家庭科の教材で悩む、ぱた子さん。
6年生はエプロン作成。
昔に比べれば、
色々なデザインを選べるようになってるだろうが、
それが、また、苦悩の種になる。
仲良し5人組。
だれかが、5人でおそろいにしようと言ったらしい。
おそろいっていうのが嫌なのか、
そのデザインが嫌なのか、
よくわからなかったが、
ぱた子は、なかなか決められなかった。
偶然なのか、
他の4人は、同じデザインのがそれぞれいいと思ったらしいが、
ぱた子だけ、違うデザインが良かったらしい。
みんなに合わせて、同じものにするか、
はたまた、自分の好みを追求して違うものにするか、
ここ、数日、申込の封筒を眺めては、しまい、を繰り返し、
「お母さんは、どうしたらいいと思う?」
とか、
「お母さんは、どのデザインが好き?」
と、
意見を求められた。
お母さんは、
ぱた子がいいと思ったのがいいと思うよ。
でも、
友達とおそろいにしたいっていう気持ちがあれば、
別に、それにしたっていいと思う。
私としては、内心、
自分のいいのがいいに決まってるし、
おそろい!!ってなんか、そこまでしなくてもって思うし、
それに、
たかが、エプロンの教材で、
そんなに悩むことかな?
と、思っていたが、口には出さなかった。
結局、一番の親友に、
みんなが、自分でいいと思うのにすればいいと思う!といってもらったらしく、
締め切りぎりぎりで、
自分の好きなデザインに決めた。
難しいお年頃で、
ちょっとでも仲間のうちで、はずれたようなことをすると、
どんな目に合うかわからないことを、
ぱた吉と一緒に学んだ。
そんな雰囲気の中、
ぱた子は、自分の個性を、
悩みながらでも出せたことが、
私は嬉しかった。
そして、反面、今後の展開が心配だ。
エプロンのデザインごときで、
壊れる友情なら、さっさと壊れてしまえ!!と思うのは、
当事者ではないから、言えることなんだよね。
人との関わりを学ぶことも大切だけど、
自分をいかに魅力的につくっていくか。
もし、自分がひとりであっても、
恐れない強さがあれば、
人との関わりに必要以上に怯えなくてもいいと思う。
子供を肯定してやり続けることが、
大事かな。
本人がいろいろ悩んで大きくなるんだ。
最終的には、見守るしかあるまいか。
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