっていているところだったし。北陸シリーズも連勝と行こう。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/21

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  晴れ時々pridegreen　#038

  天使：やったわね，ヒサトさん。J通算150ゴールをいきなり決めて，そのまま前半のうちにハットトリックなんて，かっこよすぎるわよねえ。これこそまさにスーパーヒーローの証っていうものよねえ。悪魔：やっぱりな。フットボールの神さんはよく見てはるんや。そうじゃないと，こんな粋な計らいをするわけないぞ。まさに広島のレジェンドとしてもっともっと讃えられてええんやと思うけどなあ。天使：埼玉県出身で，サンフレッチェに移籍するまでは広島に縁もゆかりもないのに，今や一番広島人らしい広島人だと言っていいんじゃないかしら。もっと広島人は誇りに思うべきよねえ。悪魔：それが広島人の全然阿寒ところや。そもそも論としてサッカーなんてどうでもええスポーツにしか思ってない連中が多すぎるからや。こんな害虫どもを駆除することから始めんといかんのとちがうか。広島の大掃除は。天使：そうよねえ。カープはいくら首位と3.5ゲーム差と行っても所詮同率最下位でしょ？サンフレッチェは何のかんの言って暫定2位じゃない。セカンドステージ制覇や年間勝ち点1位も十分狙えるんじゃないかしら。悪魔：もちろんやろな。今日の試合もヒサトのハットトリックがあったとは言え５－１やぞ。しかもそのうち1点はアディショナルタイムでのだめ押し点やからな。確実に強くなってきたと言っていいと思うぞ。天使：選手層が厚くなってきたような気がするわ。先日のナビスコカップ予選リーグの最終戦のヴァンフォーレ戦なんか，あれだけ選手を入れ替えてわりかしいい内容のサッカーやってたし，各ポジションに確実に複数の選手がいるって気がするもんねえ。悪魔：そのあたりはどうかな。その試合でGKと1対1の完全フリーですってんころりん転んで点が取れなかった皆川の姿を見たからなあ。後半も押し込まれたところで試合の流れを変えたのはやっぱり千葉ちゃんやったし。ただ，今日は塩谷の代わりを宮原が務めきったようやから，まあよしと言うところかな。天使：それだけサンフレッチェがいい試合をしても，広島のプレスは，やっぱり今日カープが勝ったことからネタにするんでしょうねえ。ずいぶん不細工な試合だったけれどもねえ。悪魔：いやいや，こういう試合が大連敗中のチームには堪えるんやで。勝てそうで勝てない。昨日は井納が粘ったけれども前田健太に封じ込まれ，今日は派手に打ち合いをやったけれども結局打ち負けた。しかも男キヨシの勝負手，モスコーソのセットアップ起用が大外れに終わっただけになあ。天使：結果的には特大のホームランを打ったブラッドさんがヒーローだけれども，影のヒーローは赤松さんよねえ。完全にセットポジションになると球威が落ちるところを見透かして揺さぶりをかけて間髪入れずに盗塁でしょ？そりゃモスコーソさんも心ここにあらずになっちゃうわよねえ。悪魔：とにかくモスコーソが出て来たら何でもいいから塁に出て足を絡める。この形で完全に沈没したんやから男キヨシもさぞかし心穏やかやないやろな。それでも明日もその形にならざるを得ないやろうしな。予告先発は番長だけに，またしても継投勝負になるのは見え見えやからな。天使：となると，やはり番長さんに気持ちよく投げさせちゃいけないということになるわよね。でも，わりとこのところカープのバッターは番長さんを苦手にしている節があるから，そこが勝負の分かれ目になりそうね。一方のカープは福井君かあ。先週は厄落としの日だったから，今週は抑えるわよねえ。悪魔：まさにそのとおりになってくれればええけどな。これだけはなってみんと分からんで。でも，悪い目が出てもらっちゃいかん。そもそものカープの躓きはハマスタでスウィープ食らったのがけちの付けはじめなんやから，それを取り返すにはスウィープを食らわすしかないんや。天使：そうよねえ。福井君の熱投と攻撃陣の奮起に期待しなくちゃね。悪魔：福井は普通に投げたら大丈夫やと思うし，今の勢いやったら先に点を取るか早い段階で追いつくかすれば昨日今日と同じ展開になることは間違いないやろうな。まあ，とにかくまずは1回の攻防がすべてを分けるかもしれん，とだけ今は言うておくか。まだまだぬか喜びするには早すぎる。天使：しかし，ヒーローインタビューでブラッドさんが「赤松さんのおかげ」って言うようなことを言ってたらしいじゃない。それを思えば赤松さんという武器を使えずに負けた試合って，ずいぶん多かったような気がしない？ひょっとして，今の現場監督さんって，実は機動力野球のことをよく知らないんじゃないかしら。悪魔：うーむ，それは・・・みんなだいたい分かってきてる。そういう作戦面を支えるのは迎と永田というのがなあ，頼れいないよなあ。釣りと博打の話しか出来てないんと違う・・・っと，これは言わない約束やった・・・・・・（TENSHI and AKUMA coming soon......）本当に明日もなんとしてでも勝て。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/20

