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カテゴリ:イベント & 旅行記
高松空港に降り立つ。
かみさんの希望により、今回は初めての添乗員付きパック・ツアーに参加。自分で行程を決められないのは不満だが、バスの中でビールを飲めるというメリットもある。 さっそくビールを購入して貸し切りバスに乗り込んだ。 車窓から善通寺の五重塔を横目にみながら大歩危・小歩危の渓谷へと向かう。 添乗員の女性は21歳の新人、一方バスガイドはベテラン。 善通寺市には、かつて大日本帝国第11師団の基地があり、乃木希典が最初の師団長となったこと、乃木希典の妻が面会に来たが追い返したというエピソードに関わる「妻帰しの松」があること、太平洋戦争時にはアメリカ兵の捕虜が収容されていたために空襲を免れ、そのため多くの資料が残され、現在でも四国防衛の要である第14旅団の司令部が置かれていること、など様々なうんちくをよどみなく語ってくれる。 メモなどは見ない。 四国八十八霊場のガイドなどもしているんだろうね。その博識ぶりに驚嘆した。 そばは噛むほど味が出るが、うどんはのど越しで食べるもの、いずれにしても、「そばはカメカメ、うどんはツルツル」で縁起よし、などのジョークも欠かさない。 大歩危・小歩危では、渓谷に転がる岩に関する地質学的知識まで披露してくれる。 本物のプロだね。 渓谷を上から見下ろして、かみさんとサスペンス劇場のスリルを楽しみ、午後3時頃に高知城に着いた。 残念ながら雨である。そして梅もなければ桜もない。 これもガイドさんの受け売りだが、この石垣は一度解体し、番号を付けて組み直したものでるらしい。雨に濡れて彩度を増したモザイクパターンがとても印象的だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月09日 16時00分33秒
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