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カテゴリ:イベント & 旅行記
名古屋の夜から、もう1週間もたってしまった。タイミングイズオーバーって感じもしますけど、書きはじめたからには、書き終えないと気持ちがすっきりしません。 2日目の夜は、BARNSで紹介してもらった「BAR バーレー」に行きました。ここはベルギービールとモルトだけという特殊なラインナップの店です。
ワインのように甘酸っぱいビールのあと、グレンゴインの昔のボトル。グラスはマスターが昔パリの蚤の市で買ってきたものだそうです。グリーンの多面体が、カティサークみたい。 バーレーは、マスターがひとりできりもりしている小さな店です。壁にもバックバーにもモルトがびっしり。 しばらくしたら、5,6人の団体さんが入ってきました。20代の元気だけどわりと礼儀正しい若者達。酒のこだわりなどたいしてなさそうですが、たまに訪れるメンバーが混じっているようでした。マスターはそんな彼らにも丁寧にお勧めを選んで、何気なくバーレーでできた酒たちの魅力を伝えていました。彼らは、今後どんな酒飲みに成長していくのでしょうか。 モルトを3杯いただいて、また次の店を紹介していただきました。 「Barノクターン」。スナックが数軒並ぶようなビルの廊下にたたずむ店は、やっぱり看板だけみたらスナックかと思うほど地味。 中にはいると別世界です。ノスタルジーとノワールとノクターン・・・。バックバーの奥にまた通路があって、その後ろにまたバックバーがあるという奥行きのある不思議なつくり。 カウンターに肘をついて眺める控えめなバーテンダーの所作がびっくりするほど美しいです。丁寧なのに無駄のない動きは、楽器を操っているように感じられました。
2杯目のオールドファッションドもとても良かった。ビターズの染みた角砂糖が時間がたってもなかなか溶けない。 最後に店の名をつけたカクテル「ノクターン」を注文。ミラベルブランデーとペルノーというなんとも退廃的なカクテル。
一口飲んだだけで目の焦点が合わなくなり、残念ながら途中で断念。頭ぐらぐらで飲み干せませんでした。申し訳ない、でもまた来たい。「Barノクターン」は、僕の秘孔を見事に突くバーでした。名古屋に行ったら、また絶対行く。
気がつけば、朝。二日酔いの体を引きずりながら、昼には昼の観光もしました。名古屋港の南極観測船「ふじ」を載せておきますね。
明日は都内で友人の研究のお手伝い。金にならない仕事が多い今日このごろで、バーには寄れない予定です。11/25の「The Whisky World」のイベントを楽しみにしてがんばりましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月16日 21時44分44秒
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