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  幸先良きRevenge

  現状最下位にいるのは，すべてはハマスタでの3連敗から始まったのである。リーグ戦再開からオールスターブレイクまでの中盤戦の戦いの幕開けがハマスタでのベイスターズ戦。強い気持ちを持って勝ちに行かなければ，そりゃ嘘だろう。その強い思いをもっとも持っていたのが，やはり前田健太だったと言うことである。前田健太という男はそこまで脳天気ではないから，現状の成績不振が自分の成績が上がらないことが原因の一端であることであることくらい，分かりきっているだろう。やはり前田健太が波の投手と違うところは，それをグラウンドの上のパフォーマンスで存分に発揮できることである。今日は前田健太のピッチングによって勝ったという以上でも以下でもない。これで完封ならなお良かったのだろうが，アウェイ7連敗中というジンクスを抱えていただけにその憑き物が取れただけでもよしとせざるを得まい。そうだ。今日の試合のキーワードは言うまでもなく「連敗」だったのである。言うまでもなくベイスターズは10連敗中，その意味では，1回表に点を取ったことがすべてである。連敗中のチームにとって先にがつんと点を取られることこそきついものはないのである。まあカープの方も二桁安打を打ちながら3点というのはいささか寂しいと言うべきなのだが，井納の内容も良かったし，キクマルがまだ本領を発揮できていないからせっかくシャーホルツが4安打しても大量点への引き金にはならない。ただ，先制，中押し，そして終盤にだめ押しという理想的な形で点を刻んだことから，ベイスターズには全く試合の主導権を渡さなかった。まあ，あの4月の三連敗のときにはシャーホルツはもちろん先制の犠牲フライを打ったブラッドも中押しTタイムリーを打った松山もいなかったから，かえって良かったのかもしれぬ。逆にあの三連戦の初戦で致命的な失策を犯して大瀬良の足を引っ張った木村昇吾など肩に力が入りすぎていたのか少なくとも打つ方はさっぱりだったが。まあ，それでも良いのである。勝ったから。これがなんかの弾みで負けてしまったら目も当てられない状況に陥る可能性もあったのである。なんといっても大連敗中のチームにとって，接戦で負けるのが一番堪えるのである。アアナニヲヤッテモカテナイノカ，そういう負のスパイラルが刷り込まれてしまうのである。ゆめゆめやってはいけないのは，それをいちいち起こしてあげることである。だから明日あさっての試合こそ，非常に大切な2試合になるのである。もちろん，ベイスターズの連敗を。13まで伸ばして差し上げることこそ，カープが生き残る道なのであるから。明日の予告先発はジョンソン対山口俊となった。ジョンソンは先日のホークス戦のようなピッチングをすればまず大崩れすることはあるまい。問題は攻撃陣である。相変わらず得点効率が悪い。まあ，山口俊というピッチャーは出来不出来の激しいピッチャーなので，もし出来がよい山口俊が出て来たら要注意である。そのためには，まあ今日のような雑駁な攻撃をしていたらだめだ。もっとしつこく粘り強く攻め続けなければなるまい。あとは，継投だろう。本当に畝の継投の差配は不安しか残らない。ジョンソンが100球前後で完投してくれたらそれに越したことはないが，なかなかそううまくはいかないだろう。直に中崎に繋ぐ展開であれば良いが，下手に大瀬良を使い潰して試合展開をしっちゃかめっちゃかにしてしまうと，ベイスターズを生き返らせる「まさか」が呼び覚まされる可能性もあるのだ。まあ，勝って良かった。今日はそれでよいのではないか。とにかく明日もなんとしてでも勝て。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/19

