まぐろどんぶり

今朝、ちょっと、びっくりした。

なにせ、遅刻ばっかりするぱた吉。

起きられんのはもとからだけど、
起きていたのに、遅刻するケースも少なくない。

どうやら、始業ぎりぎりに到着しようと思っている節がある。
早く行ったら、損だと思っている。
もはや、そうに違いない。

最近は、自分が自分でどうにかせんいけんと、自分が気づくまでは、
無理に意見を言わない。

困るのは自分なんだから。

ま、それはおいておいて、
今朝もギリギリの時間で焦っていたのか知らないが、
色違いの左右の靴下をはこうとしていた。

一方の靴下と同じ色は干してあったので、
『これこれ、色が合うのはこっちだぞ!』と、
手渡してやったら、
『へ？』
みたいな顔して、じっと靴下を見ている。

よくよく眺めた後、
ああ、これとこれ。

ひょっとしたら、色がわからんの？

と、聞いたら、

これ、全部（黒地についてる模様が）『銀』だと思ってた。
よく見たら、こっちが青っぽくて、こっちがピンクっぽいんだな。

ほお、よく見れはわかるんかい。

一瞬、びっくりしたけど、
その程度見えれば大丈夫かもね。

男女で、
微妙な色の違いを見分けることに、性差があるとは知っていたけど、
これが、そうなのかも。

いや、ぱた吉の場合、
自分が見たいものだけ見ることができる能力があるに違いない。
部屋が散らかっていても平気なのはきっと、そのせいだ。

見ることまでもオレ様なんだ。

次から靴下が、左右違ってても、ほっとこう。
自分が恥ずかしい思いをして、なおせばいい。