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BARで描く絵日記

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2007年09月24日
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 0900時、戦闘の火蓋が切っておとされた。

 指揮官が兵士らに各々の任務を命ずる。少年兵たちは、醜くはびこる雑草兵たちの殲滅、自分の任務はデッキ周辺の紅カナメ団の戦力半減である。

 いままですき放題にさせていた紅カナメ団は、すでに2mを超えている。こいつらを斬る、斬る、斬る、斬って斬って斬りまくる。

振動とともに、彼らは無数のアブラムシ爆弾を落とす。これは到底よけきれるものではない。でも肌を露出させないよう対虫戦闘用スーツ(いわゆる作業着)を着用しているから大丈夫。

 おおっ、電撃虫地雷を発見。こいつに触れると、アーミーグローブを貫いて激しい電撃をおみまいされるから要注意だ。地面に落とし、化学兵器の手を借りよう。

 切り倒した敵どもは、そのままでは収集トラックに載せてもらえないので、さらにバラバラに切断する。

 トラックが通りかかる。もちろんこの収集日にあわせて戦闘を計画したのだ。バラバラにしてくれたのは助かるが、できれば束ねて欲しいとのこと。はっ、了解しましたあ、と返答しておくが、実はこの束ねる作業が大変なのだ。

 紅カナメ団を掃討したあとは、フェンスに絡みつく謎の蔓星人の掃討に着手する。ちぎっては投げちぎっては投げ。

 葉の裏にはなにやら白くプニュプニュした生命体がたくさんいるけれども、害はなさそうだ。それよりも、ちぎった反動で細かな綿のようなものがふわふわと飛び散るのが気になる。

 数mmの白色物質がわがスーツにたくさん付着している。よく見ればぴくぴくと動いているではないか。こいつらはひとつひとつが立派な昆虫兵士だったのだ。

 うわーっ、すでに結構吸い込んでしまったかもしれない。げほげほ。心なしか息苦しい気もする。でもここで戦闘から離脱したら、あとから軍法会議が待っているぞ。顔を覆うマスクを強固に装着しなおして前線へ復帰する。

 蔓星人たちは、フェンスやら庭木やらにぐるぐるに巻きついて、隣の庭まで侵入しつつあった。ひきちぎり、ほどき、フェンスによじ登り、相手を追い詰める。ナイフで切断し、またひきちぎる。

 2時間あまりの激しい戦闘であった。こちらもだいぶ疲弊したが、敵兵力もかなり衰えたようである。

 しかし、やつらの生命力といったら人間の比ではない。1月もすればまた回復してしまうだろう。

 ただ今回の戦闘は、相手に覚られていない重要な戦略の一環なのだ。ただ無計画な戦闘を繰り返しているだけではらちが明かない。実は、今後砕石投入あるいは一部コンクリート化を考慮しており、数日後に傭兵たちが見積もりにやってくることになっている。具体的戦略は資本と交渉しだいだ。

 わが庭に平和が訪れるのは、いったいいつのことであろうか。






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最終更新日  2007年09月24日 12時17分48秒
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