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  晴れ時々pridegreen　#037

  天使：全く管理人は何考えてるのかしら。1か月ぶりに登場と思ったら，いきなり連投？まるで前任者の継投みたいじゃない。悪魔：まあ，わしらはそれで壊れることはないからええやないか。あのあほうは梅津を潰し，今村を潰し，とうとう中田廉も重篤な症状を来したようやし，本当に最悪最低のクラッシャーやからな。天使：でも，そんなこと「変わるしかなかった」には一言も書いてなかったわよ。悪魔：だからあれは全部あのあほうの弁明の書やと管理人が言うてるやないか。都合の悪い話は全部カットしてあるからな。まあ，これ以上はネタバレになるから言わんが。天使：それにしても，管理人は「交流戦の総括とリーグ戦の展望をまとめてやる」とか言ってなかったっけ。まさかそれをやらせようというの？悪魔：まあ，そういうこっちゃ。逃げの一手とも言えるが，まあ新企画と言うことで善解してやってくれ。と，言うわけで交流戦の総括やが，9勝9敗か。よく健闘した部類に入るんやないか。もちろん満足のいく成績やないが。天使：うまく立ち回ってたら勝てた試合が多かったわよねえ。その象徴が，ファイターズとの第1回戦だったような気がするわ。悪魔：あー，あれは絶対に過多な阿寒試合やったな。その試合ほどカープのブルペンの機能不全，いや，「投手総合コーチ」の存在の軽さを示した試合はないと言ってええやろな。天使：本当にあの「投手総合コーチ」さんって，継投が下手ねえ。ただでさえ監督が新米なのに，よくあんな人事が出来たわよねえ。さっさと身をひいた方がいいんじゃない，ね，畝さん。悪魔：あのなあ，せっかく婉曲的に物事を運ぼうとしてるところに，いきなり名前を出したることはないやろ。まあ，もうみんなあいつがおかしいと言うことはよほど意固地なカルト以外のカープファンにとっては共通認識になりつつあるが。天使：だって，おかしいものはおかしいですもんねえ。あのファイターズ戦に戻るけど，9回を締めて然るべきの中崎君がなんかおどおどしながら準備不足をさらけ出してマウンドに上がったのって，今季のカープを象徴するワンショットというべきよ。悪魔：それで何があろうと中崎に任せてやればええものを，中途半端に戸田を出して，園と田がまた非常に不出来だったからな。やっぱり畝に継投は無理なんやな。そう思わざるを得ない。そのくせ，大瀬良リリーフ構想にはまた現場監督ともども意固地になってるからな。中国新聞まで動員して。天使：そもそも大瀬良君のリリーフ起用ってどうなのかしら。その辺がよく分からないわ。悪魔：それが分かるくらいやったらか畝の代わりに雇うてもらえるぞ。大瀬良に思うように価値が付かないからなんとか助けてやろうという親心があると信じたいが，一所懸命首締めてるみたいなもんやさかいなあ。天使：でも，先発投手の頭数は揃ってきたんじゃないの。少なくともセントラルでは1番安定してそうよ。その意味では，この後カープは2連戦が結構あるから，うまく投手陣を差配すれば連勝連勝でいける可能性だってある訳よね。悪魔：可能性があると言うより，そうせなあかん。そうならなあかん。まあ，7月末までに勝率5割を超えてなかったら，まあ現場監督さんを休養させた方がええわ。永遠にあの人じゃ勝てんぞ。天使：で，不安視された攻撃だけれども，なんか良くなってきてない？特にホークス戦で帆足さんやスタンリッジさんを打ち込んだのは，本物と言っていいんじゃないかしら。悪魔：だったらその次に出てきたびっくりドンキーのメニューにありそうな名前の初物を打っとかないと嘘やろ。球数100球投げさせたらハイそれまでヨ，やったのに，スイスイスイダラダッタとばかりに投げさせてしもうてからに。天使。確かにねえ。やっぱりキクマルさんの成績に攻撃の出来不出来が左右されてしまうのよねえ。まだ波が多すぎてあまり信頼は置けないわよねえ。現場監督さんは意地でも二人の並びを外さないけど。悪魔：まあ，後を打つバッターがまだまだこれまた当たるも八卦やからなあ。その意味では今後のペナントレースを攻撃面で鍵を握るのはネイトとブラッド。彼らが打ち出したらそりゃ今のセントラルのピッチャー相手なら簡単にチンジャラジャラと点が入るかもしれん。天使：ホークス戦は欠場していた新井さんが復帰濃厚と言うことらしいから，あとはキクマルさんをどう使うかよねえ。丸さんさえ本当に打ち出したら，広輔君に菊池さんに丸さんに新井さんにシャーホルツさんにエルドレッドさんに，まあ昇吾さんか梵さんが入って，アツ君かうーたんさん，この打線じゃ，結構どことも引けを取らないんじゃない？悪魔：その試金石となるのがまさしく明日からの対ベイスターズ戦や。なんといっても開幕2戦目のカードで手ひどい3連敗を食らった仕返しをせないかんからな。しかもホームラン野鳥だが多発するハマスタや。両外国人にとってはまさに金の埋まった球場と行ってもええからな。そういうプラスのモチベイションをもって欲しいもんや。天使：出もベイスターズさんも考えてるらしいわよ。中継ぎ陣崩壊を受けてモスコーソさんをセットアッパーに配置転換してエレラさん，山崎君と繋ぐ計画のようじゃないの。なんかカープの泥縄継投よりははるかにましなような気がするわ。悪魔：そりゃもう，すべて文句は畝に言うてくれ・・・で，予告先発は明日は前田健太と井納，そのあとはおそらくジョンソン対砂田，福井対三嶋というところかな。井納と三嶋には毎年手ひどくやられているし，砂田は例によって初物やから要注意やぞ。となると，バッティングコーチの差配が重要になってくるんやが・・・天使：そこに座るのがまたまた仮免の迎さんでしょ？ストライクゾーンを高くして打てるボールを積極的に狙っていこうなんて，誰だって言えるわよねえ。悪魔：まあ，そういうことになるな。今季のベイスターズ戦の星取りは例の「ビジターパフォーマンスシートジャック事件」があってかベイスターズのモチベイションが高かったという制もあって苦労してるけど，言うまでもなく今のベイスターズは10連敗中，しかも連敗を引きずったまま4日間のインターバルに入ったわけやからな。これはきついで，ベイスターズにとっても。だから，叩くなら今しかない。逆に今を外してしまうと・・・天使：もう今シーズンのカープは終了，ってなわけね。そんな大事な3連戦の行方が畝さんと迎さんにかかってくると言うこと自体，私は怖いわ。悪魔：・・・・・・コメントは，差し控えとくわ。とにかくまず明日勝てば，道が広がるんやから。前田健太にかかる責任は重大やと言うことだけは，言えるな・・・・・・（TENSHI and AKUMA coming soon......）とにかくなんとしてでも勝て。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/18

