滝行、火渡りをしました
滝行、火渡りをして考えたこと
昨日は生駒山千光寺で、滝行と火渡りをしました。お初体験です。
初心者コースがあると聞いていたのですが、実際には何の区別もなし。皆、同じことをしました。
思ったよりもきつくは無かったです。
今回の滝行と火渡りと、先導してくれた松本阿闍梨の話を聞いて、それがどんな意味、効果、があるのか?と考えました。
どうやら、滝行も火渡りもそれが持つエネルギーで邪気を祓い、エネルギーをもらい受けることがポイントのようです。
だから、いくら家で水道水を20mくらいの高さから落として打たれても滝行の効果はでません。そこには水が持つ滝行に必要なエネルギーが無いからです。
滝行に必要なエネルギーは、山が持つ自然のエネルギーであったり、祀られている神仏のエネルギーだったりします。
だから、それらのエネルギーの少ない滝場ではあまり効果は無いと思われます。
あと、滝場では行者が落とした霊などが浮遊していることもあり要注意です。
火渡りでも同じことが言えます。
火渡りするとき、その火の粉のエネルギーが大切です。
そのエネルギーにより、邪気を出し、良いエネルギーを受けることがポイントだと思いました。
護摩壇の初めは煙がモウモウと立ちます。煙は燻すことで邪気をよく祓います。その後で火が燃え上がります。火はエネルギーを与える力が強いです。
言わば、東洋医学で言うところの瀉して補です。そんな事をしているように思いました。
そのためには護摩壇をつくる材料の持つエネルギーが良いこと、外から呼ぶ神仏のエネルギーがきちんと入れられていることが大切と思いました。
だから、よく見る火炎の中を走る必要は本当はないと思います。
煙や温もりを受けることで、邪気祓い、エネルギーを受けることこそが大切です。
ただ、火炎の中を無傷で走るのは精神統一が必要で神仏との観応がないとできません。その効果を試すのには火炎を走っても価値がありますが、一般の人にはなかり危険なことであるし、必要ないことと思います。
松本阿闍梨から近畿地方で他にどこに良い滝場があるか聞いてきました。また機会があれば訪れてみて、どんなエネルギーなのか見てみたいと思っています。