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  晴れ時々pridegreen　#036

  天使：なんか久しぶりねえ。1か月ぶりかしら。こき使うときはこき使うくせに，ねえ。悪魔：まあそれだけ真面目に管理人が改心して真剣に記事を書き始めた，わけやのうて，「緊急特別音楽番組」などという新企画を生み出したからどうしようもない負けの日にはそれで逃げてた，のが真相やからなあ。天使：そうこうしているうちに交流戦もあっという間に終わっちゃったわよねえ。やっぱり18試合って，少なすぎない？悪魔：そこはやなあ。なかなか難しいところであって，これでもまだ妥協案なんやからなあ。特にセントラルのオーナー連中がいかん。まだジャイアンツ戦で食っていこうとしてるからなあ。天使：そういう意味では，やっぱり時代はパリーグ，よねえ。ひとり頭の黒いネズミがいるけど。悪魔：ああ宮内か，って，わしゃ知らんぞ。誘導尋問は証拠能力がないんやからな。天使：だってもうみんな知ってるわよ。宮内君は日経の「私の履歴書」で，まだ1リーグ10球団制を諦めてない，って堂々と書いてたじゃないの。悪魔：まあそうや。ただ今はそういう動きは取れんやろうな。あのときは宮内がべったりと食い込んでいた竹中平蔵まで話を通して，さあ後は小泉純一郎が動けば，といったところで予想外の反対論が興って怖じ気づいたポピュリストの純ちゃんが選手会の肩を持った，それで頓挫したのが真相や。すなわち，純ちゃんの高い人気にすがってたというところがある。天使：そうなると，安倍晋三君の人気にすがって，というには，ちょっと今は危なっかしいわよねえ。悪魔：そのとおり。それが何かはいうだけ野暮やろ。まあ，義務教育やってるんやないからな。これ以上は言わん。天使：案外昨年のオフにあのけちで名高いオリックスが大補強をやったのは，本気で勝ちに行くためじゃなくて，オリックスという会社の当事者能力のなさを見せつけるためだったりしてね。それでしばらくの間低迷をかこって・・・悪魔：来たるべきときにまた合併話か。しかし，もうどこも付いてこんやろ。あのときは実は裏の論点として「ダイエーの破綻処理をどうするか」というのがあった。ところが今やパシフィックの球団でそんなに経営が揺らいでいるところもないし，むしろ地元密着戦略のもとで熱烈なファンに支えられてるからな。天使：案外助け船を出すのはカープだったりしてね。カープとオリックスの合併，なんて噂もあったわよねえ。悪魔：ハジメと宮内はナベツネべったりというところでは共通項があるし，ハジメの阿漕な商法を宮内が真似してるところは確かにあるから，ない話じゃないと思うぞ。でも，それでもパシフィックの結束は崩れんやろうな。インディペンデントリーグを勝ち抜いたチームを加えてかつ入れ替え戦のようなことを考える智恵者がいても不思議じゃないな。天使：それに比べてカープの考えることって，本当にセコいわよねえ。ビジターパフォーマンスシートジャック事件に懲りずに，今度はJALとタイアップして，内野自由席の一部を指定席にするらしいじゃない。何考えてるのかしら，本当に。悪魔：セコいよなあ，全く。今度はJALの航空券をカープが持つのかどうかは知らんが，あり得ん話やなあ。いや，例えば特定のカードのときには自由席を指定席にするということはある話やけれども，特別なご一行様のためにこういう便宜を図るというのは聞いたことがないぞ。天使：あのときは心あるカープファンと他のプロ野球ファンを敵に回したのに，いよいよ自分で敵を増やしてどうするつもりなのかしら。悪魔：そういうときには，何か金の匂いがするということだけ，言うておこか。あの「ビジターパフォーマンスシートジャック事件」のときも，球団関係者は「数千万円の持ち出し」とかなんとかいういてるが，事実はその限りにあらずと言うことは，管理人は握っているらしい。天使：なによ，もったいぶらないで全部言えばいいじゃない。悪魔：そうはいかん。まあ，いずれ明らかにされるやろうから，まあそのときまでのお楽しみにと言うことで・・・・・・（TENSHI and AKUMA coming soon......）闇の中に必ず真実はあり。BlogPeopleSIGMA People（告知）姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。

  2015/06/17

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  店主謹白　本日読書休暇

  交流戦の総括をするといいつつ，今日も逃げのいってということで，なんか「やるやる詐欺」のような趣になってきていて，これでは野球会社マツダ個人商店を笑えまい。しかし，どーせ書いても論点はたぶん皆様がお考えのところとさして径庭はあるまい。それだったら，なんか一生懸命書くのがバカバカしくなってきた。それなら，リーグ戦再開前日に交流戦の反省を踏まえて如何に戦うかということを論じた方がはるかに生産的である。と，思い立って，今日は書くのをやめた。何やそれだけかいといわれそうだが，それだけである。昨日は休業でそうそうに看板を裏返し，今日は看板だけ出して開店休業というわけなのであって，しかもそれをネタにして記事を書き上げるというのが我ながらあきれたところである。いや，私個人の見解としてはネタがないときに如何にネタを繰るか，如何にブログとしての体裁を取って読ませるかというのが腕の見せ所だろうと考えている節もあるので，ある意味これは立派な故意犯である。なので，今日明日くらいは，ゆっくり読み途中の本などを読んで過ごしたいと思う。今一生懸命読み解いているのは「「昭和天皇実録」の謎を解く」。そもそも論として「昭和天皇実録」という第一級史料が刊行されたことが昭和史の疑問に光を当てるものなのであるが，何せ全61巻1万2000ページという大部である。よほど研究熱心な人出ないと全部読むことは困難である。そこに，まさに昭和史の泰斗というべき4氏が，ときに新たな光を当て，ときに「起草者意思」まで読み込んで行われた討論形式の新書本である。非常に簡潔にして面白い。昭和史を語るのであれば，まずは読んでおくべき必須文献であると言えるだろう。もう一冊，そろそろ読み始めようと思ってさわりだけ読んだのが，ノムカン君もとい岡田彰布著の「そら、そうよ」である。これを読むと，オリックスバファローズというチームが今季あれだけ期待されながら沈没した理由が，よく分かるのである。と，いうこともあって，今日は緊急告知がある。当初は楽天ブログの不誠実さに肝を煮やして他ブログへのFAも考えていたのだが，それも何かバカバカしくなってきた。そこで，弊ブログの姉妹ブログ「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」を立ち上げた。更新頻度は思いつくまま気の向くままになると思われるが，併せてご愛顧いただければ幸いである。というわけで姉妹ブログの方もよろしくお願いします。BlogPeopleSIGMA People

  2015/06/16

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  店主謹白　本日休業　

  昨日の予定では，今日は交流戦の総括でもしようと思っていた。昨日は珍しく早い時間に更新をしていたので，ある程度どういう筋で書くかというのも決まっていたところである。ところが，今日はそれどころではなくなってしまった。このところずっと体調が思わしくないなという自覚があったのだが，何とかだましだまし持たせてきた。しかし，とうとう今朝その反動が来てしまった，ようだ。朝から酷い頭痛と発熱のおかげで立ち上がれなくなってしまった，軽く朝食を取ったのがやっとこさで，その後も倒れるように寝てしまった。午後を過ぎてようやく立ち上がれるようになったのだが，机の前に座ってPCをいじるのもままならない。仕方がないのでまた横になってiPodで音楽を聴いたりビデオを見たりしていたのだが，まあそれが精一杯である。と，いうわけで，未だに頭の中はシャットダウン状態である。こんな中でわずか18試合とはいえそれを回顧して吟味するという作業など，出来ようわけもない。そうやって書いている今も，これだけの駄文にかなりの時間を費やしているのだ。なので，今日は本当にしんどいからこのくらいにしておきたい。普段はそう言いつついろんなことを書き連ねてはお茶を濁してそこそこの紙幅を取るのだが，今日はそれすらもままならない。明日はまともなこと書くからね，たぶん。BlogPeopleSIGMA People

  2015/06/15

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  これぞまさしく，「微差は大差」

  別に強がるわけではないが，今日の試合を見て，点差ほどの悪い内容の野球をやっていたとは思わない。結果的に福井が集中打を浴びただけなのであって，どう考えても歯が立たないというような試合内容ではなかったと思う。しかし，結果的にカープは勝てなかった。ではその差はどこにあったのか。答えは簡単だろう。カープは予想通りバンデンハークに対する対応が出来ていなかったのに対して，ホークスは少なくとも福井に対する対策を練ってきたから，これに尽きる。カープのバッターは一所懸命バンデンハークの高めの甘い球を狙っていたが，結果的にことごとく力負けしてしまっていた。実は彼が打たれた球はことごとく低め，だから高めの球を如何に捨てて低めの球に食らいついていうかというのが実は正解手順だったわけだが，最後までその逆をいっていたのだから，そりゃ攻略できるわけがない。まあ，所詮迎なんかが指示を出しているからこんなことになるのであって，だから一軍打撃コーチというのは見習いでは務まらないのである。一方のホークスは，黒田とじょんそんに徹底的に内角を攻められたことを反省して，思い切って踏み込んでアウトサイドの球を狙いに行く戦法に出た。結果的にそれが当たってしまったわけだが，それに感づかない會澤ももっと勉強が必要だろうし，そもそも論としてベンチがその意図に気がついていなかったとおぼしい。もっというなら，この試合，「どれだけ投手を投入しても勝ちに行く」んじゃなかったんでしたっけ，現場監督さん。そうすれば，３回の福井の崩れ方からしたら，４回に福井を続投させる判断はあり得ないという結論に達するのではありませんかねえ。あれだけホークスの攻撃に火が付いた後に出て行かされた戸田はそりゃかわいそうである。しかも，戸田の出来が決して悪くなかったことは５回以降に証明されたことだし，西原や飯田でさえすんなりと抑えていたことを見ると，実はホークスのバッターの調子は昨日までとあまり径庭はないということが推測できる。もし一気に勢いづいたのなら今日の試合など７点ですまなかったはずだ。もちろん４回の頭から戸田を投げさせたらゼロで抑えたという保証は何もなく，ただの結果論なのだが，どれだけ今日の試合を勝つために最善手を尽くしたかということが，全く見えなかったのである。こんな野球をやっていたら，いかに今日セントラルのチームが全滅して首位とのゲーム差４．５のままでリーグ戦再開になったといえども，決して次に繋がらない。攻撃面でいうならば，結果的に２回ノーアウト１，２塁でバッター田中広輔の場面でのバント指示がすべてを分けてしまった。攻撃陣自体はライオンズ戦からいい勢いを持っているのである。ならばあの場面は思い切って田中広輔にフリーで打たせてみるべきではなかったかと思う。本当に今日の試合も２回表のあの場面まではいい流れのままに進んでいたのである。ならば，その勢いを買うというのも，ひとつの戦術ではあるまいか。何か現場監督さんは自分が動いて点を取る形を作ってみたかったようなのであるが，下手な考え休むに似たりという言葉がこれほどぴったり当てはまるシチュエイションもあるまい。どうも今の現場監督さんも前任者とよく似て何でも自分のイニシアティヴでことが進まないと気が済まないという性質をお持ちのようだが，動かざる事も立派な戦術のひとつであることを，もう少し考えられたらよい。結局，交流戦は９勝９敗で終わった。まあよく健闘した部類に入るだろう。しかし，勝てた試合を落とした，しかもベンチワークのミスで落とした試合があったことも，また認めなければならない。本当に惜しむらくはホームでの対ファイタースの初戦である。あれこそまさにカープベンチの機能不全を如実に表した試合はないと言っていい。特に継投で落とした試合，継投そのものが疑問視される試合が多かったことは指摘されざるを得ないだろう。まさにこれは畝の責任である。いや，畝は本来責任能力を負わせるには及ばない，それこそ「畝なんかに何が教えられる」とみんな嘯くほどの小物なのである。そんなのを，投手総合コーチに置いたカープというチームのフロントの責任も，また問われなければなるまい。リーグ戦再開はついに交流戦で１０連敗したベイスターズとの戦いである。今のベイスターズは本当に弱っている。叩くなら今しかない。ましてベイスターズには開幕直後に手ひどくやられた怨念があってしかるべきだ。絶対に手を抜いてはならない。意地でも３タテ，これが上位に食い込むための絶対条件である。それができなければ，例え首位との差がそんなに開いていなくても，しょせんは最下位でしかないリームにとどまるだろう。まさにカープにとっていきなり生死を分けるべき戦いなのである。そのまえに。やっぱりコーチの配置転換しようよ。畝と迎じゃ無理だ。佐々岡と山田でいいじゃないか。そして，そろそろトレード考えようよ。中継ぎ投手陣が余っているチームなんてないだろうけれども，ホークスあたりとはいい商談ができるんじゃないかねえ。想像だけど。いったとおり下手な考え休むに似たりだったじゃない，現場監督さん。BlogPeopleSIGMA People

  2015/06/14

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  勝ったことをもってよしとする。

  昨日と違って，両手を挙げて万歳三唱，というべき勝利では，ないような気がする。しかし，勝ちは勝ちだ。交流戦で絶対的な強さを誇るホークスに連勝して，セントラルの球団で唯一勝ち越しを決めた。いや，そもそもカープがホークスにアウェイで勝ち越したことなどあっただろうか。調べるのがめんどくさいので調べないでおくが，これは歴史的事件であるといってよいだろう。残念ながら今日ドラゴンズが勝ってしまったので交流戦終了時点で未だ最下位であることは確定してしまったが，ジャイアンツとベイスターズの大失速のおかげで首位ジャイアンツとは4.5ゲーム差，そして交流戦明けに直接対決があるベイスターズとは3.5ゲーム差である。ちょっとだけ，面白いことになってきた。今日の試合を振り返ると，21安打も打って9点だからあまり褒められた攻撃ではない。しかし，それはまあ相手もあることだからやむを得ないとだけいっておこう。むしろよかったのは点の取り方である。1回にシャーホルツのホームラン，3回に2氏無走者からブラッドと松山が繋いで誠也のタイムリー，4回に丸の中押しのホームラン。これでスタンリッジをKOすると，6回には乗せるとやっかいなリリーバーの二保をつるべ打ち，8回9回と1点ずつ取って流れを渡さずと，点の取り方が極めて理想型に近かったのである。本来であればもっと点が取れただろうと思うし，チャンスでもう一押し二押しなかったのが極めて残念だが，ホークスの反撃意欲をそぐ点の取り方になったからこそ，終盤ばたばたしても大けがをせずにすんだのである。8回のドタバタ劇についていうならば，なぜここで大瀬良でなければならなかったかということをどう理解するかにもよるだろう。あくまで大瀬良をリリーフとして使いたいというのであれば，当然その作戦はありだ。しかし，結果はうまくいかなかった。それをどう理解するかである。リリーフ転向に伴う初期不良ととT￥ルカ，それとも彼には適性がない，といって語弊があるならば先発適性の方が強いとみるか。これは考え方にもよるだろうからどれが正解というものはないのかもしれない。しかし敢えて私見を述べるとすれば，一見もったいないように見えるが最初は敗戦処理的な起用，あるいは先発投手が早く崩れたときのイニングイーター的な使い方から入る方がよいのではないか。いきなりのセットアップ起用というのは，やはりいささか無理があるのだろうと考える。そこまで緒方孝市と畝が考えてリリーフ待機させているのかどうかは，かなり疑問であるが。とにかく，この2試合の勢いは完全にカープにある。しかし，ホークスというチームはそれで簡単に倒れてくれるほど甘いチームではない。明日の試合は，さらに褌を締めてかかって戦う必要がある。予告先発は福井優也対バンデンハーク。これは要注意である。今季初の一軍登板ではあるが，ファームでは5勝1敗，防御率1.17，特筆すべきは61と3分の2イニングス投げて71奪三振。堂々の奪三振王である。ただでさえ初物に弱いカープである。もちろん同じウェスタンリーグの相手であるからバンデンハークのデータくらいはあるはずだが，スコアラーがこれを咀嚼できているか，選手がそれに対応できるかどうかというところにかかってくる。ある意味今日よりタイトな試合になるかもしれない。やはり鍵を握るのはどちらが先に点を取るかだろう。カープは絶対に先制したい。今日のように1回の表にがつんとやっておけばなおよい。丸菊池が塁に出て，出来れば足でかき回して，シャーホルツとエルドレッドの長打で点を取る展開が出来れば，自ずと3連勝が見えてくる。今日勝ったことで，交流戦を久しぶりに処理津5割以上で終えることは確定した。しかし，9勝9敗と10勝8敗とでは，今後に与える影響が大きく異なってくる。今後の試合のことを考えるならば，当然ここでホークスを3タテしておかねばならないし，それができないと，とてもじゃないが順位争いになんて食い込めない。なに，昨日今日のように現場監督さんや仮免コーチが差配するような試合にならなければよいだけだ。やはり下手な考え休むに似たりだよ。現場監督さん。BlogPeopleSIGMA People

  2015/06/13

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  言うことなし。

  さすがは，黒田博樹である。これぞ彼の本領，そう言わざるを得ない。これ以上の余計な言葉は要らないだろう。ていうか，素人講釈を超えた何かが彼の投球にはある。だから，攻撃も繋がる。攝津正の出来が悪かったとはいえども，田中の先制ホームラン，誠也の中押しホームラン，そして石原のだめ押しホームラン。強打ホークスのお株を奪う攻撃ぶりである。しかも見逃せないのはホークスはランナーを出しては併殺網に引っかかったのに対して，カープは当たりが死んだり松田がすってんころんだりして併殺崩れの山。それでカープは2点余計に取ったのだから，攝津正にとってはホームランよりこちらの方が効いたことだろう。そうなのである。今日の試合はまさに黒田博樹がプロデュースしたようなものである。黒田博樹の黒田博樹による黒田博樹のための試合。そのほうが，選手のモチベイションもアップするのかもしれない。そう言えば先週の楽天戦もそうだ。勝負の帰趨に，ベンチワークが関与していたと言うことはなかった。今日もそうだ。まあ，これ以上は敢えて言うまい。新井を社済ませた判断に采配の妙があるなどというお花畑系もイルカもしれないが，ライオンズ戦から新井の状態はよくなかったし，ここまで4番に入って孤軍奮闘フル稼働してきたのだから，一日くらい休養日を作るというのはサルでもできる差配だ。まあぼちぼちとではあるがシャーホルツもエルドレッドも松山も打ち始めてきたのであるから，今日のようなスターターは十分あり得べきものである。まあ，どうでもいい。もはや天敵とでもいうべきホークスに，しかも福岡ヤフオク!ドームで勝った。アウェイでのホークス戦に勝ったのは何年ぶりだろうか。調べる気もないのでほったらかしておくが，ホークススの呪縛，福岡の呪縛を黒田博樹はまさに一振りで打ち破ってみせたのだ。これだけで十分この試合は意義深いものなのである。あとは，何も要らない。問題は，明日あさっていかに戦うかなのである。攻めて1勝1敗，あわよくば連勝に持ち込みたいのである。交流戦終盤になってセントラルのチームがばたばたとパシフィックに負け始めているだけに，もし3連勝でもしようものなら順位は動かなくとも俄然セントラルを動かす力を得ることが出来るのである。それだけのことが出来るということを，我々はもっと喜ばなければならないのである。棚ぼたで転がり込んできたチャンスであるといえども。明日の予告先発はジョンソンとスタンリッジ。ジョンソンは本当にこのところ立ち上がり不安定なだけに，先週のようなピッチングをしていたら早いイニングでホークス打線に潰される。5回100球でいいからとにかくゼロに抑えることを目標にしてもらいたいところである。そうすれば，今のカープの打線ならば，3，4点なら取るだけの力は持っている。打ち合いは絶対にNGだが，競り合いならばチャンスはあるし，ジョンソンが開幕当初に見せた安定感を取り戻すならば，十分に勝ちに持ち込める。とにかく，黒田大明神の力で憑き物はすべて祓われたのである。まさに，積年の仕返しを突きつけるチャンスが来たのである。そして，それは即ち今シーズンのペナントの帰趨を占うということだけ付け加えておきたい。下手な考え休むに似たりだよ。現場監督さん。BlogPeopleSIGMA People

  2015/06/12

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  もはや球運は緒方にないことを思い知れ。

  カープにとって憎たらしいのは，何といっても田代である。あいつがワンアウト１，２塁からおあつらえ向きの併殺コースの打球に当たらなければ，少なくとも９回のサヨナラ負けはなかっただろう。本当に，中田廉にとっては不幸と言うほかないが，これも野球である。やはり敗戦には何らかの理由があるのだ。結局のところ，相も変わらず攻撃の手駒は余したままで，せっかく赤松という切り札を手に入れながら全く使いこなせない緒方孝市の采配能力とそれを補佐するべきコーチングスタッフの無能ぶりが露呈したというべきだろう。何がどう悪いというのではない。とにかく緒方孝市の考えることがことごとく裏目裏目に出ているのである。これは，はっきり言ってもはやこれまでという証拠である。機能の思いつきオーダーがはまって，喜んで今日もと思ったら全然機能しない。それほど丸菊池田中の不振は重篤である。点が取れるようになったのはことごとく丸と菊池が出塁したときであることからも証明されるのである。そして今日はことごとくチャンスで回って3三振した田中。それほどパシフィックのピッチャーは，いや，敢えて言うなら，プロフェッショナルのピッチャーは甘くないということである。しかし，これだけファームで活躍している選手が要るにもかかわらず，しかも一軍は最下位に沈んでいるのに，徹頭徹尾自分の決めたオーダーにこだわるという緒方孝市，もはや頑固を通り越してアホである。そんなものを助けてくれるほど，野球の神様は甘くない。そして，もうお花畑的カープファンですらその存在が批判され始めた畝。仕方があるまい。あんな奴に何が教えられるとばっさりと切って捨てられるほど物笑いの種になっていたのであるから。明日からカープが変わるには，方補は2つである。彼らの頭の中身が変わるか，彼ら自身が身をひくか。個人的な見解でいわせてもらえれば，松田元の忠実なる茶坊主などに用はない。とにかくこのところ緒方や畝から選手に責任転嫁をするような発言が目立つから，なおさらである。我々は別に緒方監督で優勝して欲しいという義理はない。ただ単に強いカープが見たいだけである。だから昨日はまぐれだといっただろ，現場監督さん。BlogPeopleSIGMA People

  2015/06/11

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  アウェイでの延長戦で勝ったことだけ褒めてやる。

  なんでかねえ，もっとすっきりと勝てないものかねえ。勝ちはしたけれど，後味は悪い。とにかくひとつ間違えばすべてを失いかねない試合だった。しかもくだらないミスで。まあ，禍福はあざなえる縄のごとしと思って，開き直っていくしか今のカープには残されていないのだろうか。まずはあきれたのが丸と広輔の配置転換である。とてもじゃないが打てそうになかった丸を１番に置く起用に辟易していたし，実際それ相応の結果しか残さなかったのだが，最後の最後で増田達至から内野安打を打ったのが延長１０回４点のきっかけであるから分からないものである。そして７番に置いた田中の所に２回フルベースのチャンスが回ってきて２度とも３点タイムリーで，これが勝負を決めたのだから，これもまあよかったと言うほかない。結果論でしかないが。そして９回表に會澤がヒットで出たところに代走赤松を送って勝負を賭けて結果は失敗に終わったものの（これはミスではない。間一髪のプレイであったから），まあ仕方なしにマスクをかぶった石原が渡辺直人の送りバントを阻止して併殺に持ち込むビッグプレイである。確かに會澤もバント阻止をひとつ決めているが，くだらないパスボールをやらかしたおかげで同点に持ち込まれたわけだから，今日に関しては石原に代えてよかったということになってしまう。そして鈴木誠也である。あの信じられない落球。いったい何のために自分は起用されているのかということをもう少し考えた方がよい。確かに１０回表に打順が回ってヒットは打った。しかし，そんなもので免罪符にはならない。ただでさえその外野での守備力には疑問符がつき始めているのである。別に赤松のようなプレイを求めはしない。当たり前に出来るプレイは当たり前に出来なければならないということを少しは頭の中に置いた方がよいだろう。で，今日の試合を振り返るには大瀬良大地の中継ぎでの内容を振り返らなければならないのだろうが，私から見たら１試合だけで判断するのは時期尚早だと思っている。しかも，少なくともプロ入りしてからは完全にローテーションを守り，先発としての調整しかしたことがない大瀬良にとって，リリーフで１イニング投げた，無失点に抑えたということはそれだけでも精神的な負担となったに違いない。だから，イニングをまたがせたベンチの判断はどうなん？といわれても仕方ないだろう。少なくとも，いざ出番だろうと思っていたヒースや戸田や中田の気持ちはいかばかりだったか。それが結果的に９回裏の大ピンチに繋がったといわれても，抗弁は立たないだろう。こういうところがカープのベンチは考え方が甘いのである。だからこそ「畝に何が分かる」といわれても仕方がないところだ。そういえば，攻撃前の円陣を組むと気に指示を出しているのが迎のようだが，それこそ彼が何を言っても選手には感銘力がないことだろう。先日は石井琢朗コーチが鬼の形相でなにやら喝を入れていたらしいが，そのぐらいでないと円陣の意味なんてありゃしまい。もう夜も遅いので長々と書くのはやめて今日はこのくらいにしておく。とにかく，勝ったという事実だけは間違いないのである。野球というのは芸術点も技術点も反映されないから，これで一応はよいのである。ただし，本気で優勝ということを考えるのであれば，こんな野球をやってちゃいけない。レイによってパシフィック様々で首位ジャイアンツとの差が５．５ゲームなのであるから，とにかく勝てる試合はまぐれでもいいから勝たなければいけないのである。と，いうところで明日の予告先発が武内久士対岸孝之。ファームでの勢いを買っての起用なのだろうが，強力ライオンズ打線にどこまで立ち向かえるのだろうか。あるいはこの試合こそリリーバー総出で勝ちに行くつもりなのか。なんせ現場監督と仮免コーチ陣のやることは訳が分からないから，なってみないと分からない。今日の勝ち方はまぐれだよ，現場監督さん。BlogPeopleSIGMA People

  2015/06/10

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